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ポケット型Wi-Fiおすすめ端末ランキング|コスパよく使えるのはどれ?

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この記事はポケット型Wi-Fiについて、解説しています。

「ポケット型Wi-Fiっていっぱいありすぎるね。どれがおすすめなの?」

「モバイルWi-FiとポケットWi-Fiの違いって何?」

今回はそんな疑問にお答えしていきます。

本当にポケット型Wi-Fiは種類が多すぎて、選ぶのに迷ってしまいますよね。

この記事では、ポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選、ポケット型Wi-Fiの端末を選ぶ基準、モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違い、ポケット型Wi-Fi端末のメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。

この記事を読めば、ポケット型Wi-Fiに詳しくなれることうけ合いです。

これからポケット型Wi-Fiを契約しようと考えている方に、役に立つ情報を載せていますのでぜひ最後までお読みください。

【この記事で分かること】
● ポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選
● ポケット型Wi-Fiの端末を選ぶ基準
● モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違い
● ポケット型Wi-Fi端末のメリット・デメリット

\当サイトおすすめのWi-Fi 3選/

サービス名

 

ゼロ縛りWiFi

ゼロ縛りwifi ロゴ

THE WiFi

ZEUS WiFi

zeus wifi

月額料金(税込)2,805円~1,298円~
(4ヵ月まで0円)
2,178円~
(6ヶ月まで 980円~)
通信容量30GB/50GB/70GB1GB/5GB/20GB/40GB/100GB
(利用容量で料金が変動)
20GB/40GB/100GB
通信速度(下り最大)150Mbps150Mbps150Mbps
詳細ゼロ縛りWiFiの詳細を見るTHE WiFiの詳細を見るZEUS WiFiの詳細を見る

当サイトおすすめのWiFiを見る

  1. ポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選|利用できるプロバイダも解説
    1. H01(ZEUS Wi-Fi):ドコモ・au・ソフトバンク
    2. NA01(THE WiFi):ドコモ・au・ソフトバンク
    3. Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(ヨドバシWiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+
    4. Speed Wi-Fi 5G X11(GMOとくとくBB WiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+
    5. FS030W(どこよりもWiFi):ドコモ
    6. Pocket WiFi 5G A102ZT(Y!Mobile):ソフトバンク
    7. U3(MUGEN Wi-Fi):ドコモ・au・ソフトバンク
    8. Speed Wi-Fi 5G X11(Broad WiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+
    9. Rakuten WiFi Pocket 2B(Rakuten UN-LIMIT VI):楽天モバイル回線・パートナー回線
    10. U2s(ゼロ縛りWiFi):ドコモ・au・ソフトバンク
  2. ポケット型Wi-Fiの端末は何を基準に選ぶべき?端末を選ぶポイント
    1. 使用可能回線
    2. 最大通信速度
    3. 同時接続台数
    4. 連続通信時間
    5. 端末の機能
  3. モバイルルーターとポケット型Wi-Fiは何が違う?知っておきたい基礎知識
    1. モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違い
    2. ポケット型Wi-Fiとホームルーターとの違い
    3. 補足:無制限で使えるポケット型Wi-Fiはない
  4. ポケット型Wi-Fiは本当におすすめ出来る?端末を利用するメリット
    1. いつでもどこでも利用することができる
    2. 工事不要で届いた日から使うことができる
    3. 比較的安い料金で利用することができる
  5. ポケット型Wi-Fiはこの点がおすすめ出来ない|端末を利用するデメリット
    1. 通信が安定しにくい
    2. 速度が出にくい
    3. 短期間に大量データ通信を行うと制限がかかる
    4. 補足:クラウドSIMは過去に大規模な通信障害を起こしている
  6. 結論:ポケット型Wi-Fi端末はこんな人なら便利に使える
    1. 自宅でも外でもWi-Fiを使いたい人
    2. 工事不要ですぐにWi-Fiが使いたい人
    3. 短期でも利用したい人
  7. ポケット型Wi-Fiの端末に関するよくある質問は?
    1. モバイル型のポケット型Wi-Fiルーターでdocomo回線が使える物はある?
    2. モバイル型のポケット型Wi-Fiルーターはレンタルの物しかない?
    3. 急ぎの場合でもレンタルできるポケット型Wi-Fiはどこ?
  8. まとめ:ポケット型Wi-Fi端末はプロバイダによっても差があるので注意

ポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選|利用できるプロバイダも解説

ポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選|利用できるプロバイダも解説

ここではポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選をまとめました。下の表のとおりです。

プロバイダ名ZEUS Wi-FiTHE WiFiヨドバシWiMAXGMOとくとくBB WiMAX
どこよりもWiFi
端末名H01NA01Galaxy 5G Mobile Wi-FiSpeed Wi-Fi
5G X11
FS030W
月額料金20GB:2,178円
40GB:2,948円
100GB:3,828円
1GBまで:1,298円
5GBまで:1,628円
20GBまで:2,068円
40GBまで:2,596円
100GBまで3,969円
無制限
1~25か月目:4,268円
26か月~:4,950円
 

無制限
1~24か月目:4,158円
25か月目~:4,708円

5GBまで900円
20GBまで1,900円
50GBまで2,900円
50GB以降3,400円
使用回線ドコモ・au・ソフトバンクドコモ・au・ソフトバンクau 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
au 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
ドコモ
最大速度(下り)150Mbps150Mbps2.7Gbps2.7Gbps150Mbps
同時接続台数10台10台10台16台15台
連続通信時間10時間12時間16.7時間8.2時間20時間
端末独自の機能GBチャージ可能Qualcomm
チップセット2機搭載
ビームフォーミング
バンドステアリング
プロバイダ名Y!Mobile
MUGEN Wi-FiBroad WiMAXRakuten UN-LIMIT VI
ゼロ縛りWiFi
端末名Pocket WiFi 5G A102ZTU3Speed Wi-Fi 5G X11Rakuten WiFi Pocket 2BU2s
月額料金7GBまで:4,066円
7GB以降:4,818円
100GB:3,438円無制限
1~2か月目:2,090円
3~36か月目:3,894円
37か月目~:3,894円
1GBまで:0円
3GBまで:1,078円
20GBまで:2,178円
20GB以降:3,278円
30GB:3,300円
50GB:3,850円
70GB:4,180円
使用回線ソフトバンクドコモ・au・ソフトバンクau 5G
au 4G LTE
WiMAX2+
楽天モバイル回線・パートナー回線ドコモ・au・ソフトバンク
最大速度(下り)5G:2.4Gbps
4G:838Mbps
150Mbps2.7Gbps150Mbps150Mbps
同時接続台数30台10台16台16台5台
連続通信時間9時間12時間8.2時間10時間12時間
端末独自の機能ビームフォーミング
バンドステアリング

次に利用できるプロバイダも以下の順に解説していきます。

H01(ZEUS Wi-Fi):ドコモ・au・ソフトバンク

H01は、ZEUS Wi-Fiで使われているクラウドSIM型Wi-Fi端末です。対応回線はドコモ・au・ソフトバンク回線で、状況に応じて最適な回線を自動的に切り替える仕組みになっています。

最大通信速度(下り)は150Mbps、同時接続台数は最大10台まで(推奨: 5台まで)、連続通信時間は10時間です。海外でもそのまま使えます。

ZEUS Wi-Fiには契約期間なしのフリープランがあり月額料金が割高になってしまいますが、いつ解約しても契約解除料が0円です。短期で利用したいと思っている方にはおすすめのプランです。

なお契約期間が2年のプランの方は、2年をすぎれば解約しても契約解除料がかかりません。

ZEUS Wi-Fiの月のデータ容量プランは20GB・40GB・100GBですが、途中でデータ容量が足りなくなってしまった場合チャージできるオプションサービスがあります。

NA01(THE WiFi):ドコモ・au・ソフトバンク

 

NA01は、THE WiFiで使われるクラウドSIM型Wi-Fi端末です。対応回線はドコモ・au・ソフトバンク回線で、状況に応じて最適な回線を自動的に切り替える仕組みになっています。端末レンタル料金は0円です。

NA01はQualcommチップセットが2機搭載されているので、端末起動時の接続時間が短縮され、移動時の別SIM切り替えが速いという特徴があります。

最大通信速度は150Mbps、同時接続台数は10台まで、連続通信時間は12時間となっています。

海外の使用も可能です。

THE WiFiの月額料金は使用したデータ容量に応じて支払っていく段階制の料金体系になっています。データ容量の最大は100GBで、月額料金は3,960円になります。

また途中でデータ容量が100GBを超えてしまったら、データ容量をチャージできるオプションがあります。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(ヨドバシWiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは、ヨドバシWiMAXで使われるWiMAX端末です。使用回線はau 5G、au 4G LTE、WiMAX2+です。

この端末の特徴は、5G回線に対応していることと通信速度が速いことです。最大通信速度(下り)は2.7Gbps出ます。この値は他のポケット型Wi-Fiと比べると、群を抜いています。

また電波の状態が悪いところではプラスエリアモードに切り替えればauプラチナバンドが利用でき、接続状態の改善が図れます。

同時接続台数は10台まで、連続通信時間は16.7時間です。

またヨドバシWiMAXではヨドバシカメラ商品券15,000円がキャッシュバック されるので、端末代金5,000円が実質0円とされています。

さらに契約期間の縛りがないため、いつ解約しても契約解除料が発生しません。

Speed Wi-Fi 5G X11(GMOとくとくBB WiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+

Speed Wi-Fi 5G X11は、GMOとくとくBB WiMAXで使われるWiMAX端末です。使用回線はau 5G、au 4G LTE、WiMAX2+、同時接続台数は16台まで、連続通信時間は8.2時間となっています。

端末のスペックは上述したGalaxy 5G Mobile Wi-Fiと同じです。やはり5G対応で最大通信速度(下り)が同じく2.7Gbpsでます。

異なっているのが、ビームフォーミングとバンドステアリング機能を搭載していることです。ビームフォーミングとはデバイスを狙って電波を送信できる機能、バンドステアリングは2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯を自動で切り替える機能です。

プラスエリアモードでauプラチナバンドの利用もできます。本来プラスエリアモードは有料(1,100円)なのですが、GMOとくとくBBでは無料で使えることになっています。

またWiMAXのプロバイダの中では、月額料金が割安なのも魅力です。

さらに端末費が0円、月額料金が割り引き、他社からの乗り換えの方に最大41,000円キャッシュバックと特典が豊富なのもお得です。

FS030W(どこよりもWiFi):ドコモ

FS030Wは、どこよりもWiFiで使われるポケット型Wi-Fi端末です。使用回線はドコモの1社のみです。

最大通信速度は150Mbps、同時接続台数は15台まで、連続通信時間は20時間です。この連続通信時間は、今回比較した10機種のうちで最長でした。

どこよりもWiFiの月額料金は段階制をとっており、5Gまで900円で始まり50GBを超えるとずっと3,400円のままです。しかも月間のデータ容量に上限がありません(ただし混雑回避のため、1日4GBを超過した際は翌日0時まで通信速度制限となる場合があります)。

どこよりもWiFiは、月額料金が今回比較した10社の中で最安値でした。大容量も使えますし、リーズナブルなポケット型Wi-Fiと言えるでしょう。

Pocket WiFi 5G A102ZT(Y!Mobile):ソフトバンク

Pocket WiFi 5G A102ZTは、Y!Mobileで使われるポケットWi-Fi端末です。使用回線はソフトバンク1社です。

同時接続台数は30台まで、連続通信時間は9時間です。この同時接続台数は、今回比較した10社の中で最大のものです。

またPocket WiFi 5G A102ZTは、5G回線と4G回線にともに対応しており、最大通信速度は5Gが2.4Gbps、4Gが838Mbps、5Gと4Gの速さに格段の差があります。

Y!Mobileの月額料金は、7GBまで5Gデータ通信が可能な標準モードで4,066円です。7GBを超えるとアドバンスオプション加入で4Gのデータ通信が上限なしで利用できて、4,818円です。

U3(MUGEN Wi-Fi):ドコモ・au・ソフトバンク

U3は、MUGEN Wi-Fiで使われるクラウドSIM型Wi-Fi端末です。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しています。他のクラウドSIM型端末同様、その場の電波状況で最適な回線に自動で切り替わります。

最大通信速度は150Mbps、同時接続台数は10台まで、連続通信時間は12時間となっています。

MUGEN Wi-Fiの月額料金は、3,438円です。この金額で100GBまで利用可能です。この月額料金は10,000円のキャッシュバックが適用され、24か月間の実質月額料金です。1日あたりの速度制限はありません。

また2年契約の縛りがなくなるオプションサービスもあります(月額660円)。いつ解約しても契約解除料が発生しません。

さらにMUGEN Wi-Fiは、30日間お試しで使えます。30日以内であれば、満足できず解約しても全額返金されます(返金処理手数料として1,100円がかかります)。

Speed Wi-Fi 5G X11(Broad WiMAX):au 5G、au 4G LTE、WiMAX2+

Speed Wi-Fi 5G X11は、Broad WiMAXで使われるWiMAX端末です。使用回線はau 5G、au 4G LTE、WiMAX2+です。

これは上述したGMOとくとくBB WiMAXで使用されるWiMAX端末と同じ機種です。そのためスペックもまったく同じです。

通信最大速度は2.7Gbps、同時接続台数は16台まで、連続通信時間は8.2時間です。

プラスエリアモードとビームフォーミング、バンドステアリングの機能も搭載されています。

ただし月額料金は今回比較したWiMAXの中では最安値です。お得なWiMAX回線と言えます。

Rakuten WiFi Pocket 2B(Rakuten UN-LIMIT VI):楽天モバイル回線・パートナー回線

Rakuten WiFi Pocket 2Bは、Rakuten UN-LIMIT VIで使われる楽天独自のポケット型Wi-Fi端末です。対応回線は、楽天モバイル回線・パートナー回線(明記されていない)です。

最大通信速度は150Mbps、同時接続台数は16台まで、連続通信時間は10時間です。

Rakuten UN-LIMIT VIの月額料金は段階制をとっていて、0円から始まり20GB超過後はどれだけ使ってもずっと3,278円のままです。

楽天回線エリア内では無制限でデータ通信が可能です。パートナー回線エリアでは5GB超過後最大1Mbpsで使い放題となっています。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶが2022年7月1日からスタート予定です。Rakuten UN-LIMIT VIを利用中の方は、自動的にRakuten UN-LIMIT Ⅶサービスに移行されます。詳細はこちらから。

U2s(ゼロ縛りWiFi):ドコモ・au・ソフトバンク

U2sは、ゼロ縛りWiFiで使用されるクラウドSIM型Wi-Fi端末です。対応回線はドコモ・au・ソフトバンクとなります。他のクラウドSIM型端末と同じように、電波の状況に応じて最適な回線に自動で切り替わります。

最大通信速度は150Mbps、同時接続台数は5台まで、連続通信時間は12時間です。

U2sは149gと軽量なので使いやすく、連続通信時間も12時間と長時間なので外出先でも安心です。

ゼロ縛りWiFiには契約期間がありません(1年契約プランもあります)。好きなときに契約でき、好きなときに解約できます。契約解除料は発生しません。

ゼロ縛りWiFiは、申し込みも解約手続きもWEBで完結します。

カスタマーサポート平日・土日・祝日も11:00~19:00まで対応しています(年末年始と会社指定の休業日を除く)。

なおゼロ縛りWiFiは、世界135の国や地域でも使えます。

ポケット型Wi-Fiの端末は何を基準に選ぶべき?端末を選ぶポイント

ポケット型Wi-Fiの端末は何を基準に選ぶべき?端末を選ぶポイント

ここではポケット型Wi-Fiの端末を選ぶポイントについて、以下の順に解説していきます。

使用可能回線

使用可能回線は、大手3台キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に対応した端末がよいでしょう。

最近のポケット型Wi-Fiはどれもいずれかに対応していますし、クラウドSIMも3大キャリアのすべての回線に対応しています。

WiMAXだとau 5G、au 4G LTE、WiMAX2+の回線に対応しているものが主流です。

その意味で使用可能回線は、自分の好みで選んでいいでしょう。

ただしここで注意しなければならないことは、自分の住んでいるところあるいはポケット型Wi-Fiを使おうとしている場所が提供エリア内にあるかということです。提供エリア外だと好みのポケット型Wi-Fiがあっても使えません。

プロバイダの公式ホームページには必ず提供エリア検索のページがあるので、エリア確認を行ってください。

またいくら5G対応のポケット型Wi-Fiでも、自分の住んでいるところあるいはポケット型Wi-Fiを使おうとしている場所が5Gエリア外だったら、5G対応Wi-Fiは意味がないことになります。その際は4G対応のポケット型Wi-Fiを使う方がよいでしょう。

最大通信速度

最大通信速度は、速ければ速いほどよいに越したことはありません。。

しかし、ポケット型Wi-Fiの公式ホームページに記載されている最大通信速度がそのとおり出ることはまずありません。

気になるポケット型Wi-Fiがあったら、その平均速度の実測値を調べてみましょう。「みんなのネット回線速度」のページに行って、プロバイダ名で検索すれば平均速度の実測値が分かります。

その値を参考にして判断材料のひとつにしてください。

同時接続台数

同時接続台数は多ければ多いほどよいと考えがちですが、接続台数を増やすごとに通信速度は遅くなっていきます。現実的には5~6台接続して、遅延なく作業ができるようであればそれでよしとしましょう。

連続通信時間

連続通信時間は長時間使用可能なポケット型Wi-Fiを選んだ方がいいでしょう。

プロバイダの公式ホームページへ行くと、必ず端末のスペックが記載されているページがあるのでそこで確認してください。

ちなみに今回比較した10機種の中でもっとも連続通信時間が長かったのは、FS030W(どこよりもWi-Fi)の20時間でした。

端末の機能

端末の機能は今回調べた中でも、クラウドSIMではQualcommチップセットが2機搭載されていたり、WiMAXでビームフォーミング、バンドステアリングの機能が搭載されていたりする機種がありました。

ただし注意してほしいのはたとえばビームフォーミングの機能にしても、受信するデバイスもそれに対応した機能を持っていなければ意味がないということです。バンドステアリング機能にしても、受け取るデバイス側が2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯に対応していなければ機能しません。

このようにポケット型Wi-Fi側に便利な機能が搭載されていても、受信するデバイス側がその機能に応えられるのか確認する必要があります。

モバイルルーターとポケット型Wi-Fiは何が違う?知っておきたい基礎知識

モバイルルーターとポケット型Wi-Fiは何が違う?知っておきたい基礎知識

ここではモバイルルーターとポケット型Wi-Fiは何が違うのかについて、以下の順に解説していきます。

モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違い

結論から言うと、モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違いはありません。以前はモバイルWi-Fi=ポケットWi-Fiという意味で表記していました。

ところがポケットWiFiは、ソフトバンク社が販売・提供するモバイルWiFiルーターの登録商標(商品名)です。今回ソフトバンク社より「ポケットWiFiという名称をモバイルWiFiルーターの総称として使用することへの中止要請」を受けました。

そのため現在ではポケット型Wi-Fiという名称をモバイルWi-Fiルータの総称として表記しています。ポケット型Wi-Fi=モバイルWi-Fiと考えて差し支えありません。

ポケット型Wi-Fiとホームルーターとの違い

ポケット型Wi-Fiは小型で軽量、外出先へも持ち運び可能なモバイルWi-Fiです。これに対しホームルーターは自宅のみで使用する据え置き型のモバイルWi-Fiです。

ホームルーターも工事不要で、電源ケーブルをコンセントに挿すだけで使用可能です。また使用回線もポケット型Wi-Fiと同じモバイル回線です。

光回線と比べてはるかに手軽に使用できます。

補足:無制限で使えるポケット型Wi-Fiはない

無制限で使えるポケット型Wi-Fiは実のところありません。

たいていのポケット型Wi-Fiは月間のデータ容量に上限が設けられていますし、無制限をうたっているポケット型Wi-Fiも1日の使用データ容量に上限が設けられたりしています。

WiMAXも2022年2月1日から直近3日のデータ容量の制限が撤廃されましたが、それでもプロバイダの公式ホームページには大量のデータ通信を行うと速度制限がかかると明記されています。

そのため現在のところ、完全無制限で利用できるポケット型Wi-Fiはありません。

ポケット型Wi-Fiは本当におすすめ出来る?端末を利用するメリット

ポケット型Wi-Fiは本当におすすめ出来る?端末を利用するメリット

ここではポケット型Wi-Fi端末を利用するメリットについて、以下の順に解説していきます。

いつでもどこでも利用することができる

ポケット型Wi-Fi端末のメリットは、まずいつでもどこでも利用できることです。

ポケット型Wi-Fiは小型で軽量なので、いつでもサッと取り出して使用できます。また持ち運びにも便利なので自宅以外の外出先など、どこへでも持っていって使うことが可能です。

工事不要で届いた日から使うことができる

ポケット型Wi-Fi端末のメリットは、次に工事不要で届いた日から使えることです。

光回線のように面倒な開通工事は必要ありません。申し込んで端末が自宅に届いたら、接続設定すればすぐにインターネットに接続して利用できます。

比較的安い料金で利用することができる

ポケット型Wi-Fi端末のメリットは、次に比較的安い料金で利用できることです。

光回線の月額料金の相場は約4,000円~6,000円です。ポケット型Wi-Fiの場合は、約3,000円~4,000円です。リーズナブルな価格で利用できるのも魅力と言えます。

ポケット型Wi-Fiはこの点がおすすめ出来ない|端末を利用するデメリット

ポケット型Wi-Fiはこの点がおすすめ出来ない|端末を利用するデメリット

ここではポケット型Wi-Fi端末を利用するデメリットについて、以下の順に解説していきます。

通信が安定しにくい

ポケット型Wi-Fi端末のデメリットは、まず通信が安定しにくいことです。

ポケット型Wi-Fiは、回線の混雑や電波の状況に影響を受けやすい面があります。

回線が混雑する時間帯、たとえば朝の通勤時間帯、昼、夜18:00~0:00の時間帯は回線につながりにくくなる傾向があります。

また電波の届きにくい場所、たとえば高いビルの陰や建物の奥まった場所などもまた通信が不安定になりやすいです。

速度が出にくい

ポケット型Wi-Fi端末のデメリットは、速度が出にくいことです。

これも理由は上記と同じです。

回線の混雑時や電波の届きにくい場所で使用すると、どうしても速度が出にくくなります。

また速度制限がかかって、速度が落ちている場合もあります。

短期間に大量データ通信を行うと制限がかかる

ポケット型Wi-Fi端末のデメリットは、次に短期間に大量データ通信を行うと制限がかかることです。

上述したように完全無制限のポケット型Wi-Fiはありません

データ使用容量の無制限をうたっているポケット型Wi-Fiでも、短期間で大量のデータ通信することを理由に速度制限がかかると明記されています。

ポケット型Wi-Fiで大量のデータ通信をする場合は、注意しましょう。

また月間のデータ使用容量を超えてしまえば当然速度制限がかかります。対策としては日頃からデータ容量のチェックをしておき、使いすぎないことです。またはデータ容量をチャージできるポケット型Wi-Fiなら、データ容量の上限を超えてしまったときにそのオプションを使って対応するしかありません。

補足:クラウドSIMは過去に大規模な通信障害を起こしている

2019年クラウドSIMが発足した際、各社が「完全無制限」をうたっていました。そのため需要も増えましたが2020年春コロナ禍と相まって在宅ワークが増えると、大量データ通信をする人たちも増え回線になかなかつながらない状態が起きました。それが結果的に大規模な通信障害につながりました。

それ以降クラウドSIMの各社は完全無制限を廃止し、月間のデータ容量に上限を設けるようになりました。

結論:ポケット型Wi-Fi端末はこんな人なら便利に使える

結論:ポケット型Wi-Fi端末はこんな人なら便利に使える

ここではポケット型Wi-Fi端末はどんな人なら便利に使えるのか、以下の順に解説していきます。

自宅でも外でもWi-Fiを使いたい人

ポケット型Wi-Fi端末を便利に使える人は、自宅でも外でもWi-Fiを使いたい人です。

ポケット型Wi-Fiはコンパクトで軽量なので、持ち歩くには最適です。サッと取り出して、カバンやポケットに入れて持ち運べます。

そのため自宅でも外出先でもインターネットを利用したい人なら、便利に使えるでしょう。

工事不要ですぐにWi-Fiが使いたい人

ポケット型Wi-Fi端末を便利に使える人は、工事不要ですぐにWi-Fiが使いたい人です。

ポケット型Wi-Fiは、光回線のように開通工事が必要ありません。端末が届いて接続設定すればすぐにインターネットが利用できます。

そのため光回線の開通工事が面倒、または開通工事までの期間が待てないという方にはポケット型Wi-Fiがおすすめです。

また諸々の事情で光回線を引けない人も、代替策としてポケット型Wi-Fiを使えます。

短期でも利用したい人

ポケット型Wi-Fi端末を便利に使える人は、短期でも利用したい人です。

ポケット型Wi-Fiを短期で利用するなら、契約期間の縛りがないポケット型Wi-Fiをおすすめします。好きなときに契約でき、好きなときに解約できます。契約解除料も発生しません。

引っ越しなどで光回線が一時的に使えないときなど、ポケット型Wi-Fiは便利に利用できます。

ポケット型Wi-Fiの端末に関するよくある質問は?

ポケット型Wi-Fiの端末に関するよくある質問は?

ここではポケット型Wi-Fiの端末に関するよくある質問について、以下の順に回答していきます。

モバイル型のポケット型Wi-Fiルーターでdocomo回線が使える物はある?

今回比較した10機種の中で、唯一対応回線がドコモ回線のみというポケット型Wi-Fiがあります。「どこよりもWi-Fi」で使用しているFS030Wという機種です。

通信最大速度は150Mbps、同時接続台数は15台まで、連続通信時間は20時間です。この連続通信時間は、今回比較した10機種のうちで最長でした。

どこよりもWiFiの月額料金は下記の表のとおり段階制をとっています。

データ容量月額料金
5GBまで900円
20GBまで1,900円
50GBまで2,900円
50GB以降3,400円

50GBを超えるとずっと3,400円のままです。しかも月間のデータ容量に上限がありません(ただし混雑回避のため、1日4GBを超過した際は翌日0時まで通信速度制限となる場合があります)。

どこよりもWiFiは、月額料金が今回比較した10社の中で最安値でした。大容量も使えますし、リーズナブルなポケット型Wi-Fiと言えるでしょう。

モバイル型のポケット型Wi-Fiルーターはレンタルの物しかない?

そんなことはありません。

ポケット型Wi-Fiはプロバイダと契約し、どこも契約期間が定められ月額料金を支払いながら利用していきます。解約しない限り契約は続きます。

レンタルのように一時的な利用ではなく、ずっと継続的に利用していくことが前提になります。

契約期間の縛りがないポケット型Wi-Fiなら、好きなときに契約し好きなときに解約できるので、レンタルのような使い方ができます。

詳しくはこの記事の前半でさまざまなポケット型Wi-Fi10機種を紹介しているので、そちらを参考にしてください。

急ぎの場合でもレンタルできるポケット型Wi-Fiはどこ?

レンタルどっどこむ」でしょう。

レンタルどっどこむは、1日単位からレンタルが可能です。当日15:00までの申込みで最短当日発送なので、急ぎのときにも便利です。

受け取りは宅配受取・空港受取・コンビニ受取の3種類で、返却は宅配返却・空港返却・ポスト返却の3種類です。

料金は1日496円(30泊31日7,430円)からです。レンタルできるポケット型Wi-Fiの種類も多く、モバイルWi-Fi、クラウドSIM、WiMAX、ホームルーターまでそろっています。

料金も手頃だし、急ぎのレンタルのときには便利です。

まとめ:ポケット型Wi-Fi端末はプロバイダによっても差があるので注意

まとめ:ポケット型Wi-Fi端末はプロバイダによっても差があるので注意

いかがでしたでしょうか。

ここまでポケット型Wi-Fiのおすすめ端末10選、ポケット型Wi-Fiの端末を選ぶ基準、モバイルルーターとポケット型Wi-Fiの違い、ポケット型Wi-Fi端末のメリット・デメリットなどについて、詳しく解説してきました。

ポケット型Wi-Fiにある程度詳しくなられたことと思います。

結論を言うと「ポケット型Wi-Fi端末はプロバイダによっても差があるので注意」ということになります。

今回取り上げた10機種を見ても、月額料金・速度・同時接続台数・連続通信時間・性能と本当にさまざまです。

まずはこの10機種の比較をもとに、自分の気に入ったポケット型Wi-Fiを選んでみてください。

気に入ったポケット型Wi-Fiがなければ、独自に納得できるまで調べてみてください。

この記事がこれからポケット型Wi-Fiを契約しようと考えている方に、少しでもお役に立てるならうれしいです。