大手キャリアに比べて、かなり安い料金で利用できる格安SIM。通信費を抑えるため、乗り換えを検討しているゲーマーの人もいるでしょう。
しかし、あまりにも提供されている格安SIMが多すぎて、どこと契約すれば良いのかわからないという人が多いはずです。
そこで、今回はゲームにおすすめの格安SIM6選をご紹介。
各社の特徴はもちろん、選ぶ際のポイントや利用する上で注意したい点などについても詳しく解説しています。
本記事を読むことで、お得に楽しくスマホゲームを遊べるようになりますよ。
それでは、解説していきます。
・ゲーマーが格安SIMを選ぶときに大事な5つのポイント
・ゲームにおすすめの格安SIM6選
・格安SIMでゲームを遊ぶ際に気をつけたい3つの注意点
・格安SIMで快適にゲームを楽しむ2つのコツ
\ゲームにおすすめの格安SIM 6選/
格安SIM名 | 楽天モバイル | UQモバイル | HISモバイル | OCNモバイルONE | ワイモバイル | LinksMate |
月額料金 | 【音声:従量タイプ】 〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 | 【音声】 3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 | 【音声】 1GB:290〜550円 3GB:770円 7GB:990円 20GB:2,190円 50GB:5,990円 【データ】 1GB:440円 3GB:580円 7GB:880円 20GB:2,080円 50GB:5,880円 【データ:従量タイプ】 〜100MB:198円 100MB〜2GB:770円 2〜5GB:1,320円 5〜10GB:2,310円 10〜15GB:3,300円 15〜30GB:5,775円 | 【音声】 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 【データ】 3GB:858円 6GB:1,188円 10GB:1,628円 | 【音声】 3GB:2,178円 15GB:3,278円 25GB:4,158円 | 【音声】 100MB〜1TB:517〜49,852円 【データ】 100MB〜1TB:165〜49,500円 |
データ容量 | ・楽天エリア利用時は無制限 ・パートナー回線(au)は5GBまで | ・3〜25GB | ・100MB〜50GB | ・500MB〜10GB | ・3〜25GB | ・100MB〜1TB |
通信速度 | 平均Ping:51.05ms 平均下り速度:57.84Mbps 平均上り速度:26.62Mbps | 平均Ping:50.21ms 平均下り速度:79.24Mbps 平均上り速度:15.09Mbps | 平均Ping:83.98ms 平均下り速度:31.71Mbps 平均上り速度:8.58Mbps | 平均Ping:56.14ms 平均下り速度:56.19Mbps 平均上り速度:10.89Mbps | 平均Ping:42.72ms 平均下り速度:56.64Mbps 平均上り速度:12.99Mbps | 平均Ping:49.77ms 平均下り速度:79.82Mbps 平均上り速度:11.06Mbps |
楽天モバイルの詳細を見る | UQモバイルの詳細を見る | HISモバイルの詳細を見る | OCNモバイルONEの詳細を見る | ワイモバイルの詳細を見る | LinksMateの詳細を見る |
ゲームをしたい人は知っておきたい格安SIMを選ぶ際のポイント5つ
まずはゲームをしたい人は覚えておきたい格安SIMの選ぶ際のポイントを紹介していきます。
特に気をつけたいのは下記の5つです。
ゲーム向けのプランを探す場合、通常の選び方とはやや見るべきポイントが異なります。ゲーマーの人はしっかり確認しておきましょう。
それでは、解説していきます。
通信速度
ゲームを格安SIMで快適にプレイしたい場合、まずは通信速度を確認しましょう。
通信速度が速いと次のような恩恵が受けられます。
・アプリ自体のダウンロード・アップデートがすぐに終わる
・ゲームに必要な情報を調べる際のブラウジングが快適になる
・オンラインゲームのプレイ中のロード時間が短縮される
無駄な時間を減らし、ゲームに没頭できる時間を増やせますよ。
通信速度を確認するときに気をつけたいのいが、実測値をチェックすること。
通信サービス全般にいえることですが、スペック上に記載されている速度と実際に出る速度はかけ離れています。
つまり、公式サイトの情報ではなく、ユーザーたちが計測したい実際の速度を調べることで本当の実力がわかることに。
また、同じサービスでもエリアごとに速度が異なるので、できるだけ同じエリアの実測値の確認がおすすめです。
オンライン必須のタイトルをプレイする場合は、必ず回線速度は確認しておきましょう。
データ容量
格安SIMではプランごとに通常速度で使える通信量上限というものが定められています。
上限を超えていない場合は問題なく使えるのですが、上限を超えた瞬間から各社が指定した速度まで制限がかかります。
オンライン前提のゲームはほとんど遊べない状況になることも。
通常の速度で遊びたい人は毎月の通信量を確認し、自分に合った容量を選ぶようにしましょう。
容量に余裕のあるプランを選択することもひとつの手ですが、容量が多ければ多いほどもちろん料金も高めに。毎月使っている通信量を確認し、使用量ギリギリの容量を持つプランを選ぶことでコストパフォーマンスを最大化させられます。
通信制限
理由はシンプルで速度制限がかかってしまうと、快適に遊べなくなってしまうためです。
速度制限の主な種類は下記の2つ。
・データ上限超過による制限
・時間帯や混雑による制限
データ上限超過は自分に合った容量を選ぶことで回避可能です。
先ほど述べた容量選びのポイントと、後述する利用頻度別の容量目安をぜひ参考にしてみてください。
気をつけたいのが時間帯や混雑による制限です。
時間帯による制限に関する情報は公式サイトに記載されていない会社がほとんどですが、なかにはしっかり記載している会社もあります。
例えば、mineoの「マイそく」プランは平日12〜13時は最大32kbpsという速度まで制限されることが、公式サイトにしっかり記載されています。
通信混雑による制限はほとんどの格安SIMに存在。
特に制限されてしまうことが多いのは通勤時間・お昼時・午後8時付近といった利用者の多い時間帯です。
混雑による制限を回避したい場合は、口コミなどを確認して自分のゲームしたい時間に混みにくい格安SIMを選ぶようにしましょう。
常にキャリア回線で快適にゲームをプレイしたい場合は、大手キャリアもしくは大手キャリアが運営する格安SIMがおすすめです。
カウントフリーの有無
格安SIMを探しているゲーマーの人は、ぜひカウントフリーがないかも確認してみてください。
カウントフリーというのは、特定のアプリ・サービス利用時の通信量がカウントされなくなる特典のこと。
カウントフリーが使えると、通常よりも少ないプラン容量で快適にスマホを運用可能に。より安い料金で運用できる可能性が高くなりますよ。
対象となるアプリ・サービスは利用する会社や選ぶプランによって異なります。
自分のプレイしているタイトルが対象のカウントフリーが使える格安SIMを選ぶことで、お得かつ快適にゲームプレイが可能に。
遊ぶタイトルが決まっている人はぜひチェックしてみてください。
月額料金
スマホのキャリアは長期的に契約することが多い傾向にあります。
そのため、ひと月では少額の差でも、長い目で見ると大きな差に。
例えば、会社Aと会社Bの月額料金の差が300円の場合、1年では3,600円、2年では7,200円もの差となります。
また、基本料金だけでなく、利用できる割引のチェックも大切です。
代表的な割引のひとつに光回線とのセット割があります。
セット割に対応していると、特典によっては毎月1,000円以上スマホ料金がお得になるものも。
ランニングコストを重視する人は特に気をつけるようにしましょう。
ゲームにおすすめの格安SIM6選
それでは、いよいよゲームにおすすめの格安SIM6選を紹介していきます。
ゲーマーの人におすすめしたい格安SIMは下記の6つです。
格安SIM名 | 楽天モバイル | UQモバイル | HISモバイル | OCNモバイルONE | ワイモバイル | LinksMate |
月額料金 | 【音声:従量タイプ】 〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 | 【音声】 3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 | 【音声】 1GB:290〜550円 3GB:770円 7GB:990円 20GB:2,190円 50GB:5,990円 【データ】 1GB:440円 3GB:580円 7GB:880円 20GB:2,080円 50GB:5,880円 【データ:従量タイプ】 〜100MB:198円 100MB〜2GB:770円 2〜5GB:1,320円 5〜10GB:2,310円 10〜15GB:3,300円 15〜30GB:5,775円 | 【音声】 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 【データ】 3GB:858円 6GB:1,188円 10GB:1,628円 | 【音声】 3GB:2,178円 15GB:3,278円 25GB:4,158円 | 【音声】 100MB〜1TB:517〜49,852円 【データ】 100MB〜1TB:165〜49,500円 |
データ容量 | ・楽天エリア利用時は無制限 ・パートナー回線(au)は5GBまで | ・3〜25GB | ・100MB〜50GB | ・500MB〜10GB | ・3〜25GB | ・100MB〜1TB |
通信速度 | 平均Ping:51.05ms 平均下り速度:57.84Mbps 平均上り速度:26.62Mbps | 平均Ping:50.21ms 平均下り速度:79.24Mbps 平均上り速度:15.09Mbps | 平均Ping:83.98ms 平均下り速度:31.71Mbps 平均上り速度:8.58Mbps | 平均Ping:56.14ms 平均下り速度:56.19Mbps 平均上り速度:10.89Mbps | 平均Ping:42.72ms 平均下り速度:56.64Mbps 平均上り速度:12.99Mbps | 平均Ping:49.77ms 平均下り速度:79.82Mbps 平均上り速度:11.06Mbps |
初期費用 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 事務手数料:3,300円 SIM手配料:433.4円 | 3,300円 | 事務手数料:3,300円 eSIM発行料:550円 |
「低料金」「快適にゲームができる速度」という2つの観点から選りすぐりゲーム向けの格安SIMをピックアップしました。各サービスの詳しい特徴については次項で詳しく解説していますよ。
ゲームにおすすめの格安SIM6選の特徴を解説
続いて、先ほど紹介したおすすめのゲーム向け格安SIM6社それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
料金や速度のほか、各社が独自に行なっている特典・サービスについても解説していますよ。
それぞれ解説していきます。
・UQモバイル:節約モード利用時はデータ消費が0に
・HISモバイル:基本料金の安さは業界トップレベル
・OCNモバイルONE:端末セールでお得にスマホを入手可能
・ワイモバイル:家族割で2回線目以降は格安に
・LinksMate:ゲームに特化した格安SIM
楽天モバイル:楽天エリア内であれば大容量の通信時も安心
格安SIM名 | 楽天モバイル |
月額料金 | 【音声:従量タイプ】 〜3GB:1,078円 3〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 |
データ容量 | ・楽天エリア利用時は無制限 ・パートナー回線(au)は5GBまで |
通信速度 | 平均Ping:51.05ms 平均下り速度:57.84Mbps 平均上り速度:26.62Mbps |
初期費用 | 0円 |
ゲーマーにまずおすすめしたいのが楽天モバイルです。
料金体系に従量タイプを採用していることが特徴で、利用したデータ量に応じて支払う料金が変動します。
最安になるのは月使用量が3GB未満のときで1,078円、20GB以上はいくら利用しても3,278円です。
楽天エリア内であれば、通常速度でデータを無制限利用できますよ。
速度も平均下り57.84Mbpsを記録しており、問題なくあらゆるスマホゲームが楽しめます。
他には特典が豊富だったり、最新の端末を扱っていたりといった魅力も。
楽天回線が使えるエリアに住んでいるのであれば、まず検討したい格安SIMです。
UQモバイル:節約モード利用時はデータ消費が0に
格安SIM名 | UQモバイル |
月額料金 | 【音声】 3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 |
データ容量 | ・3〜25GB |
通信速度 | 平均Ping:50.21ms 平均下り速度:79.24Mbps 平均上り速度:15.09Mbps |
初期費用 | 3,300円 |
次におすすめするゲーム向けのキャリアがUQモバイルです。
利用料金は月額1,628〜3,828円で、容量は3GB/15GB/25GBの3種類を用意しています。
UQモバイルの大きな特徴のひとつが節約モードを使うことで、通信量の節約ができる点です。
節約モードに設定すると最大300kbpsまで速度が制限されるかわりに、データ消費がカウントされなくなります。あまりデータを使いたくない場合におすすめです。
大手キャリアのサブブランドだけあって、通信速度の実測値も問題ありません。
また、光回線とのセット割を使えば、さらに料金を安くすることも可能。
安定した回線が使いたい人や、節約モードに魅力を感じる人はぜひ契約を検討してみてください。
HISモバイル:基本料金の安さは業界トップレベル
格安SIM名 | HISモバイル |
月額料金 | 【音声】 1GB:290〜550円 3GB:770円 7GB:990円 20GB:2,190円 50GB:5,990円 【データ】 1GB:440円 3GB:580円 7GB:880円 20GB:2,080円 50GB:5,880円 【データ:従量タイプ】 〜100MB:198円 100MB〜2GB:770円 2〜5GB:1,320円 5〜10GB:2,310円 10〜15GB:3,300円 15〜30GB:5,775円 |
データ容量 | ・100MB〜50GB |
通信速度 | 平均Ping:83.98ms 平均下り速度:31.71Mbps 平均上り速度:8.58Mbps |
初期費用 | 3,300円 |
とにかく料金を抑えたい人におすすめしたいのがHISモバイルです。
定額タイプと従量タイプ、プリペイドタイプという3種類の料金体系を用意。
定額タイプ/音声プランの基本料金は月額550〜5,990円で、データ量は1GB/3GB/7GB/20GB/50GBの5種類から選べます。
3GBは770円、7GBでも990円という安さで運用できますよ。
速度の実測値は平均下り31.71Mbpsと他社に比べるとやや控えめ。
速度よりも料金を重視したい人や、ライトゲーマーの人におすすめです。
OCNモバイルONE:端末セールでお得にスマホを入手可能
格安SIM名 | OCNモバイルONE |
月額料金 | 【音声】 500MB:550円 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 【データ】 3GB:858円 6GB:1,188円 10GB:1,628円 |
データ容量 | ・500MB〜10GB |
通信速度 | 平均Ping:56.14ms 平均下り速度:56.19Mbps 平均上り速度:10.89Mbps |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 SIM手配料:433.4円 |
続いて、紹介する格安SIMはOCNモバイルONEです。
料金は最安のプランで月額550円、最も容量の多い10GBプランは月額1,760円で利用できます。
OCN光とセット契約すれば、さらに毎月220円の割引が可能です。
そんな本サービスでは端末セールを活用することで、お得にスマホを入手できます。
例えば、Xperia 10 Ⅳの通常価格は50,600円ですが、端末セールを使えば31,900円という安さで購入可能です。
品質調査で高い評価も受けていることもあり、通信速度も格安SIMのなかではなかなか速め。
速度制限がかかっている状態でなければ、あらゆるジャンルのゲームを快適にプレイできます。
端末を安く手に入れたい人や、品質の高いドコモ回線が利用できるサービスを探している人におすすめです。
ワイモバイル:家族割で2回線目以降は格安に
格安SIM名 | ワイモバイル |
月額料金 | 【音声】 3GB:2,178円 15GB:3,278円 25GB:4,158円 |
データ容量 | ・3〜25GB |
通信速度 | 平均Ping:42.72ms 平均下り速度:56.64Mbps 平均上り速度:12.99Mbps |
初期費用 | 3,300円 |
次に紹介するのがワイモバイルです。
用意しているプランは3GB/15GB/25GBの3種類。
利用料金は2,178〜4,158円と他社サービスと比べて、やや高めの料金に設定されています。
しかし、ワイモバイルでは家族割の利用が可能です。
家族割を使えば2回線目以降の利用料が毎月1,188円引きに。最大9回線まで適用できる点も大きな魅力です。
また、他にも固定回線とのセット割や、格安SIMでは珍しく実店舗がある点もGood。
家族で乗り換えを検討している人や、サポートを重視したい人にぴったりです。
LinksMate:ゲームに特化した格安SIM
格安SIM名 | LinksMate |
月額料金 | 【音声】 100MB〜1TB:517〜49,852円 【データ】 100MB〜1TB:165〜49,500円 |
データ容量 | ・100MB〜1TB |
通信速度 | 平均Ping:49.77ms 平均下り速度:79.82Mbps 平均上り速度:11.06Mbps |
初期費用 | 事務手数料:3,300円 eSIM発行料:550円 |
続いて、紹介するのがLinksMateです。
プラン数は全部で114種類あり、選べる容量も100MB〜1TBと幅広く用意しています。
利用料金は音声プランが月額517〜49,852円、データプランが月額165〜49,500円です。
LinksMateにはゲーマー向けの数多くの特典・サービスが用意されています。
まずおすすめしたいのが、月額550円の「カウントフリーオプション」です。
加入することで「グランブルファンタジー」や「ウマ娘」といった対象タイトルプレイ時の通信量が90%以上OFFに。
また、LinksMateユーザーはゲーム内で限定特典をもらうことができます。
安い料金でとにかくゲームを遊びたい人にはまさにうってつけの格安SIMです。
格安SIMでゲームをする際の注意点3つ
続いて、格安SIMでゲームをする際の注意点について解説していきます。
特に気をつけたいのは次の3つです。
格安SIMでゲームをプレイする上で気をつけたい点についてまとめています。契約手続きに進む前に一度目を通しておきましょう。
時間帯や場所によって、通信速度が低下する
格安SIMは時間や場所によっては通信速度がかなり低下してしまいます。
格安SIMは大手通信会社の回線をレンタルして運営しており、大手キャリアに比べて回線品質が劣っているために起きてしまう現象ですね。
特に通勤時間や午後8時付近などのスマホ利用者の多い時間帯は、格安SIMと大手キャリアの差が顕著に現れます。
3大キャリアから格安SIMへの乗り換えを考えている人はしっかり覚えておきましょう。
通信速度制限がかかる場合がある
格安SIMでゲームをプレイしていると通信速度制限にかかる場合があります。
すでに述べているように、主な通信制限の種類は次の2つ。
・データ上限超過による制限
・時間帯や混雑による制限
買い切り型のRPGなどプレイ中に通信が必要ないオフラインゲームであれば問題ありません。
ゲームのインストールやアップデートをする際にもデータを消費する
ゲーム中以外にもデータを消費してしまう点にも注意が必要です。
スマホでゲームをプレイする場合、ゲーム中の通信だけでなく、ゲーム自体のインストールやアップデートの際もデータは消費されます。
特に最近のゲームはデータ容量が大きい傾向にあるため、1回のインストール・アップデートで通信容量をほとんど使い切ってしまうことも。
3Dグラフィックを多用するゲーム容量はかなり大きめ。キャリア回線ではなく、Wi-Fi接続を利用するといった対策が必要です。
また、カウントフリーの対象内のゲームであったとしても、アップデートなどにかかる通信量はカウントされてしまうことがありますので注意してください。
ゲームの利用頻度別 格安SIMで必要なデータ容量の目安
続いて、ゲームの利用頻度別に格安SIMで必要なデータ容量について解説していきます。
まず結論からですが、それぞれの利用頻度に必要なデータ量の目安は下記のとおりです。
容量選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
それでは、それぞれ解説していきます。
ヘビーゲーマー:15GB〜
毎日複数のゲームをプレイする人や、MMORPGをよく遊ぶヘビーゲーマーの人は15GB以上の容量を選びましょう。
最近のオンラインゲーム、特に3Dを多用するゲームは頻繁に大量のデータ通信が必要となります。
10GB未満だと月の途中でデータ上限を突破してしまう可能性が高め。複数タイトルをプレイしているのであれば、突破する可能性はさらに高くなります。
急なアップデートなどにも対応できるように、15GB以上の容量を選んでおくと安心です。
ミドルゲーマー:3〜15GB
ヘビーゲーマーほどではなくとも、定期的にスマホゲームで遊ぶミドルゲーマーの人には3〜15GBの容量がおすすめです。
ゲームを遊ぶ頻度やタイトルにもよりますが、3〜15GBほどあれば、ほとんどのゲームは快適に楽しめます。
通信量が抑えめのゲームであれば、定期的に遊んだとしても5GB前後あればデータ容量は足ります。ゲームの他にも少し動画試聴を楽しみたい場合や、やや重めのゲームを遊びたい場合は10GB以上あると安心です。
ライトゲーマー:〜3GB
ほとんどゲームはプレイせず、暇なときにしか遊ばないライトゲーマーの人は3GB未満でOK。
特に簡単なパズルゲームなどはほとんど通信量を必要としないため、少なめの容量を選んでもまず問題ありません。
また、買い切り型のRPGなどオフラインゲームをメインに遊ぶ場合も容量はほとんど必要ありません。容量が少なめのプランを選び、通信費を抑えましょう。
格安SIMでゲームを楽しむコツ2つ
ここからは格安SIMでゲームを楽しむコツを紹介していきます。
格安SIMは料金が安い分、容量が少なかったり、時間や場所によっては接続が安定しなかったりといった弱点があります。ただ、工夫をすることで十分ゲームを楽しめますよ。
今回紹介するコツは次の2つです。
通信が混雑する時間帯のプレイを避ける
格安SIMでゲームを楽しむ1つ目のコツは、通信が混雑する時間帯のプレイを避けることです。
すでに述べているように、格安SIMでは利用者数が多く混雑しやすい時間帯に、速度制限をかけることがあります。
速度制限がかけられると、ゲームによってはホーム画面すら開けないことも。
格安SIMを快適に使う上で大事なのが利用する時間帯です。
混雑しやすい時間帯を避けて格安SIMを使うことで、問題なくゲームのプレイが可能に。
オンライン前提のゲームをプレイしている人はぜひ覚えておきましょう。
Wi-Fiがある場所ではなるべくWi-Fiに接続する
2つ目のコツはWi-Fiがある場所ではなるべくWi-Fiに接続すること。
最近のほとんどのゲームは、通信することを前提に開発されています。
シナリオ閲覧やガチャなどゲーム内のあらゆるところで通信が必須です。
また、アプリ自体のダウンロードや、大型アップデートの際にはたくさんのデータ量を使うことになります。
アプリによっては一度に10GB以上のデータを消費してしまうことも。
キャリア回線でアップデートしてしまうと、あっという間に通信量上限を突破してしまいます。
Wi-Fi接続を使うことで、格安SIMのデータ量を使うことなく、アップデートなどが可能に。
大容量の通信が必要となる際はWi-Fiを利用しましょう。
格安SIMゲームに関するよくある質問
最後に格安SIMゲームに関する質問をまとめていきます。
今回答えるのは下記の4つの質問です。
ゲーマーが特に気になるような疑問を集めました。似た内容の疑問・悩みを抱えている人はぜひ参考にしてみてください。
それでは、順番に答えていきます。
ゲームのデータは引き継ぎできる?
最近のスマホゲームの多くはサーバー上でユーザーデーターの管理を行っています。
そのため、たとえ機種変更した場合でもほとんどのデータは引き継ぎ可能です。
ただ、引き継ぎを行うためには、事前に引き継ぎ設定を済ませておく必要があります。
事前に引き継ぎ設定をしないまま機種変更をすると、最悪の場合、大切なゲームデータが消えてしまいます。引き継ぎたいタイトルは事前に設定を済ませておきましょう。
データ容量無制限の格安SIMはある?
容量無制限で使える主な格安SIMは下記のとおりです。
・楽天モバイル:楽天回線利用時のみ無制限で利用可能
・mineo(マイそく):無制限だが最大速度300kbps〜3Mbpsという条件付き
・ロケットモバイル(神プラン):無制限だが最大速度200kbpsという条件付き
ゲームプレイに支障のない回線速度と容量無制限と併せ持っている格安SIMは、現状楽天モバイルのみです。
大容量プランを探している人は、ぜひ楽天回線のエリア内に入っているか確認してみてください。
テザリングでもゲームはできる?
キャリア回線を他のデバイスに共有できるテザリング機能を使えば、SIMを搭載していないタブレットやスマホでもゲームが楽しめます。
テザリングを使えばPCもネット接続できますが、PCゲームはスマホゲームに比べて、必要な通信量が多めなためおすすめしません。
テザリング機能で使用したデータ量もしっかりデータ使用量としてカウントされます。使いすぎると上限突破による速度制限にかかってしまいますので、利用する際は注意してください。
ゲームができない場合の対処法は?
・端末を再起動する
・アップデートがないか確認する
・サービスが終了していないか確認する
・対応OSであるか確認する
まずは端末を再起動してみましょう。
原因不明のエラーが確認されて、ゲームがプレイできるようになる可能性があります。
端末を再起動しても改善されない場合は、他の方法を試してみましょう。
まとめ:ゲームにおすすめの格安SIMは「LinksMate」
今回はゲームの利用におすすめしたい格安SIM6選を紹介してきました。
ピックアップした格安SIMはどれも魅力的ですが、特におすすめなのは「LinksMate」です。
・全114種類のプランを用意しており、自分に合ったプランを見つけやすい
・月額オプションでゲームを対象としたカウントフリーが使える
・LinksMateと対象ゲームの連携特典も使える
LinksMateはまさにゲーマー向けのサービスです。
ぜひ本記事を参考にして、お得な料金でスマホゲームを楽しみましょう。