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キャリアから格安SIMに乗り換えたい?5つの手順に分けて徹底解説

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「なんとなく大手キャリアを使い続けているけど、格安SIMにしたほうがいいのかな?」と気になっていませんか?

この記事では格安SIMへはじめて乗り換えるユーザー向けに、乗り換え手順からおすすめの格安SIMキャリアまで一挙に紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

【この記事でわかること】
●格安SIMへ乗り換える方法
●格安SIMへ乗り換えるために準備するもの
●格安SIMへ乗り換える手順
●お得な格安SIMの選び方
●格安SIMの乗り換えについてよくある質問

\当サイトおすすめの格安SIM 3選/

サービス名

 

ahamo
ahamo
LINEMO
LINEMO
楽天モバイル
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月額料金(税込)2,970円~990円~1,078円~
通信プラン20GB/100GB3GB/20GB3GB/20GB/無制限
最大通信速度4.1Gbps3.0Gbps2.8Gbps
詳細ahamoの詳細を見るLINEMOの詳細を見る楽天モバイルの詳細を見る

 

格安SIMに乗り換えるには?方法は2種類ある

2種類

格安SIMを契約する際にはSIM(通信サービス)のみ契約するか、使うスマホを同時に購入するかの2種類の方法があります。

大手キャリアではスマホを同時に購入することが多いため、『SIMのみを契約する』ことにピンと来ない方も多いかもしれませんね。

この章では以下2種類の格安SIMを契約する方法について、解説しています

端末をそのまま流用して使う

格安SIMではスマホを購入せず、SIM(通信サービス)のみを契約することが可能です。

今使っているスマホがまだ新しく、十分に利用し続けられるケースはこちらがおすすめです。

この方法で契約する場合は、格安SIM各社が公開している『動作確認済み端末』に、手持ちのスマホが該当するかどうかを事前に必ずチェックしましょう。

基本的にスマホとSIMをセットで販売する大手キャリアとは異なり、格安SIMでは利用者自身が用意したスマホとSIMの組み合わせについて、動作保証していません。※

うっかりチェックを忘れて、スマホを買い直す羽目にならないよう、必ず契約前に調べてみてくださいね。

※格安SIMが販売するスマホを利用する場合は、動作保証されています。

端末ごと乗り換える

スマホを販売している格安SIMであれば、通信契約の乗り換えと同時にスマホを購入し、端末ごと乗り換えることも可能です。

前の項目で紹介した、自分で用意した端末を流用する方法では『動作確認済み端末』のチェックが必須でしたが、端末ごと乗り換える場合は不要です。

なぜなら格安SIMが販売しているスマホは、大手キャリアと同様に自社のSIMで正常動作することを前提に販売しているため。

「今のスマホを長く使っているから、そろそろ買い替えたいな」や「仕組みや相性の理解に手間をかけたくない」という方は、端末ごと乗り換えることをおすすめします。

格安SIMに乗り換えるなら|事前に準備しておくものはある?

準備

格安SIMに乗り換える際に、事前に準備が必要なアイテムがいくつかあります。この章では代表的なものを4つ紹介しました。

手続き途中や、契約成立後に「あっ、あれがない!」と慌ててしまわないよう、ぜひこの章を参考に万全な準備をしてくださいね。

使用するスマホ(端末)

SIMだけで通信サービスは利用できません。必ずスマホも用意しておきましょう

手持ちのスマホを使う場合は、必ず『動作確認済み端末』に該当するか確認してくださいね。該当しない場合でも通信できる可能性はありますが、いかなる事態が発生しても自己責任となります。

乗り換え前のキャリアで保証オプションに加入している場合は、乗り換え前に保証を利用して電池パックの交換など、長く使うためのメンテナンスをしておくのがおすすめ。

なお、Apple care+などキャリアの契約とは関係ない保証の場合は、格安SIMへ乗り換えたあとでも有効期限内なら保証対応が受けられますよ。大手キャリアのスマホを使う場合は、SIMロック解除手続きも忘れずに行いましょう。

MNP予約番号(電話番号をそのまま使う方に限る)

ほかのキャリアで使用している電話番号を、そのまま格安SIMへ移行して使う場合は『MNP予約番号』が必要です。

現在契約しているキャリアへ連絡すると、15日間有効の『MNP予約番号』が発行されます。こちらを格安SIMの契約画面へ入力して手続きすることで、今までの電話番号をそのまま引き継いで利用可能です。

なお格安SIMで新しく電話番号を発行する場合、『MNP予約番号』は不要です。

前述の通り、『MNP予約番号』には有効期限があるため、乗り換え手続きをする直前に発行手続きをするのがおすすめ。大手キャリアは基本的に即日発行可能ですが、一部の格安SIMキャリアでは発行までに数日かかるケースもあります。

乗り換え手続きに間に合うように準備しましょう。

乗り換え先のSIMカード

格安SIMと契約が成立したら、SIMカードが渡されます。店頭契約の場合は手渡しで、オンラインの場合は郵送されることが一般的です。

最近では通信プロファイルをインストールする『eSIM』というタイプもありますね。

いずれの形であっても通信するためには、SIMカードをスマホへ挿入・インストールする必要があります。うっかり紛失してしまわないように注意しましょう。

また近年のスマホであればSIMカードのサイズは、ほぼ『nanoサイズ』です。契約の際は使用予定のスマホのSIMサイズをチェックしてから、選択してくださいね。

SIMピン(クリップでも可)

iPhoneや一部のAndroid端末では、SIMカード挿入場所(SIMトレイ)を開けるためにピンが必要なケースがあります。爪でSIMトレイを引き出せるスマホの場合は、不要です。

一部のスマホでは付属品のひとつとして、SIMピンが同梱されています。SIMピンが手元にない場合は、ゼムクリップのような針金を折り曲げて作られたクリップの端で代用可能ですよ。

スムーズに開けるコツは、差し込んだSIMピンやクリップの端に対してまっすぐに力を入れること。防水性能を維持するため、SIMトレイの開閉には少し強めの力が必要な設計になっています。

特にクリップで代用する際は、SIMピンよりも素材が柔らかいため、慎重に作業しましょう。

格安SIMに乗り換えるには?5つの手順に分けて解説

手順

ここまでは格安SIMへ乗り換えるためのアイテムを紹介しましたが、この章では手続きの流れに沿って解説しています。

前述のアイテムの入手方法についても紹介していますので、あわせてチェックしてくださいね。

手順①:MNP予約番号を取得する

最初に、現在契約しているキャリアへ連絡して『MNP予約番号』を取得しましょう。有効期限は15日間のため、手続き直前に取得するのがベストですね。

以下に主なキャリアの『MNP予約番号』を取得できる窓口を紹介します。

【ドコモ】
●ドコモショップ
●コールセンター(151)
●My docomo

【au】
●auショップ
●コールセンター(0077-75470)

【ソフトバンク】
●ソフトバンクショップ
●コールセンター(*5533)

※コールセンターの番号は、いずれも各キャリア契約の電話番号から架電する場合

auとソフトバンクはWebから取得できないため、注意しましょう。

手順②:本人確認書類を準備する

格安SIMで契約手続きする場合、本人確認書類の提示が必要です。格安SIM各社が定めた必要書類を準備しましょう。一般的な書類を以下に紹介します。

●運転免許証
●健康保険証+補助書類
●特別永住者証明書
●パスポート
●住民基本台帳カード
●マイナンバーカード
●在留カード

本人確認書類は有効期限内であること、そして現住所が記載されていることなどが条件になっているケースがほとんどです。

書類の準備とあわせて、申し込みの内容に誤りがないように注意しましょう。特にオンラインで申し込みをする場合は、漢字の変換ミスなどによって申し込みが却下、または差し戻されてしまうケースがあります。

手順③:乗り換え先に申し込みをする

MNP予約番号と本人確認書類が用意できたら、乗り換える格安SIMキャリアへ申し込みましょう。

受付窓口は店頭、またはオンラインが一般的です。格安SIMキャリアによっては、どちらか一方のみの窓口に限られるケースもあるため、キャリア選びの段階でチェックしておくことをおすすめします。

各窓口限定でお得なキャンペーンを実施しているケースもあるため、それを考慮してどちらの窓口で申し込むか検討してみてくださいね。

いずれも申込内容や必要書類に抜けや漏れがあると、スムーズに手続きが進められません。この記事を参考に準備をしっかりして臨んでくださいね。

手順④:SIMカードが発送されたら受け取って初期設定を行う

店頭申し込みはその場でSIMカードを受け取れるケースが多いですが、オンラインの場合は郵送になります。SIMカードを受け取ったら、スマホへ挿入し初期設定を行いましょう。

格安SIMキャリアやスマホによって細かい内容は異なりますが、『APN設定』が必要になるケースが多いですね。これは通信できるようにスマホへ回線情報を設定するもので、格安SIMキャリアとスマホの組み合わせによっては不要なケースもあります。

契約申し込みをする際、または受け取ったSIMカードに同梱されている、格安SIMキャリアの案内に従って設定しましょう。

手順⑤:一連の動作ができるか確認する

設定作業が完了したら、問題なく通信できるかチェックしましょう。電話が問題なく発着信できるかどうか、インターネット通信ができるかを実際に操作してテストします。

特にインターネット通信をテストする際は、Wi-Fi接続を忘れずにオフにしましょう。モバイルデータ通信だけで動作確認をしないと、設定が完了できているかチェックできないためです。

設定が間違いなくできているのに、通信ができない場合は格安SIMキャリアへ連絡してみてくださいね。また大手キャリアのスマホを引き続き使用する方は、SIMロック解除手続きが完了できているか、念のために再度チェックしてみましょう。

乗り換え先におすすめ|人気の高い格安SIMを徹底比較

比較

「格安SIMに興味はあるけれど、多すぎて選べない」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。

この章では人気の格安SIMの中から、厳選した4社を紹介します。

 楽天モバイルUQmobile
月額料金0円~990円~990円~550円~
月間データ容量1GB~3GB~3GB~500MB~
通信速度
(実測値)
下り:39.5Mbps
上り:21.48Mbps
下り:64.67Mbps
上り:11.75Mbps
下り:83.13Mbps
上り:17.24Mbps
下り:70.6Mbps
上り:10.98Mbps
キャンペーンiPhone13 Pro・13購入で
最大30,000円分ポイント還元
SIMのみ購入&対象オプション加入で最大12,000円相当還元MNPで10,000円相当のPayPayボーナスプレゼントiPhoneセットが
1円〜
通信回線・楽天
・au
auソフトバンクドコモ
支払い方法・クレジットカード
・デビットカード※1
・口座振替
・クレジットカード
・口座振替
・クレジットカード
・口座振替
クレジットカード

※すべて税込
※1 楽天銀行のみ

いずれも十分なスピードが出ているサービスですので、大手キャリアからの乗り換えであっても、快適に利用できますよ。ただし少ないながらも対応エリア外の住所も存在するため、住まいや勤務先が対応エリアに入っているかチェックしてから検討してみてくださいね。

乗り換えを検討中ならチェック|格安SIMの選定方法3選

おすすめの格安キャリアを紹介しましたが、どのように選べば良いか迷う方もいるかもしれません。そのような方のために、本章では格安SIMを選ぶ際に押さえるべきおすすめポイントを紹介します。

何を基準にすれば良いのか、迷った方は必見ですよ!

個人の利用用途に合ったものを選ぶ

スマホの利用用途によって、使用するデータ量は大きく異なります。格安SIMキャリア各社は、さまざまな容量に対応したプランを提供しているため、自分の使用データ量を把握するだけでも選択肢を絞り込めますよ。

ただしWi-Fiに接続している間のデータ量は、格安SIM選びには影響しませんので、モバイルデータ通信のデータ量をチェックしましょう。

一番確実なのは現在契約しているキャリアの料金明細に記載されている、データ量をチェックすること。計測アプリやスマホの設定で確認する際は、使用回線ごとにデータ量が表示されているかを確認してくださいね。

実測値が速いものを選ぶ

通信サービス選びには速度も重要です。なお各キャリアが公開している『最大◯◯Mbps』などの数値は、理論値であることがほとんどで、実際の使用状況には即していません。

そのため速度で比較する場合は『実測値』をチェックしましょう。実際にその通信サービスを利用しているユーザーが、口コミで投稿している速度を調べると、一番実態をつかみやすいですよ。

ただし通信速度は使用しているスマホの性能や、通信している場所の地形や同じ回線を使用している人数によって、大きく変動します。必ずしも同じ速度が出せるわけではないため、あくまで参考としてチェックしてみてくださいね。

好みの通信回線から選ぶ

格安SIMは大手キャリアであるドコモ・au・ソフトバンク・楽天、いずれかの回線を使用してサービスを提供しています。

そして、それぞれのキャリアは対応エリアが異なります。例えば「この辺りはドコモしか入らない」「この地域はauが一番速い」など、場所によって『強い回線』というものが存在するケースがあるのです。

もしそのような地域に住んでいる場合は、強い回線を使用している格安SIMキャリアから選ぶと、快適な通信環境が期待できますよ。ただし大手キャリアのスマホをそのまま使用する場合、異なるキャリア回線の格安SIMを入れて使うと、通信性能が落ちたり、使えなかったりします。

必ず使うスマホが格安SIM各社の動作確認済み端末に含まれているかどうか、チェックしてから使用してみてくださいね。

格安SIMの乗り換えに関するよくある質問は?

よくある質問

本章では格安SIMへ乗り換えることについて、よく寄せられる質問と回答を紹介しています。口コミなどで疑問に思っている方が多い項目をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スムーズに手続きしたい!お得に乗り換えたい!という方は必見の、以下の内容をまとめました。

格安SIMに乗り換えるなら始めにやることは?

使い方に合った格安SIMキャリアを選ぶために、まず自分の使用データ量をチェックしましょう。現在契約しているキャリアのマイページや料金明細欄に記載されています。

アプリやスマホの設定上で確認する際は、『モバイルデータ通信』だけを計測できているかチェックしてくださいね。

そのデータ量を賄えるプランを提供している格安SIMキャリアに絞って、検討すると無駄がありません。データ量を多く消費するコンテンツやサービスが決まっている方は、『カウントフリーオプション』を提供している格安SIMキャリアもおすすめです。

自分が使っているデータ量を把握することが、最適な格安SIM選びに繋がる最初の一歩です!

格安simに乗り換えるときの注意点って?

格安SIMに乗り換える際に、注意したほうが良いポイントは3つあります。

1点目に使用予定のスマホが、格安SIMキャリアの『動作確認済み端末』に入っているかどうか。入っていない場合、十分な性能を発揮できない可能性があります。

2点目に、格安SIMキャリアの対応エリアに入っているかどうか。どんなに良いサービスであっても、対応エリアに入っていなければ利用できません。

3点目に現在、キャリアの決済や年齢認証サービスを利用しているかどうか。格安SIMキャリアの多くはこのどちらにも対応していません。有料サイトの支払いや、LINEのID検索を利用していないか今一度確認してみてくださいね。

楽天モバイルに乗り換えるならベストタイミングはいつ?

楽天モバイルは月末締めのサービスで、かつ1GB未満なら無料になるため、月末に限りなく近い日付で利用開始するとお得です。

なお格安SIMの利用開始日は『SIMカードが届いて、開通手続きが完了した日』になるため、申し込みはそれよりも早くしておく必要があります。

仮に月末最終日に楽天モバイルを利用開始とする場合、SIMカードの配送にかかる日数も考慮して4~5日前には申し込みを完了させておきましょう。

「どうしても日数が足りないけれど、なんとか間に合わせたい!」という方は、SIMカードが配送不要の『eSIM』で契約するのもひとつの手段です。

ただしeSIMに対応しているスマホが必要となりますので、必ず動作確認済み端末ページからチェックしましょう。

格安SIMに乗り換えるならタイミングに気をつけよう

気をつけよう

格安SIMのサービスでは『一定量以下は無料』や『契約初月は日割り』という仕組みが多くあります。

対して大手キャリアは『解約当月は日割りなし=まるまる1ヶ月分請求される』という仕組みのため、できるだけ乗り換え先の格安SIMについて初月の利用日数を減らすことがお得への近道です。

なおソフトバンクユーザーは月末締めだけでなく、10日締め・20日締めという変則的な締め日も存在しますので、必ず現在の契約内容をチェックしましょう。

この記事を参考にお得な格安SIMに、ベストなタイミングで乗り換えてくださいね!