段々とコロナ禍の中でも規制を緩和して生活できる環境が作られるようになり、旅行などに出かける方も増えてきました。旅行先でもインターネット環境は欠かせないものであるため、短期的にポケット型Wi-Fiをレンタルしたいと考える方が多いです。
ただ、短期レンタルできるポケット型Wi-Fiサービスはいくつもあるため、どこでレンタルすればよいのかわからない方もいます。
そこで今回は、短期レンタルできるおすすめのポケット型Wi-Fiサービスを知りたい方に向けて、おすすめのポケット型Wi-Fiサービスを紹介していきます。
この記事を読めば、期間ごとに分けた短期レンタルできるポケット型Wi-Fiの選び方などがわかるので、ぜひ最後までご覧になってください!
【この記事でわかること】
・ポケット型Wi-Fiを東京都内でレンタルする際の選び方
・東京都内でレンタルできるおすすめのポケット型Wi-Fi
・東京都内でポケット型Wi-Fiをレンタルする際の注意点
\当サイトおすすめのWi-Fi 3選/
サービス名
| |||
月額料金(税込) | 2,805円~ | 1,298円~ (4ヵ月まで0円) | 2,178円~ (6ヶ月まで 980円~) |
通信容量 | 30GB/50GB/70GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) | 20GB/40GB/100GB |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
詳細 | ゼロ縛りWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る | ZEUS WiFiの詳細を見る |
1日から数日レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fi3選
早速、利用期間別に分けてレンタル可能なポケット型Wi-Fiサービスを紹介していきます。まずは1日から数日レンタルしたい方におすすめのポケット型Wi-Fiについてみていきます。
1日から数日レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fiとして以下のものがあげられます。
1日から数日レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fi
・Wi-Fiレンタル屋さん
・WiFiレンタルどっとこむ
・NETAGE
これらのサービスの料金などを以下の表にまとめました。
WiFiレンタル屋さん | WiFiレンタルどっとこむ | NETAGE | |
料金 | ・SoftBank 601HW 20GB/月:390円/日、5,850円/月 ・富士ソフト FS030W 20GB/月:390円/日、5,850円/月 ・SoftBank 601HW 50GB/月:490円/日、7,350円/月 など | ・SoftBank GW01 無制限:526円/日、7,880円/月 ・SoftBank T7 無制限:605円/日、8,475円/月 ・SoftBank T6 無制限:526円/日、7,880円/月 など | 1,265円/日 (32日目以降:479円/日) 14,850円/月 など |
通信回線 | ・ソフトバンク ・WiMAX ・au | ・ソフトバンク ・WiMAX ・ドコモ ・au | ・ソフトバンク ・WiMAX ・ドコモ ・au |
データ容量 | 月20GB~無制限(制限あり) | 月5GB~無制限(制限あり) | 月5GB~無制限(制限あり) |
レンタルできるタイミング | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 |
返却方法 | ・1~2台まで:レターパックでポスト投函 ・3台以上:クロネコヤマトの伝票でコンビニあるいはクロネコヤマト営業所、集荷依頼で返送 | ・ゆうパック、佐川急便などでの宅配返却 ・そのまま空港返却 ・返送用封筒に入れてポスト返却 | ・クロネコヤマトの伝票でコンビニあるいはクロネコヤマト営業所、集荷依頼で返送 ・返送用封筒に入れてポスト返却 |
この表を基に、それぞれのポケット型Wi-Fiサービスの特徴をみていきます。
WiFiレンタル屋さん:利用料金が最も安いレンタルWi-Fiサービス
WiFiレンタル屋さんは利用料金が最も安いポケット型Wi-Fiサービスです。
他のポケット型Wi-Fiサービスだと1日あたり500円以上かかってしまいます。しかし、WiFiレンタル屋さんは1日あたり400円程度でポケット型Wi-Fiがレンタルできます。
WiFiレンタル屋さんはコスパのよさを求める方にかなりおすすめです。
ただ、WiFiレンタル屋さんは契約できる端末やデータ容量の種類がそう多くありません。5G通信に対応した端末も取り扱っておらず、通信速度の速さはあまり期待できません。
その点を踏まえても料金の安さを優先したい方がWiFiレンタル屋さんを利用しましょう。
WiFiレンタルどっとこむ:5G通信に対応した端末での契約が可能
WiFiレンタルどっとこむは5G通信に対応した端末での契約が可能なポケット型Wi-Fiサービスです。
ポケット型Wi-Fiの中には、WiMAXを中心に5G通信に対応した端末がリリースされ始めています。まだ他のポケット型Wi-Fiサービスだと5G通信端末はレンタルに対応できていません。
しかし、WiFiレンタルどっとこむは5G通信に対応したWiMAX端末がレンタル可能です。5G通信に対応した端末を使えば、場合によっては100Mbpsもの速度が出せ、高画質動画を高速で読み込むこともできます。
外出先でもある程度通信速度の速さを求める方は、WiFiレンタルどっとこむの利用を検討してみてください。
WiMAXの5G通信エリアでは、ほとんど制限がかかることなく自由にインターネットが使えます。
NETAGE:自由に返送方法が選択できる
NETAGEは自由に返送方法が選択できるポケット型Wi-Fiサービスです。
他のポケット型Wi-Fiサービスだと借りる端末の数によって返送方法が決められているところもあります。しかし、NETAGEは制限なくコンビニあるいはクロネコヤマト営業所、集荷依頼で返送できたり、返送用封筒に入れてポスト返却したりすることが可能です。
返却方法に制限があると返却しづらくなってしまうため、返却方法もよく確認して契約するポケット型Wi-Fiサービスを選択しましょう。
ちなみに、NETAGEは5G通信の端末になると利用料金が高くなっているため、その点を踏まえてNETAGEでよいかどうか考えてみてください。
通常のポケット型Wi-Fiなら1日400円以内で契約することも可能です。
1日から1カ月程度レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fi5選
次に1日から1カ月程度レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fiサービスを紹介していきます。1カ月近く使うとなると、長期利用できるポケット型Wi-Fiが選択肢に入ってきます。
1日から1カ月程度レンタルしたい人には以下のポケット型Wi-Fiサービスがおすすめです。
1日から1カ月程度レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fi
・ゼロ縛りWiFi
・ZEUS WiFi
・AiR WiFi
・縛られないWiFi
・Mugen WiFi
これらのサービスの料金などを以下の表にまとめました。
ゼロ縛りWiFi | ZEUS WiFi | AiR WiFi | 縛られないWiFi | Mugen WiFi | |
料金 | <1年契約> ・30GB:2,805円/月 ・50GB:3,355円/月 ・70GB:3,685円/月 <縛りなし契約> ・30GB:3,300円/月 ・50GB:3,850円/月 ・70GB:4,180円/月 | <スタンダードプラン> ・ギガ並盛(20GB) 1~6ヵ月目:980円/月 (7ヶ月目以降:2,178円/月) ・ギガ大盛(40GB) 1~6ヶ月目:1,680円/月 (7ヶ月目以降:2,948円/月) ・ギガ特盛(100GB) 1~10ヶ月目:1,980円/月 (11ヶ月目以降:3,828円/月) <フリープラン> ・ギガ並盛(20GB) :2,618円/月 ・ギガ大盛(40GB) :3,278円/月 ・ギガ特盛(100GB) :4,708円/月 | ・らくらくプラン:3,377円/月 ・まるっとプラン:3,608円/月 ・サクッとプラン:3,278円/月 | ・ギガ放題プラン:4,620円/月 ・30GBプラン:3,190円/月 ・50GBプラン:3,740円/月 | ・100GBプラン:3,328円 |
通信回線 | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク ・WiMAX | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク |
データ容量 | 30GB~70GB | 20GB~100GB | 100GB | 30GB~無制限(制限あり) | 100GB |
レンタルできるタイミング | 最短2日 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 |
返却方法 | 郵送 | 郵送 | 郵送 | 郵送 | 郵送 |
この表を基に、それぞれのポケット型Wi-Fiサービスの特徴をみていきます。
ゼロ縛りWiFi:契約期間なしでいつでも解約できる
ゼロ縛りWiFiは契約期間なしでいつでも解約できるポケット型Wi-Fiサービスです。
本来ならポケット型Wi-Fiには契約期間が設定されており、契約期間の途中で解約してしまうと違約金を支払うことになります。しかし、契約期間が設定されていないならいつ解約しても契約違反にはならず、違約金を支払う必要がありません。
そのため、契約期間に縛りのないポケット型Wi-Fiを契約すると、必要な日数だけ利用してすぐに負担なく解約することが可能です。
ただ、ゼロ縛りWiFiはキャッシュバックキャンペーンを実施しています。プランごとに適用される金額が異なり、12カ月間サービスを利用しないと適用されない仕組みとなっています。
少しでもお得に利用するなら1年以上使い続けるつもりで契約するのがおすすめです。
ちなみに、プランごとのキャッシュバックの適用金額は以下の表の通りです。
契約プラン | キャッシュバック金額 |
30GB | ・1年契約:7,650円 ・契約期間なし:9,000円 |
50GB | ・1年契約:9,150円 ・契約期間なし:10,500円 |
70GB | ・1年契約:10,050円 ・契約期間なし:11,400円 |
大容量のプランを契約したほうがもらえるキャッシュバック金額が高くなります。
ZEUS WiFi:月額料金を大幅割引するキャンペーンを実施している
ZEUS WiFiは月額料金を大幅割引するキャンペーンを実施しているポケット型Wi-Fiです。
ZEUS WiFiは2年契約のプランで6カ月から10カ月の間料金が半額以下になるキャンペーンを実施しています。このプランを適用させると、20GBのプランが1,000円以内で業界最安値クラスの料金で利用できます。
このキャンペーンが適用されるのが2年契約のプランとなっており、違約金が気になってしまう方も少なくありません。しかし、2022年7月から違約金が1カ月分の月額料金ほどの安さに変わったため、以前よりも解約に対するハードルが低くなりました。
そのため、わざわざ月額料金の割引が適用されないことを踏まえると、契約期間の縛りのあるプランを契約することをおすすめします。
違約金が月額料金並みになるのは2022年7月以降に契約した方で、それ以前に契約している方は以前の違約金の金額のままになっています。
AiR WiFi:お試し利用で一切負担なくポケット型Wi-Fiが使える
AiR WiFiはお試し利用で一切負担なくポケット型Wi-Fiが使えるポケット型Wi-Fiサービスです。
あまりポケット型Wi-Fiのお試し利用ができるサービスはありませんが、AiR WiFiは1カ月お試し利用ができ、その後継続するなら契約する形となります。1カ月以上使うなら料金がかかってきますが、1カ月以内でよいなら一切負担を負うことなくポケット型Wi-Fiが使えます。
1日単位でレンタルできるポケット型Wi-Fiサービスでも、多少なりお金がかかります。ですが、AiR WiFiのようにお試し利用できるポケット型Wi-Fiサービスなら無料でポケット型Wi-Fiがレンタル可能です。
1カ月以上ポケット型Wi-Fiを利用する場合に、月額料金や契約期間などを気にしたらよいです。
ちなみに、AiR WiFiは契約期間が1年となっており、毎月330円追加で支払えば契約期間なしオプションに加入できます。そのオプションに入らずに1年以内に解約すると10,000円程度の違約金が発生します。
その点を踏まえた上で、AiR WiFiの運用方法について考えてみてください。
契約期間なしオプションに加入しても、2カ月経過していないと違約金なしで解約できません。
縛られないWiFi:WiMAX端末でデータ量が使い放題
縛られないWiFiはWiMAX端末でデータ量が使い放題のポケット型Wi-Fiサービスです。
他のポケット型Wi-FiサービスはクラウドSIMタイプのポケット型Wi-Fiを提供しているサービスです。クラウドSIMはサーバー上のSIM情報を基にインターネットに接続する仕組みとなっており、複数の回線から最適な回線が利用できます。
しかし、クラウドSIMは安定感はあっても通信速度はかなり遅いです。
それに対し、縛られないWiFiはクラウドSIMのプランだけでなく、通信速度の速さに優れているWiMAX端末を取り扱っているプランも選択できます。WiMAXのギガ放題が契約でき、あまり速度制限を気にしないでインターネットが利用できます。
3日あたり10GBしか使えない制限はありますが、データ量が固定されているプランと違って何日も速度制限が続かない点がかなり便利です。
また、縛られないWiFiは契約期間の縛りがありません。WiMAX端末が使えて契約期間の縛りがなく、料金がお得なところはそう多くありません。あまり速度制限を気にしないでインターネットを利用したい方は、縛られないWiFiを検討してみてください。
WiMAXの提供エリアだけでなく、auの提供エリアまで対応できるハイスピードプラスエリアモードが無料で使えます。
Mugen WiFi:最大10,000円のキャッシュバックがもらえる
Mugen WiFiは最大10,000円のキャッシュバックがもらえるポケット型Wi-Fiサービスです。
意外とキャッシュバックキャンペーンを実施しているポケット型Wi-Fiサービスはそう多くありません。しかし、Mugen WiFiは10,000円ものキャッシュバックがもらえます。
それだけでなく、Mugen WiFiは契約期間の縛りがなく、かつ1カ月のお試し利用ができます。お試し利用で一切負担を負うことなく利用し、実際に契約に進んでからも違約金なく解約することが可能です。
Mugen WiFiは何かとお得かつ利用しやすいキャンペーンが豊富です。そのため、手厚いサポートを受けながらポケット型Wi-Fiを利用したい方におすすめできます。
ただ、月100GBの料金プランしか用意されていないため、大容量のプランが必要ない方にはあまりおすすめできません。
1日から2カ月程度レンタルしたい人におすすめのポケットWi-Fi2選
次に、1日から2カ月程度レンタルしたい方におすすめのポケット型Wi-Fiサービスを紹介していきます。
1日から2カ月程度レンタルしたい方におすすめのポケット型Wi-Fiサービスとして以下のものがあげられます。
1日から2カ月程度レンタルしたい人におすすめのポケット型Wi-Fiサービス
・縛りなしWiFi
・DMMレンタルWi-Fi
これらのサービスの料金などを以下の表にまとめました。
縛りなしWiFi | DMMレンタルWi-Fi | |
料金 | ・10GB:2,178円/月 ・30GB:3,278円/月 ・60GB:4,103円/月 ・90GB:4,818円/月 | ・1カ月:4,400円~ ・2カ月:3,190円~ ・3カ月:2,640円~ ・4カ月:2,420円~ ・5カ月:2,310円~ ・6カ月:2,090円~ |
通信回線 | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク | ・au ・ドコモ ・ソフトバンク |
データ容量 | 10GB~90GB | 20GB~100GB |
レンタルできるタイミング | 最短翌日 | 最短即日 |
返却方法 | 郵送 | 郵送 |
この表を基に、それぞれのポケット型Wi-Fiサービスの特徴をみていきます。
縛りなしWiFi:キャンペーンが手厚い
縛りなしWiFiはキャンペーンが手厚いポケット型Wi-Fiサービスです。縛りなしWiFiではいくつかのキャンペーンを実施していますが、その中でも月額料金の割引とキャッシュバックの2つのキャンペーンがかなり手厚いです。
月額料金の割引は、300円から900円程度毎月割引されるキャンペーンで、契約するデータ容量が大きいものであるほど割引額が大きくなります。このキャンペーンは契約してからすぐに適用されます。
キャッシュバックのキャンペーンは、どのプランでも一律10,000円もらえるキャンペーンとなっています。
ただ、このキャンペーンはサービスを1年利用し続けないと適用されません。縛りなしWiFiはその名の通り契約期間に縛りがなく、いつでも解約しやすいですが、キャッシュバックキャンペーンを意識するなら長期で利用するつもりで契約することをおすすめします。
ちなみに、キャンペーンをすべて適用した場合は、10GBの料金プランが1,000円程度で1年間使えるようになります。
DMMレンタルWi-Fi:2カ月以上利用すると月額料金がお得になる
DMMレンタルWi-Fiは2カ月以上利用すると月額料金がお得になるポケット型Wi-Fiサービスです。
DMMレンタルWi-Fiは他のポケット型Wi-Fiと違い、利用する期間が長くなるほど1日あたりの料金が安くなる仕組みになっています。そのため、1カ月利用するだけだと月20GBの料金プランでも4,000円以上かかってしまいます。
しかし、DMMレンタルWi-Fiは2カ月以上利用すると、他のポケット型Wi-Fiよりも安い料金でレンタルが可能です。
キャンペーンを何も適用させない状態だと、他社なら20GBの料金プランが3,000円近くかかります。それとDMMレンタルWi-Fiでポケット型Wi-Fiを6カ月利用した場合を比較すると、DMMレンタルWi-Fiのほうが6,000円安くなります。
DMMレンタルWi-Fiは2カ月どころか半年以上使い続ける方に特におすすめです。
1日から短期レンタルできるポケット型Wi-Fiの選び方
人によってそれぞれ適切なポケット型Wi-Fiサービスが異なります。そのため、1日から短期レンタルできるポケット型Wi-Fiの選び方を把握しておくことが大事です。
1日から短期レンタルできるポケット型Wi-Fiの選び方について以下のものがあげられます。
1日から数日レンタルできるポケット型Wi-Fiの選び方
・提供エリア
・料金(手数料や送料含む)
・データ容量
・レンタルできるタイミング
・返却方法
提供エリア
まず大前提として、ポケット型Wi-Fiを選ぶ際には提供エリアがどうなっているのか確認しましょう。
どんなにお得なサービスでも、自分がポケット型Wi-Fiを利用する場所が対応エリアでないと意味がありません。そして、auとドコモ、ソフトバンク、WiMAXそれぞれで若干提供エリアが異なります。
都会ならどの回線でも概ね対応していますが、田舎の地域だとキャリアごとに対応エリアの差が出やすいです。念のためにポケット型Wi-Fiの契約先の提供エリアを確認しておいてください。
ちなみに、提供しているサービスの形態やポケット型Wi-Fiの端末の種類でも対応エリアが異なります。
クラウドSIMは国内のSIM情報だけでなく海外のSIM情報も取得でき、海外でそのままインターネットが使えます。また、短期レンタルすることを前提としたポケット型Wi-FiサービスもクラウドSIMでなくても海外でインターネットが使えます。
自分がどこでインターネットを利用するのかを踏まえ、契約するポケット型Wi-Fiのサービスの種類を絞っていきましょう。
ちなみに、ポケット型Wi-Fiは使っている端末によって利用可能な通信回線が決まっています。
料金(手数料や送料含む)
多くの方が気にする点ですが、ポケット型Wi-Fiの料金もチェックする必要があります。特別なこだわりがあるならともかく、そうでないならポケット型Wi-Fiは料金の安いサービスを利用したほうがよいです。
ただ、クラウドSIMを提供するサービスもあれば、通常のポケット型Wi-Fiを提供するサービスもあり、数日程度だけレンタルすることを前提としたサービスもあります。それらを同じ基準で金額面を比較するのは容易ではありません。
そのため、まずは3つの種類のポケット型Wi-Fiサービスのうちどれを使うのかを絞っていきます。それから同じ系統のポケット型Wi-Fiサービスの料金を比較すると、自分に合ったポケット型Wi-Fiサービスが選びやすいです。
ちなみに、料金の比較の仕方について、月額料金だけ見たり、キャッシュバック金額だけ見たりして判断する方が多いですが、実際は総額費用を算出して比較するのが望ましいです。結局自分が支払うのはさまざまな要素を合わせた費用であるため、月額料金はもちろん、キャッシュバックや手数料、端末の送料などを合わせた金額で比較しましょう。
数日利用する場合、半年利用する場合、2年利用する場合など時期を設定して金額を算出すると比較しやすいです。
レンタルできるタイミング
ポケット型Wi-Fiがレンタルできるタイミングも確認しておきましょう。これは端末の受け取り方法によって変わってきます。
端末が郵送のみでの受け取りになっている場合は、最短翌日で発送してくれるところが多いです。すべてのポケット型Wi-Fiで翌日に発送されるわけではないため、いつ発送されるかチェックしておいてください。
一方で、空港カウンターやコンビニ、店舗などでの受け取りに対応しているところは、即日端末が受け取れます。契約してその場で直接端末が受け取れるため、すぐに端末が必要な方は、これらの端末の受け取り方法に対応している短期レンタルできるポケット型Wi-Fiサービスを検討しましょう。
基本的に店頭に在庫がないと契約したいポケット型Wi-Fiの端末はレンタルできず、代わりの端末を選ぶ必要があります。
返却方法
他にも、ポケット型Wi-Fiの返却方法も確認することが大事です。
ポケット型Wi-Fiの返却方法は長期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスはすべて郵送しか返却方法がありません。中には送料無料で対応してくれるところもありますが、多くのサービスでは送料が自己負担になってしまいます。
一方で、短期レンタルできるポケット型Wi-Fiサービスは郵送だけでなく、専用の返送封筒に入れてポストに投函したり、空港カウンターに設置されているボックスに投函したりすることも可能です。返却の選択肢が増えると、端末を返却するタイミングを作りやすく、端末の返却がスムーズにできなかったということが起こりづらいです。
返却のしやすさを考えるなら、短期レンタルできるポケット型Wi-Fiがおすすめです。
ポケット型Wi-Fiを1日から短期レンタルする際の注意点2つ
ポケット型Wi-Fiを1日から短期レンタルする際には、以下の点に注意する必要があります。
返却が遅れると追加料金を取られる
ポケット型Wi-Fiは端末の返却が遅れると追加料金が取られてしまいます。単に延長料金を取られることもあれば、端末損害金として10,000円以上の高額な金額が請求されることもあります。
返却時にトラブルが起きて予定通りに返却されていない場合は、多少なりとも配慮してくれますが、そうでない場合は基本的に追加料金が取られます。
うっかり忘れがないように、返却期日をよく確認して返却処理を済ませてください。
郵送での返却の場合は、住所などの情報に間違いがないように記入しましょう。
端末の破損や紛失をしてしまうと、高額な弁済金を請求される
先ほどは端末の返却を忘れると端末損害金が発生する場合があると説明しました。それだけでなく、返却してから端末の破損や損失が発覚した場合も高額な費用が請求されます。
端末購入型のポケット型Wi-Fiを契約すれば、端末に傷が入っても特に費用が発生することはありません。さらに、端末購入型でポケット型Wi-Fiを提供しているところの多くは、キャンペーンとして端末を無料で提供してくれます。
端末購入型のポケット型Wi-Fiサービスは、長期利用を目的としたポケット型Wi-Fiに限定されますが、端末故障のリスクを減らしたい方は端末購入型のポケット型Wi-Fiサービスを検討したほうがよいです。
端末レンタル型と端末購入型の良し悪しを把握し、自分に合ったほうのサービスを契約しましょう。
レンタル期間が長くなると割高になる
ポケット型Wi-Fiはレンタル期間が長くなると割高になります。これは長期利用を目的としたものでも短期利用を目的としたものでも変わりません。
利用期間が長くなれば、必然的に利用料金が積み重なっていくため、ポケット型Wi-Fiに対する費用が高くなっていきます。ただ、最初のうちは長期利用を目的としたものだとキャンペーンで月額料金が割引されてお得になるケースが多いです。
短期利用を目的としたものでも、2週間から3週間のうちは料金が高くても、1カ月経つとお得な月額料金パックに切り替わって料金がお得になります。それ以降は通常通り1日あたりの料金が加算されていきます。
そのため、1、2カ月程度の範囲であれば比較的お得にポケット型Wi-Fiがレンタルしやすいです。
キャンペーンやお得なパックの効果がなくなると、料金が高くなって損した気分になってしまいますね。
ポケット型Wi-Fiレンタル1日に関するよくある質問
ポケット型Wi-Fiはさまざまな種類やサービス形態があり、どれを選んでよいのかわからない方が多いです。そのため、インターネット上ではポケット型Wi-Fiの1日レンタルについてさまざまな質問が投稿されています。
今回はその中から特に質問されることの多かった以下の質問について回答していきます。
ポケット型Wi-Fiレンタル1日に関するよくある質問
・レンタル中にレンタル期間は延長できる?
・店舗で即日受け取り可能なレンタルWi-Fiはある?
・無制限で使えるおすすめのレンタルWi-Fiは?
・口座振替ができるレンタルWi-Fiはある?
・コンビニ支払いができるレンタルWi-Fiはある?
レンタル中にレンタル期間は延長できる?
ポケット型Wi-Fiをレンタルしている際に、レンタル期間を延長することは可能です。
短期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスごとにそれぞれ対応の仕方が異なり、申請して期間を延長してもらう場合と自動で期間が延長される場合があります。
前者の場合は申請がやや面倒ではありますが、無駄に予定よりも長い期間利用し続けて料金がかさんでしまう心配がなくなります。一方で、後者の場合は放置していると料金がかさんでしまいますが、わざわざ手続きをしなくてよい手軽さがあります。
どちらのほうが自分に合っているのかも踏まえて契約するポケット型Wi-Fiサービスを選択してもよいです。ただ、延長した際にかかる料金そのものや料金システムを把握した上で契約を進めましょう。
長期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスは、基本的に契約期間が満了したら契約更新月を経て、翌月に自動更新されます。
店舗で即日受け取り可能なレンタルWi-Fiはある?
店舗で即日受け取り可能なレンタルWi-Fiは、主に短期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスが該当します。
たいていのサービスは郵送以外にも空港カウンターやコンビニでの受け取りに対応しています。それらの受け取り方法を選択すれば即日端末を受け取ることが可能です。
また、長期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスでも、ヨドバシWiMAXなどの家電量販店に直結しているサービスは店舗での受け取りに対応しています。他にもUQ WiMAXなどの大手のポケット型Wi-Fiサービスの一部も店舗での受け取りに対応しているため、すぐに端末が欲しい方はチェックしてみてください。
家電量販店で契約すると、その家電量販店でしかもらえない特典になるケースもあるため注意が必要です。
無制限で使えるおすすめのレンタル型Wi-Fiは?
無制限で使えるレンタル型Wi-Fiとして、WiMAXの5G端末を提供しているポケット型Wi-Fiサービスがおすすめです。
そもそもクラウドSIMを提供しているポケット型Wi-Fiサービスは、大容量のプランには対応しているものの、完全無制限で使えるプランは用意されていません。さらに、短期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスを無制限で使えると公表して提供されているプランは、通信速度の制限がかかることがあります。
たとえば、3日で10GBや15GBを使うと一時的に速度制限がかかるという制限がかけられています。
ただ、WiMAXの5G端末を提供しているポケット型Wi-Fiサービスなら、実質無制限でインターネットが使えます。
以前は5G通信に対応したWiMAX回線でも、3日で15GBを使うと速度制限がかけられる仕組みになっていました。しかし、段々と規制が緩和されて「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」という曖昧な表記に変わりました。
WiMAXの5G通信を利用している方の間では、3日で何十GB消費しても速度制限がかからないという声が上がっており、ほぼ無制限でインターネットが使えることが判明しています。
無制限でインターネットを使いたいなら、WiMAXの5G端末を視野に入れてみてください。
以前はWiMAXプロバイダは契約期間の縛りのあるサービスばかりでしたが、契約期間の縛りのないプロバイダが増えてきています。
口座振替ができるレンタルWi-Fiはある?
ポケット型Wi-Fiサービスの大半はクレジットカード払いのみになっています。しかし、中には口座振替に対応したレンタルWi-Fiがいくつかあります。
たとえば、1カ月お試しモニターが利用できるMugen WiFiやWiMAXの大手プロバイダであるUQ WiMAXなどが口座振替の利用が可能です。
そもそも口座振替はサービス利用者側にとっては便利な支払方法でも、サービス提供者側にとっては確実に利益を抑えることが保証されていない支払方法となっています。そのため、口座振替を避けている事業者が多いです。
年齢などの問題で口座振替を利用しないとポケット型Wi-Fiが契約できない方は、口座振替に対応した数少ないサービスから契約先を選ぶ必要があります。
口座振替の場合、毎月200円程度の手数料が余分にかかります。
コンビニ支払いができるレンタルWi-Fiはある?
口座振替だけでなく、コンビニ支払いに対応したレンタルWi-Fiもいくつかあります。
先ほどおすすめのポケット型Wi-Fiサービスとして紹介した、ZEUS WiFiやFUJI WiFiなどはコンビニ支払いが可能なポケット型Wi-Fiサービスに該当します。
コンビニ支払いはクレジットカードのない方だけでなく、口座を持っていない方でも利用できる支払方法です。コンビニは全国どこでもあるため、気軽に支払いに行きやすいです。
また、コンビニでの支払いはクレジットカードや口座振替と違い、契約者本人以外でも支払いが済ませられる点も評価されています。たとえば、新型コロナウイルスにかかってしまったものの、ポケット型Wi-Fiの料金を払わなければならないといった際に、払込票を誰かに渡して代わりに支払ってもらうことが可能です。
コンビニ払いも口座振替同様に未成年でも支払方法として選択できます。
1日からレンタルできるおすすめのポケット型Wi-FiはWiFiレンタル屋さん
1日からレンタルできるポケット型Wi-Fiサービスをいくつか見ていきました。その中でも特におすすめできるのがWiFiレンタル屋さんです。
WiFiレンタル屋さんは、1日だけポケット型Wi-Fiがレンタルできる短期利用を目的としたポケット型Wi-Fiサービスに該当します。その中でも、WiFiレンタル屋さんは料金の安さが評価されており、1日400円程度でポケット型Wi-Fiがレンタルできます。
ただ、お試し利用キャンペーンを活用して無料で数日間ポケット型Wi-Fiを使い、本契約に移ってからも契約期間の縛りがない状態でサービスを利用する方法も有効です。
他にもさまざまな要素からポケット型Wi-Fiの利用先を選択することが可能です。
自分に合った要素はどれなのかを考え、自分に合ったポケット型Wi-Fiサービスでポケット型Wi-Fiをレンタルしましょう。