格安SIMに興味はあるけれど、大手キャリアから乗り換えて良いのか迷っている人もいるでしょう。
また、人によってはどこに乗り換えればよいのか迷っているかと思います。
そこでこの記事では、格安SIMのサービスにどんな特徴があるかやメリット・デメリットを解説します。
大変役立つ記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
格安SIMのサービスについて、詳しく知ることができます！
・格安SIMの特徴
・格安SIMに乗り換えるメリット・デメリット
・乗り換えに適した格安SIM
＼当サイトおすすめの格安SIM 3選／
サービス名
| ahamo | LINEMO | 楽天モバイル |
| 月額料金（税込） | 2,970円～ | 990円～ | 1,078円～ |
| 通信プラン | 20GB/100GB | 3GB/20GB | 3GB/20GB/無制限 |
| 最大通信速度 | 4.1Gbps | 3.0Gbps | 2.8Gbps |
| 詳細 | ahamoの詳細を見る | LINEMOの詳細を見る | 楽天モバイルの詳細を見る |
大手キャリアの携帯よりも通信費を安くできる「格安SIM」とは？
格安SIMは大手キャリアよりもはるかに安い料金で、同等のサービスを利用できるスマホサービスです。
料金の安さだけでなくSIMカードなどの違いを知っておくと、格安SIMを選ぶときに迷わなくて済みます。
以下で格安SIMの特徴を解説するので、ご確認ください。
格安SIMと大手キャリアの違いを知っておくと乗り換えなどもスムーズです。
格安SIMと大手キャリアの違い
格安SIMと大手キャリアの違いは月額料金や、キャリアメールの有無などといったサービス内容です。
特に違うのはサポート体制であり、オンラインのみでのサポートしかない場合もあります。
また、通信回線も大手キャリアのものを借りているケースも多いです。
料金の安さは格安SIMのもっとも大きな特徴と言えます。
格安SIMを安くで提供できる理由
格安SIMは通信回線を借りることで、管理にかかるコストを削減しています。
また、サポートセンターをオンライン限定にするなどして人件費を減らしているのも特徴です。
キャリアメールも使えないなど、サービスを限定することによって料金を安くしています。
使わないサービスを契約しなくてよいので、通信費の節約におすすめです。
SIMカードには3種類ある
SIMカードには「ナノSIM」「マイクロSIM」「標準SIM」の3種類があります。
SIMカードとしての機能に差はほとんどありませんが、サイズが違うのが特徴です。
端末によって対応するサイズが異なるので注意しましょう。
また、最近では端末一体型の「eSIM」や全サイズに対応した「マルチSIM」もあります。
SIMカードは音声通話やSMSを利用するために必要なので、自分に合ったものを選びましょう。
最新の機種ほど、小型化されたSIMカードを使う傾向にあります。
大手キャリアの携帯から格安SIMに乗り換えるメリット4選
大手キャリアを利用している人が格安SIMに乗り換えると、通信費の節約やSIMカードの引継ぎをできるメリットがあります。
格安SIMの全体的なメリットを理解していると、自分に合った乗り換え先を選ぶ参考になるので、しっかり把握しておきましょう。
格安SIMは大手キャリアと大きな差がないので、利用者も増えてきています。
・毎月の通信費を安くできる
・SIMカードを差し替えれば端末をそのまま引き継げる
・契約縛りがない
・データ容量の変更とシェアを容易にできる
毎月の通信費を安くできる
格安SIMは無駄なサービスやオプションを利用せず、自分に合ったプランを選ぶことで通信費を節約できます。
通信費は毎月支払う固定費なので、節約効果は大きいです。
同じようなプランであれば、できるだけ安い料金のプランを選びましょう。
通信費の安さは格安SIMの大きなメリットです。
SIMカードを差し替えれば端末をそのまま引き継げる
SIMカードには契約者の電話番号などの情報があり、機種変更しても情報を引き継げます。
状況によってはキャンペーンなどを利用するため、格安SIMに乗り換えたい人もいるでしょう。
SIMカードの情報を引き継げば、今まで通りのデータを最新機種で使えます。
SIMカードはSIMロックの解除が必要な場合もあるので注意しましょう。
契約縛りがない
格安SIMの中には契約期間の縛りがないため、いつ解約しても違約金が発生しないものもあります。
他の格安SIMのキャンペーンで、同等のプランを安く利用できても、違約金があると効果が半減してしまいますよね。
しかし、違約金がなければ、自分の都合に合わせていつでも乗り換えできます。
違約金があるプランもあるので、契約時に確認しておきましょう。
データ容量の変更とシェアを容易にできる
格安SIMはプランによってデータ容量が異なり、同じ会社内であればオンライン上で簡単に変更できます。
時期によってスマホのデータ使用量が変わる人は、柔軟にプラン変更できるのがメリットです。
また、1契約で複数枚のSIMカードを利用できるシェアプランもあり、家族でデータ容量を共有できます。
格安SIMは通信費が安いだけでなく、さまざまなかたちで契約できる柔軟性もメリットです。
データ容量を最適化することで、料金の無駄をなくせます。
大手キャリアの携帯から格安SIMに乗り換える4つのデメリット
格安SIMは通信速度の遅さやキャリアメールを使えないなどのデメリットがあります。
通信費が安い分だけ、機能的な制限があるので注意してください。
以下でデメリットについて把握すべき4点を解説します。
デメリットを把握していないと仕事や生活に悪影響が出る可能性もあります。
通信速度が遅くなるときがある
格安SIMは大手キャリアの回線をレンタルするかたちで通信サービスを提供しています。
回線の管理にコストがかからず、料金が安くなる一方で通信速度が遅くなるケースがあるので注意しましょう。
また、元の回線で障害が発生した場合も通信できなくなる可能性があります。
複数の回線に対応している格安SIMなら通信のリスクを減らせます。
キャリアメールを使えない場合がある
格安SIMは基本的にキャリアメールのアドレスを発行していません。
そのため、格安SIMでメールを使うのであればgmailアドレスなどを別で発行する必要があります。
キャリアメールで仕事やプライベートの連絡を取っている人は、乗り換え時に注意が必要です。
最近では格安SIMに乗り換えてもキャリアメールを使えるようになってきています。
LINEのID検索を使えない
ID検索をできないと、友達を追加する機能に制限がかかるので注意が必要です。
公式アカウントの登録などが不便になる可能性があります。
事前にID検索できるか、必要があれば確認しましょう。
取り扱い端末が少ない
格安SIMでは端末の購入が可能ですが、取り扱っている機種が少ない傾向にあります。
自分の使いたいと思っている機種がないと、契約するメリットが減るので注意しましょう。
契約の際は端末の機種とプランの優先順位を考えたうえで、ある程度の妥協が必要です。
事前に取り扱い端末は公式サイト等で確認しましょう。
大手キャリアの携帯から格安SIMに乗り換えるとどれぐらい安くなる？
以下は大手キャリア3社と格安SIMの料金をまとめた一覧表です。
| ドコモ
| au
| SoftBank
| Y!mobile
| ahamo
| 楽天モバイル
| NUROモバイル | UQモバイル | |
| 料金プラン（月額料金＋データ容量） | 1,815円/1GB～ | 4,928円/無制限～ | 2,178円/1GB～ | 990円/1GB～ | 2,970円/20GB～ | 980円/3GB～ | 627円/3GB～ | 1,628円/3GB～ |
| 2年間の合計料金 | 49,084円～ | 121,572円～ | 55,572円～ | 27,060円～ | 71,280円～ | 26,820円 | 18,788円～ | 42,372円～ |
| 3年間の合計料金 | 70,876円～ | 180,708円～ | 81,708円～ | 38,940円～ | 106,920円～ | 38,580円～ | 26,312円～ | 61,908円～ |
スマホ会社やプランによって料金は異なり、おすすめのポイントも違います。
おすすめの乗り換え先を以下で解説するので参考にしてみてください。
・ドコモから乗り換えるなら「ahamo」
・auから乗り換えるなら「UQモバイル」
・SoftBankから乗り換えるなら「Y!mobile」
・データ容量を無制限で使える格安SIMは「楽天モバイル」
ドコモから乗り換えるなら「ahamo」
ドコモのサービスだけあって、dポイントを支払いに利用できるメリットがあり、支払い方法は豊富にあります。
また、5Gに対応しており海外でのデータ通信が可能な点もメリットです。
全体のバランスが良く、使いやすい格安SIMとなっています。
auから乗り換えるなら「UQモバイル」
UQモバイルはデータ通信を翌月に繰り越し可能なのが特徴です。
毎月のデータ通信量にばらつきがあると、容量が余った際に無駄をになってしまいます。
しかし、UQモバイルであれば翌月繰り越しによってデータ通信量を余さず使えるのです。
また、デザリングやeSIMを無料で使えるなど、オプションも充実しています。
通信速度も比較的安定しているので、安心して使えます。
SoftBankから乗り換えるなら「Y!mobile」
Y!mobileはヤフーショッピングをはじめとする、PayPay経済圏を利用している人におすすめです。
Y!mobileのオプションにPayPayカードを使って加入すると、クーポン券を受け取れるなどのメリットがあります。
また、ヤフーショッピングなどの関連ショッピングサイトでは、PayPayカードに3%のポイント還元がされるので合わせて活用しましょう。
家族割や光割もあるので、通信費の節約もしやすいです。
通信速度が実質最速の格安SIMは「NUROモバイル」
ユーザーからの情報をもとにすると、通信速度の実測値が最速なのはNUROモバイルです。
NUROモバイルの平均ダウンロード速度は約50Mbpsもあり、快適に動画視聴できるレベルとなっています。
外出先でネットを不便なく利用できるので、通信速度を重視するのであればNUROモバイルがおすすめです。
通信速度は地域によっても変わるので、みんそくなどで確認してみてください。
データ容量を無制限で使える格安SIMは「楽天モバイル」
楽天モバイルはデータ容量無制限のプランがあり、キャンペーンによって端末を実質無料で購入できるのがメリットです。
また、楽天経済圏に属している人は楽天モバイルと契約することで、楽天市場で買い物した際のポイント還元率をアップできます。
楽天ポイントがどんどん貯まるので、料金を重視する人におすすめです。
大手キャリアの携帯から格安SIMに乗り換える？失敗しないための選び方
大手キャリアから格安SIMに乗り換える際は、データ容量や通信速度の実測値、月額料金などを検討しましょう。
乗り換え先が自分に合っていないと、スマホを利用するなかでさまざまな不便を感じる可能性があります。
以下で乗り換え先を失敗しないための選び方を解説するので参考にしてください。
乗り換え先の候補は複数を比較検討するのがおすすめです。
・毎月使うデータ容量を把握した上で選ぶ
・通信速度の実測値が速い格安SIMを選ぶ
・良い評判や口コミのある格安SIMを選ぶ
・月額料金の安い格安SIMを選ぶ
・通信回線をもとに選ぶ
毎月使うデータ容量を把握した上で選ぶ
データ容量は格安SIMを提供している会社のプランごとに異なります。
会社が同じであっても、データ容量が違うと通信費にも差が出るので気をつけましょう。
また、データ容量の上限に達してしまった場合の速度制限もどれくらいなのか調べておくと、万が一に備えられます。
データ容量を繰り越せる格安SIMと契約すれば、通信費の無駄をなくせますよ。
通信速度の実測値が速い格安SIMを選ぶ
通信速度は格安SIMがそれぞれ公表していますが、あくまで理論値です。
実際にスマホを利用していて、理論値と同じ速度が出ることはなく、実測値が重要となります。
電波が安定していて、実測値の速い格安SIMであればスムーズにスマホを利用可能です。
実測値は口コミサイトなどで確認できるので、検索してみてください。
良い評判や口コミのある格安SIMを選ぶ
口コミや評判では、スマホを利用しての感想以外にもサポートなどのサービスにも触れられています。
良い評判や口コミの多い格安SIMはユーザーから評価されており、自分に合う可能性も高いです。
格安SIMは人によってどれが合うか変わるので、自分に合ったものを選びましょう。
月額料金の安い格安SIMを選ぶ
単に額面だけを気にするのではなく、キャンペーンなどを利用した実質料金も確認しましょう。
契約期間に支払う総額がいくらかわかると、料金面の比較をしやすくなります。
特定の支払い方法を選ぶと、還元率が上がるものもあります。
通信回線をもとに選ぶ
中には複数の大手キャリアの回線を利用できる格安SIMもあり、状況によってもっとも通信状況の良いものを選べるのが特徴です。
また、どれかの回線で通信障害が起きても、別の回線で通話やネットを利用できます。
独自回線の格安SIMもあるので、自分に合ったものを選びましょう。
【4ステップ】大手キャリアから格安SIMに乗り換えるまでの流れは？
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるには一定の手続きをする必要があります。
手続きを事前に把握しておくと、必要書類などを準備できるのでスムーズです。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるまでは、4ステップで説明できます。
手続きの流れは格安SIM同士の乗り換えでも使えるので、覚えておくと長期的にお得です。
・STEP①：MNP予約番号を発行する
・STEP②：申し込み手続きに必要なものを準備する
・STEP③：乗り換え先に申し込む
・STEP④：端末を受け取ったら初期設定をする
STEP①：MNP予約番号を発行する
格安SIMへの乗り換えにはMNP予約番号を発行し、電話番号を引き継げるようにします。
MNP予約番号がないと電話番号の引継ぎができず、友人や仕事相手と連絡を取れなくなるので注意しましょう。
MNP予約番号は、契約しているスマホ会社に申し込んで発行してもらいます。
STEP②：申し込み手続きに必要なものを準備する
・健康保険被保険者証＋補助書類
・特別永住者証明書
・旅券（パスポート）
・住民基本台帳カード
・外国人登録証明書
・在留カード
・個人番号（マイナンバー）カード
本人確認はオンラインでの書類撮影でできる場合もあります。
STEP③：乗り換え先に申し込む
必要事項の入力や、契約するプランの選択をしましょう。
事前に入力内容を確認しておくと、短い時間で手続きを済ませられます。
SIMカードの選択など、事前に決めておくべきことは結構あります。
STEP④：端末を受け取ったら初期設定をする
届き次第、端末にSIMカードを挿入して、初期設定を完了させましょう。
端末は最短で即日発送されることもあります。
携帯格安に関するよくある質問は？
ここまで格安SIMに関する情報を知って、疑問が浮かんだ人もいるでしょう。
特に格安スマホは安いために、使いにくいものがないか不安を感じている人もいるかと思います。
以下では格安SIMについて、よくある質問とその回答を解説するので参考にしてください。
乗り換える前に疑問をなくすと、損する可能性を減らせます。
格安スマホをやめとけと言われる理由にはどんなものがある？
格安スマホをやめとけと言われる理由は、料金が安いためにサービスの質が悪いと考えられるからです。
通信速度が不安定だったり、サポートの質が低かったりするスマホ会社には注意しましょう。
ネットの口コミや評判を見たうえで、評価の高いところを選ぶとこのリスクは回避しやすいです。
最近の格安スマホはサービスの質が高いので、心配はほとんどありません。
格安スマホのキャンペーンにはどのようなものがある？
格安スマホのキャンペーンにはキャッシュバックやクレカのポイント還元などがあります。
また、スマホの端末料金を割引するキャンペーンもあるので、詳しくは各スマホ会社の公式サイト等を確認しましょう。
キャンペーンは時期によって内容が変わる可能性があります。
格安SIMでは口座振替を使えない場合が多いの？
格安SIMの多くはクレジットカードや電子マネー決済のみで、口座振替に対応していないケースもあります。
クレジットカードや電子マネーを使っていない人は新たに発行するか、対応している格安SIMを選びましょう。
対応している支払い方法は公式サイトで確認できます。
まとめ：毎月の携帯料金を抑えたいなら格安SIMへの乗り換えがおすすめ
ここまで格安の携帯について、サービスの特徴やメリット・デメリットなどを解説しました。
格安SIMは大手キャリアと比較して料金が安く、ほぼ同等のサービスを受けられます。
今使っているキャリアと比較して、メリットが大きければ積極的に乗り換えましょう。
乗り換える格安SIMに迷った際は、ぜひこの記事で紹介したものを参考にしてみてください。
状況に合わせて、もっとも得できる格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。
