ポケット型Wi-Fiの利用を検討している方の中には、少しでも安い料金で契約しようとクラウドSIMを提供しているプロバイダで契約を考えている方もいます。ただ、クラウドSIMは通信速度が遅いといった意見が多く、通信速度の安定感に欠けてしまいます。
そこで今回は、クラウドSIMの契約を視野に入れている方に向けて、クラウドSIMの通信速度が遅い原因と対処法などについて解説していきます。
本記事ではおすすめのポケット型Wi-Fiプロバイダも紹介しているので、是非最後までご覧になってください!
【この記事でわかること】
・クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが繋がりにくい原因
・クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが繋がりにくいときの対処法
・おすすめのクラウドSIMのポケット型Wi-Fi
\当サイトおすすめのポケット型Wi-Fi 5選/
Vision WiMAX | 5G CONNECT | BIGLOBE WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | カシモWiMAX | |
通信速度 | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms |
月額料金 | 2,970円~ | 3,718円~ | 0円~ | 1,474円~ | 1,408円~ |
違約金 | なし | なし | なし | なし | なし |
縛り期間 | 3年 (最低利用期間) | なし/2年 | なし | なし | なし |
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiは遅い?-繋がりにくいと言われる原因6つ-
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが繋がりにくいと言われている原因として主に以下のものがあげられます。
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが繋がりにくい原因
・回線を頻繁に切り替えている
・提供エリアギリギリで使っている
・端末のスペックがそこまで高くない
・接続している機器が多すぎる
・無制限ではないので通信制限になっている
・通信障害が起きている(過去に大規模な通信障害あり)
回線を頻繁に切り替えている
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiの回線を頻繁に切り替えていると繋がりにくくなると言われています。
クラウドSIMは自動で回線を切り替える仕組みとなっており、その影響で頻繁に回線が切り替わることもあります。回線が頻繁に切り替えられてしまうと、本来最適なはずの回線ではない回線に切り替わってしまうケースも少なくありません。
クラウドSIMを利用している方で各地を転々としている方は注意が必要です。
提供エリアギリギリで使っている
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiは提供エリアギリギリで使っていると繋がりにくくなってしまいます。
回線の情報を自動で取得してくれるがゆえに、回線の種類が切り替わる提供エリアギリギリで使っていると使用する回線が安定しない場合があります。場所を移動すれば繋がりやすくなるため、現在地点から少し離れてから使ってみてください。
都会だとさまざまな回線に対応しているエリアが多いですが、田舎だと特に提供エリアの問題で回線が安定しないことが多いです。
端末のスペックがそこまで高くない
クラウドSIMは端末のスペックがそこまで高くありません。
ポケット型Wi-Fiでもスペックの高い5G通信に対応した端末は、最大通信速度だけでいえば光回線の最大通信速度を上回っているものもあります。ですが、クラウドSIMは下りの最大通信速度が150Mbpsとなっています。
実際に出せる通信速度も平均して20Mbps出るかどうかといったところであるため、かなり通信速度が遅いです。
少なくとも動画コンテンツを快適に視聴するのに適した通信速度ではありません。
接続している機器が多すぎる
クラウドSIMを使って接続している機器が多いと通信速度が低下しやすいです。
1つの回線に複数の機器が接続されていると回線が混雑しやすくなってしまいます。特にポケット型Wi-Fiは同時接続可能台数が光回線よりも少ないです。
普段使わない端末のWi-Fi接続はなるべく切っておいたほうがよいです。
無制限ではないので通信制限になっている
クラウドSIMは無制限で使えるポケット型Wi-Fiではないため、通信量の上限を超えてしまっていて通信制限がかかっている可能性があります。
クラウドSIMは最大100GBまで使える契約先が多く、それ以上の通信量を消費すると通信制限にかかってしまいます。WiMAXのように無制限で使えるわけではありません。
どのくらいの通信量を使っているのかある程度把握しておいたほうがよいです。
通信障害が起きている(過去に大規模な通信障害あり)
通信障害が原因でクラウドSIMの通信速度が遅くなっている可能性もあります。
通信障害が発生している場合は、SNSの公式アカウントで報告されていたり、SNSで通信障害が起きているのではないかといったことがつぶやかれている可能性があります。そのため、通信障害か調べる際にはSNSを活用することをおすすめします。
元々クラウドSIMは無制限で使えるポケット型Wi-Fiでしたが、大規模な通信障害が発生したことにより完全無制限で使えなくなりました。
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが遅い時の対処法-今すぐできる7つの対応-
クラウドWSIMのポケット型Wi-Fiが遅いときの対処法として主に以下のものがあげられます。
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが遅い時の対処法
・キャリアの通信網にいるかどうか確認する
・速度制限になっていないか確認する
・電源が入っているか確認する
・機内モードになっていないか確認する
・同時接続端末を減らす
・接続している端末を再起動する
・有線で接続してみる
キャリアの通信網にいるかどうか確認する
クラウドSIMの通信速度が遅い場合には、まずはキャリアの通信網にいるかどうか確認してください。
クラウドSIMは日本だとau、ドコモ、ソフトバンクの3つの回線に対応しています。どれか1つでも対応しているエリアにいるならインターネットに接続可能です。
しかし、3つのキャリアの通信網にいない場合にはインターネットが使えなくなってしまいます。
3大キャリアの公式サイトなどから、キャリアの通信網にいるかどうか確認してみてください。
速度制限になっていないか確認する
クラウドSIMの通信速度が遅くなっている原因が速度制限によるものの可能性もあげられます。念のために速度制限になっていないか確認してみてください。
クラウドSIMだと端末にモニター機能がないものもあるため、契約先のプロバイダのマイページから使用している通信量をチェックする必要があります。
いつでもマイページにログインできるようにログイン情報を控えておきましょう。
電源が入っているか確認する
うっかりミスによってインターネットに接続できていないこともあるため、ポケット型Wi-Fiの電源が入っているかチェックしてみてください。
ポケット型Wi-Fiは初期設定さえしてしまえば勝手に接続してくれますが、電源が入っていないとWi-Fiの電波が飛ばせません。電波が飛んでいないとスマホ端末などでWi-Fi接続することができないため、電源が入っているか確認してみてください。
ポケット型Wi-Fiの充電が切れていて電源が入っていない可能性もあるため、充電できる環境も確保しておいたほうがよいです。
機内モードになっていないか確認する
そもそもポケット型Wi-Fi以前にスマホが機内モードになっているとインターネットに接続できません。Wi-Fi接続を行ったとしてもインターネットが利用できなくなってしまいます。
直近で飛行機に乗るようなことがあった方はスマホが機内モードになっていないか確認してみてください。
スマホの画面の上部に飛行機のマークが表示されていたら、機内モードになっています。
同時接続端末を減らす
ポケット型Wi-Fiを利用してインターネット接続している端末の数を減らすと、インターネットに接続しやすくなることがあります。
たいていのポケット型Wi-Fiは10台程度までしか同時接続することができませんが、5台ほど同時接続していると通信速度の低下を顕著に感じやすくなります。ポケット型Wi-Fiを使う際には、できれば5台以上の端末を同時接続しないことをおすすめします。
ポケット型Wi-Fiは基本的に1人1台使うのが理想的です。
接続している端末を再起動する
ポケット型Wi-Fiが単に不具合を起こしているためにインターネットに接続できない可能性もあります。不具合が原因ではないかと感じた場合は、まずは端末の再起動を試してみてください。
接触不良が原因となっているのであれば、端末を再起動すれば通信速度の低下が改善されます。
場合によっては端末が完全に壊れてしまっている可能性すらあります。その場合は、契約先に相談して端末を修理してもらったり、交換対応してもらったりしたほうがよいです。
故障した場合に備えて、端末補償オプションなどに加入しておくことをおすすめします。
有線で接続してみる
ポケット型Wi-Fiは無線接続が基本となりますが、無線接続でうまく繋がらない場合は有線接続も試してみてください。
無線接続は空気中に漂う電波を通じてインターネット接続を行っています。この方法ならケーブルを使わない分楽に接続しやすいのですが、周囲の環境に大きく影響を受けて本来出せる通信速度よりも大きく低下しやすい傾向があります。
一方で、有線接続はケーブル内を伝ってインターネットに接続することになるため、無線接続よりも安定した通信速度が出しやすくなります。
端末ごとにクレードルといった機器があり、端末の規格に合った機器を使えば有線接続が可能です。
クラウドSIMが遅い時は乗り換えも検討-持ち運びできるおすすめポケット型Wi-Fi5選-
クラウドSIMの通信速度が遅くなっている原因やその対処法について解説しました。しかし、クラウドSIMはスペックが元から高くない端末であるため、場合によっては乗り換えを検討する必要があります。
乗り換えを検討するとなると、通信速度の速さで知られるWiMAXへの乗り換えが望ましいです。
そして、WiMAXの中でも特に以下のプロバイダでの契約がおすすめできます。
おすすめのWiMAXのポケット型Wi-Fi
・Vision WiMAX
・5G CONNECT
・BIGLOBE WiMAX
・GMOとくとくBB WiMAX
・カシモWiMAX
これらのWiMAXのポケット型Wi-Fiのサービス内容を以下の表にまとめました。
Vision WiMAX | 5G CONNECT | BIGLOBE WiMAX | GMOとくとくBB WiMAX | カシモWiMAX | |
通信速度 | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms | 上り平均:20.2Mbps 下り平均:102.74Mbps Ping値平均:47.33ms |
月額料金 | 2,970円~ | 3,718円~ | 0円~ | 1,474円~ | 1,408円~ |
違約金 | なし | なし | なし | なし | なし |
縛り期間 | 3年 (最低利用期間) | なし/2年 | なし | なし | なし |
この表を基にそれぞれのサービスの特徴などについてまとめていきます。
Vision WiMAX:最短当日発送してくれる
Vision WiMAXは最短当日発送してくれるWiMAXプロバイダです。
その日の13時までに申し込めばその日のうちに発送してくれ、早ければその日の夜には端末の受け取りが可能です。他社だと最短翌日発送にしているところがほとんどであるため、その日のうちにすぐに受け取りたくてもなかなか受け取れないケースが多い傾向にあります。
どうしてもその日のうちにWiMAX端末が届いてほしいといった方は、Vision WiMAXの利用を検討してみてください。
Vision WiMAXの運営は過去にWiFiレンタルで1,600万件のレンタル実績も持っているため、実績を求める方にもおすすめです。
Vision WiMAXのキャンペーン情報
Vision WiMAXでは5,000円キャッシュバックしてくれるキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックキャンペーンを実施しているところは多いですが、たいていの場合は契約してから1年後になってようやく振り込まれるケースが多いです。ただ、Vision WiMAXの場合は契約して1カ月目には5,000円がキャッシュバックされるため、確実にキャッシュバックが受け取りやすいです。
キャッシュバックのタイミングが遅いところだと、申請忘れでキャッシュバックがもらえないケースがあります。
5G CONNECT:30日間モニター利用できる
5G CONNECTは30日間モニター利用できるWiMAXプロバイダです。
多くのWiMAXプロバイダは契約してから利用が開始される仕組みとなっており、初月からしっかりと月額料金がかかります。ですが、5G CONNECTの場合は1カ月程度お試し利用してから本契約に進むか判断できます。
お試し利用してから契約に進めるため、サービスに不満を感じたとしてもノーリスクで解約することが可能です。そのため、これからWiMAXを利用する初心者の方におすすめできるプロバイダとなっています。
5G通信に対応した端末がお試し利用できるのは5G CONNECTの大きなメリットと言えます。
5G CONNECTのキャンペーン情報
5G CONNECTでは5カ月分の月額料金が無料になるキャンペーンを実施しています。
5G CONNECTは2022年11月から契約期間なしのプラン以外に2年契約のプランをリリースしました。このプランを選択し、3カ月おまとめ払いで契約したら、月額料金が5カ月分無料となります。
2年契約なら違約金が気になってしまうところですが、このプランは途中で解約しても違約金がかかりません。ただ、端末本体代金の残債だけ請求されます。
それでも途中で解約する際のリスクは比較的少ないため、お得に5G CONNECTを利用するなら2年契約のプランでの契約をおすすめします。
契約期間なしのプランにはこのキャンペーンは適用されません。
BIGLOBE WiMAX:初月無料で始められる
BIGLOBE WiMAXは初月無料で始められるWiMAXプロバイダです。
初月0円に設定されており、1カ月目に入ってからも1,166円から利用できる料金プランとなっています。さらに、2カ月目以降は3,355円から利用でき、他社の相場料金よりも安い料金で利用できる点が特徴的なサービスです。
また、BIGLOBE WiMAXはクレジットカード払いと口座振替の両方に対応しているのですが、クレジットカード払いを選択すると、端末代の分割払いが可能となります。初月の負担を抑えたい方は分割払いできるクレジットカード払いがおすすめです。
クレジットカード払いでも2カ月目以降の料金が端末代込みで4,268円に抑えることが可能です。
BIGLOBE WiMAXのキャンペーン情報
BIGLOBE WiMAXはかつてはキャッシュバックキャンペーンを実施していましたが、2022年11月時点ではスマホのセット割のみとなっています。
BIGLOBE WiMAXではauスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割が適用されます。auスマホを利用している方は最大毎月1,100円、UQ mobileを利用している方は最大毎月858円までお得になります。
これは対象プランに加入している間はずっと適用され、家族も対象のプランに契約していれば最大10回線まで割引を適用することが可能です。
auあるいはUQ mobileのスマホを利用している方はチェックしてみてください。
GMOとくとくBB WiMAX:実質料金最安値で利用できる
GMOとくとくBB WiMAXは実質料金最安値で利用できるWiMAXプロバイダです。
GMOとくとくBB WiMAXは月額料金がお得で、かつ大きなキャッシュバックキャンペーンを実施しています。それらをすべて適用させると、他社よりも何万円も安い料金で利用することが可能です。
WiMAXプロバイダで料金の安さを求める方は、GMOとくとくBB WiMAXを第一候補として検討してみてください。
2022年11月からはPayPayポイントプレゼントキャンペーンも始まったため、PayPayを利用している方にもおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXのキャンペーン情報
GMOとくとくBB WiMAXがキャンペーンが手厚いWiMAXプロバイダでありますが、やはりその中でもキャッシュバックキャンペーンは見逃せないキャンペーンとなっています。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックキャンペーンでは、誰でも23,000円もらえます。さらに、乗り換え契約した方で他社を解約した際に発生した違約金がある方は、合計49,000円までキャッシュバックしてもらえます。
他のプロバイダでは見られないほど高額なキャッシュバックとなっているため、なるべくキャッシュバックを受け取っておきましょう。
契約してから11カ月目に届くメールから申請手続きを済まさないとキャッシュバックがもらえない点に注意が必要です。
カシモWiMAX:オプションサービスが充実している
カシモWiMAXはオプションサービスが充実しているWiMAXプロバイダです。
カシモWiMAXでは「U-NEXT for スマートシネマ見放題プラン」「カシモWi-Fi by エコネクト」といったさまざまなオプションサービスを用意しています。端末補償オプションを実施していることは多いですが、それ以外のオプションが手薄なプロバイダが多いです。
別途料金はかかりますが、自分なりにカスタマイズしてインターネットを利用していきたい方におすすめです。
カシモWiMAXのキャンペーン情報
カシモWiMAXは「Wi-Fiおかえしプログラム」といったキャンペーンを実施しています。
このキャンペーンは本来返却しなくてもよい購入済みのWiMAX端末を解約時に返却することで、Amazonギフト券が5,000円分手に入るといったものです。返却してもらった端末を再利用することで地球の資源の無駄使いの防止に取り組んでいます。
また、特別な手続きをしなくても事前連絡なしで端末を返却し、カシモWiMAX側で動作確認が取れたら、メールに送付する形でギフト券が送られてきます。
カシモWiMAXで契約した5G対応機種ならWi-Fiおかえしプログラムが適用されます。
クラウドSIMが遅いことに関するよくある質問は?
クラウドSIMは通常のポケット型Wi-Fiと異なる仕組みになっており、元々の通信速度が遅いです。そのため、インターネット上にはクラウドSIMが遅いことについての質問がいくつも投稿されています。
今回はその中から特に質問されることの多かった以下の質問について回答していきます。
クラウドSIMが遅いことに関するよくある質問
・クラウドSIMの仕組みってどうなっているの?
・クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが不安定なんだけどなんで?
・クラウドSIMはなぜ無制限で使えないの?
クラウドSIMの仕組みってどうなっているの?
クラウドSIMは自動で回線情報を取得し、クラウド上で情報を処理してインターネットが利用できる仕組みになっています。
通常は端末にSIMカードが挿入されており、そのSIMカードの情報を用いてインターネットに接続する仕組みとなっています。そのため、挿入したSIMカードのキャリア回線しか使えません。
ですが、クラウドSIMはSIMカードを用いることなくインターネットが利用できるため、通常のポケット型Wi-Fiと比べてキャリアの制限がありません。
ちなみに、国内では大手3つのキャリアが使えますが、海外にあるキャリア回線まで使える仕組みとなっています。
クラウドSIMはポケット型Wi-Fiをレンタルせずにそのまま使える点で、海外に出かける機会の多い方にもおすすめできます。
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが不安定なんだけどなんで?
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが不安定なのは、端末そのものの問題か周囲の環境の問題のいずれかの原因があげられます。
まずどんな機械でも接触不良が原因となっていることがあるため、端末の再起動をかけてみてください。それでも直らない場合は、先ほど紹介した対処法を1つずつ試してみて原因が何なのか特定していってください。
不安定になっている原因を1つあげてその対処法を試してみるといった流れを繰り返すことで、何が原因だったのか特定しやすくなります。
クラウドSIMはなぜ無制限で使えないの?
クラウドSIMは日本だと4G通信の大手3大キャリア回線を使ってインターネットに接続しています。4G通信の回線は5G通信の回線より圧倒的に混雑しやすく、通信速度が低下しやすいです。
通信速度が低下し続けると段々と使い物にならなくなっていくため、どのプロバイダも利用可能なデータ容量に制限を設けています。
少なくとも、今後5G通信回線が利用できるように変わるまでは無制限で使えるようになることはないと予想されます。
最大で200GBまで使えるプロバイダしかありません。
まとめ:クラウドSIMはその特性上速度が遅い-速度重視ならWiMAXを選ぼう-
クラウドSIMは通信速度が遅いとの報告が多く見られていますが、実際元々の最大通信速度が遅いため、通信速度が遅いのは仕方ありません。その代わりに海外でもそのまま利用できる対応エリアの広さや回線の自動切り替えによる通信の安定性が評価されています。
ただ、元々の通信速度が遅いとなると動画の視聴がうまくできないといった方も多いです。そういった方は通信速度が重視されているWiMAXのポケット型Wi-Fiサービスを利用するのが望ましいです。
WiMAXの多くのプロバイダは5G通信端末に移行しており、ポケット型Wi-Fiでも下り100Mbps程度の速度が安定して出せます。
WiMAXプロバイダにもさまざまな特徴のプロバイダがあるため、自分が求めている条件を満たしたプロバイダで契約してみてください。