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【2022年最新版】クラウドSIM10社を徹底比較、ポケット型WiFiはおすすめできる?

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クラウドSIMのサービスは、さまざまなプロバイダが提供しています。各社それぞれ異なるプランや料金を提供しており、実際にどのプロバイダがいいか悩む人も多いのではないでしょうか。

結論として、契約時は自分の利用状況や求める条件を整理することが大切です。

この記事ではクラウドSIMを提供しているプロバイダについて、おすすめの10サービスを最新情報をもとに徹底比較しました。メリットやデメリット、価格、よくある疑問についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】
・おすすめのクラウドSIMサービス10社の比較
・クラウドSIMとポケット型Wi-Fiの違い
・クラウドSIMのメリットとデメリット
・クラウドSIMのよくある疑問

\当サイトおすすめのWi-Fi 3選/

サービス名

 

ゼロ縛りWiFi

ゼロ縛りwifi ロゴ

THE WiFi

ZEUS WiFi

zeus wifi

月額料金(税込)2,805円~1,298円~
(4ヵ月まで0円)
2,178円~
(6ヶ月まで 980円~)
通信容量30GB/50GB/70GB1GB/5GB/20GB/40GB/100GB
(利用容量で料金が変動)
20GB/40GB/100GB
通信速度(下り最大)150Mbps150Mbps150Mbps
詳細ゼロ縛りWiFiの詳細を見るTHE WiFiの詳細を見るZEUS WiFiの詳細を見る
  1. おすすめクラウドSIMを徹底比較、人気のポケット型WiFi10選
    1. Mugen WiFi:海外でもそのまま使える
    2. The WiFi:データを使い切っても追加可能
    3. クラウドWiFi:解約時の違約金不要
    4. AiR-WiFi:最短即日発送
    5. クイックWiFi:50GB、100GBから選べる
    6. 縛られないWiFi:契約期間なしが選べる
    7. モンスターモバイル:低容量プランも選択可能
    8. それがだいじWiFi:2年以降いつでも解約できる
    9. Kurashimo Wi-Fi:プランがシンプルでわかりやすい
    10. ゼウスWiFi:元祖クラウドSIMといえばこれ
  2. そもそもクラウドSIMとは?
  3. クラウドSIMは通常のポケット型WiFiと比較して何が違う?
    1. それぞれの用途に合わせた使い方一覧
    2. 月額料金:データ量によっては安くなる
    3. データ量:クラウドSIMの方が利用できるデータ量は多い
    4. 通信速度:クラウドSIMの方が遅い
    5. 初期費用:ほとんど変わらない
    6. 通信制限:クラウドSIMは制限が設けられており、制限時の速度も遅い
  4. クラウドSIMのメリットは?比較でわかったおすすめポイント
    1. 大容量のWiFiを安く使える
    2. エリアが広くどこでも使える
    3. 解約金無しで使えるプロバイダが多い
    4. 月額料金が格安
    5. 海外でもそのままクラウドSIMを使用できる
  5. クラウドSIMの選び方で大切なポイント
    1. クラウドSIMの料金は安いか
    2. 毎月どの程度データ容量を使用するのか
    3. 契約期間は問題ないのか
  6. クラウドSIMはここがイマイチ、比較で見えたデメリット
    1. 通信速度が遅い
    2. 回線安定性は低い
    3. 大規模な通信障害の可能性がある
  7. クラウドSIMの比較に関するよくある質問は?
    1. クラウドsimは遅いって聞いたけど本当?
    2. クラウドsimのデメリットが知りたい
    3. クラウドsimの契約までの流れは?
  8. まとめ:クラウドSiMは比較して選ぶと後悔しない

おすすめクラウドSIMを徹底比較、人気のポケット型WiFi10選

おすすめのイメージ画像

今回は人気のクラウドSIMについて、おすすめのポケット型Wi-Fiを10社厳選しました。

まずは下記の表で、各クラウドSIMの比較を見ていきましょう。

サービス名Mugen WiFiMUGEN WiFIThe WiFiTHE WiFIクラウドWiFiAiR-WiFiAiR-WiFiクイックWiFi縛られないWiFiモンスターモバイルそれがだいじWiFiそれが大事WiFiKurashimo Wi-FiKurashimoゼウスWiFi
運営会社株式会社surfaveスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社株式会社ニッチカンパニー株式会社Ocean Mapブロードバンドナビ株式会社株式会社 25(トゥエンティファイブ)株式会社NEXTソリューションネットワーク株式会社株式会社ジョインアップ株式会社Human Investment
月額料金3,718円(税込)3,828円20GB:2,580円(税込)
50GB:2,980円(税込)
100GB:3,718円(税込)
3,278円~(税込)50GB:2,948円(税込)
100GB:3,718円~(税込)
30GB:3,190円(税込)
50GB:3,740円(税込)
※上記は縛りなしの場合、1年契約の場合▲220円(税込)
20GB:2,640円(税込)
50GB:3,190円(税込)
100GB:3,938円(税込)
※上記は縛りなしの場合、1年契約の場合▲550円(税込)
30GB:2,585円(税込)
50GB:3,267円(税込)
3,608円(税込)20GB:2,618円(税込)
40GB:3,278円(税込)
100GB:4,708円(税込)
※上記は縛りなしの場合、2年契約の場合プランごとの割引あり
初期費用3,300円(税込)3,300円(税込)3,800円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)3,300円(税込)
データ容量100GB100GB20GB or 50GB or 100GB100GB50GB or 100GB30GB or 50GB20GB or 50GB or 100GB30GB or 100GB90GB20GB or 40GB or 100GB
縛り期間2年契約(自動更新なし)2年契約(自動更新なし)なし1年契約(自動更新あり)2年契約(自動更新あり)契約期間なし or 1年契約契約期間なし or 1年契約2年契約(自動更新あり)2年契約(自動更新あり)契約期間なし or 2年契約

ここからは各クラウドSIMを採用しているポケット型Wi-Fiの特徴について、詳しくみていきましょう。

Mugen WiFi:海外でもそのまま使える

MUGEN WiFi

運営会社株式会社surfave
月額料金3,718円(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量100GB
縛り期間2年契約(自動更新なし)

Mugen WiFiは、100GBのプランのみを提供しているのが特徴のポケット型Wi-Fiです。プランが一つだけでわかりやすく、悩むことがありません。

また、海外で使う場合もそのままの契約で利用できます。海外のエリアによって料金は異なりますが、1GB当たり1,200円もしくは1,600円で利用できるのが特徴です。

縛り期間は2年の期間が設けられていますが、自動更新がないため25か月目以降は違約金不要で解約できます。100GBの料金プランの中でも安い部類に入るため、大容量を必要とする人にもおすすめといえるでしょう。

・月額料金:91/100点
・キャンペーン:86/100点
・海外での利用しやすさ:70/100点
・契約のわかりやすさ:93/100点
・総合:85/100点

The WiFi:データを使い切っても追加可能

運営会社スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社
月額料金3,073円(税込)
初期費用2,200円(税込)
データ容量100GB
縛り期間2年契約(自動更新なし)

*THE WiFiのご契約と同時にSAISON CARD Digitalにご入会された場合「THEWiFiポイント5,000円分付与」を適用させた実質月額。

The WiFiは、100GBでは通信が足りなくなる可能性がある人におすすめのポケット型Wi-Fiです。100GBを使い切ってしまった場合でも10GB/2,200円(税込)で最大3回・計30GBまで追加でき、万が一の場合にも安心といえるでしょう。

縛り期間は2年が設けられているものの、25か月目以降は解約金がかかりません。また、サポート体制が充実していることでも、The WiFiは評判を集めています。

100GBの定額プランのほかにも段階性のプランを提供しているため、毎月のデータ量が変動する人は段階性プランでの契約も検討してみましょう。

【段階性プラン・The WiFi Fitの料金】
~1GB:1,298円(税込)
~5GB:1,628円(税込)
~20GB:2,068円(税込)
~40GB:2.596円(税込)
~100GB:3,960円(税込)
・月額料金:87/100点
・キャンペーン:88/100点
・海外での利用しやすさ:80/100点
・契約のわかりやすさ:80/100点
・総合:83/100点

クラウドWiFi:解約時の違約金不要

クラウドWiFi

運営会社株式会社ニッチカンパニー
月額料金20GB:2,580円(税込)
50GB:2,980円(税込)
100GB:3,718円(税込)
初期費用3,800円(税込)
データ容量20GB or 50GB or 100GB
縛り期間なし

クラウドWiFi最大の特徴は、契約時の縛り期間が設けられていない点です。縛り期間がないポケット型Wi-Fiで短期レンタルが可能となり、旅行や出張の期間だけ契約できます。

プランは20GB or 50GB or 100GBが用意されており、低容量プランで契約できるのも特徴といえるでしょう。

短期間で契約したい人や100GBも必要ない人であれば、クラウドWiFiの契約がおすすめです。

・月額料金:90/100点
・キャンペーン:-/100点
・海外での利用しやすさ:91/100点
・契約のわかりやすさ:78/100点
・総合:81/100点

AiR-WiFi:最短即日発送

AiR-WiFi

運営会社株式会社Ocean Map
月額料金3,278円~(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量100GB
縛り期間1年契約(自動更新あり)

AiR-WiFiは、申し込み後最短即日の発送に対応しているポケット型Wi-Fiです。エリアによっては翌日からWi-Fiを利用できるため、急ぎの契約が必要でも十分に対応できるでしょう。

加えて月額料金も安く、100GB利用できるクラウドSIMの中では最安値となっています。そのため、AiR-WiFiは料金を節約したい人にもおすすめです。

初回契約の場合には30日間の無料モニターも用意されているため、初めてクラウドSIMを利用する人でも安心して契約できるサービスといえるでしょう。

・月額料金:92/100点
・キャンペーン:-/100点
・海外での利用しやすさ:75/100点
・契約のわかりやすさ:78/100点
・総合:79/100点

クイックWiFi:50GB、100GBから選べる

クイックWi-Fi

運営会社ブロードバンドナビ株式会社
月額料金50GB:2,948円(税込)
100GB:3,718円~(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量50GB or 100GB
縛り期間2年契約(自動更新あり)

クイックWiFiは、50GBと100GBのプランを提供しているのが特徴のポケット型Wi-Fiです。50GBの場合は「U3」、100GBの場合には「U3」と「G4Max」から端末を選べます。

なお、「G4Max」を選んだ場合には月額料金が440円(税込)高くなるため、注意しましょう。

また「U3」を選んだ場合のみ、8日以内の解約時キャンセル料がかかりません。万が一エリアの問題で電波が入らなかったり、速度が遅かったりしても解約できるのは安心といえるでしょう。

・月額料金:91/100点
・キャンペーン:-/100点
・海外での利用しやすさ:78/100点
・契約のわかりやすさ:70/100点
・総合:76/100点

縛られないWiFi:契約期間なしが選べる

縛られないWi-Fi

運営会社株式会社 25(トゥエンティファイブ)
月額料金30GB:3,190円(税込)
50GB:3,740円(税込)
※上記は縛りなしの場合、1年契約の場合▲220円(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量30GB or 50GB
縛り期間契約期間なし or 1年契約

縛られないWiFiは、サービス名にもある通り「契約期間なし」のプランを選べます。好きなタイミングで解約できるため、短期利用にも向いているポケット型Wi-Fiといえるでしょう。

契約期間なしのほかに1年契約のプランも設けられていますが、月当たりの差額は220円(税込)しかありません。そのため、仮に月額が高くなったとしても、解約金を支払うよりは安上がりです。

短期利用を想定して契約する場合は、縛られないWiFiの利用を検討してみてください。

また、クラウドSIMではありませんがWiMAXプランも用意されています。通信速度に不安がある人はこちらも検討してみると良いでしょう。

・月額料金:71/100点
・キャンペーン:84/100点
・海外での利用しやすさ:71/100点
・契約のわかりやすさ:74/100点
・総合:75/100点

モンスターモバイル:低容量プランも選択可能

運営会社株式会社NEXT
月額料金20GB:2,640円(税込)
50GB:3,190円(税込)
100GB:3,938円(税込)
※上記は縛りなしの場合、1年契約の場合▲550円(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量20GB or 50GB or 100GB
縛り期間契約期間なし or 1年契約

モンスターモバイルは、低容量プランを選べるクラウドSIMです。サブで使えるWi-Fiを探している場合には20GB、光回線の代わりに使えるWi-Fiを探している場合は100GBなど、状況に合わせてプランを選べます。

加えて縛り期間も契約期間なしが選べることから、短期契約にも向いているクラウドSIMといえるでしょう。

万が一データが足りなくなっても、必要な分を追加購入できるため安心です。

端末が丸形でオシャレという点も高評価。

・月額料金:81/100点
・キャンペーン:67/100点
・海外での利用しやすさ:-/100点
・契約のわかりやすさ:70/100点
・総合:71/100点

それがだいじWiFi:2年以降いつでも解約できる

それが大事WiFi

運営会社ソリューションネットワーク株式会社
月額料金30GB:2,585円(税込)
100GB:3,267円(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量30GB or 100GB
縛り期間2年契約(自動更新なし)

それがだいじWiFiは、25か月目以降解約金がかかりません。短期契約には向きませんが、長期契約する場合には大きなメリットとなるでしょう。

また、提供されているプランに30GBが用意されているのも特徴の一つです。他のプロバイダでは20GBや50GBのプランが一般的ですが、それがだいじWiFi独自の調査から30GBの需要が高いと考えています。

万が一GB数が足りなくなってもデータが追加できるため、急にデータ量が多く必要になった場合でも問題ないでしょう。

・月額料金:85/100点
・キャンペーン:65/100点
・海外での利用しやすさ:69/100点
・契約のわかりやすさ:75/100点
・総合:70/100点

Kurashimo Wi-Fi:プランがシンプルでわかりやすい

Kurashimo

運営会社株式会社ジョインアップ
月額料金3,608円(税込)
初期費用3,300円(税込)
データ容量90GB
縛り期間2年契約(自動更新あり)

Kurashimo Wi-Fiは、料金プランが一つだけでわかりやすいのが特徴のポケット型Wi-Fiです。90GBのプランのみを提供しているため、契約内容に悩むことがありません。

さらに海外でもそのまま利用できることから、海外旅行に活用したい人にもおすすめのクラウドSIMといえるでしょう。

ただし、Kurashimo Wi-Fiでは品質保証のために1日3GBの上限が設けられています。万が一大容量の通信を実施して上限を超えてしまった場合は、翌日まで速度制限がかかるため注意しましょう。

・月額料金:74/100点
・キャンペーン:71/100点
・海外での利用しやすさ:79/100点
・契約のわかりやすさ:69/100点
・総合:69/100点

ゼウスWiFi:元祖クラウドSIMといえばこれ

ZEUS WiFi

運営会社株式会社Human Investment
月額料金20GB:2,618円(税込)
40GB:3,278円(税込)
100GB:4,708円(税込)
※上記は縛りなしの場合、2年契約の場合プランごとの割引あり
初期費用3,300円(税込)
データ容量20GB or 40GB or 100GB
縛り期間契約期間なし or 2年契約

ゼウスWiFiは、元祖クラウドWiFiとして有名なポケット型Wi-Fiです。プランは20GB or 40GB or 100GBの3種類を提供しており、自分の利用スタイルに合わせて選べます。

契約期間は縛りなしもしくは2年契約から選べるため、自分が必要とする期間に合わせて契約できるのも大きな特徴です。

また、支払いはコンビニ後払いにも対応しているため、クレジットカードを持っていなくても問題なく契約できます。

・月額料金:65/100点
・キャンペーン:82/100点
・海外での利用しやすさ:65/100点
・契約のわかりやすさ:71/100点
・総合:67/100点

そもそもクラウドSIMとは?

クラウドSIMとは2009年に中国で設立されたuCloudlink社による新しい技術を使ったSIMです。物理的に今まで必要とされていたSIMカードを必要とせず、それぞれの端末のSIMカードの情報をクラウドサーバー内で管理する通信技術を利用。これにより、各端末の通信状況を一箇所に集約し、個別に通信を提供しています。

この方式の大きな利点はSIMカードに通信の情報を書き込む必要が無いため、通信を行うキャリアなどが限定されること無く、使用する場所でそれぞれ最適な通信キャリアを提供してくれるという点です。docomoをはじめとする大手キャリア、最近では楽天モバイルなども加わりました。反面、大人数でそれぞれ帯域を分け合っているため、通信速度が出づらかったり通信自体が不安定だったりするという側面もあります。

クラウドSIMは通常のポケット型WiFiと比較して何が違う?

違いを比較するイメージ

クラウドSIMと通常のポケット型Wi-Fiを比較すると、以下のような違いがあることがわかりました。

ここからは5つの違いについて、詳しくみていきましょう。
ポケット型Wi-FiといってもWiMAXや大手キャリアのモバイルルーター、端末のみ購入で格安SIMを挿して運用する場合などさまざまあるため、それぞれについてご紹介します。

それぞれの用途に合わせた使い方一覧

クラウドSIMWiMAX大手キャリアモバイルルーター格安SIM+モバイルルーター端末購入
料金
通信速度・安定感
設定難易度

料金

料金に関しては格安SIM+モバイルルーター端末を用意するのが最も安くなります。WiMAX・クラウドSIMも高くはありませんが、月の支出を考えると格安SIM代金しかかからない方式がダントツです。反面大手キャリアモバイルルーターは月々のコスパはかなり悪く、30GBの容量でも10,000円を超えるようなプランも中にはあります。

通信速度・安定感

通信速度や安定感を求めるのであれば大手キャリアのモバイルルーターを選択するのがよいでしょう。もちろん価格は高いのですが、通信品質や混む時間帯でも重くなりづらいという最大のメリットがあります。反面格安SIMの場合、昨今は契約者が急増しているため、重くなる時間帯には速度や通信がかなり厳しい数字になってしまうことが多々。速度を求めるのであれば5Gに対応した大手キャリアモバイルルーターを契約しましょう。

設定難易度

設定難易度に関してもリアル店舗を持っていることが多い大手キャリアやWiMAXが設定サポートも含めて使いやすいといえます。クラウドSIMの場合は対面サポートはほとんどないものの、ネットで契約後、送られてきてから特段設定をするような項目もなく、そのまま使い始めることができます。モバイルルーター端末を購入して格安SIMを挿す場合、そのモバイルルーターが対応しているか、プロファイルを設定する、動作確認を行うなどやらなければならない設定などが多く、そういった知識に乏しい方は使うのが難しいと言えるでしょう。

安く済ませたいなら格安SIM・通信速度がほしいなら大手キャリア・バランスのクラウドSIM、WiMAX

この前提条件を踏まえて次からの項を読んでみてください。

月額料金:データ量によっては安くなる

クラウドSIMと大手キャリアのポケット型Wi-Fiを除いたモバイルルーターの月額料金を比較すると、使用するデータ量によっては安くなる可能性があります。具体的には、低容量で済む場合にはクラウドSIMが安くなり、100GB以上利用する場合はWiMAXが条件付きで安くなる可能性が高いです。

多くのデータ容量を使う場合にクラウドSIMの方が高くなる理由として、データ容量の上限が設けられていることがあげられます。クラウドSIMはデータ容量を使い切ると、翌月まで待つかデータ容量を追加購入するしか制限解除の方法がありません。

対してWiMAXなどであれば無制限のプランも多く、3日で10GB・15GBの制限が設けられているものの、18時~翌2時以外は普段通り使用できます。

上記のような違いがあるため、使うデータ容量が少ない場合はクラウドSIMが得になることを覚えておきましょう。

ただし、docomoやauなどの大手キャリアでモバイルルーターを契約すると非常に高額になります。WiMAX系列とは料金体系も大きく異なるため、契約前によくプラン料金を比較するようにしましょうね。

データ量:クラウドSIMの方が利用できるデータ量は多い

データ量の面で比較すると、クラウドSIMの方が多く利用できるケースがほとんどです。

クラウドSIMは100GB前後のプランが提供されていることが多く、実際に使い切ることはほぼありません。対してポケット型Wi-Fiは3日間の制限が設けられており、10GBや15GBを超過すると一時的な制限がかかります。

月間のデータ容量に上限は設けられているものの、多くの通信を必要とするのであればクラウドSIMの契約がおすすめといえるでしょう。

通信速度:クラウドSIMの方が遅い

通信速度の面で比較すると、クラウドSIMの方がポケット型Wi-Fiよりも遅いです。

クラウドSIM:下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
ポケット型Wi-Fi:端末により異なるが、中には1Gbps以上の速度に対応しているものもある
上記のように速度差があるため、回線速度を重視するのであればポケット型Wi-Fiの契約がおすすめといえるでしょう。
ちなみにクラウドSIMを使用している端末の仕様は多少同時接続台数などに違いがあるものの、基本的にすべて下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとなっています。これはすべてのクラウドSIMルーターがucloudlink社で製造されているからです。

初期費用:ほとんど変わらない

初期費用の面で比較してみると、クラウドSIM・モバイルルーターでのサービスすべてでほとんど変わらないことがわかりました。

契約にかかる初期費用として、事務手数料や端末費用などがあげられます。この2つを例にすると、契約時に事務手数料が発生するのはほとんど同じで、端末代も何かしらの方法で割引になるケースが多いです。

そのため、どちらを契約しても初期費用に差はないといえるでしょう。

プロバイダによって端末代や送料の部分が変わるため、クラウドSIMとポケット型Wi-Fiで比較するのではなく、プロバイダごとに比較するのがおすすめです。

ただし、クラウドSIMルーターはほとんどがレンタルでの契約になります。残債を払ってその後再利用したいということであれば他社のモバイルルーター契約を利用しましょう。

通信制限:クラウドSIMは制限が設けられており、制限時の速度も遅い

通信制限の面で比較すると、ポケット型Wi-Fiに劣ることがわかりました。各サービスの制限内容については、以下の通りです。

クラウドSIM・月間データ容量を超過したら制限
・制限時は128kbps
ポケット型Wi-Fi・WiMAXの場合は無制限プランがほとんど
・制限時も1Mbpsで使える

ポケット型Wi-Fiの方が制限としては緩いため、制限を気にせず使いたいのであればポケット型Wi-Fiを契約しましょう。

当サイトおすすめのWiFiを見る

クラウドSIMのメリットは?比較でわかったおすすめポイント

メリット

クラウドSIMのメリットとして、以下の5つがあげられます。

それぞれのおすすめポイントについて、詳しくみていきましょう。

大容量のWiFiを安く使える

機種やスペックに関わらず、多くのデータ容量を利用できるのは一つのメリットです。インターネットを使うときは様々な通信を行うため、データ容量が少なければ困ることもあるでしょう。

クラウドSIMは4,000円前後で100GBの通信量を利用でき、1GB当たりの料金に換算すればかなり安く利用できます。

持ち運んで使える利便性もあるため、外出先や出張先、旅行先などでWi-Fiを必要な場合に契約しましょう。

エリアが広くどこでも使える

WiMAXや3大キャリアが提供しているポケット型Wi-Fiと比較して、エリアが広いのも特徴の一つです。基本的には日本全国で利用でき、山中や田舎など利用場所を選びません。

クラウドSIMはdocomo・au・Softbankの3キャリアの対応エリアを網羅しています。通信はその場で最適な回線を自動で判定してくれるため、利用者が何か設定する必要もありません。

逆にいえばドコモ回線を利用したいのにソフトバンク回線を拾ってしまうといったことが多発し、自分の好きな回線に接続できない点は注意が必要です。

解約金無しで使えるプロバイダが多い

契約上の縛り期間が設けられていないプロバイダが多いのも、一つのメリットといえます。仮に設けられていたとしても、指定の期間を利用すれば以降解約金がかからないことがほとんどです。

ポケット型Wi-Fiや光回線は、契約期間を満たしても自動更新されてしまいます。そのため、違約金の支払いを回避するためには更新月での手続きが必須です。

契約期間の縛りが緩い・解約金が設けられていないという点は、大きなメリットといえるでしょう。

ただし、最近では少しでも価格を抑えるために縛りプランを設けている事業者も増えてきました。長期利用が考えられる・多少速度が遅くても文句はないという方は縛りプランに加入したほうが月額500~1,500円程度の節約になります。

当サイトおすすめのWiFiを見る

月額料金が格安

月額料金が格安に設定されているのも、クラウドSIMを採用しているポケット型Wi-Fiのメリットといえるでしょう。1か月あたり3,000円~4,000円程度で利用でき、安さで見れば他のWi-Fiの比になりません。

具体的に光回線は4,000円~5,000円程度、ホームルーターは4,500円前後の料金が大半です。

Wi-Fiを選ぶときに安さを重視するなら、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiが最適といえるでしょう。

格安SIM+モバイルルーター端末もかなり安く済ますことができますが、自分で設定を済ませなければいけないというデメリットがあります。

海外でもそのままクラウドSIMを使用できる

クラウドSIMのポケット型Wi-Fiであれば、特殊な手続きをせずにそのまま海外で利用できます。契約内容もそのままで海外に持ち出せるため、国内・海外の両方で利用を考えている場合におすすめです。

ただし、海外で利用する際は別途料金がかかります。クラウドSIMの提供先によって料金が異なるほか、日当たりの金額やGB数ごとの金額といった料金設定が変わりますので、海外利用時は必ず料金形態を確認しましょう。

クラウドSIMの選び方で大切なポイント

クラウドSIMを選ぶときに大切なポイントは、以下の3つです。

それぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。

クラウドSIMの料金は安いか

クラウドSIMを選ぶときは、必ず料金比較を忘れないようにしましょう。各社提供している料金プランはもちろん、端末代が含まれているか、初期費用はどのくらいかが変わってきます。

その他にも解約時の違約金やキャンペーン、使用期間で計算した料金などを細かく計算すれば、より自分に合ったクラウドSIMが見つかるでしょう。この時のコツは1ヶ月単位ではなく、6ヶ月での金額、1年での金額、2年での金額など、ある程度長期的スパンでの使用を想定した場合の計算を行うことです。そうすることにより、違約金なども含めた各事業者の料金のメリット・デメリットをうまくあぶり出すことができます。

まずは自分の利用状況に合うプランを提供しているポケット型Wi-Fiを選定してください。その後しっかりと他社比較し、最安のクラウドSIMを契約しましょう。

毎月どの程度データ容量を使用するのか

クラウドSIMを採用しているポケット型Wi-Fiは、通常のポケット型Wi-Fiと比較してデータ容量が多い傾向にあります。加えてデータ容量の選択肢も幅広く、自分に合うプランが見つけやすいです。

自分の利用するデータ容量を計算してから契約すれば、データ容量を無駄にすることがありません。料金の節約にもつながるため、契約前に必要なデータ容量をチェックしましょう。

なお、1GBで使用できる用途別の目安は以下の通りです。

ただし、通信速度と使用容量は全く違います。デメリットの点でも述べますが、高画質の動画などを継続して視聴するには厳しい速度という点は押さえておきましょう。

・動画の視聴・ダウンロード:1時間~3時間程度(画質により異なる)
・LINE通話:音声通話/50時間前後、ビデオ通話/3時間前後
・LINEやメールのテキスト送信:2,000通以上
・地図アプリ:10分利用を1,400回前後
・SNS:テキストのみで3,000ページの閲覧、動画投稿を含むと100分程度

契約期間は問題ないのか

必要な契約期間を確認しておくのも、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiを契約するときの注意点としてあげられます。必要とする期間が短いにも関わらず年単位でしか契約できなければ、解約時に違約金を負担しなければなりません。

例えば旅行でしか使わないのであれば、縛りなしの契約ができるポケット型Wi-Fiを選ぶのが良いでしょう。逆に1年以上使うことが分かっているのであれば、契約期間ありにした方が月々の料金が安く済みます。

自分の前提とする契約期間に合わせて、近い契約期間を提供しているクラウドSIMを選ぶのがおすすめです。

クラウドSIMはここがイマイチ、比較で見えたデメリット

デメリット

クラウドSIMのデメリットとしてあげられるのは以下の3つです。

ここからは3つのデメリットについて、詳しくみていきましょう。

通信速度が遅い

クラウドSIMは光回線やポケット型Wi-Fiと比較して、圧倒的に通信速度が遅いです。下り速度は最大150Mbps、上り速度は最大50Mbpsとなっており、大容量データのやりとりには向きません。

普段使いするのには問題ありませんが、画視聴時の画質設定が必要なことや、オンラインゲームの回線速度不足に悩まされる可能性も考えられます。

通信速度を重視して契約するのであれば、他の方法でインターネットを利用するのがおすすめです。

とくに混み合う時間帯である平日のお昼休みの時間やゴールデンタイムなどは速度が1Mbpsを切ってしまい、ゲームアプリや動画視聴に支障を来す場合もあります。

もし速度が不安であればレンタルなどを利用してお試ししてから契約することを強くおすすめします。

回線安定性は低い

クラウドSIMは3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクの回線を利用する特性上、回線が安定しづらいデメリットが生まれます。

3大キャリアの回線は、当然クラウドSIMだけで利用されているわけではありません。実際にはスマートフォンやポケット型Wi-Fiなどでも利用されています。

また、3大キャリアといっても8割以上がソフトバンクの回線に接続されるため、それによってもまた混雑が起きやすくなっているのが現状。

そのため、混雑の影響や電波の許容範囲超過の影響を受けやすです。

場合によってはまともにインターネットが利用できないこともあるため、安定性を求めるのであればクラウドSIMの契約は見送るべきといえます。

大規模な通信障害の可能性がある

クラウドSIMを利用していく中で、大規模な通信障害の可能性について理解しておく必要があります。実際、過去には大規模な通信障害が発生しました。

通信障害が発生した主な理由は、クラウドSIMの拡大による供給過多があげられます。短期間で多くのユーザーを獲得したことにより、通信速度が著しく低下した事例がありました。

現在ではサービスの改善が実施されているものの、クラウドSIMならではの障害に見舞われる可能性も覚えておきましょう。

ちなみに、2020年3月に発生した大規模障害の原因はデータ容量を無制限にしたことによる一部ユーザーの想定外の大データ容量使用によるものとされています。今後それだけ大きな通信障害が起こる可能性は限りなく低くなっているものの、価格が安価であること・利用者が増加してきていることから、小規模ではあるものの繋がりにくくなる状況が現在でも散見されています。

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クラウドSIMの比較に関するよくある質問は?

クエスチョンマーク

クラウドSIMについて調べていく中で、以下3つの疑問を抱いている人が多く見られました。

クラウドSIMに関する疑問について、詳しくみていきましょう。

クラウドsimは遅いって聞いたけど本当?

結論として、クラウドSIMは他のWi-Fiサービスと比較すると圧倒的に速度が遅いです。光回線やポケット型Wi-Fiが下り最大1Gbps以上に対応している例があるのに対して、クラウドSIMは下り最大150Mbpsにしか対応していません。

回線速度を重視する人であれば、クラウドSIMの速度に不満を抱く可能性は高いでしょう。

特にオンラインゲームをプレーする人や動画をダウンロード・アップロードする人であれば、かなりの確率でストレスを感じてしまいます。

家のインターネット回線をすべてクラウドSIMで賄うということを考えている方はインターネットブラウジング程度しか使用しないという場合を除き、避けたほうが無難です。

クラウドsimのデメリットが知りたい

クラウドSIMのデメリットとして、以下のようなものがあげられます。

・どのキャリアの電波を拾うか選べない
・通信障害・通信容量制限などのトラブルが起きることも
・最大通信速度がポケット型Wi-Fiに劣る
・完全無制限のプランはない
・制限時の速度が著しく遅い

クラウドSIMの契約を検討しているのであれば上記のデメリットについて理解し、契約後に後悔しないようにしましょう。

クラウドsimの契約までの流れは?

クラウドSIMを契約するには、以下のような手続きの流れが必要です。

1.申し込みを希望するクラウドSIMのサイトにアクセスする
2.申し込みページに必要事項を入力する
3.申し込み完了後、最短翌日に端末が届く
4.Wi-Fi設定を完了して利用開始

なお、上記はあくまでも契約手続きの代表例となります。プロバイダによって手続きの流れは若干異なるため、契約するサービスの受付手順は必ず確認しましょう。

速度や使用するデータ容量に不安があるのであればレンタルを利用するのも1つの手です。2-3日レンタルを行い実際使用してみて、それから判断するというのも賢い選択といえるでしょう。

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まとめ:クラウドSiMは比較して選ぶと後悔しない

今回はクラウドSIMを提供しているプロバイダについて、おすすめのサービスを10社比較しました。

クラウドSIMを選ぶときはサービス内容やプラン、契約期間の縛りなどを比較するのが大切です。内容を比較してから契約すれば、契約後の失敗や後悔を防げます。

まずはクラウドSIMを契約するにあたって、自分が何を優先するのかを明確にしましょう。そのうえで条件に該当するサービスを契約するのがおすすめです。

この記事で紹介した内容をもとに、ぜひ自分に合ったクラウドSIMの契約を進めてください。

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