最近では、様々なインターネット接続サービスが提供されていますが、クレジットカード決済が必要な事業者がほとんどです。
中には、クレジットカードを諸事情で持っていなかったり、無駄遣いの元なのでクレジットカードを使いたくないという方もいらっしゃいます。
今回は、クレジットカードの代わりとして人気のデビットカードで支払えるポケット型Wi-Fiについて、見ていきたいと思います。
なお、ここでのデビットカードは、銀行ネットワークを利用した「J-Debit」ではなく、VisaやMasterCard、JCBといったクレジットカードのネットワークを使ったデビットカードのことを指しますので、ご注意下さい。
・口座振替を使えるポケット型Wi-Fi(クラウドSIM)3選
・口座振替を使えるポケット型Wi-Fi(WiMAX)3選
・口座振替でのポケット型Wi-Fi利用時の注意点
・口座振替対応のポケット型Wi-Fiの選び方
・口座振替対応のポケット型Wi-Fiの利用開始までの流れ
クレジットカードが嫌いなので、口座振替でモバイルルーターを契約したいです。
縛られないWiFiなどをご検討下さい。
\当サイトおすすめのWi-Fi 3選/
サービス名
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月額料金(税込) | 2,805円~ | 1,298円~ (4ヵ月まで0円) | 2,178円~ (6ヶ月まで 980円~) |
通信容量 | 30GB/50GB/70GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) | 20GB/40GB/100GB |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
詳細 | ゼロ縛りWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る | ZEUS WiFiの詳細を見る |
【結論】ポケット型Wi-Fiの支払いではデビットカードは使えない
ポケットWiFiの支払いでは、デビットカードは使えません。
なぜなら、デビットカードの大半は、月次決済ができない仕様となっているため、ポケット型Wi-Fiの契約のような、毎月利用料金が請求される決済はできません。
中には、楽天銀行のデビットカードのように、月次決済が可能なものもありますが、ポケット型Wi-Fiの事業者側でデビットカードの支払いを使えなくしているケースもあります。
運良くデビットカードの申し込みでポケット型Wi-Fiを契約できたとしても、デビットカード側やポケット型Wi-Fiの事業者側での仕様変更で突然支払えなくなることも十分あり得ます。
そのため、クレジットカードをお持ちでない方が、ポケット型Wi-Fiを契約する際には、口座振替が可能なものを選択するようにして下さい。
ポケット型Wi-Fiの契約でデビットカードで登録できたとしても、決済できなくなった場合、強制解約の可能性もあります。
口座振替を使えるポケット型Wi-Fi3選|デビットカードは使用不可
口座振替を使えるポケット型Wi-Fi3選を見ていきましょう。
紹介するポケット型Wi-Fiは、「縛りなしWiFi」、「縛られないWiFi」、「Mugen WiFi」となります。
いずれのポケットWiFiも、デビットカードで支払うことはできませんので、ご注意下さい。
回線名 | 縛りなしWiFi | 縛られないWiFi | Mugen WiFi |
月額料金 | 月額1,057円〜 | 月額2,970円〜 | 月額3,328円 |
データ容量 | 10GB・30GB・60GB・90GB | 30GB・50GB | 100GB |
通信速度(実測値) | 15.1Mbps | 9.11Mbps | 14.34Mbps |
キャンペーン | 利用料値引きキャンペーン 期間限定キャッシュバック | クーポンコードによる事務手数料無料キャンペーン | 最大10,000円キャッシュバック |
支払い方法 | クレジットカード・コンビニ後払い | クレジットカード・口座振替 | クレジットカード・口座振替(別途月額550円が必要) |
契約期間 | なし | 1年 | 2年 |
解約期間 | なし | 12ヶ月目以降 | 24ヶ月目以降 |
縛りなしWiFiは、契約期間の縛りがないことを謳っているポケット型Wi-Fiです。従来プラン契約者は口座振替が可能でしたが、現プランでは、クレジットカードをお持ちでない方向けに、コンビニ後払いに対応しています。速度も通常利用であれば、問題ありません。
縛られないWiFiは、1年契約のプランに加入すれば、口座振替での支払いが可能です。なお、手数料などは特に発生しません。契約から1年経過後は、いつ解約しても違約金は発生しません。ただし、速度が遅めなのがネックと言えます・
Mugen WiFiは、2年契約が前提となるポケット型Wi-Fiです。口座振替オプションに加入すれば、口座振替での支払いが可能となります。また、口座振替利用時でも、キャッシュバックはクレジットカード支払いの方と同じくもらえますので、ご安心下さい。
いずれも、VisaやJCBのデビットカードの番号を入力しても、システム側で使えなくしているケースもありますので、デビットカードでの申込みはご遠慮下さい。
特に縛りなしWiFiは、コンビニ後払いができるのでおすすめです。
縛りなしWiFi:迷ったらここ!
クレジットカードなしで契約できるポケット型Wi-Fiを考えているなら、縛りなしWiFiがまずおすすめです。
縛りなしWiFiは、契約期間の縛りがないのが特徴です。それにもかかわらず、利用料の値引きキャンペーンと、一定期間の契約でキャッシュバックがもらえます。
残念ながら、クレジットカードをお持ちでない方向けには、従来プランでは口座振替の申し込みが可能でしたが、現プランでは、コンビニ後払いでの対応となりました。
コンビニ後払いでは、1回550円の手数料が発生してしまいますが、銀行口座にお金を入れておく必要がありませんので、人によっては、コンビニ後払いが便利と感じるかもしれません。
もちろん、サービス内容は、クラウドSIMを使ったポケット型Wi-Fiですので、ドコモ・au・ソフトバンクのネットワークを1台で使えますので、誰もが満足できるサービスと言えます。
コンビニ後払いでは、データチャージができないのは残念です。
縛られないWiFi:1年契約プランで口座振替が手数料なしで利用可能
縛られないWiFiは、1年契約プランである「1年おトクコース」に加入すれば、手数料なしでの口座振替が可能です。
特に、縛られないWiFiは、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiに加えて、WiMAXのポケット型Wi-Fiのサービスも展開されていますので、クラウドSIMの速度に物足りないという方には、非常におすすめのサービスです。
WiMAXのエリア内に住んでいれば、人によっては、固定回線の代替としての利用方法も問題ありません。
クラウドSIMのポケット型Wi-Fiを選ぶことも可能ですが、他社でメインのソフトバンク回線ではなく、一部、NTTドコモ・KDDI(au)の格安SIM回線を使うため、実測値が遅めというのは気になる点です。
ポケット型Wi-Fiだけでなく、ホームルーターも選択できます。
Mugen WiFi:大容量使いたいユーザーなら断然おすすめ
Mugen WiFiは、大容量のデータを使いたいユーザーに断然おすすめできるサービスです。
残念ながら、2年契約となりますが、1ヶ月100GBを月額3,328円で利用可能です。
100GBというと、人によっては、十分固定回線の代替としても使えるレベルですし、ビジネスでのテレワークなどの用途にも問題ありません。
嬉しいことに、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3キャリアの回線を1台でも使えます。
口座振替は、月額550円のオプションに加入することで対応可能となりますが、それ以外は、クレジットカードでの支払いユーザーと違いはないため、最大10,000円のキャッシュバックも口座振替ユーザーでももらえます。
キャッシュバックがもらえるのは嬉しいです。
口座振替を使えるポケット型Wi-Fi(WiMAX)3選|デビットカードは使用不可
ここでは、口座振替を使えるWiMAXのポケットWiFiを紹介します。
紹介するのは、「Broad WiMAX」、「BIGLOBE WiMAX」、「UQ WiMAX」となります。
いずれも、デビットカードは利用できません。もし、デビットカードの中には、ポケット型Wi-Fi申し込みの際に登録できるものもありますが、ポケット型Wi-Fiの契約期間中にデビットカードが利用できたとしても、急に使えなくなる可能性もありますので、自己責任でご利用下さい。
回線名 | Broad WiMAX | BIGLOBE WiMAX | UQ WiMAX |
月額料金 | 月額3,883円 | 月額3,355円 | 月額4,268円 |
データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
通信速度(実測値) | 69.43Mbps | 41.91Mbps | 61.76Mbps |
キャンペーン | なし | 月額料金値引き特典 | WiMAX +5G はじめる割 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 | クレジットカード・口座振替 | クレジットカード・口座振替 |
契約期間 | 2年 | なし | なし |
解約期間 | 24ヶ月後以降 | なし | なし |
Broad WiMAXは、WiMAXのポケット型Wi-Fiでは、一番人気のサービスです。契約期間の縛りがないプランも選べますが、長期間使うなら、2年契約のプランを選ぶとベターです。もちろん、口座振替を使えますが、手数料として月額220円が発生します。
BIGLOBE WiMAXは、大手プロバイダ・BIGLOBEが提供するWiMAXのポケット型Wi-Fiです。契約期間の縛りがない上、安価な料金が魅力的ですが、加入時にポケット型Wi-Fiを一括で2万円近くにて購入する必要がありますので、ご注意下さい。
UQ WiMAXは、回線提供元のUQコミュニケーションズの直属のWiMAXでのポケット型Wi-Fiサービスです。いわゆる”本家”と呼ばれるサービスですので、安心感がありますが、料金は高めというのは否めません。
いずれの3社はどれもおすすめです。
Broad WiMAX:謎の初期費用がかかるものの、検討の余地はあり
Broad WiMAXは、WiMAXのポケット型Wi-Fiでは、1番人気のサービスです。
口座振替での支払いも可能ですが、契約時に約20,000円の初期費用がかかります。こちらは、クレジットカードの支払いでは回避することができますが、口座振替ではどうしても支払う必要があります。
また、Broad WiMAXで人気の他社違約金還元キャンペーンは、口座振替での支払い時には利用できません。
さらには、口座振替には1回220円の手数料が発生する点もご注意下さい。
しかし、多くのユーザーが使っているという安心感と長期で利用するなら、十分検討の余地があると言えるサービスです。
口座振替での支払い時にも、ポケット型Wi-Fiの端末代金は分割払いができるのもメリットです。
初期費用2万円は、クレジットカードでの支払いへ誘導しているようです。
BIGLOBE WiMAX:加入時に端末代金を一括で支払う必要があり
口座振替が可能なWiMAXのポケット型Wi-Fiをお探しの方なら、BIGLOBE WiMAXもおすすめです。
BIGLOBE WiMAXで口座振替を利用する際には、端末代を加入時に一括で支払う必要があります。具体的には、21,912円を支払う形です。
しかし、一括で端末代を支払ってしまえば、月額3,355円で2年は利用できますので、他社と比較しても料金は非常に安いと言っても過言ではありません。
口座振替の手数料は1回220円の料金が発生しますが、全体的には、口座振替での支払いユーザーにもお得なイメージがします。
もちろん、契約期間の縛りがない上、解約時の違約金が発生しない点も、評価されるべきです。
口座振替支払い時でも、auスマートバリューといったau・UQモバイルのセット割も利用できる点もナイスですね。
端末代を一括で払えれば、断然おすすめです。
UQ WiMAX:回線提供元の”本家”という安心感が最高
UQ WiMAXは、他社WiMAXを含めた形で大本の回線を提供しているUQコミュニケーションズが手掛ける”本家”のサービスです。
そのため、安心感が抜群な上、サポート体制がしっかりとしている印象です。
もちろん、手数料なしで口座振替での支払いも可能ですが、その分、料金が高めという印象です。
キャンペーンも消極的で、24ヶ月間の料金が割り引かれる「WiMAX +5G はじめる割」のみというのは残念なところです。
ただし、ポケット型Wi-Fiを分割で購入する場合、信用情報機関(CIC)を参照するため、ご注意下さい。
しかし、全国のUQモバイルの専売ショップ(UQスポット)での契約ができるため、すぐにポケット型Wi-Fiが必要な方は、そちらで契約するのも良いかもしれません。
残念ながら、ヤマダデンキやヨドバシカメラでは、WiMAXのポケット型Wi-Fiの販売も実施されていますが、UQ WiMAXのポケット型Wi-Fiではないので、ご注意下さい。
クレジットカードで滞納などがあった場合、端末代の分割審査に通らない恐れがあります。
デビットカードは使用不可?ポケット型Wi-Fiの利用時の注意点
クレジットカードなしでポケット型Wi-Fiを検討されている方に向けて、ポケット型Wi-Fi利用時の注意点について紹介します。
具体的には、口座振替に対応しているポケット型Wi-Fiは限られている点、口座振替には手数料がかかる点、本人確認種類を提出する必要がある点、審査があるため即日利用はできない点が挙げられます。
これらの注意点から、デビットカードでポケットWiFiを契約したい方もいらっしゃるかもしれませんが、デビットカードにてポケット型Wi-Fiを契約できないのが前提となります。
口座振替に手数料がかかってしまうのは残念です。
口座振替に対応しているポケット型Wi-Fiは限られている
口座振替に対応しているポケット型Wi-Fiは限られているのも注意点の1つです。
多くのポケット型Wi-Fiの事業者では、利用料金の不払いのリスクを抑えるため、クレジットカードのみの支払いとしていることが大半です。
なぜなら、クレジットカードの契約にあたっては、信用情報機関を参照した上でしっかりとした審査が実施されていることから、ポケット型Wi-Fiの事業者としては、加入者に対して、支払い能力の点に関して、クレジットカード会社からのお墨付きがあると判断しています。
残念ながら、口座振替では、加入者の支払い能力がわからない上、決済代行業者へ高い手数料の支払いが必須なことから、多くのポケット型Wi-Fiの事業者では、口座振替の支払い方法を設けたくない意向があります。
そのため、口座振替に対応しているポケット型Wi-Fiが限られてしまうのは、これらの点から仕方がないと言えます。
事業者的には、クレジットカードでなるべく支払ってほしいようです。
口座振替には手数料がかかる
口座振替が利用できるポケット型Wi-Fiのサービスでは、手数料がかかるケースも存在します。
これは、口座振替を実施するにあたって、高額な手数料が発生するため、ポケット型Wi-Fiの事業者側での経営努力で手数料の負担が難しいということも背景にあります。
さらには、極力、口座振替よりも、クレジットカード払いでの契約をしてほしいという思惑も隠れており、口座振替に手数料を設けていることが大半です。
場合によっては、口座振替に手数料を設けることで、料金の不払いのリスクを抑制する効果も存在しますので、中小のポケット型Wi-Fiの事業者では、それらを意識しているかもしれません。
そのため、できるならば、ポケット型Wi-Fiの契約には、クレジットカードでの支払いをおすすめしますが、口座振替で契約する場合は、それらの点を了承した上でご契約下さい。
口座振替では、決済代行会社などで高額な手数料が発生します。
本人確認種類を提出する必要がある
口座振替でポケット型Wi-Fiを契約する際には、本人確認書類を提出する必要があります。
クレジットカードでの契約の場合、クレジットカード会社から付与された番号で本人が特定できるため、事実上の本人確認となります。
しかし、口座振替では、ポケット型Wi-Fiの事業者では、本人確認とすることができないため、契約にあたって、本人確認書類の提出が必要となります。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカードのいずれかがあれば対応できます。事業者によっては、日本国パスポートを利用できないケースもあります。
もし、本人確認書類をお持ちでない方は、マイナンバーカードだとすぐに作れますので、関係各所で手続きを行ってから、ポケット型Wi-Fiを申し込んで下さい。
マイナンバーカードは、日本在住者ならほとんどの方が作れます。
審査があるため即日利用はできない
口座振替でポケット型Wi-Fiを契約するにあたって、審査が実施されるため、即日利用ができない点はデメリットと言えます。
事業者によっては、クレジットカード払いでも電気通信事業者協会(TCA)で交換される不払い情報から契約を断るケースもありますが、口座振替の申し込みの場合、審査が厳し目になる傾向があります。
インターネット専業のポケット型Wi-Fi事業者で、TCA非加盟事業者であっても、口座振替での申し込みにあたって、審査も厳しく行われますので、即日利用はどうしてもできません。
例外として、UQ WiMAXでは、全国のUQスポットで利用したいポケット型Wi-Fiの在庫があれば、即日で契約可能ですが、もちろん審査も行われますので、ご注意下さい。
審査はどうしても避けることはできません。
口座振替対応のポケット型Wi-Fiの選び方|比較すべき5つのポイント
ここでは、口座振替対応のポケット型Wi-Fiの選び方について紹介します。
比較すべき5つのポイントは、実質料金、毎月使える最大データ量、実測値の速度、キャンペーン特典の充実度、評判や口コミになります。
残念ながら、ポケットWiFiを契約するにあたって、デビットカードは使えませんが、代わりに口座振替で利用できるポケット型Wi-Fiをご検討下さい。
いずれのポイントも重要です。
実質料金
口座振替対応のポケット型Wi-Fiを選ぶ際には、実質料金も比較すべきポイントです。
特に、口座振替に対応していると、そもそもの料金が高くなっていることもありますし、Broad WiMAXのように、20,000円以上の初期費用がかかることもあります。
さらには、ポケット型Wi-Fiの事業者によっては、口座振替には手数料を設けていることもあります。
そのため、ポケット型Wi-Fiを選ぶときには、そもそもの料金に加えて、口座振替の手数料なども加味した上で選ぶようにして下さい。
もちろん、クレジットカードでの支払いではお得になることが大半ですが、口座振替での支払いでも、キャッシュバックももらえる事業者もありますので、そちらもご検討下さい。
口座振替の手数料の有無は重要です。
毎月使える最大データ量
口座振替対応のポケット型Wi-Fiを検討する際には、毎月使える最大データ量も加味した上で選ぶべきです。
特に、月30GB程度しか使わないユーザーなら、データ無制限で使えるWiMAXのポケット型Wi-Fiを選ぶのは本末転倒ですし、逆に、オンラインゲームを積極的にプレイするなら、容量に限りがあるクラウドSIMのポケット型Wi-Fiではなく、WiMAXのポケット型Wi-Fiを選択すべきです。
もちろん、ポケット型Wi-Fiにかけられる予算もあると思いますが、可能であれば、なるべくデータ量が多いポケット型Wi-Fiを選択すれば、多少使うデータ容量が多くなった場合でも対応できます。
もし、固定回線の代替でポケット型Wi-Fiを考えているなら、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiより、WiMAXのポケット型Wi-Fiを選ぶべきです。
WiMAXのポケット型Wi-Fiであれば、ほとんど無制限で利用できます。
実測値の速度
口座振替対応のポケット型Wi-Fiを選ぶ際には、実測値の速度も重要な要素です。
スピードテストで計測する実測値は、あくまでも時間帯・場所・回線や基地局の混雑状況によって多少は左右されることもあるため、目安に留めて下さい。
しかし、他社と比較して極端に数値が悪い場合は、そのポケット型Wi-Fiの回線速度は比較的遅いと考えても差支えありません。
ただ、最近のクラウドSIMのポケット型Wi-Fiのほとんどは、ソフトバンクの純正回線をメインに使っている上、WiMAXのポケット型Wi-Fiでは、すべてUQコミュニケーションズの直属の回線となります。
そのため、もし実測値が遅いということであれば、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiの場合、格安SIM(MVNO)のSIMカードが読み込まれている可能性があります。WiMAXの場合は、端末に問題があると考えられます。
あくまでも実測値は目安です。
キャンペーン特典の充実度
口座振替対応のポケット型Wi-Fiを選択するときには、キャンペーン特典の充実度も重要なポイントです。
一般的には、口座振替での支払いでポケット型Wi-Fiを契約する際には、キャンペーンが消極的な場合がありますが、Mugen Wi-Fiのように、キャッシュバックを展開する事業者もあります。
そのため、クレジットカード支払いの場合と比較して、キャンペーンが充実していないことも承知の上で、各社のWebサイトを見て、キャンペーンを比較するのも大事なことです。
ただし、キャンペーンの適用条件などは、各社によって異なりますので、必ず、最新の情報を公式Webサイトで把握した上でのポケット型Wi-Fi契約をおすすめします。
口座振替ではキャッシュバックの対象外となることもあります。
評判や口コミ
口座振替対応のポケット型Wi-Fiを申し込む際には、評判や口コミの確認も大事です。
最近では、TwitterなどのSNSが普及してきたこともあり、様々なポケット型Wi-Fiの評判がTwitterに投稿されています。
そのため、評判や口コミを参照するときは、まず、Twitterを確認して下さい。
さらに、情報の取捨選択が難しいかもしれませんが、匿名掲示板の5ちゃんねるにも的確な情報が掲載されていることがあります。
5ちゃんねるでは、プロバイダ板やモバイル板で、有益な情報が交換されていることもありますので、ポケット型Wi-Fi契約前に事前にチェックしておくと、非常に参考になります。
もちろん、リアルの知人でポケット型Wi-Fiを使っている方がいれば、その方に使い勝手などを聞くのも十分アリです。
Twitterや5ちゃんねるの情報は非常に有益なものもあります。
口座振替対応のポケット型Wi-Fiに申し込むには?利用開始までの流れを解説
ここでは、口座振替対応のポケット型Wi-Fiの利用開始手順について解説します。
ただし、デビットカードでポケットWiFiの契約はできないことが大半ですので、ポケット型Wi-Fiの申し込みの際に、銀行へ行って、デビットカードの契約は不要です。
いずれの利用開始手順も、クラウドSIMやWiMAXのポケット型Wi-Fiの事業者でほとんど共通ですので、こちらの流れを把握しておけば問題ありません。
いずれの手順もほぼ共通です。
STEP①:インターネット・店舗から申し込み
口座振替対応のポケット型Wi-Fiは、基本的には、インターネットから申し込みます。場合によっては、UQ WiMAXのポケット型Wi-Fiを検討されている方は、全国のUQスポットでも申込みができます。
申し込みにあたっては、本人確認書類をご用意下さい。具体的な本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードで十分対応可能です。
さらには、ポケット型Wi-Fiの料金を支払いたい銀行口座の情報を確認した上で、インターネット・UQスポットで支払い情報を入力します。
申し込み後に審査が実施されます。審査と言っても、過去に料金の未払いの履歴があるかどうかの簡単なチェックとなりますので、クレジットカードの審査のように身構える必要はありません。
クレジットカードの審査よりも、ポケット型Wi-Fiの審査は緩いと言えます。
STEP②:ポケット型Wi-Fiを受け取る
加入審査に通過すると、インターネットでの申込みの場合、ポケット型Wi-Fiが自宅に送られてきます。UQスポットの場合は、契約から即日、受け取れます。
発送元の事業者は、ヤマト運輸・佐川急便・ゆうパックのいずれかになることが大半です。
もし、自宅を不在にしている場合は、ポケット型Wi-Fiの事業者からメールで送られてきた追跡番号を確認した上で、配送業者に再配達依頼などを実施して下さい。
また、長期契約が前提となるポケット型Wi-Fiについては、自宅以外への配送ができないケースも存在します。
入院などでポケット型Wi-Fiを自宅以外の場所へ届けて欲しい場合は、各事業者に問い合わせて、対応を確認して下さい。
配送先については各社でルールが異なります。
STEP③:利用したい端末で接続設定を行う
ポケット型Wi-Fi到着後、利用したいスマートフォンやiPadなどのタブレット、ノートパソコン、Nintendo Switchといったゲーム機に、ポケット型Wi-FiのWi-Fiセキュリティキーを入力します。
セキュリティキーは、同封の用紙に記入されていることもあれば、WiMAXのポケット型Wi-Fiの場合は、本体の画面から確認することも可能です。
また、QRコードが同封の用紙に載っていれば、スマートフォンのカメラからそちらを読み込むことで、セキュリティキーの入力なしにポケット型Wi-Fiへの接続が可能となります。
もちろん、どのポケット型Wi-Fiの事業者においても、接続設定のマニュアルが同封されていますので、そちらを参照すれば、問題なくインターネット接続ができるようになります。
わからない場合は、サポートセンターへ連絡して下さい。
ポケット型Wi-Fiのデビットカードに関するよくある質問は?
ここでは、ポケット型Wi-Fiのデビットカードに関するよくある質問に回答します。
回答する質問は、「料金を後払いできるポケット型Wi-Fiはある?」という質問、「ポケット型Wi-Fiの支払い方法にはどんな種類がある?」という質問、「審査なしでも使えるポケット型Wi-Fiはある?」という質問になります。
デビットカードでポケット型Wi-Fiの契約は基本できません。
料金を後払いできるポケット型Wi-Fiはある?
料金を後払いできるポケットWiFiは、縛りなしWiFiです。
縛りなしWiFiでは、コンビニ後払い制度を設けており、毎月送られてくるコンビニ払いの払込票で料金を支払えます。
ただし、縛りなしWiFiでのコンビニ後払いは、1回につき550円の手数料がかかるほか、コンビニ後払いを利用しているとデータチャージや海外プランの購入ができません。
可能であれば、クレジットカードで支払いをすれば、余計な手数料がかからない上、実質的にポケット型Wi-Fiの料金の支払いを遅らせることが可能です。
もし、クレジットカードの審査が通らないことにお困りの方は、デポジットを支払うことで審査のハードルが大幅に下がっている「Nexus Card」や「デポジット型ライフカード」であれば、ほぼすべてのポケット型Wi-Fiを契約できますので、ご検討下さい。
金融事故がある方でも、デポジット型のクレジットカードは審査が通るとされます。
ポケット型Wi-Fiの支払い方法にはどんな種類がある?
ポケットWiFiの支払い方法は、ほぼすべての事業者でクレジットカードとなっていて、数は少ないながらも、口座振替を支払い方法としている事業者もあります。
ただし、多くのポケット型Wi-Fiの事業者では、VisaやJCBのネットワークを使ったデビットカードの支払いをできなくしていますので、クレジットカードなしにポケット型Wi-Fiを契約するのは難しいと考えて下さい。
もちろん、楽天銀行のデビットカードなど、月次決済に対応しているデビットカードであれば、ポケット型Wi-Fiの契約ができてしまうこともありますが、万が一、システムの変更で料金が支払えなくなることもありますので、極力、デビットカードでの申込みは避けて下さい。
口座残高不足でデビットカードでの決済できない場合、ポケット型Wi-Fiの料金も未払いとなります。
審査なしでも使えるポケット型Wi-Fiはある?
審査なしで使えるポケット型Wi-Fiは、ほとんどないと言っても過言ではありません。
ポケットWiFiの事業者では、不払いのリスクを抑えるために、少なくとも簡単な審査を行っている事業者もあります。
厳しい事業者では、電気通信事業者協会(TCA)で交換される不払い情報から、契約の申し込みを断るケースも存在します。
基本的には、クレジットカード払いよりも口座振替での契約申し込みが厳しい傾向にあります。
もちろん、クレジットカードの代わりとして使えるデビットカードで申し込んだ場合でも、そもそもシステム側でデビットカードを使えなくしていますので、契約の審査のハードルは下がりません。
もし、ポケット型Wi-Fiの審査に通らないときは、スマートフォンの利用料金の未払いがないか確認した上で、申し込むようにして下さい。
基本的に審査があると考えて下さい。
まとめ:デビットカードで支払えるポケット型Wi-Fiはない
デビットカードで支払えるポケットWiFiは存在しません。
デビットカードでシステム上登録することが可能なポケット型Wi-Fiの事業者もありますが、毎月の決済ができないことも十分あり得ます。
そのため、クレジットカードをお持ちでない方は、口座振替で申し込めるポケット型Wi-Fiをご検討下さい。
場合によっては、審査が緩い楽天カードや、「Nexus Card」などのデポジット型のクレジットカードを作った上での申込みも良い場合もあります。
可能であれば、クレジットカードでの契約をおすすめします。