持ち運びに便利なモバイル型のWi-Fiルーター。あると便利ですよね。
ポケット型WiFiとWiMAXが持ち運びできるWi-Fiルーターですが、どちらがおすすめか気になりませんか？
様々な種類があるポケット型WiFiか、知名度が高いWiMAXか。
果たして本当におすすめできるのはどちらなのか、本記事で検証していきます。
持ち運び用のWi-Fiルーターを検討中の人は、参考にしてみてくださいね。
・ポケット型WiFiとWiMAXの基礎知識
・ポケット型WiFiとWiMAXの違い
・ニーズごとのおすすめ、特徴
・ポケット型WiFiとWiMAXの選ぶ基準
・おすすめ回線比較
・よくある質問と答え
＼当サイトおすすめのWi-Fi 3選／
サービス名
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| 月額料金（税込） | 2,805円～ | 1,298円～ （4ヵ月まで0円） | 2,178円～ （6ヶ月まで 980円～） |
| 通信容量 | 30GB/50GB/70GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB （利用容量で料金が変動） | 20GB/40GB/100GB |
| 通信速度（下り最大） | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
| 詳細 | ゼロ縛りWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る | ZEUS WiFiの詳細を見る |
ポケット型WiFiとWiMAXってそもそも何？
ポケット型WiFiやWiMAXの名前は知っているけど、具体的に説明して、といわれると難しい……。
似たようなものだし、一緒のように感じますよね。
まず、広い意味では“WiMAXはポケット型WiFiの1つ”です。
また、難しい言い方すると、通信に使っている”通信規格”や”周波数帯”が違います。
どういう意味かご説明しますね。
ポケット型WiFi：家でも外出先でも無線通信が使用可能な機械
ポケット型WiFiは”場所を選ばずどこでも無線通信（Wi-Fi）が使える機械”です。
そのため、WiMAXも”ポケット型WiFiの1つ”であるといえますね。
ポケット型WiFiの通信規格は『4G』『LTE』『5G』『AXGP』などがあります。
・AXGP：主にソフトバンク社で使用されているデータ用の通信方式
・LTE：携帯キャリアが提供する通信方式
・4G：スマホで使われている通信方式
・5G：高速大容量、多数同時接続、低遅延の特徴を持つ新世代通信方式
4G、LTE、5Gはスマホで使われている通信方式ですね。
LTEと4Gは、ほぼ同じといっても問題ありません。
ポケット型WiFiで主流のLTE、4Gは下記の特徴があります。
ちなみに、無線通信する際の電波範囲を示す“周波数帯”が、ポケット型WiFiで使われているLTEや4Gだと低い傾向があります。
周波数帯が低いほど、障害物に強く繋がりやすいといわれています。
“プラチナバンド”って聞いたことありませんか？
プラチナバンドは700～900Mhzの周波数帯なので、山間部や海沿いでも繋がりやすいといわれています。
つまり、ポケット型WiFiは、WiMAX以外の通信規格に対応している持ち運べるWi-Fiルーターです。
WiMAX：無線通信技術規格の1つ
WiMAXは、無線通信技術規格の1つです。
LTEや4Gが1つの携帯会社だけではなく、複数の事業者が使えるのに対してWiMAXは『UQコミュニケーションズ』のみ扱っています。
また、WiMAXにも2つ種類があります。
1つ目が固定通信向けの『WiMAX』。
2つ目が持ち運びできる機器向けの『モバイルWiMAX』。
ポケット型Wi-Fiルーターの場合はモバイルWiMAXを使います。
WiMAXは上限を気にせず高速通信できますが、山間部や海沿い、障害物が多い場所での使用は速度が安定しない可能性があります。
ポケット型WiFiとWiMAXは何が違うの？項目別で違いを解説
ポケット型WiFiとWiMAXは、通信規格面以外でどこがどう違うのか気になりますよね。
月額利用料、通信速度、データ容量、解約金、キャンペーン、提供エリアの6つの項目で違いを解説します。
・通信速度：WiMAXの方が速い傾向
・データ容量：上限なしプランはWiMAXが上手
・解約金：ポケット型WiFiは縛りなしプランもあり
・キャンペーン：キャンペーンが豊富なのはWiMAX
・提供エリア：ポケット型WiFiに軍配が上がる
月額利用料：ポケット型WiFiの方が割安
月額利用料金ですが、ポケット型WiFiの方が安い傾向があります。
ポケット型WiFiは安いプランだと2,000円台から利用可能です。
WiMAXはキャンペーンで加入数ヶ月後は安く使えるものの、割引終了後は約4,000円台の料金になるプロバイダがほとんどです。
月間通信容量が決まっているポケット型WiFiの月額料金は、安く設定されていますね。
また、従量制プランを採用しているポケット型WiFiが何社かあるのが特徴です。
完全上限なしのプランはあまりありませんが、ある程度の使用量がわかっている場合はポケット型WiFiだと通信費が抑えられますね。
通信速度：WiMAXの方が速い傾向
通信速度はWiMAXの方が速い傾向があります。
WiMAXプロバイダ各社が力を入れて打ち出しているプランは『WiMAX 5G』に対応しています。
5Gは下り最大速度2.7Gbpsと非常に速い通信規格です。
また、『au 5G』『au 4G LTE』『WiMAX2+』に対応しているため、エリアも幅広くカバーされていますね。
WiMAXとポケット型WiFiの実測値を何社かまとめました。
・Speed Wi-Fi HOME 5G L11 81.92Mbps
・Speed Wi-Fi NEXT W06 40.36Mbps
・どんなときもWiFi 21.56Mbps
・AiR-WiFi 24.27Mbps
・Y!mobile 25.48Mbps（Pocket WiFi 5G A102ZT）
※みんなのネット回線速度に記載されている2022年3月時点の平均実測値です。
5Gに対応していない機種（W06）でもWiMAXが速いといえますね。
ちなみにWiMAXを含む持ち運び用のWi-Fiルーターでインターネットする際の速度は、端末に依存されます。
WiMAXかポケット型WiFiで悩む際は、各プロバイダ、事業者の取り扱い機種も見るのもおすすめです。
データ容量：上限なしプランはWiMAXが上手
月間通信量の上限なしプランはWiMAXに軍配が上がります。
速度制限が厳しくないのはWiMAXですね。
かつてはポケット型WiFiのように3日で1GB、3GB、10GB、そして15GB制限がWiMAXにもありました。
2022年2月にWiMAXの提供元である『UQコミュニケーション株式会社』から“3日で15GB制限”を撤廃すると発表されました。
月間通信量上限なしでも、”3日で〇GB制限”があるため完全無制限とはいえない状態が長らく続いていましたが、大きく改善されていますね。
ただし、制限が撤廃されたのは『WiMAX+5G』のみです。（プロバイダによってはWiMAX+5Gプランを別の名前で提供）
エリアが広いWiMAX2+の”3日で10GB制限”は継続されているため注意が必要です。
WiMAX+5Gエリアのみで使用を検討中でスピード重視の人は、WiMAXを選ぶと間違いないといえますね。
解約金：ポケット型WiFiは縛りなしプランもあり
解約金はポケット型WiFiが優位です。
WiMAXは年数の長短はあるものの、契約期間が設定されているプランがほとんどです。
ポケット型WiFiは“契約期間の設定なし”プランが多くあります。
契約期間の設定なしのポケット型WiFiは、言い換えれば解約金が発生しません。
ちなみに、契約期間の縛りがあるプランと比べて数百円月額料金が上がる傾向があります。
それでも、契約期間の設定がなければ解約金の心配をしなくて済むのが良いですね。
キャンペーン：キャンペーンが豊富なのはWiMAX
キャンペーンの豊富さではWiMAXが優位です。
割引で月額料金が安くなるのも魅力的ですが、キャッシュバックや端末代負担なしといったキャンペーンもあると嬉しいですよね。
2022年3月時点のWiMAX各プロバイダのキャンペーンを簡単にまとめてみました。
月額料金割引やキャッシュバックキャンペーンが目立ちますね。
割引やキャッシュバックを受けたい人はWiMAXを選ぶと良いですよ。
提供エリア：ポケット型WiFiに軍配が上がる
提供エリアの広さはポケット型WiFiに軍配が上がります。
厳密には“LTE回線を使える端末、回線”だとより広いエリアで提供されています。
ポケット型WiFiは4G、LTE回線が主流の事業者が多いため、言ってしまえば携帯電話、スマホと同じエリアで使えますよ。
WiMAXには『ハイスピードプラスエリアモード』といわれるauのLTEエリアで通信できるようになるモードがあります。
LTEが使える有料オプションを契約すると、WiMAXエリアだけでは対応できなかったエリアも使えました。
近年は多くのWiMAXプロバイダで3年契約すると、無料でハイスピードプラスエリアモードが使えるようになっています。
しかし、“3日で10GBの制限対象”・”3年間の縛りあり”といったデメリットがあります。
ポケット型WiFiだと初めからLTEエリアが使えるため、エリアを気にせず使いたい人はポケット型WiFiがおすすめです。
ポケット型WiFiとWiMAXはどちらがおすすめ？
ポケット型WiFiとWiMAXのどちらがおすすめかは、求めているニーズによって変わります。
安さを求める、山間部や海沿いでも使いたいならポケット型WiFiがおすすめです。
固定回線のように使いたい、速度を求めるならWiMAXがおすすめですよ。
安さを求めるならポケット型WiFiがおすすめ
速度より安さを求めるなら、ポケット型WiFiがおすすめです。
確かにWiMAXでもプロバイダによっては割引が入って安くなるケースがあります。
しかし、期間限定の割引なので、長期で同じプロバイダを使い続ける場合は最終的に月々の料金が高くなります。
ポケット型WiFiの場合、安いプランだと割引なしでも2,000円台で使用できますよ。
そのようなプランは月間通信量上限が定められている場合が多くなっていますね。
また、従量制プランを採用している事業者もあるので、月によって使用量がまちまちでも、使わなかった月はより安く使用できます。
ポケット型WiFiは、インターネット閲覧やLINEのようなあまりデータ通信量を消費しない使い方をする人におすすめです。
速度を求めるならWiMAXがおすすめ
光回線に近い速度を求めるならWiMAXがおすすめです。
WiMAXは2.5GHz・5GHzと高い周波数帯の通信規格です。
高周波数帯は、電波を直進し大量のデータ通信が可能なため、高速通信ができる特徴があります。
そのため安定した通信速度が維持できますね。
いろいろなホームページで”速度を求めるならWiMAXがおすすめ”と紹介されているのもWiMAXが持っている周波数帯がポイントだから。
速度重視かつ、使用予定の場所が提供エリア内であればWiMAX一択です。
データ容量を気にせず利用したいならWiMAXがおすすめ
光回線やホームルーターのようにデータ容量を気にせず利用したいと考えているなら、WiMAXがおすすめです。
WiMAXは『WiMAX2+』『WiMAX +5G』『au LTE』の通信規格を使っていますよね。
中でも『WiMAX +5G』は、今までは3日で15GB使用すると通信速度に制限がかかっていました。
しかし、2022年2月に”3日で15GB制限”が撤廃されています。
WiMAX2+やLTE回線で通信するポケット型WiFiは月間通信容量制限がなくても、3日で〇GB制限は存在します。
制限に引っかかってしまうと、事業者によっては128kbpsまで速度が落ちてしまい全く使いものにならなくなりますね。
2022年3月時点ではWiMAX +5Gのみですが、ほぼ完全無制限で使える可能性があるといえますね。
広いエリアで使いたいならポケット型WiFiがおすすめ
都心部だけでなく、山間部や海沿いでも安定して使いたいならポケット型WiFiがおすすめです。
ポケット型WiFiは、携帯電話・スマホと同じLTE、4Gの電波を使っているので携帯電話が通じる場所ならどこでも使えるといっても良いですね。
都心部はポケット型WiFi、WiMAXどちらでも問題なく繋がります。
しかし、WiMAXは山間部がかなり弱い傾向があります。
WiMAX、各キャリアが提供しているエリアマップを見比べると山間部の対応状況が顕著です。
WiMAXがエリア外でも、ドコモやソフトバンクなどのLTE電波だとエリア内の場所がちらほらあります。
出張や旅行先でも持ち運びWi-Fiルーターを使う予定があり、エリアの心配をしたくない人はポケット型WiFiがおすすめですね。
ポケット型WiFiとWiMAXの選ぶ基準は？後悔しない選び方
多種多様な持ち運び用のWi-Fiルーター。いろいろあって選ぶ基準が知りたいですよね。
基準を決めるポイントは“何を一番重視しているか”です。
「とにかく使えればいいから安いもの！」
「いくら最大〇Mbpsと書かれていても実際の速度が遅ければ意味がない」
「クレジットカード、持っていないのだけど……」
など人によって求めているものは違いますよね。
契約後、後悔しないように選ぶ基準のポイントをしっかりと抑えましょう！
・速度は実質速度で比較して選ぶ
・用途に合わせたデータ容量のものを選ぶ
・最新機種が使えるプロバイダを選ぶ
・利用を考えているエリアの口コミを比較して選ぶ
・希望の支払い方法ができるプロバイダを選ぶ
実質料金が安いものを選ぶ
そんな人には“実質料金が安い”ものを選ぶと良いですね。
月額料金の内訳は大まかに分けると下記の内容になります。
月額料金を基準に、他社比較の仕方でおすすめは“3年間の合計金額”を算出すること。
例えば、AWiFiとBWiFiの2つで比べるとします。
AWiFiは、毎月の料金が4,000円でずっと一定の金額です。
BWiFiは、1年目が2,000円で2年目以降が5,000円としましょう。
AWiFi 4,000円×37ヶ月＝148,000円
BWiFi 2,000円×12ヶ月＋5,000円×25ヶ月＝149,000円
僅差ではありますが、実は割引が入っていないAWiFiが長い目で見ると安くなっていますよね。
また、キャッシュバックや端末0円などのキャンペーンで選ぶのもポイントです。
キャッシュバック金額が高ければ高いほど実質料金が安くなります。
端末0円だと本体代金を払う必要がないため、より負担が減りますよね。
長期間での利用を前提とした料金の算出、キャンペーンの比較で一番安いと判断したプロバイダで契約すると安く済ませられますよ。
速度は実質速度で比較して選ぶ
テレワークでオンライン会議をよくする、オンラインゲームを楽しみたいといった人は、実質速度が重要ですよね。
各社が謳っている”最大速度〇Mbps”といった数値はベストエフォート型といわれる理論上の数値です。
実際の速度は環境や時間帯によって大きく異なるので、まず記載されている通信速度は出ないと思っても良いですね。
といっても実測値はどうやって調べるか気になりますよね。
『みんなのネット回線速度』で検討中の回線名、Wi-Fiルーター名を調べてみると実際のユーザーの実測値がわかります。
平均速度もわかりますし、各ユーザーの個別の速度もわかるので信憑性がありますよね。
用途に合わせたデータ容量のものを選ぶ
実際何千円も払ってまではちょっと悩む……と考えている人や、絶対大容量のものが必要！という人までいますよね。
用途によって必要なデータ容量は異なります。
そのため、“何のためにWi-Fiルーターを契約するのか”をしっかり考える必要があります。
Wi-Fiルーターを契約する目的は人それぞれです。
・すぐに引越しするから光回線代わりに使いたい
・スマホとセットで持って通信費を抑えたい
・Wi-Fi環境がない場所でもパソコンでインターネットを使いたい
・高画質動画やオンラインゲームを楽しみたい
ビデオ会議やオンラインゲームする人が通信容量制限ありだと不便ですよね。
たまにしか使わないのに上限なしだと、使いこなせていませんよね。
用途とプランのアンマッチを防ぐためにも、自分の用途にあったデータ容量プランがある事業者を選択しましょう。
最新機種が使えるプロバイダを選ぶ
Wi-Fiルーターの速度は、機種によって左右されます。
当然ながら最新機種は性能が良くなっているので、速度優先の場合は最新機種が使えるプロバイダを選ぶと良いですよ。
・5G対応：Speed Wi-Fi 5G X11
・4G：Speed Wi-Fi NEXT WX06
・NA01（The WiFi）
・Rakuten WiFi Pocket 2B/2C（楽天モバイル）
・Wi-Fi STATION SH-52B（ドコモ）
速さ以外にも持ち運び用だからこそ、重量やバッテリーの持ちも気になりますね。
WiMAX、ポケット型WiFiそれぞれ5G対応のWi-Fiルーターも登場しているので、機種にこだわりがある人は調べてみても良いですね。
利用を考えているエリアの口コミを比較して選ぶ
都市部以外の場所で利用を考えている場合は、使いたいエリアの接続状況を調べるのをおすすめします。
調べたいエリアのリアルな情報が出て来なかった場合は、『みんなのネット回線速度』で調べるとエリア別の回線速度レポートが見られますよ。
検索フォームで“調べたいWiFi 場所名”で検索すると、該当場所のレポートが見つかれば検索結果として表示されます。
ピンポイントで結果が出てくるケースはあまりありませんが、近隣のエリアだと実際に利用するエリアと近い数値が確認できますね。
SNSや口コミサイトで口コミを見つけられなくても、実測値レポートの数値で比較するのもありですよ。
希望の支払い方法ができるプロバイダを選ぶ
希望の支払い方法ができるプロバイダを選ぶのも、大事なポイントですね。
主に“クレジットカード払い”か”口座振替”の2パターンの支払い方法が用意されています。
WiMAXに特に多いですが、クレジットカード払いでしか支払い登録ができないプロバイダ、事業者があります。
そのため、クレジットカードを持っていない、使いたくない人からすると困りますよね。
その場合は口座振替でも支払い可能なプロバイダを選ぶと、契約自体できないという悲しい結果にはなりませんよ。
ポケット型WiFiとWiMAXはどちらにすべき？おすすめな人の特徴
どのような人がポケットWiFi、あるいはWiMAXに向いているのでしょうか？
短期利用で検討中、解約金を払いたくない場合はポケット型WiFiがおすすめですし、固定回線の代わりで考えていればWiMAXがおすすめです。
ポケット型WiFi：短期間での利用を考えている人
長期間ではなく短期間での利用を考えている人は、ポケット型WiFiがおすすめです。
ポケット型WiFiは、レンタルプランが用意されている事業者がありますよ。
レンタルではないプラン、事業者で契約するとWi-Fiルーターの購入が必要です。
短期で解約しても本体分割金は残債を払い終えるまで払い続ける必要があります。
少ししか使わないのに、払い続けるのは勿体なく感じますよね。
レンタルタイプのポケット型WiFi事業者はこちらです。
レンタルだと本体代金の自己負担はありませんので、短期利用におすすめといえますね。
ポケット型WiFi：解約金を支払いたくない人
解約金を払いたくない人はポケット型WiFiが向いています。
原則、ポケット型WiFiやWiMAXは契約期間が設定されており、更新月以外で解約すると解約金が発生する場合があります。
解約金は事業者によりますが、大体10,000～20,000円ほどかかります。
大きな出費になるので、できるだけ払いたくありませんよね。
ポケットWiFiだと、契約期間の設定なしプランが用意されている事業者が存在します。
解約金を払いたくない人には、契約期間設定なしのポケット型WiFiを契約すると良いですね。
WiMAX：データ容量を気にしたくない人
毎月のデータ容量を気にせずインターネットをしたい人はWiMAXがおすすめです。
ポケット型WiFiも超大容量プランや実質無制限プランを提供している事業者は存在します。
しかし、超大容量プランでも200GBまでだったり、無制限プランはエリアが限られたりと何かしらの制約があります。
WiMAXは月間通信容量制限なしで使え、5G対応プラン（WiMAX +5G）だと”3日で15GB制限”が撤廃されているため実質使い放題です。
データ容量残高を気にせずインターネットを使いたい人はWiMAXが向いているといえますね。
WiMAX：自宅に固定回線が引けない人
賃貸住宅や寮などで自宅に固定回線が引けない人もWiMAXがおすすめです。
ポケット型WiFiでもありですが、WiMAXだと通信量の制限がポケット型WiFiより厳しくないのと、より安定した高速通信が可能です。
そのため、固定回線代わりだとWiMAXが安心ですね。
固定回線代わりにする場合、屋内で使用するため電波が届きづらい可能性があります。
その場合、WiMAX端末を窓際に置いたり、使用デバイスの隣に置いたりすると良いですよ。
固定回線代わりで契約するならWiMAXがおすすめといえますね。
契約を検討したいおすすめポケット型WiFiとWiMAXは？おすすめ回線比較
ポケット型WiFiもWiMAXも多種多様な事業者（プロバイダ）から提供されています。
たくさんあるとどこが良いかわかりませんよね。
ポケット型WiFiとWiMAXのそれぞれのおすすめをピックアップしたのでご紹介します。
ぴったりのポケット型WiFi・WiMAXが見つかると良いですね。
おすすめポケット型WiFi3選
おすすめポケット型WiFiは『どこよりもWiFi』『AiR-WiFi』『MONSTER MOBILE』の3つです。
| 料金（支払総額） | 速度 | 手数料 | データ容量 | 契約期間 | 解約金 | |
どこよりもWiFi | 【月額料金※契約期間あり】 ～5GB：900円 ～20GB：1,900円 ～50GB：2,900円 50GB以上：3,400円 | 下り最大150Mbps 上り最大50Mbps | 事務手数料3,300円 | 上限なし （1日4GB制限あり） | 2年契約 （+500円で契約期間なしもあり） | 10,450円 （契約期間なしプランは0円） |
| 【支払総額※契約期間あり】 ～5GB：21,600円 ～20GB：45,600円 ～50GB：69,600円 50GB以上：81,600円 | ||||||
AiR-WiFi | 【月額料金】 らくらくプラン：3,377円 サクッとプラン：3,278円 まるっとプラン：3,608円 | 下り最大150Mbps 上り最大50Mbps | 事務手数料3,300円 | 月間100GBまで | 1年契約 | 2～12ヶ月目：7,700円 14～25ヶ月目：5,500円 27～38ヶ月：5,500円 以降繰り返し ※13、26、39ヶ月目は無料 |
| 【支払総額】 らくらくプラン：81,048円 サクッとプラン：78,672円 まるっとプラン：86,592円 | ||||||
MONSTER MOBILE | 【月額料金】 ■マンスリープラン ・20GB ～6ヶ月目：1,590円 6ヶ月目～：2,090円 ・50GB ～6ヶ月目：2,140円 6ヶ月目～：2,640円 ・100GB ～6ヶ月目：2,888円 6ヶ月目～：3,388円 | 下り最大150Mbps 上り最大50Mbps | 事務手数料3,300円 | 契約プランによって異なる ・20GB ・50GB ・100GB | 1年契約 （縛りなしプランあり） | 12ヶ月以内の解約：10,780円 13ヶ月以降の解約：3,300円 |
| 【支払総額】 20GB：47,160円 50GB：60,360円 100GB：78,312円 |
※料金の支払総額は2年分（24ヶ月）で計算
※金額は税込です。
どこよりもWiFi：従量制プランで使わなかった月も安心
どこよりもWiFiは従量制プランを採用しているポケット型WiFiです。
従量制プランは使ったら使った分だけ請求される料金体系ですよね。
そのため、あまり使わなかった月は料金が安くなるメリットがあります。
たくさん使ったとしても3,400円（契約期間あり）、3,900円（契約期間なし）で3,000円台で済むのがポイント。
気になるエリアですが、ドコモ回線を使っているのでエリア面も信頼できますね。
どこよりもWiFiですが、1つ注意点があります。
1日で4GB以上使うと翌日0時まで速度制限される可能性があり、制限後の速度は128kbpsまで落ちます。
通信制限はありますが、月によって通信量がまちまちの場合はおすすめです。
AiR-WiFi：コスパよしのクラウドWiFi
AiR-WiFiはコスパよしのクラウドWiFiです。
クラウドWiFiはSIMカードを入れ替えずにドコモ、au、ソフトバンクのエリアで使えて海外使用も可能なWi-Fiサービスです。
AiR-WiFiは月額料金が最安水準。
月間通信量は100GBまでの上限はありますが、3日〇GB制限がないので100GBまでなら実質無制限で使えます。
また、初回契約限定ですが『30日間お試しモニター』の申し込みすると、モニター期間中なら月額料金を返金してもらえますよ。
電波に不安がある場合もお試しができると安心ですね。
ちなみに、ベースは1年契約ですが、月額330円の『契約期間なしオプション』に加入すると契約期間がなくなります。
エリアも広く、コスパの良いクラウドWiFiならAiR-WiFiがおすすめです。
MONSTER MOBILE：使いすぎても容量追加可能
MONSTER MOBILEは、データ容量を超過しても安く追加購入できるクラウドWiFiです。
決められたデータ通信量を超過すると速度制限が解除されるのを待つのみの事業者が多い中、MONSTER MOBILEは追加購入できます。
チャージ金額自体安価なので、速度制限がかかってしまった場合も安心ですね。
プランは『マンスリープラン』と『デイリープラン』の2種類あります。
マンスリープランは20GB、50GB、100GBから、デイリープランは1日2GB、3GB、5GBから選択可能です。
コスパ重視だとマンスリープラン、使わない日が多い場合はデイリープランを契約すると良いですね。
月々の料金を抑えたい、速度制限に引っかかった時でも追加容量購入したい場合はMONSTER MOBILEがおすすめです。
おすすめWiMAX3選
おすすめのWiMAXプロバイダは『カシモ WiMAX』『GMOとくとくBB』『5G CONNECT』の3つです。
| 運営会社 | 端末代金 | 実質速度 | 月額料金 | 縛り期間 | キャンペーン | 支払い方法 | |
カシモWiMAX | 株式会社MEモバイル | 0円 | 48.39Mbps | 【3年プラン】 初月：1,408円 1ヶ月目～：4,455円 【2年プラン】 初月：1,408円 1ヶ月目～：4,708円 | 3年契約もしくは2年契約 | Amazonギフト券6,000円分 初月月額料金割引 端末料金0円 プラスエリアモード利用料0円（3年プランのみ） | クレジットカードのみ |
GMOとくとくBB | GMOインターネット株式会社 | 0円 | 59.55Mbps （Speed Wi-Fi 5G X11） | 1～2ヶ月目：2,079円 3～36ヶ月：4,389円 37ヶ月目～：4,444円 | 3年契約 | 最大20,000円キャッシュバック 端末料金0円 月額料金割引 プラスエリアモード利用料0円 | クレジットカードのみ |
5G CONNECT | 株式会社FREEDiVE | 0円 （レンタル） | 60.97Mbps （Galaxy 5G Mobile Wi-Fi） | 4,950円 | 3ヶ月以上利用で縛りなし | 30日間のモニター制度あり | クレジットカードのみ |
カシモWiMAX：シンプルでわかりやすい料金体系
カシモWiMAXの料金体系はシンプルでわかりやすさが特徴です。
初月に大幅な割引があり、その後はずっと一定の料金で利用できます。
また、2年プランだと最安値で利用できるのが特徴です。
端末料金は0円なので、2年、3年以内に解約したとしても支払いは解約金のみで済みますね。
ちなみに、WiMAXエリアのみではなくauのエリアも対応していますが、有料の『ハイスピードプラスエリアモード』で通信する必要があります。
3年プランで契約していると、プラスエリアモードのオプション代が無料です。
広いエリアで使いたい場合は3年プラン、最新機種を定期的に使いたい場合は2年プランの契約をおすすめします。
GMOとくとくBB：キャンペーンがとにかく豊富
豊富なキャンペーンを受けたい場合は、GMOとくとくBB一択です。
GMOとくとくBBは、キャッシュバックをはじめ様々なキャンペーンがあります。
特典が盛りだくさんですね。
しかし、キャッシュバックを受けるためには少なくとも約1年の継続利用が必要で、受け取るための手続きを自身で忘れずにしなければいけません。
少々他社よりキャッシュバックの受け取り難易度が高めとなりますが、条件を事前にきちんと理解しておけば問題ありませんよ。
5G CONNECT：新登場のレンタルWiMAX
5G CONNECTはWiMAXには珍しい、レンタルタイプのプロバイダです。
2022年2月から受付開始の新登場プロバイダの5G CONNECT。
他社プロバイダは契約期間の縛りがあり、更新月以外に解約すると解約金が発生しますが、5G CONNECTは異なります。
3ヶ月間利用した後は、いつ解約しても解約金はかかりません。
また、30日間のお試し期間が設けられているので、継続利用が難しいと判断した場合は1ヶ月以内でも解約可能です。
お試しモニターを使って様子を見ようと考えている場合は、事前にしっかりと条件を理解しなければ大きな出費が発生してしまいます。
少し人を選ぶプロバイダではありますが、高速通信できる5GのWiMAXを短期間使ってみたい人におすすめです。
ポケット型とWiMAXに関するよくある質問は？
ポケット型WiFiとWiMAXに関するよくある質問と答えをまとめました。
完全無制限では使えないか、繋がらない理由、解約方法を回答しています。
気になる質問があれば、参考にしてみてくださいね。
ポケットwifiは完全無制限では使えないの？
WiMAXの5Gが完全無制限に近いですが、“光回線と同レベルの完全無制限”のポケットWiFiはありません。
WiMAX+5Gも、対応エリアは限られています。
5Gに対応していないエリアだと、3日で10GB制限があるため完全無制限ではないのが実情です。
仮に完全無制限のポケットWiFiがあったとしても、多数のユーザーが大量通信すると回線が混雑しますよね。
その結果、通信品質低下を招いてしまう可能性があります。
過去にサービス開始当初は無制限を謡っていたポケット型WiFiが、最終的に無制限でサービス提供ができなくなったケースがありました。
wimaxがアンテナは立ってるのに繋がらないんだけどなんで？
WiMAXのアンテナは立っているのに繋がらないと焦りますよね。
考えられる理由はいくつかあります。
・Wi-Fiルーターの不具合
・バッテリー残量が少ない
・電波状況が悪い
・接続しているデバイスの不具合
・周囲に障害物がある
大量のデータ通信した覚えがあれば、速度制限に引っかかっている可能性が高くなります。
また、Wi-Fiルーター自体のバッテリー残量は十分ですか？
バッテリーの残りが少なければ接続がうまくいかない可能性があります。
速度制限も違う、バッテリーも残り十分であれば再起動を試してみてください。
ポケット型Wi-FiとWiMAXの解約方法に違いはある？
ポケット型WiFi、WiMAXの違いというより、プロバイダによって解約方法は異なります。
主に電話、ホームページ、キャリアショップで受付可能です。
WiMAXは電話のみ受け付けているプロバイダが多い印象ですね。
ポケット型WiFiはマイページやフォーム経由の手続きが主流です。
事業者によって異なるため、検討中の公式ホームページで解約方法を確かめておくのをおすすめします。
まとめ：ポケット型WiFiとWiMAXは使用用途に合わせて最適な物を選択しよう
同じ持ち運び用もWi-Fiルーターといえ、用途によっておすすめの事業者が変わってきます。
“使用用途をしっかりと把握”しておけば、事業者、プロバイダ選びを失敗しません。
使用用途の他にも利用期間、どこで使うか、速度など重視している条件があればその条件も加味して選定しましょう。
用途にあったポケット型Wi-Fiルーターを見つけて、快適なインターネット生活を送りましょう！
・速度を求めるならWiMAXがおすすめ
・データ容量を気にせず利用したいならWiMAXがおすすめ
・広いエリアで使いたいならポケット型WiFiがおすすめ