みなさん、クラウドWi-Fiがご存知でしょうか?最近流行している、複数キャリアを1台で利用でき、Wi-Fi経由で様々なデバイスを外でもインターネット接続できるようになるアイテムです。
クラウドWi-Fiについてよくわからない方もいらっしゃると思うので、当記事で解説させていただきます。
●クラウドWi-Fiについてどのようなものなのか
●クラウドWi-Fiがおすすめな方について
●クラウドWi-Fiのメリットについて
●クラウドWi-Fiの評判
クラウドWi-Fiと徹底比較|おすすめポケット型Wi-Fi比較一覧
クラウドWi-Fiと比較対象になるWi-Fiサービスは多数あります。Wi-Fiルーターの契約を検討しているけれど、どれが良いのかわからないこともあると思います。
早速ですが、クラウドWi-Fiなどと、WiMAX回線などのルーターとの比較をしていきましょう。
名称 | クラウドWi-Fi | ヨドバシWiMAX | MugenWi-Fi | 縛りなしWi-Fi |
速度実測値 | 8,37Mbps | 66.29Mbps | 10.81Mbps | 29.39Mbps |
料金 | 月額3,718円 | 月額4,268円 | 月額3,438円 | 月額3,366円 |
契約手数料 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | キャンペーンで0円 |
解約手数料 | 0円 | 21,780円 | オプション加入で0円 | 0円 |
縛り期間 | なし | 3年 | オプション加入でなし | なし |
端末代金 | 0円 | 21,780円 | 0円 | 0円 |
価格としては、主に似たような感じとなっていますが、契約期間の縛りなどでいろいろと違いがありますね。
やはり、利用にあたっては、短期間で使うのか、もしくは長期で使うのかなどをしっかりと把握した上で、自分にあったWi-Fiルーターを選ぶ必要があります。仕事で使う方は、やはり、ドコモ・au・ソフトバンク回線を利用できるクラウドWi-Fiを選択するといいでしょう。
クラウドWi-Fi東京ってそもそも何?
そもそもクラウドWi-Fi東京とは何でしょうか?
ポケット型Wi-Fiルーターに必要となるSIMカードをクラウド上(サーバ)で管理することで、Wi-Fiルーター1つで日本国内では、ドコモ・au・ソフトバンクのネットワークに接続ができる仕組みを取っています。
そのため、例えば、利用したいエリアにおいてメインで接続しているソフトバンク回線が圏外になっても、他の利用可能なキャリアの電波を掴むことで、接続の冗長化が可能なルーターとなっています。
また、クラウド上で海外の通信キャリアのSIMカードを管理していることで、日本国内だけでなく、海外での使用も可能となっている業者もあります。
提供されているWi-Fiルーターも高機能な設定ができないながらも、様々な場所で使えるように工夫しているので、どこでもインターネット接続ができることに特化しています。
クラウドWi-Fiのメリットは何?
クラウドWi-Fiのメリットとしては、前述の通り、日本国内だけでなく、海外でも利用可能な点が挙げられます。
最近では、新型コロナウイルスの関連で海外渡航が難しくなってしまいましたが、様々な国を訪れる旅行好きな方にとって、インターネット環境の確保が容易という点がメリットとなります。
また、物理的なSIMカードの管理の必要がないのもメリットです。特に、仕事の都合で回線を冗長化することでどこでもインターネットを使えるようにしたい方にも、複数枚のSIMカードの管理も不要です。
その他、クラウドWi-Fiでは、Wi-Fiルーター単独での設定が不要なので、Wi-Fiルーターの業者から端末が届いたらすぐに使えるようになるということも、メリットとして挙げられるでしょう。
面倒な設定が無く届いたらすぐに使用可能
クラウドWi-Fiでは、ノートパソコンといったデバイスから、IPアドレスを入力してWi-Fiルーターの設定画面を開いて設定するといったことは不要です。
インターネットに接続したい、スマートフォンやiPadといったタブレット、ノートパソコンといったデバイスから、Wi-Fiルーターのパスワードを入力することで、すぐにインターネット接続が可能となります。
こちらについては、クラウドWi-Fiに同梱されているマニュアルを参考にすることで、誰でも簡単にできると思います。
また、この方法が不明な方も、クラウドWi-Fiのサポートセンターに連絡することで、必要な手順を教えてもらうこともできるかもしれません。
少しハードルは高いかもしれませんが、必要な設定はこれだけのことが多いので、安心して下さい。
端末1つで世界各地の回線と繋げられる
クラウドWi-Fiの醍醐味である、SIMカードのクラウド上での管理。これを利用することによって、日本国内だけでなく、海外でもクラウドWi-Fiを持ってインターネット接続ができるようになります。
使い方に関しては、日本国内と同じく、クラウドWi-Fiの電源を入れるだけで利用ができます。
しかし、料金もお高めなことが多いのですが、それでも、ドコモ・au・ソフトバンクといった携帯電話業者よりも、安価に接続できることが多いと言えます。
料金も使った日だけの課金となるので、飛行機での移動などでクラウドWi-Fiを使わない日は課金されません。
また、料金は日本国内での利用とセットでクレジットカードなどに請求されるので、支払いの面でも安心と言えます。
現在位置での最適な回線を自動で選択してくれる
日本国内において、クラウドWi-Fiの事業者では、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を利用できるようにしていることも多数です。
その場合、例えば、ソフトバンクが圏外の場合、ドコモもしくはau回線のSIMカードをクラウドから読み込むことで、インターネット接続が可能となります。
また、海外でも同様に、クラウド上から海外の通信事業者のSIMカードを読み込みます。その場合、IPアドレスが海外のものとなるようです。日本国内で利用可能なWebサイト・サービスが利用できないこともあるので、気をつけて下さい。
しかしながら、仕事などでインターネット環境が必須で、複数キャリアでの冗長化を図りたい方には非常におすすめなのがクラウドWi-Fiです。
クラウドWi-Fiのデメリットにはどんなものがある?
クラウドWi-Fiでは、残念ながらデメリットがあります。
具体的には、海外では、別途料金がかかるため、日本国内だけの料金プランでカバーできなかったりすることや、日本人の渡航者があまりいない国で使えなかったり、クラウド上から読み込むSIMカードによっては、通信速度において不安があるといったことも挙げられます。
しかしながら、クラウドWi-Fiのデメリットは、大きなものはあまりありません。クラウドWi-Fiを使うことに関してのメリットのほうがむしろ多いと個人的に思います。
クラウドWi-Fiのデメリットを理解した上で、クラウドWi-Fiを使うことで、日本国内だけなく、海外でも快適なモバイル環境を実現できます。
海外利用は別途料金がかかる
残念ながら、クラウドWi-Fiでは、海外の利用時において別途料金が発生します。
とは言っても、そこまで料金が高い訳ではなく、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手の携帯電話会社の海外でのパケット定額サービス(例:ソフトバンクでは海外パケットし放題)よりも、安い料金設定がなされています。
料金も、日本国内での利用時とセットで請求されるので、安心ですよ。
ただ、海外での利用は短期で使うことが前提となっているので、海外に転勤や長期留学でインターネット環境を確保したい方は、クラウドWi-Fiは向いていないことはほとんどです。やはり、現地の通信事業者のSIMカードの契約や、無料で展開されているWi-Fiスポットの利用などで対応するのがベストです。
国によっては使えないところも多い
クラウドWi-Fiの事業者によっては、国によっては使えないところもあります。
日本人の渡航者が多いアメリカ・イギリス・韓国・オーストラリアといったメジャーな国では対応していることがほとんどですが、筆者の印象だと、中東・アフリカといった日本人があまり行かないような国では、クラウドWi-Fiを使えない国が多い印象です。
しかしながら、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手の携帯電話会社では、利用が可能な国もあるので、クラウドWi-Fiを使うことを諦める選択肢も必要だと思います。
また場合によっては、物理的なSIMカードを挿せるクラウドWi-Fiを使っている方は、入手のハードルが高いものの、現地のSIMカードをクラウドWi-Fiの機器で使ってみることも十分アリだと考えています。
通信速度にやや不安がある
クラウドWi-Fiの機器の大半では、機器の設計最高速度は、150Mbpsとなっています。筆者の感覚で言うと、実測として20Mbpsが多くなっています。
最近では、5Gが普及していきましたが、5Gの平均的な速度の400Mbpsから比較すると、クラウドWi-Fiの機器では20分の1の速度となります。
ファイルをダウンロードするような方だと、クラウドWi-Fiの通信速度は物足りないかもしれません。
また、クラウドから読み込まれるSIMカードによっては、ドコモ・auといった通信事業者のSIMカードは「MVNO」(キャリアから一定の帯域を借り受けて携帯電話サービスを展開している事業者)のものもあるので、通信品質が落ちてしまうことも十分考えられます。
クラウドwifiの良い口コミや評判は?
クラウドWifi 4日経過したときのデータ使用量。検証も兼ねて、大容量ゲームダウンロード中。
ダウンロードしながら検索、YouTubeは多少遅くなるが、実用可能レベル。
ダウンロード中の速度も11.18Mbpsと十分速い。 pic.twitter.com/3tecBjS6o2— AIかずひろ (@KazuhiroMV) February 24, 2020
クラウドwifiの良い口コミを調べてみましたが、やはり、いつでもどこでも大容量で、オンラインゲームやWindows Updateのダウンロードといった形で高速のデータ通信が利用できるのが魅力的という声が聞かれました。
また、メインとなるソフトバンク回線だけでなく、ドコモ回線を使う「IIJ」のMVNOネットワークを利用できるため、本当に使いたい場所で使えるといったメリットを挙げるユーザーもいました。
やはり、クラウドwifiを自宅で固定回線代わりに十分使えると褒めている方もいますし、仕事でモバイル回線を冗長化しておきたいといったユーザーにも、クラウドwifiをメリットとしていました。
クラウドwifiは従来のWiMAXや4Gルーターとは違った形で展開されているので、メリットを感じているユーザーが多いようです。
無制限で大容量のデータ通信ができる
クラウドwifiでは、前述の通り、無制限に近い形で大容量のデータ通信ができます。
プランによって、利用できるデータ容量が異なってきますが、例えば、100GBのプランを選択した場合、音楽は約25,000曲、動画は約160時間楽しめるようです。
複数人でクラウドwifiを使った場合、100GBはあっという間かもしれませんが、単身で使った場合、100GBは使い切れないかもしれません。
しかし、オンラインゲームやWindows Updateといったダウンロード用途では足りないこともあるかもしれませんが、外出先でのフリーWi-Fiと併用で工夫すれば大丈夫だと思います。
また、一定の容量の超過後における通信速度はかなり遅くなってしまいますが、こちらは無制限ですので、時間をかけながらファイルのダウンロードも可能です。
使用可能エリアが広くどこでも使える
クラウドwifiでは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応しています。
最近では、“繋がらない”と評されていたソフトバンクのエリアもかなり広くなってきたので、あまり当てはまることはないと思いますが、ソフトバンクが圏外な場所でもドコモ・auで対応可能となるので、使用可能エリアが広く、日本国内、携帯電話の電波さえ届けば、どこでも使えます。
もちろん、3キャリアの回線は使えるものの、クラウドwifiでオプションといった形で契約する必要はありませんので、クラウドwifiを契約していれば、誰でも、3キャリアの回線は利用可能となります。
また、日本国内で、追加料金の発生もありませんので、安心して使って下さい。
縛りなしで使えるので違約金負担の心配なし
クラウドwifiでは、契約期間の縛りはありません。また、解約の違約金も0円となります。
そのため、引っ越しなどで、光回線の開通工事待ちまで、クラウドwifiを使ってインターネット環境を確保したり、単身赴任などで光回線を引くまでではないけれど、固定回線代わりとしてクラウドwifiを使う、といった使い方も可能となります。
さらには、WiMAXでは、解約違約金がかなり高く、気軽に解約できないものの、クラウドwifiでは使っていて不満があれば、簡単に他社サービスに移れるメリットもあります。
そのため、クラウドwifiの契約はお手軽でできますね。最低契約期間は1ヶ月からとなっているので、短期で使うということもできます!
クラウドwifiの悪い口コミや評判は?
クラウドWIFI東京 届いたから使ってみたけど、SIMガチャひどい。
ハズレのときは1mbpsでない。
再起動すればええだけやけど再起動から使えるようになるまで1分くらいかかる— TAKA@青ZD8BRZ&赤PCX (@Hornet_TAKA) July 2, 2020
クラウドwifiの悪い口コミや評判について調べてみましたが、クラウド上からSIMカードを読み込むタイミングが多いことで、通信が不安定になってしまうこともあると感じたユーザーもいました。
また、場合によっては、速度が低速化したSIMカードを読み込んでしまうことで、大幅に通信速度が落ちてしまったとしているユーザーから口コミとしてTwitterに書き込みがなされていました。
それに加えて、端末のスペックが若干物足りないことから、もっとスペックアップしてほしいという口コミも見られました。
しかしながら、クラウドwifi自体のポテンシャルを認めているユーザーが多いため、クラウドwifi自体の存在を否定しているユーザーはいませんでした。
接続が悪く繋がらない時がある
クラウドwifiでは、SIMカードをクラウド上から端末に読み込むまで、通信ができない状態が30秒から1分ぐらい続きます。そのため、もともとローカルにSIMカードがあるWiMAXのモバイルルーターのように、電源を入れてから10秒ですぐに接続できることはなく、これがクラウドwifiの欠点とされます。
これは、クラウド上からSIMカードを読み込まなければ、通信はできないので、このインターバルの回避は諦める必要があります。クラウドWi-Fiの仕様上、SIMカードを事前に読み込んでおくことはできず、電源を入れてSIMカードを取得といった流れがどうしても必要となります。
また、しかしながら、場合によっては、他のユーザーがたくさんデータを大量に使うことによってSIMカードのデータ容量がなくなり、自分に低速化したSIMカードが割り当てられるということもありました。そして、これに起因した大規模な障害が他社で発生したことがありました。
クラウドwifiでもこのような障害が起きていたと数件書き込みが2020年にありましたが、こちらについては、事業者側でSIMカードを増やすなどの対応を取って、対処しているようです。
時間帯や場所によっては速度が制限されて遅い
こちらについては、クラウド上から読み込まれるSIMカードが、ドコモ・auのMVNO回線のものだった場合、時間帯や場所によっては速度が制限されて遅いといったことが発生することがあります。
基本的にクラウドwifiで使用するソフトバンクのSIMカードは、法人での直契約のものとなりますが、ドコモ・au回線のものはMVNO(いわゆる個人向けでいう格安SIM)との契約がほとんどです。
MVNO回線では、昼休みといった多くのユーザーが通信する時間帯など、かなり通信速度が遅くなってしまったりします。
また、キャリアを問わず、携帯電話のネットワークを使用してインターネット接続を実施するので、ターミナル駅周辺の混雑しているエリアなどは、通信速度が落ちてしまうこともあります。
端末のスペックが低い
クラウドwifiで使われる端末において、スペックが低いというのも残念な点として挙げられます。
具体的に、最大通信速度が150Mbpsとなっていますが、最近の5G対応スマートフォンなどからしたら、かなり物足りない数値となります。
その上、Wi-Fiの接続規格も、安定して高速でWi-Fi接続ができるとされる5GHz帯の電波に対応していないなど、WiMAXのモバイルルーターと比較しても、残念としか言えないスペックです。
また、Wi-Fiルーターに詳しい方が気になることとして、クラウドWi-FiスマートフォンなどからWi-Fiルーターにアクセスしてブラウザ上で設定ができますが、その設定をいじれる項目は、Wi-Fiの名前を変更できるだけといった基本的なものしかない点も残念と言える点です。
クラウドWi-Fiはどんな人ならおすすめ?
クラウドWi-Fiは、100GB以上の大容量のデータ通信をしたい方や、海外でも使えるWi-Fiルーターを探していた方、そして、回線の切り替えを気にせずに使いたい方におすすめです。
クラウドWi-Fiは口コミでは、大容量を使ったら制限されたとありますが、複数人でYouTubeにおいて4K動画の閲覧など負荷がかかる使い方をしなければ大丈夫です。
また、海外で使えるのも大きなメリットです。人気のWiMAXルーターではこのような使い方ができないので、海外旅行や海外への出張が多い方は、クラウドWi-Fiを持っていると便利かもしれません。
さらに、複数キャリアを1台で使えることから、回線の切り替えを気にせずに使いたい方のもおすすめです。
データ容量に気を遣わず使いたい人
とあるクラウドWi-Fi事業者が “無制限” を謳って通信障害を起こしたことから、真の無制限で使えるクラウドWi-Fiはなくなりましたが、100GBなど、ドコモ・au・ソフトバンクの直契約では利用できないようなほどの容量をクラウドWi-Fiは低価格で提供しています。
やはり、最近ではYouTubeやNetflixといった動画サービスが人気ですが、自宅だけでなく、外出先(電車の車内・カフェなど)で、データ容量の制限を気にせずに楽しめるようになるのもクラウドWi-Fiの魅力と言えます。
しかしながら、100GBも、オンラインゲームやWindows Updateといった大型のアップデートなどを避けるように使えば、通常利用において十分すぎる容量です。
複数人で使いたい場合は、クラウドWi-Fiではなく、楽天モバイルや固定回線の契約を検討したほうがいいでしょうか。
海外利用のポケット型Wi-Fiを探している人
海外でインターネットを利用する際にあたっては、海外専用のWi-Fiルーターのレンタルを受けることが定番ですが、クラウドWi-Fiでは、自分の使い慣れているWi-Fiルーターを海外に持参することでインターネット接続ができるようになります。
レンタルルーターのように、空港などでの受取忘れや、飛行機の移動で使わない日も課金されてしまうこともない上、日本国内で使いたい端末との設定も済んでいれば、日本国内と同じように海外でも、インターネット接続が可能となります。
さらに上級者向けですが、クラウドWi-Fiの機器によっては物理SIMカードを挿入できるので、海外で現地SIMカードを確保してクラウドWi-Fiに挿し込むことで、安価にインターネット接続することもできますよ。
回線の切り替えを気にせずに使いたい人
クラウドWi-Fiでの回線の切り替えは、難しい設定を事前にせずに自動的に行われます。
例えば、ソフトバンク回線に繋がっていて、もしソフトバンクが圏外になった場合、自動的にドコモかau回線に接続できるようになります。
クラウドWi-Fiの機器に、クラウド上からSIMカードを読み込むため、30秒程度時間がかかるのが欠点といえますが、面倒な操作が不要となっているので、Wi-Fiルーターに詳しくない方でも簡単に利用できます。
また、海外渡航時にも、設定無しにクラウド上からSIMカードを読み込むので、こちらも電源を入れるだけでインターネットに繋がりますよ。
クラウドWi-Fiに関するよくある質問は?
クラウドWi-Fiでよくある質問を取り上げたいと思います。
よくある質問としては、クラウドWi-Fiでレンタルできる機器を選べるのか?といったことや、クラウドWi-Fiでは通信障害が起こりやすいのか?についての技術面、クラウドWi-Fiで使えるキャンペーンやクーポンは?といった料金面での質問がよく挙げられます。
やはり、クラウドWi-Fi自体、独自技術を使って複数回線の自動接続を実現しているため、料金や技術面でイメージしづらい点もあるのも事実と言えます。
よくある質問については、こちらの当記事の他、クラウドWi-Fiを提供している事業者のサイトもしくはサポートセンターで確認していただければと思います。
クラウドWi-Fiでレンタルできる端末は選べる?
クラウドWi-Fiでユーザーがレンタルできる端末は選べないことが多いと言えます。しかしながら、レンタルできる端末の色は選択できる場合もあります。主に2色から選択することとなりますが、どちらの色でも特に変わりはないので、気にする必要はありません。
また、レンタルできる端末については、選べる端末によって、性能の高さ(最高通信速度、接続可能台数など)は違ってこないので、安心して下さい。
端末は、5台もしくは10台までの接続に対応したものとなります。プランによって、選べる端末が異なる場合もありますので、気をつけて下さい。
なお、多くの場合、レンタルできる端末は新品が届きます。修理などが必要で端末の交換が必要な場合、他の方が使って返却された中古端末との交換になる場合もあります。
クラウドWi-Fiは通信障害が起こりやすい?
なかなか難しい質問ですが、原則として起こりやすいとは言えません。
とある事業者で、クラウド上で管理しているSIMカードが足りず、通信障害が発生したことがありますが、最近ではそのときの反省を活かして、クラウド上で管理するSIMカードを増やした他、通信容量の制限を設けることで対応しています。
通常のスマートフォン・WiMAXのルーターと同じく、無線関連で通信障害が発生することもありますが、クラウドWi-Fiでは、クラウド上のSIM管理プールで発生することもあり得るので、通信障害の原因が増えているとも言えます。
とは言いつつも、クラウドWi-Fiの事業者は通信障害対策に力を入れてるので、あまり気にする必要はないかもしれません。
クラウドWi-Fiで使えるキャンペーンやクーポンは?
クラウドWi-Fiでは、様々なキャンペーンが実施されていたり、クーポンが配布されています。
クラウドWi-Fiの申込みをしたいときは、ポイントサイトなどをチェックするのがベストです。ポイントサイトでは、クラウドWi-Fiの契約でポイントがもらえ、Amazonギフト券などに交換が可能です。
クーポンも、インターネット上で掲載されていることが大半です。事務手数料無料となったり、月額料金の割引を受けられる可能性も高いと言えます。
具体的には、キャンペーンについては、公式サイトに記載がありますが、クーポンは存在に関して公式サイトに記載がないことがほとんどです。
クーポンに関しては、まずはGoogle検索で検索してみて下さい。
クラウドWi-Fiは海外では便利|海外で使わないなら他社Wi-Fiでも良い
クラウドWi-Fiは海外で使うのには便利です。電源をオンにするだけで、インターネット接続が可能な上、ドコモ・au・ソフトバンクといった携帯電話会社のローミングプランよりも安価で使えるのが魅力的です。
しかし、海外でインターネットを使わないのなら、他社Wi-Fiを検討したほうがいいかもしれません。
やはり、WiMAXでは5Gが使えますし、クラウドWi-Fiに負けないほど、データもたくさん使えます。最近では契約違約金が安くなったプランもあるので、海外でインターネットを使う必要がなければ、そちらを検討してみたほうがベストと言えます。
また、クラウドWi-Fiは端末のスペックがあまり良くないため、人によっては物足りなさを感じることもあります。
これからは5Gの時代です。YouTubeなどで4K動画を見るのも快適なのは5G。クラウドWi-Fiで、今は良くても、将来的には物足りなくなるのも事実です。