MVNO(格安SIM)の最安値は、データ容量によってお得さが変わります。
月額500円以内で使えてもデータ容量が500MBでは、光回線や持ち運べるWi-Fi環境がないと普段使いでも難しいですよね。
本記事では、データ容量別に最安値のMVNOがわかるように徹底比較しました。
MVNOのメリットやデメリットについても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
※本記事の価格は全て税込表示です。
※2022年10月19日時点
引用元:Y!mobile公式サイト、ahamo公式サイト、エキサイトモバイル公式サイト
参考資料:みんなのネット回線速度
【データ容量別】最安値のMVNO(格安SIM)はどこ?人気の14社を徹底比較
それでは、さっそくデータ容量別で最安値のMVNOを見てみましょう。
今回ピックアップしたMVNOは以下の14社です。
Y!mobileや楽天モバイルは、厳密に言うとサブブランドやMNOとされていますが、料金が安いことから今回の比較対象に加えています。
※2022年10月19日時点
引用元:Y!mobile公式サイト、ahamo公式サイト、エキサイトモバイル公式サイト、楽天モバイル公式サイト、ロケットモバイル公式サイト、NomadSIM公式サイト、J:COMモバイル公式サイト、UQモバイル公式サイト、LIBMO公式サイト、LINEMO公式サイト、IIJmio公式サイト、mineo公式サイト
参考資料:みんなのネット回線速度
以上が今回比較したMVNOです。
掲載している内容以外にもお得なサービスや特典が各社ありますが、今回は必要最低限のデータ容量と通話を中心に比較しています。
それでは、上記の中からデータ容量別に最安値となるMVNOをピックアップしていきましょう。
ぜひ、参考にして自分に合ったMVNOを見つけてみてくださいね。
・3GBプランの中での最安値は「LIBMO」
・5GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
・10GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
・20GBプランの中での最安値は「LIBMO」
・50GBプランの中での最安値は「NomadSIM」
・かけ放題プランの料金が最安値のMVNOは「ahamo」
・補足:楽天モバイルは楽天回線エリア内ならデータ容量を無制限に使える
1GBプランの中での最安値は「ロケットモバイル」
1GBプランで比較した結果、月額765円のロケットモバイルのDプランが最安となりました。
ロケットモバイルは主に法人に特化したMVNOとして知られていますが、個人でも十分お得な金額で利用できます。
しかし、ロケットモバイルには通話定額オプションが用意されていないので、通話の際は注意が必要です。
代わりになる通話アプリとしてLINEやInstagramが利用できますが、データ容量が1GBですので確認しながら最低限の通話時間となるようにしましょう。
通話が月間20分以内で済むのであれば、ロケットモバイルが最安となりますが、超えてしまう場合はOCNモバイルONEの770円/1GB+935円/10分かけ放題に申し込むほうが安く済みます。
上記を参考にして、自分の使い方に合ったMVNOを選びましょう。
3GBプランの中での最安値は「LIBMO」
3GBプランで比較した結果、月額980円のLIBMOが最安値となりました。
LIBMOはTOKAIグループのMVNOで、格安で利用できることやTLCポイントがもらえるなどの連携により、人気があります。
通話定額オプションやセキュリティオプションも用意されているので、使い方の幅が広いのも特徴です。
通信回線も大手キャリアのドコモと同じエリアで使えるため、安心して利用できます。
今回は各社最も多いデータ容量で比較をしているので、3GBではLIBMOが最安となりますが、4GBなら月額990円で利用できるIIJmioが最安です。
データ容量がLIBMOより1GB多く使えて差額は10円ですので、容量を含めて比較するとIIJmioが最安ともいえます。
通話定額オプションもLIBMOより安く提供しているだけでなく、本来の通話料金も他社の半額です。
しかし、少しでも安く利用したい人はLIBMOでTLCポイントなどを上手に使うほうがいいでしょう。
こちらも自分の使い方や必要なオプション、特典を比較して選んでみてくださいね。
5GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
5GBプランで比較した結果、月額990円のNUROモバイルが最安値となりました。
前述したIIJmioの4GBと同じ料金で5GB使えるので、非常にお得といえるでしょう。
NUROモバイルの5GBプランはVMプランという名称で、バリューデータフリーが適用されることも大きなメリットとなります。
バリューデータフリーは、無料で使えるオプションとなっており、LINEにかかわる特定のデータ通信量がカウントされないサービスです。
対象となるLINEの主な機能として挙げると、トークの利用がデータ容量を消費せずに利用できます。
LINEは既になくてはならないツールですよね。
日常的に使うLINEのトークでデータ容量を消費しないのは、嬉しいサービスです。
月間5GBでMVNOを探している人には、非常におすすめですので、この機会にNUROモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
10GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
10GBプランで比較した結果、月額1,485円のNUROモバイルが最安値となりました。
NUROモバイルの10GBプランはVLプランとなり、VMプラン同様バリューデータフリーの対象プランです。
5GBでも最安値となったNUROモバイルですが、10GBでも最安値となる良心的な料金設定であることがわかりますね。
しかし、1,650円/12GBで使えるエキサイトモバイルと比較すると、エキサイトモバイルのほうがお得に感じる人もいるかもしれません。
ですが、NUROモバイルのVM・VLプランにはGagaプラスという無料特典があるので、安心してください。
Gigaプラスというのは、3ヵ月ごとに追加データ容量をプレゼントしてくれる特典で、VLプランなら6GB追加できます。
3ヵ月ごとですので1ヵ月2GB増える計算となり、合計12GBまで使えると考えると、やはり最安値はNUROモバイルといえるでしょう。
MVNO選びは、上記のように目先の料金比較だけでなく、特典やサービスを含めて考えることが大切ですね。
20GBプランの中での最安値は「LIBMO」
20GBプランで比較した結果、月額1,991円のLIBMOが最安値となりました。
3GBだけでなく、20GBプランでも最安値となったLIBMOも良心的な料金設定のMVNOといえます。
LIBMOは料金がお得なだけではなく、TLCポイントによる特典がメリットと前述しましたが、TLCポイント連携の最大のメリットは、LIBMOの料金に充てられる点です。
TLCポイントを使ってLIBMOの料金を支払えるため、獲得したポイントが多ければ多いほどお得になります。
2022年10月現在、LIBMOは最大2万円相当還元プログラムを実施中です。
TLCポイントで最大2万円分を還元してくれるため、20GBプランでも約10ヵ月分の料金が実質無料で使えることになります。
もちろんTLCポイントはWAONやドットマネーなどほかのサービスにも交換できるので、それぞれ別の用途にも利用可能です。
TLCポイントを獲得して実質無料でMVNOをしばらく使ってみてはいかがでしょうか。
50GBプランの中での最安値は「NomadSIM」
50GBプランで比較した結果、月額3,520円のNomadSIMが最安値となりました。
NomadSIMは、50GBと100GBの大容量プランのみ用意しているMVNOで、3日で10GBなどの通信速度制限がないことが特徴です。
契約事務手数料も基本3,300円が多い中、NomadSIMは2,200円しかかからない点もお得といえます。
さらに、契約事務手数料は初回のみとなっているため、2回線目以降はかかりません。
初期費用がお得になるのは大きなメリットですね。
しかし、50GBではNomadSIMが最安ですが、無制限を含めて考えるとmioneoや楽天モバイルがお得に利用できます。
mineoは通信速度に制限があるため、快適に利用できるという点では不安が残りますが、楽天モバイルは月額3,278円で無制限です。
ただし、楽天回線エリア限定となるので、エリア確認は怠らないようにしましょう。
ソフトバンクの広いエリアがそのまま使えて、50GBで十分という人にはNomadSIMが最安でおすすめです。