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人気のMVNO(格安SIM)14社を徹底比較-データごとにわかる最安値-

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MVNO(格安SIM)の最安値は、データ容量によってお得さが変わります。

月額500円以内で使えてもデータ容量が500MBでは、光回線や持ち運べるWi-Fi環境がないと普段使いでも難しいですよね。

本記事では、データ容量別に最安値のMVNOがわかるように徹底比較しました。

MVNOのメリットやデメリットについても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

※本記事の価格は全て税込表示です。

名称料金プラン通信速度(実測値)通信回線キャンペーン
2,178円/3GB下り:66.07Mbps
上り:16.21Mbps
ソフトバンク
※スマホ代金最大36,000円値引など
2,970円/20GB下り:138.78Mbps
上り:14.7Mbps
ドコモ
※大盛りオプション実質無料キャンペーンなど
1,210円/3GB下り:20.04Mbps
上り:4.78Mbps
ドコモ
au

※3GBが3ヵ月実質無料キャンペーンなど

※2022年10月19日時点
引用元:Y!mobile公式サイト、ahamo公式サイト、エキサイトモバイル公式サイト
参考資料:みんなのネット回線速度

  1. 【データ容量別】最安値のMVNO(格安SIM)はどこ?人気の14社を徹底比較
    1. 1GBプランの中での最安値は「ロケットモバイル」
    2. 3GBプランの中での最安値は「LIBMO」
    3. 5GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
    4. 10GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」
    5. 20GBプランの中での最安値は「LIBMO」
    6. 50GBプランの中での最安値は「NomadSIM」
    7. かけ放題プランの料金が最安値のMVNOは「ahamo」
    8. 補足:楽天モバイルは楽天回線エリア内ならデータ容量を無制限に使える
  2. 最安値のMVNO(格安SIM)を選ぶ際のポイント-損しないために知っておきたいコツ-
    1. 月額料金ではなく実質料金で事業者を選ぶ
    2. 通信提供エリア内の事業者を選ぶ
    3. かけ放題プランの料金が安い事業者を選ぶ
    4. 毎月使うデータ容量を把握した上で事業者を選ぶ
    5. 期間限定のお得なキャンペーンを実施している事業者を選ぶ
  3. 最安値のMVNO(格安SIM)を利用する前に-事前に知っておきたい注意点-
    1. 料金の安さだけで端末を選ぶと損する可能性もある
    2. 別回線への乗り換えの場合はSIMロック解除が必要
    3. 乗り換え手続きを、直接サポートしてくれる格安SIM会社は少ない
    4. 取り扱い機種は各格安SIM会社によって変わる
    5. 格安SIMは通信速度が遅くなる時間帯がある
  4. 大手キャリアからMVNO(格安SIM)に乗り換えるには?利用開始までの流れを解説
    1. STEP①:申し込み前の準備「MNP予約番号の取得」
    2. STEP②:申し込み手続き「各公式サイトから申し込み」
    3. STEP③:利用開始手続き「商品が届いたら開通作業」
  5. MVNOの最安値に関するよくある質問は?
    1. 格安SIMとMVNOの概念に違いはある?
    2. 格安SIMに乗り換えるメリットは?
    3. 格安SIMに乗り換えるデメリットはある?
  6. まとめ:最安値のMVNO(格安SIM)はデータ容量で変わる-利用用途に合わせて選ぼう-

【データ容量別】最安値のMVNO(格安SIM)はどこ?人気の14社を徹底比較

それでは、さっそくデータ容量別で最安値のMVNOを見てみましょう。

今回ピックアップしたMVNOは以下の14社です。

Y!mobileや楽天モバイルは、厳密に言うとサブブランドやMNOとされていますが、料金が安いことから今回の比較対象に加えています。

名称料金プラン通信速度
(実測値)
通信回線通話料金かけ放題
(月額料金)
キャンペーン
2,178円/3GB 3,278円/15GB 4,158円/25GB下り:66.07Mbps 上り:16.21Mbpsソフトバンク22円/30秒10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円

※スマホ代金最大36,000円値引など
2,970円/20GB下り:138.78Mbps 上り:14.7Mbpsドコモ22円/30秒5分かけ放題:無料
完全かけ放題:1,100円

※大盛りオプション実質無料キャンペーンなど
【定額プラン】
660円/0GB(低速通信のみ) 1,210円/3GB 1,650円/12GB 2,068円/20GB 2,970円/25GB 4,400円/30GB 7,700円/40GB 11,198円/50GB
下り:20.04Mbps 上り:4.78Mbps ドコモ au22円/30秒
※専用アプリ使用時:11円/30秒
3分かけ放題:759円
※超過分合計10分まで無料

※3GBが3ヵ月実質無料キャンペーンなど
1,078円/~3GB 2,178円/~20GB 3,278円/~無制限下り:57.98Mbps 上り:26.27Mbps楽天au※2026年まで22円/30秒
※専用アプリ使用時:無料
15分かけ放題:1,100円
※スマホ代金最大24,000円相当分ポイント還元など
【Dプラン】
490円/無制限※低速通信のみ 765円/1GB 850円/2GB 985円/3GB 1,430円/5GB 1,980円/7GB 4,400円/20GB
下り:17.06Mbps 上り:10.51Mbpsドコモ auソフトバンク22円/30秒なし
3,520円/50GB 4,620円/100GB下り:39.51Mbps 上り:18.68Mbpsソフトバンク音声通話非対応なし
【新コース】
550円/500MB 770円/1GB 990円/3GB 1,320円/6GB 1,760円/10GB【旧コース】 4,807円/20GB 6,897円/30GB
下り:61.96Mbps 上り:13.29Mbpsドコモ22円/30秒10分かけ放題:935円
トップ3かけ放題:935円
完全かけ放題:1,430円
※550円/500MBプランのみ月間通話料10分以内まで無料

※人気のスマホセールなど
1,870円/1GB+かけ放題 792円/3GB 990円/5GB 1,485円/10GB 2,090円/20GB 2,699円/20GB+α下り:53.32Mbps 上り:13.24Mbpsドコモ au
ソフトバンク
22円/30秒
※専用アプリ使用時:11円/30秒
5分かけ放題:490円
10分かけ放題:880円
※1GBプランのみ完全かけ放題付属

NEOプラン(2,699円/20GB)に乗り換えで15,000円キャッシュバックなど
1,078円/1GB 1,628円/5GB 2,178円/20GB 2,728円/30GB下り:70.52Mbps 上り:10.44Mbpsau
ドコモ
22円/30秒5分かけ放題:550円
60分かけ放題:1,650円

Aプラン(au回線)にWEBから申し込みで事務手数料無料など
1,628円/3GB 2,728円/15GB 3,828円/25GB下り:62.81Mbps 上り:11.76Mbpsau22円/30秒月間60分かけ放題:550円
10分かけ放題:770円
完全かけ放題:1,870円

オンラインショップにてSIMのみ契約で最大13,000円相当還元など
980円/3GB 1,518円/8GB 1,991円/20GB 2,728円/30GB下り:9.0Mbp 上り:8.65Mbpsドコモ22円/30秒5分かけ放題:1,100円
10分かけ放題:1,320円
完全かけ放題:1,980円

スマホ最大2万円相当還元セールなど
990円/3GB 2,728円/20GB下り:60.63Mbps 上り:16.19Mbpsソフトバンク22円/30秒5分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,650円

ミニプラン(990円/3GB)が8か月間実質無料など
850円/2GB 990円/4GB 1,500円/8GB 1,800円/15GB 2,000円/20GB下り:50.02Mbps 上り:11.77Mbpsドコモ
au
11円/30秒5分かけ放題:500円
10分かけ放題:700円
完全かけ放題:1,400円

音声SIM申し込みで月額料金から6ヵ月間440円割引など
1,298円/1GB 1,518円/5GB 1,958円/10GB 2,178円/20GB 660円/無制限(最大300Kbps) 990円/無制限(最大1Mbps) 2,200円/無制限(最大3Mbps)下り:41.01Mbps 上り:8.72Mbpsドコモ
au
ソフトバンク
22円/30秒
※専用アプリ使用時:10円/30秒
10分かけ放題:550円
完全かけ放題:1,210円

かけ放題が1年間割引など

※2022年10月19日時点
引用元:Y!mobile公式サイト、ahamo公式サイト、エキサイトモバイル公式サイト、楽天モバイル公式サイト、ロケットモバイル公式サイト、NomadSIM公式サイト、J:COMモバイル公式サイト、UQモバイル公式サイト、LIBMO公式サイト、LINEMO公式サイト、IIJmio公式サイト、mineo公式サイト
参考資料:みんなのネット回線速度

以上が今回比較したMVNOです。

掲載している内容以外にもお得なサービスや特典が各社ありますが、今回は必要最低限のデータ容量と通話を中心に比較しています。

それでは、上記の中からデータ容量別に最安値となるMVNOをピックアップしていきましょう。

ぜひ、参考にして自分に合ったMVNOを見つけてみてくださいね。

1GBプランの中での最安値は「ロケットモバイル」

1GBプランで比較した結果、月額765円のロケットモバイルのDプランが最安となりました。

ロケットモバイルは主に法人に特化したMVNOとして知られていますが、個人でも十分お得な金額で利用できます。

しかし、ロケットモバイルには通話定額オプションが用意されていないので、通話の際は注意が必要です。

代わりになる通話アプリとしてLINEやInstagramが利用できますが、データ容量が1GBですので確認しながら最低限の通話時間となるようにしましょう。

通話が月間20分以内で済むのであれば、ロケットモバイルが最安となりますが、超えてしまう場合はOCNモバイルONEの770円/1GB+935円/10分かけ放題に申し込むほうが安く済みます。

上記を参考にして、自分の使い方に合ったMVNOを選びましょう。

 

3GBプランの中での最安値は「LIBMO」

3GBプランで比較した結果、月額980円のLIBMOが最安値となりました。

LIBMOはTOKAIグループのMVNOで、格安で利用できることやTLCポイントがもらえるなどの連携により、人気があります。

通話定額オプションやセキュリティオプションも用意されているので、使い方の幅が広いのも特徴です。

通信回線も大手キャリアのドコモと同じエリアで使えるため、安心して利用できます。

今回は各社最も多いデータ容量で比較をしているので、3GBではLIBMOが最安となりますが、4GBなら月額990円で利用できるIIJmioが最安です。

データ容量がLIBMOより1GB多く使えて差額は10円ですので、容量を含めて比較するとIIJmioが最安ともいえます。

通話定額オプションもLIBMOより安く提供しているだけでなく、本来の通話料金も他社の半額です。

しかし、少しでも安く利用したい人はLIBMOでTLCポイントなどを上手に使うほうがいいでしょう。

こちらも自分の使い方や必要なオプション、特典を比較して選んでみてくださいね。

5GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」

5GBプランで比較した結果、月額990円のNUROモバイルが最安値となりました。

前述したIIJmioの4GBと同じ料金で5GB使えるので、非常にお得といえるでしょう。

NUROモバイルの5GBプランはVMプランという名称で、バリューデータフリーが適用されることも大きなメリットとなります。

バリューデータフリーは、無料で使えるオプションとなっており、LINEにかかわる特定のデータ通信量がカウントされないサービスです。

対象となるLINEの主な機能として挙げると、トークの利用がデータ容量を消費せずに利用できます。

LINEは既になくてはならないツールですよね。

日常的に使うLINEのトークでデータ容量を消費しないのは、嬉しいサービスです。

月間5GBでMVNOを探している人には、非常におすすめですので、この機会にNUROモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

10GBプランの中での最安値は「NUROモバイル」

10GBプランで比較した結果、月額1,485円のNUROモバイルが最安値となりました。

NUROモバイルの10GBプランはVLプランとなり、VMプラン同様バリューデータフリーの対象プランです。

5GBでも最安値となったNUROモバイルですが、10GBでも最安値となる良心的な料金設定であることがわかりますね。

しかし、1,650円/12GBで使えるエキサイトモバイルと比較すると、エキサイトモバイルのほうがお得に感じる人もいるかもしれません。

ですが、NUROモバイルのVM・VLプランにはGagaプラスという無料特典があるので、安心してください。

Gigaプラスというのは、3ヵ月ごとに追加データ容量をプレゼントしてくれる特典で、VLプランなら6GB追加できます。

3ヵ月ごとですので1ヵ月2GB増える計算となり、合計12GBまで使えると考えると、やはり最安値はNUROモバイルといえるでしょう。

MVNO選びは、上記のように目先の料金比較だけでなく、特典やサービスを含めて考えることが大切ですね。

20GBプランの中での最安値は「LIBMO」

20GBプランで比較した結果、月額1,991円のLIBMOが最安値となりました。

3GBだけでなく、20GBプランでも最安値となったLIBMOも良心的な料金設定のMVNOといえます。

LIBMOは料金がお得なだけではなく、TLCポイントによる特典がメリットと前述しましたが、TLCポイント連携の最大のメリットは、LIBMOの料金に充てられる点です。

TLCポイントを使ってLIBMOの料金を支払えるため、獲得したポイントが多ければ多いほどお得になります。

2022年10月現在、LIBMOは最大2万円相当還元プログラムを実施中です。

TLCポイントで最大2万円分を還元してくれるため、20GBプランでも約10ヵ月分の料金が実質無料で使えることになります。

もちろんTLCポイントはWAONやドットマネーなどほかのサービスにも交換できるので、それぞれ別の用途にも利用可能です。

TLCポイントを獲得して実質無料でMVNOをしばらく使ってみてはいかがでしょうか。

50GBプランの中での最安値は「NomadSIM」

50GBプランで比較した結果、月額3,520円のNomadSIMが最安値となりました。

NomadSIMは、50GBと100GBの大容量プランのみ用意しているMVNOで、3日で10GBなどの通信速度制限がないことが特徴です。

契約事務手数料も基本3,300円が多い中、NomadSIMは2,200円しかかからない点もお得といえます。

さらに、契約事務手数料は初回のみとなっているため、2回線目以降はかかりません。

初期費用がお得になるのは大きなメリットですね。

しかし、50GBではNomadSIMが最安ですが、無制限を含めて考えるとmioneoや楽天モバイルがお得に利用できます。

mineoは通信速度に制限があるため、快適に利用できるという点では不安が残りますが、楽天モバイルは月額3,278円で無制限です。

ただし、楽天回線エリア限定となるので、エリア確認は怠らないようにしましょう。

ソフトバンクの広いエリアがそのまま使えて、50GBで十分という人にはNomadSIMが最安でおすすめです。

 

かけ放題プランの料金が最安値のMVNOは「ahamo」

完全かけ放題プランで比較した結果、月額1,100円のahamoが最安値となりました。

かけ放題のみで比較した結果となるので、データ容量別に比較すると結果は変わりますが、ahamoなら2,970円/20GB+1,100円で月額4,070円です。

これがデータ容量が1GBの場合は、月額1,870円で使えるNUROモバイルが最安値となります。

また、専用アプリを使用すると国内通話が無料になるなどのサービスを含めて比較すると、楽天モバイルがお得といえるでしょう。

専用アプリのRakuten LINKから発信するだけで国内通話が無料で利用できます。

Rakuten LINK自体も無料で使えるサービスですので、追加料金なしで利用できるのは非常にお得ですね。

しかし、ahamoは基本料金の中に5分かけ放題が含まれているので、問題ない人はahamoでの利用がおすすめです。

【2023年最新版】ahamo(アハモ)は評判が悪いって本当?実際の口コミから見えるメリット・デメリットを紹介
ahamoに関する評判は最悪だと言われており、おすすめできないという口コミを耳にします。一部の利用者からは「やめとけ」という声も上がっていますので、評判が悪いことがわかります。今回は、実際の利用者の口コミを見ながら、本当に評判は最悪なのか検証していきます。

補足:楽天モバイルは楽天回線エリア内ならデータ容量を無制限に使える

楽天モバイルについて少しだけ触れてきましたが、楽天モバイルは正確にいうとMVNOではなく、MNO(独自回線所有者)になるので、大手キャリアとして認知されています。

楽天回線エリアであれば、データ容量を無制限に使えるお得なプランを用意しているだけでなく、専用アプリで国内通話も無料です。

データ通信量や通話料金を心配せずに利用したい人にとって、楽天モバイルは最適なキャリアといえます。

しかし、楽天回線エリアはまだ全国展開とは言えない範囲となっているので、auが提供するパートナー回線に頼らざるを得ない状況です。

パートナー回線では、最大5GBまで高速通信が可能なため、無制限を期待しすぎると制限がかかってしまうので注意しましょう。

つながるエリアが広がれば、誰にでもおすすめできるキャリアになるので、今後のエリア拡大に期待ですね。

楽天モバイルの通信速度など回線に関する詳しい内容は、こちらで解説しています。

最安値のMVNO(格安SIM)を選ぶ際のポイント-損しないために知っておきたいコツ-

ここからは、最安値のMVNOを選ぶ際のポイントを解説していきます。

月額料金だけを見るのではなく、キャンペーンや特典を含めた実質料金で選ぶほうがお得になる、などの役立つ情報を解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

MVNOに乗り換えて月額料金が安くなるのは大前提ですが、その中でも損をしないようにコツを覚えておきましょう。

月額料金ではなく実質料金で事業者を選ぶ

MVNOを選ぶ際は、月額料金ではなく実質料金で選びましょう。

端末も乗り換える場合は、端末代金も含めた金額で選ぶことが大切です。

たとえ月額料金が1,000円でも、端末代金が分割で毎月4,000円かかってしまう場合もあります。

そういったことを避けるためにも、月額料金だけでなく実際にかかる料金として実質料金を見るようにしましょう。

かけ放題オプションやセキュリティオプション、そして端末代金に端末補償オプションなど、月額料金以外にかかる費用は数多くあります。

ただ加算されていくだけではなく、キャンペーンや割引などを利用することで安くできるMVNOも多いので、内容をよく確認してから選ぶことが大切です。

キャンペーンについては後述しますが、割引は1年間無料や、6ヵ月無料といったものがあります。

手間はかかりますが、割引終了前に乗り換えを繰り返すことで安く利用するという手段もあるので、本記事を参考に検討してみてくださいね。

通信提供エリア内の事業者を選ぶ

MVNOは大手キャリアの回線を借りているため、エリアがそれぞれ異なります。

選ぶ際は、どの回線のSIMになるのかを必ず確認しましょう。

料金が安いからと確認せずに申し込んでしまうと、使い始めた時に電波が入らないなどのトラブルにつながります。

MVNOは大手キャリアであるドコモ、au、ソフトバンクのいずれかの電波を使用しているので、つながるエリアに合ったものを選びましょう。

SIMのみを契約する場合は、使用中の端末にも注意が必要です。

動作確認済み端末であるか、SIMロックの解除は必要か、SIMのサイズは合っているか、などさまざまな確認事項があります。

こちらもエリア同様に確認を怠ると使えない場合があるので、必ず契約前に確認してくださいね。

かけ放題プランの料金が安い事業者を選ぶ

かけ放題オプションの料金で選ぶのも失敗しない選び方のひとつです。

MVNOは基本的に通話定額がついていないため、通話すればするほど料金が高くなります。

そのため、かけ放題オプションを付けたり、かけ放題プランを選ぶ人も少なくありません。

家族や友人はLINE通話で済ませられますが、お店の予約や問い合わせなどは通常の電話でなければできませんよね。

1回5分でも200円以上の料金がかかる場合がほとんどなので、あまり電話しないという人でも検討してみましょう。

かけ放題は、5分や10分かけ放題も各社用意があるので、完全かけ放題でなくても安く利用できます。

もしくは、ahamoなどで既にプランに5分かけ放題が含まれているものを選んでもいいですね。

毎月使うデータ容量を把握した上で事業者を選ぶ

MVNOを選ぶ際に、安くしようと無理にデータ容量が少ないプランを選ばないようにしましょう。

データ容量を選ぶ前に、現在契約しているスマホのデータ使用量の確認が必要です。

マイページなどで過去のデータ使用量も確認できる場合がほとんどですので、しっかりと確認してから選んでくださいね。

不安な人は少し多めに見積もっておくと安心できますし、ほとんどのMVNOは後からプランの変更が可能です。

変更できない場合もあるので注意が必要ですが、最悪の場合は変更手数料を支払って変更できます。

毎月使うデータ容量がどうしてもわからない場合は、一度問い合わせ窓口に連絡してみましょう。

調べ方を教えてくれたり、窓口で調べてから教えてもらえます。

期間限定のお得なキャンペーンを実施している事業者を選ぶ

MVNOは顧客獲得のためにさまざまなキャンペーンを打ち出しています。

内容は各社異なりますが、ほとんどがキャッシュバックか割引です。

月額料金が安くなる場合や、連携しているポイントサービスでの還元などで顧客獲得に努めています。

期間限定のものが多く、見逃してしまうともったいないものばかりですので、乗り換えを意識し始めた段階からキャンペーンを調べるようにしましょう。

キャンペーンではありませんが、光回線を使用している人なら光回線も合わせることでセット割引が付くMVNOがあります。

Y!mobileやUQモバイルのほかにもIIJmioなど、月額料金が非常に安くなるのでこの機会に光回線も検討するのもおすすめです。

期間限定のキャンペーンを狙って、お得なMVNOに乗り換えてみてはいかがでしょうか。

最安値のMVNO(格安SIM)を利用する前に-事前に知っておきたい注意点-

ここまで最安値のMVNO比較や選び方について解説してきました。

ここからは、最安値のMVNOを利用する前に知っておきたい注意点について解説します。

お得なキャンペーンやメリットよりも、注意点やデメリットを見ることのほうがMVNOを選ぶ上では大切なことです。

最安値のMVNOに乗り換えても後悔しないように、ここで確認しておきましょう。

料金の安さだけで端末を選ぶと損する可能性もある

1つ目の注意点は、料金の安さだけで選んでしまうと損する可能性があるという点です。

MVNOは大手キャリアと同じ回線といっても、通信速度には明確な差があります。

料金が安く済んだとしても回線速度が遅くてストレスになるようであれば、意味がありません。

主に動画を見る人や、オンラインゲームで遊ぶ人にとって通信速度は重要です。

本記事でも参考にしている「みんなのネット回線速度」などで、実際にどのくらいの速度が出ているのかを調べてからにしましょう。

ほかにも譲れないオプションや、自分にとってメリットとなる特典を見つけるようにすると、後悔しないMVNO選びができます。

料金が安いから、という理由のみで選ぶと後悔することになるので、注意してくださいね。

別回線への乗り換えの場合はSIMロック解除が必要

2つ目の注意点は、ドコモの端末でau回線のSIMを使うなどの場合には、SIMロック解除が必要である点です。

2021年の10月以前に発売された大手キャリアの端末はSIMロックがかかっているので、別回線の格安SIMを使う場合は、SIMロック解除が必要になります。

SIMロックがかかったままだとSIMを差し替えても電波を受信できません。

2021年10月1日以降に新発売となった端末についてはSIMロックされていないため、そのまま使えます。

しかし、念のためマイページや電話窓口で確認しておきましょう。

さらに、SIMロック解除をしていても端末によっては電波を受信できない場合もあります。

これは端末ごとに受信できるバンド帯(周波数帯)が決められているためです。

国内でもキャリアごとに所有しているバンド帯が異なるため、別回線を使用する場合は併せて確認しておきましょう。

各MVNOの公式サイトでは、動作確認済み端末を公開しています。

そこに記載がある端末であれば問題なく使えるので、参考にしてみてくださいね。

乗り換え手続きを、直接サポートしてくれる格安SIM会社は少ない

3つ目の注意点は、乗り換え手続きを直接サポートしてくれるような店舗が少ない点です。

MVNOが安い料金設定を実現できるのは、電波を所有していないことと店舗が少ないことが挙げられます。

しかし、中には店舗を用意していたり、大手キャリアの窓口で申し込めることもあるので、乗り換え手続きに不安がある人は、店舗があるMVNOを選びましょう。

本記事でも、共通する乗り換え手順を後述していますが、わからないことを直接サポートしてもらえないのは、MVNOのデメリットです。

ですが、今後はオンライン手続きの一般化が予想されるため、今のうちからオンライン手続きに慣れておいたほうが今後のためになります。

本記事を参考にしてぜひ、チャレンジしてみましょう。

取り扱い機種は各格安SIM会社によって変わる

4つ目の注意点は、大手キャリアと同様にMVNOでも取り扱っている機種が異なるです。

MVNOでは取り扱っている機種が異なるだけでなく、種類が少ないのも理解しておきましょう。

中には、新品ではなく中古端末を取り扱っている場合もあるので、新品と間違えて購入してしまうと後悔するので、注意してくださいね。

ほかにも、MVNOには最新機種の取り扱いがないことが印象的ですが、最近ではiPhone14を取り扱っているところも出てきているので、改善されつつあるようです。

むしろ大手キャリアで発売されていない機種がMVNOで発売されていることもあるので、製品情報をよく見てみましょう。

取り扱い機種をよく見ることで欲しい端末が見つかるだけでなく、取り扱っていない機種も把握できるので、MVNOを選ぶ上で、注意すべき点かつ大切なポイントです。

格安SIMは通信速度が遅くなる時間帯がある

5つ目の注意点は、通信速度に制限をかける場合があり、速度が遅くなる時間帯がある点です。

MVNOは大手キャリアから回線を借りて提供しているという解説をしましたが、借りている回線には限りがあります。

仮にAという回線をメインに使用していたとして、ユーザーが一斉に通信を行うとA回線では情報を送受信しきれないデータ通信量となるでしょう。

大手キャリアの場合は、ここでBやCといった別の回線に逃がすことで混雑を避けられます。

しかし、MVNOは大手キャリアから一部を借りているため、A回線の使用ユーザーが増えてきても別の回線に逃がせません。

この状況が続いてしまうと、回線がパンクしてしまい、サーバーダウンが発生します。

そういったものを避け、ユーザーが平均的に使えるようするために速度制限をかけているといえるでしょう。

よく見かけるのは、ユーザーが最も集中して使う時間帯として平日のお昼頃に速度制限をかけるといった文言です。

MVNOに乗り換える際は、こういった制限が付く場合もあるので、注意してくださいね。

大手キャリアからMVNO(格安SIM)に乗り換えるには?利用開始までの流れを解説

ここからは、大手キャリアからMVNOに乗り換える流れや手順を解説していきます。

乗り換えの際に必要となるものは「MNP予約番号」です。

この番号がないと電話番号が引き継げないだけでなく、「乗り換え」という扱いにならないので注意してくださいね。

ここで乗り換え手順を覚えてMVNOへ乗り換えてみましょう。

主な流れは以下の通りです。

STEP①:申し込み前の準備「MNP予約番号の取得」

MVNOに申し込む前の準備として、以下の3つが挙げられます。

・MNP予約番号の取得
・SIMロック解除
・端末動作確認

MNP予約番号は、各キャリアのマイページや電話窓口にて取得できます。

「お乗り換え」や「MNP・転出」という文言を探してみましょう。

注意点としては、MNP予約番号の有効期限が15日間という点です。

有効期限は、申し込み手続きが終わるまでではなく、自宅に商品が届いて開通作業するまで期限内でなければなりません。

途中で切れてしまった場合は、再度発行してから申し込んだMVNOに連絡して手続きをしなければならないので、注意しましょう。

SIMロックの解除や端末の動作確認については前述している通り、必要に応じて確認して手続きしてくださいね。

STEP②:申し込み手続き「各公式サイトから申し込み」

準備ができたら、各公式サイトから申し込みましょう。

申し込み前に本人確認書類やクレジットカードなどの支払い情報を用意しておくと、スムーズに申し込めます。

申し込む前にプランなどを決めていると思いますが、申し込み時は読み飛ばさずにしっかりと全て読みながら申し込みましょう。

自分で調べた場合は、自分が知りたい情報しか表示されていないことが多いため、申し込み画面では見たことないオプションが出てくる場合があります。

特に外部サービスとの連携などがあり、U-NEXTやABEMAなどの有料会員がお得に利用できるなどのオプションが選択可能です。

申し込み時の入力間違い防止にもなるため、手続きは焦らずに注意事項などもしっかりと読んでから申し込みましょう。

STEP③:利用開始手続き「商品が届いたら開通作業」

申し込み手続きが終わると、審査が始まり、審査通過後に商品が発送されます。

SIMのみを契約する人のほうが早く届きますが、それでも4日程度はかかると認識しておきましょう。

ここで前述したMNP予約番号の有効期限が切れてしまうと、再契約することになりかねないので注意が必要です。

申し込み前日、または当日に取得するようにしてくださいね。

商品が届いたら同封されているQRコードや手続きページから、開通手続きをしましょう。

開通手続きをするまでは、キャリアは解約扱いにならないことも注意点として覚えておいてくださいね。

開通手続きには、申込番号や電話番号を入力することになるので、予め控えておくとスムーズにできます。

最後の注意点ですが、大手キャリアは解約月の請求が日割りにならず、満額請求です。

月末に申し込んでも開通作業が翌月になってしまうと当月分が満額請求されるので、大体20日前後には申し込み手続きを済ませましょう。

MVNOの最安値に関するよくある質問は?

最後に、MVNOの最安値に関するよくある質問について回答・解説していきます。

MVNOに乗り換えるメリットやデメリットについても解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

誰もが気になる質問をまとめているので、疑問や不安を解決しておくと今後申し込む際にスムーズに手続きができるほか、快適にMVNOが利用できます。

格安SIMとMVNOの概念に違いはある?

格安SIMとMVNOは、基本的に同じ概念で使用されることが多いですが、正式には異なります。

MVNOとは、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、回線を所有していません。

冒頭でも解説しましたが、楽天モバイルは独自回線を所有しているため、MVNOではありません。

しかし、料金が安いことから格安SIMと呼ばれることが多いです。

以上を踏まえると、MVNOとは独自回線を所有していない事業者であり、格安SIMは大手キャリアに比べて安い料金を提供している事業者全般となります。

MVNOは格安SIMといえますが、格安SIMはMVNOであるとは限らないということですね。

少し複雑な内容ではありますが、覚えておいて損はありません。

格安SIMに乗り換えるメリットは?

格安SIMに乗り換えるメリットは、毎月の固定費が削減できるのが一番大きなメリットといえるでしょう。

大手キャリアで契約していると、安く済ませようとしても毎月5,000円はかかります。

しかし、格安SIMであればオプションを含めても1,000~2,000円で使えるものが多いので、乗り換えるだけで年間3万円ほど安くなりますね。

格安SIMの中でも、大手キャリアのサービスをそのまま利用できるY!mobileやUQモバイルといった、サブブランドと呼ばれる事業者も人気です。

他社と比べると料金は高いですが、キャリア決済が使えるほか光回線とのセット割も適用されるので、便利ですね。

初めて格安SIMを利用する人は不安があるかもしれませんが、解約金がかからない場合がほとんどですので、一度体験してみてはいかがでしょうか。

格安SIMに乗り換えるデメリットはある?

格安SIMに乗り換えるデメリットは、通信速度が遅くなることや、キャリア決済などのサービスが使えなくなることが挙げられます。

大手キャリアと比べて、格安SIMは通信速度が遅くなってしまうのが現状です。

地域や端末、状況によって速度は左右されるものですが、大手キャリアと比べるとやはりMVNOのほうが遅い傾向にあります。

改善方法としては、スマホをよく触る自宅などには光回線を用意したり、持ち運べるポケットWi-Fiを契約するといった方法があるので、検討してみましょう。

基本的にMVNOは、キャリア決済非対応です。

しかし、前述したサブブランドに乗り換えればそのまま使えるので、キャリア決済を利用している人はサブブランドを選んでみてくださいね。

まとめ:最安値のMVNO(格安SIM)はデータ容量で変わる-利用用途に合わせて選ぼう-

今回は、データ容量別で最安値のMVNOについて解説しました。

無制限プランで少しだけ高いものもあり、大は小を兼ねるという言葉もありますが、少しでも安く利用するために、最安値のプランがあるぴったりのMVNOを選ぶのが得策です。

MVNOにも注意点やデメリットはありますが、それ以上にお得なキャンペーンやメリットを見出して、自分の利用用途に合ったものを選びましょう。

ぜひ、この機会に自分にぴったりのMVNOを見つけてみてくださいね。