家でWiFiを使ってインターネットしている時に遅いと感じた経験はありませんか?
「なんだかページが表示されるのが遅い気がする」
「WiFiに繋がっているはずなのに、繋がらない」
「家のWiFiが遅いから、他社へ乗り換えたい」
と、スムーズにインターネット通信ができなければ不便に感じますよね。
本記事では、家のWiFiに不満を持っている人へ向けて、原因や対処法などを詳しく解説します。
・家のWiFiが遅い原因
・WiFiの速度の目安
・速度が遅い時の対処法
・回線速度が速い通信業者
・よくある質問と答え
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月額料金(税込) | 2,805円~ | 1,298円~ (4ヵ月まで0円) | 2,178円~ (6ヶ月まで 980円~) |
通信容量 | 30GB/50GB/70GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) | 20GB/40GB/100GB |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
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家でWiFiが遅いのはなぜ?考えられる原因
家でWiFiが遅い理由はいくつかあります。
インターネット回線そのものに問題があったり、自宅にある電化製品との相性の問題であったりですね。
原因は1つだけの場合もありますし、複数の原因が重なっている場合もあります。
家のWiFiの速度が遅いと感じた時は、1つずつ原因を確かめましょう。
回線そのものに不具合が起きている
契約しているインターネット回線自体に不具合が起きている可能性があります。
回線自体に問題があると、家でいくら対処してもほぼ無意味になってしまいますよね。
不具合が起きているかは、契約している回線業者の公式ホームページで調べられます。
しかし、障害が起きてすぐだと、公式ホームページに反映されていない可能性があります。
その場合はSNSで回線名を検索すると、同じ状態に陥っている人が書き込みをしている場合があるため、回線に不具合がありそうと把握できますね。
そして、公式ホームページで正式に不具合のお知らせが公開されたら、後は待つしか方法がありません。
回線そのものに不具合があるとわかったら、復旧まで待ちましょう。
自宅の家電製品などと電波干渉している
自宅の家電製品と電波干渉が原因で、速度の低下を招いている可能性があります。
電波で通信するWiFiは家電製品から発する電波干渉を受けてしまい、通信に影響を与える可能性があります。
・電子レンジ
・Bluetoothスピーカー
・コードレス電話機
・IHクッキングヒーター
どれも身近な家電製品ですよね。
例に挙げた家電製品は、WiFiルーターと同じ2.4Ghz帯の電波を発しています。
WiFiルーターと同じ周波数の電波を発しているため、ルーターの近くに置かれていると電波干渉に繋がります。
家電の配置を変えることで、状況が改善される場合がありますよ。
速度が遅いと感じたら、電波を発する家電製品がWiFiルーターの近くにないかチェックしてみましょう。
提供エリアの電波が弱い可能性がある
ポケット型WiFiや、据え置きタイプのWiFiを使っている場合、提供エリアの電波が弱い可能性があります。
光回線のような固定回線だと、提供エリアの電波の強さはそこまで影響はありません。
しかし、スマホと同じ『移動体通信回線』で通信しているポケット型WiFiは、スマホと同様提供エリアが存在します。
より速いスピードの規格である”5G”に対応しているポケット型WiFiがありますが、機種が対応していても5Gに非対応のエリアがあります。
山間部や海沿いなどの基地局から離れている場所に住んでいると、必然的に電波が弱くなるためスピードに影響する可能性がありますよ。
自分の住所は5G、4Gなど何の通信システムに対応しているエリアかは、回線業者のホームページで調べられます。
都心部以外の場所に住んでいる場合は、提供エリアをチェックしてみましょう。
利用している機器・端末が古い
利用している機器や端末が古いと、通信速度が低下する一因となります。
固定回線は無線ルーター、ポケット型WiFiは端末が数年前から使っているものではありませんか?
古い機種をずっと使い続けていると、遅い通信規格のままなのでスピードは上がりづらいですよね。
機器や端末は、定期的に最新の通信規格に対応した新機種が登場しています。
例えば、2021年7月に発売されたワイモバイルの『Pocket WiFi 5G A102ZT』は、最新の通信システムである5Gに対応しています。
利用し始めてからずっと同じ機種を使い続けている場合は、一度買い替えを検討してみると良いでしょう。
また、機器や端末の内部のバージョンアップを一度もしていない場合も、バージョンアップを実施してみてください。
機器や端末を新調したり、バージョンアップすると通信速度の改善が期待されますよ。
契約会社側の回線設備が古い可能性がある
契約会社側の回線設備が古い可能性もあります。
会社側の問題になるため回線の不具合同様、利用者で対処はできません。
また、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合、建物の設備が古い可能性があります。
VDSL方式が一例ですね。
VDSL方式だと最大通信速度が100Mbpsで、さらに無線のWiFiで接続すると実測値はかなり遅くなります。
築年数が古い建物かつ、光回線導入の工事していない場合は設備が古い可能性がありますね。
家のWiFiが本当に遅いか確認、速度の目安はどれくらい?
「使っている家のWiFiが遅いと感じるけど、実際の目安はどれくらい?」
その疑問を解消するために、固定回線・ポケット型WiFi・ホームルーターの3種類それぞれの目安の速度をまとめました。
目安と比べてみて、遅いのか速いのかを判断してくださいね。
引用:みんなのネット回線速度
固定回線:248.8Mbps~320.5Mbps
固定回線の平均実測値は、上り248.8Mbpsで下り320.5Mbpsです。
回線業者や使用環境によって速度は変わりますが、他の回線と比べるとスピードは出ていますね。
安定性と速度を兼ね備えている回線が光回線を代表する固定回線です。
利用するのに工事が必要で、月額料金以外に工事費が発生するのがデメリットですが、安定性と速度はピカイチですね。
大容量のデータ通信をしたり、オンラインゲームをしたりするヘビーユーザーは固定回線を利用する人が多いですよね。
固定回線を使っていても速度に不満がある場合、家のWiFiスピードの実測値が平均実測値より下回っている可能性がありますね。
ポケット型WiFi:11.9Mbps~37.2Mbps
ポケット型WiFiの平均実測値は、上り11.9Mbpsで下り37.2Mbpsです。
WiMAXやワイモバイル・ソフトバンクの『Pocket WiFi』がポケット型WiFiですね。
ポケット型WiFiは工事が不要で契約するだけで使えるようになり、手軽にインターネット通信ができるのが最大のメリットです。
また、据え置きタイプではないため外出先でもインターネット通信ができるのも大きなメリットですね。
部屋に直接回線を引くのではないため、固定回線と比べるとどうしても速度は落ちますね。
ポケット型WiFiの平均実測値は低めです。
自分が使っているポケット型WiFiの速度が平均実測値より低ければ相当遅いと言えるでしょう。
ホームルーター:19.0Mbps~162.0Mbps
ホームルーターの平均実測値は、上り19.0Mbpsで下り162.0Mbpsです。
ソフトバンクの『SoftBank Air』やドコモ『home 5G』のような自宅に置くだけでインターネットが使える機器ですね。
工事がいらないのに固定回線とポケット型WiFiの間のスピードが出るため、一人暮らしや賃貸住宅に住んでいる人から人気です。
ホームルーターもポケット型WiFiと同じく、工事が不要で手軽に使えますが、固定回線と比べると速度は遅めです。
しかし、ポケット型WiFiよりはスピードが出ていますね。
ホームルーターの設置場所によって速度は変動しますが、平均実測値より低ければお使いのホームルーターの速度は遅いと言えますね。
補足:回線速度の測定方法は?
回線速度はどうすればわかるか知りたいですよね。
測定用のウェブサイトで、調べられます。
どのウェブサイトも難しい操作なしで簡単に測定できます。
また、時間帯によって結果が変わってきますので、時間で分けて測定するのもおすすめです。
一般的に夕方から夜は、利用者が多く混雑しやすい時間になるため、速度が落ちる傾向がありますよ。
家でWiFiが遅い時、対処法にはどのようなものがある?
家でWiFiが遅い時、改善させたいですよね。
固定回線・ポケット型WiFi・ホームルーターの場合のそれぞれの対処法をまとめました。
どの通信方法でも、“再起動”をすると改善される場合がありますよ。
WiFiを飛ばしている回線の種類によって対処法は少し異なるので、お使いの回線の方法を参考にしてみてくださいね。
固定回線の場合:ルーターの最新化で改善されるかも
固定回線でWiFiを使う場合、無線ルーターを最新化すると改善される可能性があります。
古い無線ルーターを使い続けていると、最新の規格に対応していないのは想像しやすいですよね。
機種を新しく購入するのでも良いですが、ルーター内のバージョンアップは実施していますか?
ルーターには『ファームウェア』というソフトウェアが内蔵されています。
ファームウェアには、機器を脆弱性から守ったり、性能を安定させる役割があり定期的な更新が必要です。
古いままだと性能が安定せず、速度低下の原因になっている可能性があります。
ファームウェアのバージョンアップしていなければ、ルーターを買い替える前に実施しましょう。
ポケット型WiFiの場合:周波数帯を切り替えてみよう
ポケット型WiFiの場合は、接続する周波数帯を切り替えてみると改善される可能性があります。
WiFiに使われる周波数帯は、“2.4Ghz”と”5GHz”の2種類です。
機種によっては、2つの周波数帯を切り替えられるものがあります。
■2.4Ghz
遠くまで電波が飛びますが速度は落ちます。
また、電子レンジやBluetooth機器などの家電製品と電波干渉が起きやすいですが、壁や扉などの物理的な障害物に強い特徴があります。■5Ghz
速度は出ますが2.4Ghzと比べると遠くまで電波が飛びません。
家電製品との電波障害は起きづらいですが、物理的な障害物があると通信が不安定になる可能性があります。
ポケット型WiFiは、機種が対応していれば5Ghzでの使用がおすすめです。
固定の場所に設置するものではないため、パソコンやスマホなどの近くに置いておきましょう。
ホームルーターの場合:ルーターの設置場所を変えてみよう
ルーターの設置場所を窓側にすると改善される可能性があります。
ホームルーターは設置場所によって、電波状況が変わります。
コンセントが届けばどこでも簡単に使えるのがホームルーターのメリットの1つなので、設置場所を変えてみましょう。
・外から電波が届きやすい窓際
・部屋の真ん中
・インターネット通信する機器の近く
・電子レンジやBluetooth機器などの家電製品の近く
・金属製の製品の近く
・コンクリートの壁近く
・水気が近くにある場所
もし、おすすめしない設置場所にホームルーターを設置していれば、おすすめの設置場所に移動させてみましょう。
置き場所を変えるだけで通信速度が改善される可能性が高いですよ。
家でWiFiが遅いのは嫌だ|速度が速い回線はどこ?
家のWiFiが遅いのはストレスですよね。
速度が出る回線を固定回線、ポケット型WiFi、ホームルーターとそれぞれ紹介します。
あまりにも遅くてストレスを感じるなら、乗り換えを検討してみてくださいね。
固定回線ならNURO光が最速
運営会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 |
月額料金 | 【戸建て】5,200円~ 【マンション】2,090円~ |
初期費用 | 【工事費】44,000円(税込) 【事務手数料】3,300円(税込) ※工事費はキャンペーンで実質無料 |
通信速度 | 下り最大2Gbps 無線LAN接続は下り最大1.3Gbps |
※2022年2月時点の情報です。
NURO光は速度に定評がある光回線ですね。
平均速度が下り501.12Mbps、上り445.96Mbpsと他社よりも速い数値が出ています。
有線LAN接続に比べると、無線LAN(WiFi)接続の速度は落ちますが、それでも下り最大1.3Gbpsの速度です。
NURO光から提供されるONUを使う場合の通信速度なため、別途ルーターを買う必要がありません。