超格安Wi-Fiは本当に格安？口コミ・評判や他社Wi-Fiとの比較を紹介

「超格安WiFiって本当に安いの？」

超格安WiFiとは、2021年に発売されたポケット型Wi-Fiサービスです。

かなり前衛的なサービス名で、印象に残りやすいですが中身は一体どうなのでしょうか。

この記事では、超格安WiFiについて基本スペックから他社比較、メリット・デメリットなどからおすすめな人、おすすめできない人まで解説していきます。

超格安WiFiってどんなもの？気になるサービスの概要と特徴

まずは超格安WiFiについて、サービスの概要や特徴について解説していきます。

主な内容は以下のとおりです。

2021年スタートの新規サービス

超格安WiFiは、2021年2月に始まったばかりの新しいポケット型WiFiサービスです。

運営する会社は『株式会社スペースエージェント』というところで、こちらも2015年4月に設立されたばかりの新しい企業となっています。

『株式会社スペースエージェント』は、Wi-Fiサービスの他にも不動産関係のサービスも運営しており、中でも『民泊物件.com』は国内第1位ポータルサイトになるほどの人気サービスです。

超格安Wi-Fiの他、『最安価保証Wi-Fi』というサービスも展開しています。

料金プランは大きく2種類

超格安WiFiの料金プランは、下記の2種類となっています。

このように非常にシンプルでわかりやすいプランで設定されています。

スタンダードプランは、縛りがないので数ヶ月利用といった細かい使い方にも対応できる柔軟性をもったプランです。

1年プランは、契約期間が1年という縛りはありますが、その分月額料金が下がるのでなるべく安くポケット型Wi-Fiが使いたい方におすすめです。

月間使用可能データ量は100GB

超格安WiFiで使える月間データ通信量は100GBとなっています。

100GBあれば、どういったことができるのでしょうか。下記の表にそれぞれ目安をまとめます。

上記のように、一般的な利用であればそれぞれ十分な利用時間が見込めることがわかります。

超格安WiFiは他社と何が違う？一目でわかる比較表

それでは超格安WiFiと他社のポケット型Wi-Fiサービスを、料金や通信速度など基本スペックで比較してまとめていきます。

料金については、2年間の支払総額で表記しています。

回線名	超格安Wi-Fi	E-!Wi-Fi!	Mugen Wi-Fi	THE Wi-Fi
料金（支払総額/2年）	81,840円（1年プラン）	89,232円	82,512円	91,872円
速度	下り：150Mbps 上り：50Mbps （端末：+F FS030W）	下り：150Mbps 上り：50Mbps	下り：150Mbps 上り：50Mbps	下り：150Mbps 上り：50Mbps
使用回線	Softbank	クラウドSIM	クラウドSIM	クラウドSIM
初期費用	0円	3,300円	3,300円	2,200円
端末レンタル料	0円	0円	0円	0円
契約期間	1年	2年	2年	2年
キャンペーン	無し	100台限定初回決済550円	最大1万円キャッシュバック	4ヶ月0円キャンペーン

超格安WiFiの5つのメリット、比較でわかったおすすめポイント

ここでは上記の比較でみえた、超格安WiFiのメリットを5つ紹介していきます。

それぞれのメリットの概要は以下のとおりです。

1年プランはかなり安い

超格安WiFiの『1年プラン』は、かなり安いことが比較表からよくわかります。

契約期間も1年なので、2年目の途中で解約しても違約金はかかりません。その反面、他社ポケット型Wi-Fiは2年契約なので、2年以内の解約では違約金が必要です。

金額が安い上に、縛り期間も短いのでお得であることがわかります。

契約期間の縛りが無い

超格安WiFiでは、契約期間の縛りがないプランも用意されています。

こちらの項目でも紹介している『スタンダードプラン』を選択すれば、契約期間が無いので一切縛りがありません。

1年プランよりも割高にはなってしまいますが、いつ解約しても違約金がかからないので、数ヶ月の利用でも問題なく使うことができます。

利用にかかる初期費用が無い

超格安WiFiは、初期費用が完全に0円となっています。この点も、ポケット型Wi-Fiとしてはめずらしいです。

端末代0円は他社回線でもいくつか見受けられるポイントですが、ほとんどのところで事務登録手数料3,300円が必要となっています。

超格安WiFiでは、端末代・端末送料0円に加えてこの事務手数料も0円としているので初期費用が一切かかりません。

最短で翌日の利用が可能

超格安WiFiは、13時までの申し込みで当日発送で対応可能となっています。

ですので、エリアによりますが最短で申し込みから翌日には端末が手元に届き、到着後はすぐに利用することができます。

急遽Wi-Fiが必要になった場合などでも、すぐに用意することができるのでとても便利なポイントですね。

サポートがかなり手厚い

超格安Wi-Fiでは、上記のように当日発送が可能であったり、万が一ネットに繋がらない場合は交換対応をしていたりなどサポート体制が充実しています

特に、電話での問い合わせ先も準備しているので何かわからないことがあっても、すぐに聞くことができるのは安心できます。

その他メールでの問い合わせもできるので、必要な場面にあわせて使い分けることができますね。

超格安WiFiはこの点がイマイチ、利用する上でのデメリット

ここでは超格安Wi-Fiのイマイチな点、デメリットについて解説していきます。

デメリットの概要は以下のとおりです。

縛りなしプランは他社より高い

超格安Wi-Fiの縛りなしプランは、他社ポケット型Wi-Fiよりも割高となっています。

契約期間をなくしているため、どうしても金額があがってしまうのが難点です。1年プランと比べると約400円高い計算となります。

1年で考えると約5,000円の差となってくるので、完全に使用予定期間がわかっている場合以外は1年プランで申し込むのが無難と言えそうです。

口座振替は利用不可

超格安WiFiの支払い方法は、クレジットカード払いのみとなっています。

口座振替は利用できないので、注意しましょう。

どうしても口座振替でポケット型Wi-Fiを使いたい場合は、他社回線を検討するしかありません。

端末は自由に選べない

超格安WiFiには用意されている端末が2種類あり、これらは申し込み時に選択することができません。

端末名	MF855	+F FS030W
サイズ	約75×102.2×22.3mm	約74.0×74.0×17.3mm
重さ	約235g	約128g
同時接続可能台数	9台（Wi-Fi8台+USB接続1台）	15台
通信量確認	サポートセンターに問い合わせ	端末画面で確認可
最大通信速度	下り：112.5Mbps 上り：37.5Mbps	下り：150Mbps 上り：50Mbps

このように、それぞれ端末の基本スペックが異なっており『+F FS030W』の方が若干高性能となっています。

特に通信量の確認において、MF855は端末では確認ができないのでサポートセンターに問い合わせる形となってしまい少し手間がかかります。

端末によって差があるのに、指定ができないのは大きなデメリットと考えられます。

超格安WiFiの評判はどうなってる？投稿された口コミ一覧

こちらは超格安Wi-Fiについての評判や、口コミについて紹介する項目です。

参考にする口コミは以下のとおりです。

総額で安い

良い内容の口コミから紹介していきます。

#WiFi

超格安WiFiなら…総額で安い#縛り無しWiFi#超格安WiFihttps://t.co/2nTLaEQBXJ

— tomo52 (@tomo5268350076) March 15, 2021

こちらのユーザーは、総額で考えると超格安WiFiは金額が安く抑えられると考えられているようです。

やはりなるべく金額を抑えたいときには、検討したいポケット型Wi-Fiです。

ランキング4位

つづいては、ポケット型Wi-Fiをランキング形式で紹介している口コミを紹介します。

ポケット・モバイルWiFiランキング2021年8月最新版

【1 位】最安値保証WiFi
【2位】クラウドWiFi東京
【3位】AiR-WiFi
【4位】超格安WiFi
【5位】GMO WiMAX
【6位】Mugen WiFi
【7位】どこよりもWiFi
【8位】クイックWiFi
【9位】hi-ho WiFi
【10位】SAKURA WiFihttps://t.co/KPLvlc6Etk

— 【公式】Wi-Fiニュース (@WiFi245) August 1, 2021

2021年8月時点での情報となっていますが、このタイミングでは4位につける評価を受けていることがわかります。

発売から半年ほどで、それなりに評価されていることがわかる口コミです。

対応が悪い

つづいて、悪い内容の口コミを紹介します。

フリーダイヤルは繋がらない
メール返信もない
サイト見てけば個人の番号はいくつか見つかる
一度かけたら出なくて非通知で折り返し、出たら即切られる、個人番号にかけたら音声対応
速さと手際からスペースエージェントの対応かなり悪質じゃない？
とりあえず関連会社も含めた全ての名称を消費者

— shigemocho (@shigemocho) October 1, 2021

主にサポート体制に対する口コミとなっています。

この時点では、サポートセンターに繋がらず対応が悪かったようです。

こちらの口コミは、厳密には超格安WiFiではなく同じ運営会社の他サービスについての内容となっているので注意してください。

超格安WiFiを検討する時の注意点、契約前には必ず確認

それでは超格安WiFiを検討する際、契約を考えたときに抑えておきたいポイントを解説していきます。

主な注意点は以下のとおりです。

支払い方法はクレジットカードしか使えない

デメリットの項目でも紹介したとおり、超格安WiFiの支払い方法はクレジットカード払いのみとなっています。

クレジットカードを持っていない場合は、新規で作るしか無く口座振替で利用したい場合は他社回線を検討するしか方法はありません。

端末のスペックはあまり高くない

超格安WiFiで用意されている端末は、2022年現在においてはあまり高くないスペックであるといえます。

こちらの項目で詳細なスペックを紹介していますが、MF855にいたっては下り最大通信速度112.5Mbpsとかなり低くなっています。

実際の通信速度はさらに低くなることが考えられるので、少しでも速い通信がしたい場合には向いていない端末なので注意してください。

初月利用・退会時は日割り計算にならない

超格安WiFiは、基本的に日割り計算をしていません。

解約する場合は、解約日が一律で月最終日となっているので最終月にも一ヶ月分の利用料が必要となっています。

レンタル機器（端末一式）の返却が解約希望月の末日必着である点も注意しましょう。

【結論】超格安WiFiはこんな人におすすめorおすすめしない

結論として、超格安Wi-Fiがおすすめな人、おすすめでない人はどういった人なのかを解説していきます。

主な内容は以下のとおりです。

とにかく安く使いたい人にはおすすめ

超格安WiFiという名前の通り、とにかく安くポケット型Wi-Fiを使いたい人にはおすすめです。

1年プランを選択することで、他社回線と比較しても割安な金額でWi-Fiを持つことができます。

性能よりも、金額重視といった人は超格安WiFiを検討してみましょう。

安い値段で100GBの大容量を使いたい人にはおすすめ

大容量データ通信、月間100GBのデータ通信が必要である場合にも、超格安WiFiはおすすめです。

1日3GB以上のデータ通信ができて、なるべく金額が安いWi-Fiが欲しいといった方にはうってつけのポケット型Wi-Fiです。

クレジットカード決済をしたくない人にはおすすめしない

超格安WiFiの支払い方法は、クレジットカード払いのみです。

クレジットカード決済をどうしてもしたくない人は、口座振替や銀行振り込みに対応している他社ポケット型Wi-Fiを検討してみましょう。

短期利用の場合はおすすめしない

超格安Wi-Fiのスタンダードプラン（縛りなし）は金額が割高となっています。

ですので、短期利用で考えている場合はあまりおすすめできません。

利用期間がはっきり決まっている場合は、Wi-Fiレンタルサービスなどを検討してみましょう。

超格安WiFiに関するよくある質問は？

ここでは超格安Wi-Fiについてよくある質問をまとめていきます。

主な質問内容は以下のとおりです。

超格安wifiのマイページログインはどこからすればいい？

超格安WiFiの専用マイページは、以下のURLからアクセスすることができます。

超格安WiFi

「民泊WiFi」はインターネット環境整備でお悩&#12...

wifi.jpmob.jp

超格安wifiの解約方法は？

超格安WiFiの解約方法は、上記マイページより申し込む必要があります。

解約日は一律で月最終日となっており、解約月には1ヶ月分の利用料が請求されます。

超格安wifiの返却方法が知りたい

超格安WiFiの端末などレンタル機器の返却方法は、端末や充電ケーブルなどのレンタル機器一式を宅配サービスなどで返却します。

この返却の際に必要な送料はユーザー負担となっているので、着払いで送らないように気をつけましょう。

返却期限は、解約希望月の末日必着となっているので余裕を持って送ることをおすすめします。

まとめ：超格安WiFiは縛りありでもいいならおすすめ、縛り無しなら他社を選ぼう

この記事では超格安WiFiについて、基本スペックや他社比較などで解説しました。

全体を通して抑えておきたいポイントは以下のとおりです。

超格安Wi-Fiは、縛りなしプランと1年プランの2種類のみでシンプルな内容となっています。

1年プランは他社ポケット型Wi-Fiと比べても割安で、安く使える料金設定であることがわかりました。