外出先でも手軽にWi-Fiが使えるポケット型Wi-Fiと、手持ちのスマホで他の端末をWi-Fiにつなげられるテザリング。料金や同時接続数などにそれぞれ特徴があります。
どちらもWi-Fiが利用できるという点では似ているサービスですが、「特徴にどんな違いがあるの?」「それぞれのメリットやデメリットは?」このような疑問がある方も多いですよね。
そこで本記事では、次の内容を紹介します。
・ポケット型Wi-Fiを使うメリット・デメリット
・テザリングを使うメリット・デメリット
・テザリングの設定方法まとめ
・ポケット型Wi-Fiとテザリングに関するよくある質問
ポケット型Wi-Fiとテザリングの特徴やメリット、デメリットを実際の評判を用いて細かく紹介するので、自分がどちらを利用するべきか迷っている方は、是非参考にしてください。
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月額料金(税込) | 2,805円~ | 1,298円~ (4ヵ月まで0円) | 2,178円~ (6ヶ月まで 980円~) |
通信容量 | 30GB/50GB/70GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) | 20GB/40GB/100GB |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
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ポケット型Wi-Fiとテザリングの特徴
ここでは、ポケット型Wi-Fiとテザリングの大まかな特徴をお伝えします。それぞれの特徴や違いが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ポケット型Wi-Fi | テザリング | |
月額料金 | × | ○ |
エリア | ○ | ○ |
データ容量 | ◯ | × |
通信速度 | ◯ | △ |
長時間利用 | ◯ | × |
契約の手間 | × | ○ |
持ち運びのしやすさ | ◯ | △ |
ポケット型Wi-Fiとテザリングの特徴を比較すると、次の項目に違いがあるとわかります。
・データ容量
・通信速度
・長時間利用
・契約の手間
特に大きく異なる点が、月額料金やデータ容量です。
ポケット型Wi-Fiを契約すると4,000円ほどかかりますが、テザリングだと無料か月額数百円で利用できる場合がほとんどなので、テザリングの方がコストパフォーマンスに優れています。
ただ、テザリングはスマホで契約しているプランのデータ容量を消費してしまうので、大容量プランに加入していない方は、テザリングで使用できるデータ容量はかなり少ないです。
反対にポケット型Wi-Fiは、100GBを超える大容量プランを提供している会社も多いので、残りの容量を気にせずデータ通信が利用できます。
ポケット型Wi-Fiを使うメリット4つ
ポケット型Wi-Fiを使うと、さまざまなメリットがあります。ポケット型Wi-Fiとテザリングどちらを利用するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ポケット型Wi-Fiを使うメリットは、次の4つです。
プランが豊富なので用途に合ったものを選べる
ポケット型Wi-Fiはプランが豊富なので、用途に合ったものを選べます。例として、いくつかのポケット型Wi-Fiのプランを紹介すると、次のとおりです。
表のとおり、1つのポケット型Wi-Fiにも、さまざまなプランがあるとわかりますね。
FUJI WiFiは、ポケット型Wi-Fiの中でもプランが多く、30GBの低容量プランから1日10GB使える大容量プランまで提供しているので、幅広い方が満足できます。
Broad WiMAXのように、契約期間が長いプランや短いプランを提供していたり、そもそも契約期間のないプランを提供するポケット型Wi-Fiもあったりするので、自分に最適なポケット型Wi-Fiと契約しましょう。
例えば、オンラインゲームや高画質の動画視聴を頻繁に行う方は大容量プラン、いつ解約するかわからない方は契約期間の縛りがないプランを契約すると、使いにくいと感じたり解約金で損したりすることがありません。
本記事後半では、おすすめのポケット型Wi-Fiを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
契約は必要だが工事は不要で使える
ポケット型Wi-Fiには契約する手間はありますが、工事不要ですぐに使い始められます。
ポケット型Wi-Fiは工事不要で、手元に端末が届いて電源を入れるだけで使えるので、かなり便利です。当日発送などに対応しているポケット型Wi-Fiも多いため、「3日後に使い始めたい!」というような方も安心して契約できます。
例えば、光回線を利用する場合は契約してから開通工事をする必要があるので、1〜2ヶ月ほど待たないと利用できません。
すぐに使い始めたい方は、1〜2ヶ月も待っていられないですよね。
また、光回線は室内に回線を引いてくるので、室内でしか使用できませんが、ポケット型Wi-Fiは回線を端末に繋ぐ必要がないので、外出先でも利用できます。
工事不要で手軽に使い始めたい方は、ポケット型Wi-Fiを契約してみましょう。
長時間の連続使用にも耐えられる
ポケット型Wi-Fiは、長時間の連続使用が可能です。すぐにバッテリーがなくなってしまっては、充電するのが面倒ですよね。
一例として、いくつかのポケット型Wi-Fiの最大連続使用時間を紹介すると、次のとおりです。
表のとおり、10時間連続で使用できます。外出先にコンセントがある保証はないので、1日充電なしで使えるのは安心ですよね。
テザリングすると、スマホのバッテリーをかなり消費するので、長時間使用には向いていません。長時間使用を考えている方は、ポケット型Wi-Fiの契約を検討しましょう。
複数端末の同時接続にも強い
スマホだけでなくiPadなどのタブレット、パソコンなどを同時に接続しても、通信速度が落ちたり接続できなかったりすることなどがないので、端末をたくさん使用する方におすすめです。
同時に接続できる端末の最大台数は、使用するポケット型Wi-Fiによって異なります。
例として、いくつかのポケット型Wi-Fiの最大同時接続数を紹介すると、次のとおりです。
・THE WiFi:最大10台
・Broad WiMAX:最大16台
上記の通り、中には16台を超える端末を同時に接続できるポケット型Wi-Fiもあります。
例えば、5人家族でスマホやタブレット、パソコンなどを使っていると、意外と10台くらいは同時に接続する可能性があるので、家族での使用を考えている方や手持ちの端末が多い方などは、ポケット型Wi-Fiを検討してみてください。
ポケット型Wi-Fiを使うデメリット4つ
ポケット型Wi-Fiのメリットを紹介してきましたが、逆にデメリットもあります。
メリットとデメリットを両方把握すると、自分にポケット型Wi-Fiが向いているか確認できるので、ぜひ参考にしてください。
ポケット型Wi-Fiを使うデメリットは、次の4つです。
モバイルルーターという持ち物が増える
ポケット型Wi-Fiは、モバイルルーターを持ち運ぶ必要があります。
テザリングを使う場合は、スマホとは別にモバイルルーターのような機器を持ち歩く必要がないので、ポケット型Wi-Fiだけのデメリットです。
モバイルルーターは手のひらに収まるくらいの大きさなので、そこまで持ち運ぶのが億劫になるほどではないですが、普段鞄を持ち歩かない方やできるだけ身軽に移動したい方などは、邪魔に感じるかもしれません。
インターネットに費やすコストが増える
ポケット型Wi-Fiは、契約すると月額料金が発生するので、インターネットに費やすコストが増えます。
月額料金はポケット型Wi-Fiによって異なりますが、低容量プランでも3,000円ほどかかるので、できるだけ安く利用したい方には向いていません。
いくつかのポケット型Wi-Fiの月額料金を紹介すると、次のとおりです。
表のとおり、100GB以上の大容量プランを契約すると、月に4,000円ほどかかるので、かなりの出費です。テザリングの場合は、月に数百円か無料で利用できるので、コストには大きな差があります。
できるだけ安く利用したい方は、テザリングを利用しましょう。
事業者ごとに提供エリアが異なる
ポケット型Wi-Fiは、利用する事業者によって提供エリアが異なります。事業者が使用している回線はそれぞれ異なるので、提供エリアも異なるのです。
そのため、自分の住んでいる地域が提供エリアになっているポケット型Wi-Fiを選ばないと、快適に利用できません。
テザリングであれば、基本的にスマホがつながるエリアであればテザリングでも通信できるので、提供エリアなどを考える必要がありません。
自分でポケット型Wi-Fiの提供エリアを確認し、最適なものを契約するのがめんどうな方は、テザリングの使用をおすすめします。
事業者によっては契約期間の縛りがある
ポケット型Wi-Fiは、契約する事業者によって契約期間の縛りが発生します。
契約期間内に解約すると解約金が発生するので、解約金を支払いたくない方は契約期間の縛りが終わるまで使い続けなくてはなりません。
ポケット型Wi-Fiの契約期間の縛りや解約金は事業者ごとに異なります。一例として、数社のポケット型Wi-Fiの契約期間と解約金を紹介すると、次のとおりです。
表のとおり、契約期間の縛りや解約金は事業者によって異なるとわかります。解約金を設定していない事業者もありますが、高い場合2万円を超える解約金を設定している事業者も少なくありません。
解約するだけで数万円の解約金を支払うのは、かなり損ですよね。
テザリングの場合は、オプション扱いなので契約期間の縛りがなく、使いたいときに使えます。絶対に解約金を支払いたくない方は、テザリングを利用するか、解約金が設定されていない事業者を選びましょう。
テザリングを使うメリット4つ
ここまで、ポケット型Wi-Fiのメリットやデメリットについて解説してきたので、ここからはテザリングについて解説していきます。
まずは、テザリングを使うメリットを紹介するので、利用を検討している方は参考にしてください。
テザリング可能なスマホがあれば新たに回線の契約をする必要がない
テザリングを利用する際は、テザリングができるスマホがあれば、新たに回線を契約する必要がなく、経済的です。
ポケット型Wi-Fiを使用するのであれば、必ず回線を契約する必要があるので、テザリングのメリットと言えます。
一例として、ソフトバンクでテザリングが使える端末の一例を挙げると、次のとおりです。
・Google Pixel
・各種スマートフォン
・iPad
・各種タブレット
上記に当てはまる端末でも、モデルによってテザリングが使えない場合もあるので、以下で紹介する ページでテザリング対応端末を確認してみてください。
ポケット型Wi-Fiとテザリングで迷っている方は、自分の持っている端末がテザリングに対応している端末なのか確認した後に、どちらを利用するか決めてみましょう。
他に端末を持ち歩く必要がない
テザリングは、普段使用している端末以外にポケット型Wi-FiなどのWiFi端末を持ち歩く必要がありません。
ポケット型Wi-Fiを使用する場合は、Wi-Fi端末を持ち歩く必要がありますが、テザリングであれば手持ちのスマホ1つでテザリング可能なので、荷物を増やしたくない方や鞄を持ち歩かない方なども安心です。
キャリアの回線をそのまま使える
テザリングは『au』・『ドコモ』・『ソフトバンク』の回線をそのまま使えます。
大手キャリアの回線は、高速通信が可能で繋がりやすいので、外出先でも快適な通信をしたい方や地下鉄などの電波が届きにくい場所で頻繁に通信する方などにおすすめです。
ポケット型Wi-Fiの中でも人気の高いWiMAXを契約すると、キャリアの回線ではなくWiMAXの回線を使用することになります。
WiMAXは2.5Ghzの周波数でしか通信できないため、障害物に電波を遮られやすいです。そのため、大手キャリアの回線を使用するテザリングよりも繋がりにくいと感じます。
繋がりやすさを求めるのであれば、テザリングか5Ghzの周波数が使えるポケット型Wi-Fiを契約しましょう。
キャリアによっては無料で使えるので追加料金がかからない
テザリングは、キャリアによっては無料で利用できるので、追加料金がかかりません。無料で利用できるかは、加入するプランによって異なります。
『au』・『ドコモ』・『ソフトバンク』の中でテザリングが無料で利用できるプランの一例を紹介すると、次のとおりです。
大手キャリアのプランの中には、必ずテザリングが無料で使えるプランがあるので、テザリングの利用を検討している方は、無料で利用できるプランを契約しましょう。
テザリングを使うデメリット5つ
テザリングにもデメリットがいくつかあります。メリットと一緒に把握しておきましょう。デメリットは次の5つです。
・使用容量によって料金が変動するプランだと高コストになる場合もある
・スマホのバッテリーの消費も激しくなるので長時間利用には不向き
・通信が不安定なこともある
・同時接続して使うのはおすすめできない
スマホのデータ消費が激しくなる
テザリングを使用すると、スマホのデータ消費が激しくなるのは大きなデメリットです。
テザリングは、スマホで加入しているプランのデータ容量を消費しながら他の端末をWi-Fiに繋げる機能なので、テザリングした端末で高画質の動画を視聴したり長時間テザリングしたりすると、データ容量を大きく消費してしまいます。
そのため、データ容量が少ないプランを契約してテザリングを使用すると、すぐにデータ容量を使い切って通信制限になり、普段のスマホの使用に影響が出る可能性が高いです。
どうしてもテザリングを使用したい方は、月額料金が高い無制限プランに加入するか、別にポケット型Wi-Fiを契約しましょう。
使用容量によって料金が変動するプランだと高コストになる場合もある
データ容量の消費量によって料金が変動する形式のプランに加入している場合、スマホの料金がかなり高くなる可能性があるので注意しましょう。
先ほどもお伝えしたとおり、テザリングはスマホのデータ容量を消費するので、長時間テザリングすると消費するデータ容量を大量に消費します。
データ容量の消費量によって料金が変動する形式のプランは、自分で使用をやめない限りどんどんデータ容量を消費してしまうので、料金もどんどん高くなってしまうのです。
例えば、『ソフトバンク』の『ミニフィットプラン+』を契約している場合、1GBまでの使用であれば月額3,278円ですが、3GB使用すると月額5,478円になってしまいます。
テザリングを契約しようと考えている方は、『ソフトバンク』の『ミニフィットプラン+』のような、データ容量の消費量によって料金が変動する形式のプランに加入しないようにしてください。
スマホのバッテリーの消費も激しくなるので長時間利用には不向き
テザリングを使用すると、スマホのバッテリーの消費が激しくなるので、長時間の利用には向いていません。
普通にスマホを利用するよりもかなりバッテリーの消耗が激しいので、外出先で何時間もテザリングを使用すると、バッテリーがなくなりスマホが使えなくなってしまう可能性もあります。
長時間Wi-Fiを使用したい方は、テザリングではなくポケット型Wi-Fiがおすすめです。
ポケット型Wi-Fiのメリットでもお伝えしたとおり、ポケット型Wi-Fiであれば長時間使用してもバッテリーが持つ端末もあるので、検討してみてください。
通信が不安定なこともある
テザリングは、通信が不安定で繋がりにくいこともあります。通信が不安定になる原因の一例は、次のとおりです。
・スマホ自体の電波が悪い
・通信制限されている
周りに他のWi-Fiが飛んでいる環境や電子機器がたくさんある環境でテザリングを使用すると、さまざまな電波が干渉し合ってうまく通信できないことがあります。
他にも、スマホの電波が悪かったりスマホが通信制限にかかっていたりしても通信が不安定になるので、人によっては使い勝手が悪いと感じます。
大手キャリアの回線を使用していても、上記のような理由で通信が不安定になる可能性は十分あるので、快適にWi-Fiを使用したい方はポケット型Wi-Fiを契約するのがおすすめです。
同時接続して使うのはおすすめできない
テザリングで複数台の端末を同時接続するのはおすすめできません。なぜなら、同時接続すると通信速度が落ちて快適な通信を楽しめないからです。
キャリアのホームページなどでは、最大5台まで同時接続可能などと説明されている場合も多いですが、それはあくまで最大の接続数を解説しているだけであって同時接続を推奨しているわけではありません。
大手キャリアの回線や格安SIMの回線にかかわらず、同時接続してテザリングすると通信速度は落ちるので、同時接続しようと考えている方は注意してください。
テザリングの設定方法まとめ
ここでは、テザリングの設定方法を紹介します。
iPhoneとAndroidで若干設定方法が異なるので、自分が使用している端末の設定方法を確認してみましょう。
次の項目ごとに設定方法を解説します。
iPhoneでテザリングをする方法
②:接続したい端末のWi-Fi設定でテザリングしているiPhoneを探して選択する
③:接続したい端末に①の画面に表示されている「Wi-Fiのパスワード」を入力する
お使いのiPhoneのバージョンによっては、若干操作が異なる場合もあります。比較的簡単な操作で5分もかからず接続可能です。
上記の順番通りに進めてみてください。
Androidでテザリングをする方法
②:接続したい端末のWi-Fi設定からAndroidを探して選択する
③:パスワードを入力する
iPhoneでテザリングする方法とそこまで大きく異なる点はありません。Androidの場合も、使用しているバージョンによっては若干操作が異なる場合があるので、注意してください。
USBテザリングをする方法
②:「設定」→「インターネット共有」と進み「他の人の接続を許可」をオンにする
③:テザリングしたい端末のネットワーク設定でスマホを選択する
USBテザリングは、スマホとテザリングしたい端末(パソコンやタブレットなど)をUSBケーブルで繋いでテザリングします。
③でスマホを選択する際は、テザリングする端末の仕様によって若干操作が異なります。
Macであれば、システム環境設定の中のネットワークを開き、ネットワーク一覧からスマホを見つけてクリックするだけです。
Mac以外のパソコンもネットワーク設定の画面からスマホを見つけるだけなので、そこまで難しい作業ではありません。
Bluetoothテザリングをする方法
②:スマホの「設定」→「インターネット共有」と進み「他の人の接続を許可」をオンにする
③:テザリングしたい端末のBluetooth設定でスマホを選択する
④:スマホ側に表示される「ペアリング」をタップする
Bluetoothでテザリングする際は、スマホとテザリングしたい端末のテザリングをオンにする必要があります。
Wi-Fi接続ではなくBluetooth接続なので、テザリングしたい端末でBluetoothの設定画面を開いてスマホを選択し、ペアリングしましょう。
ポケット型Wi-Fiとテザリングに関するよくある質問
ここでは、ポケット型Wi-Fiとテザリングに関するよくある質問とその回答を紹介するので、ここまでの解説で疑問が残っている方は、一度確認してみてください。
ポケット型Wi-Fiが向いてるのはどんな人?
・長時間テザリングする人
・同時に接続したい人
ポケット型Wi-Fiは、100GB以上の大容量プランを提供している場合が多いので、大容量のデータを消費する方や長時間テザリングする方も安心して通信できます。
テザリングの場合は、スマホで加入しているデータ容量しか通信できないので、無制限プラン以外の低容量プランなどに加入している方は、すぐにデータを使い切ってしまいます。
速度制限にかかるとスマホを快適に通信できなくなり、日常生活に支障が出るので注意してください。
また、ポケット型Wi-Fiは同時接続可能台数に強く、10台以上を同時に接続できる場合もめずらしくないので、スマホだけでなくパソコンやタブレット、スマート家電などを同時に接続したい方にもおすすめです。
テザリングが向いてるのはどんな人?
・キャリアの回線を使用したい人
・余計なコストをかけたくない人
ポケット型Wi-Fiを契約するとなると、スマホとは別にワイファイ端末を持ち歩く必要がありますが、テザリングはスマホ一台で完結するので、余計な荷物を持ちたくない方におすすめです。
また、テザリングはスマホを契約しているキャリアの回線で通信できるので、高品質な通信を楽しめます。キャリアの繋がりやすさや通信速度にこだわる方も満足です。
テザリングはキャリアの回線が使えるので、通信の品質は保証されていますが、プランによっては無料で利用できるのも魅力の1つです。
ポケット型Wi-Fiを契約するとなると月額4,000円ほどかかるので、余計なコストをかけたくない方は無料でテザリングを利用しましょう。
おすすめのポケット型Wi-Fiはある?
ここまでの解説を見て、テザリングではなくポケット型Wi-Fiの契約を検討した方も多いのではないでしょうか。
そんな方は、ここで紹介するポケット型Wi-Fiを参考にしてみてください。
Rakuten WiFi Pocketは、楽天回線エリアであればデータ容量が無制限に使い放題なので、大容量のデータ通信をする方におすすめです。
Broad WiMAXは、自分で契約期間を選べる特徴があります。2年か3年から選べて、3年の方が月額料金が安いので、長期間利用する方におすすめできます。楽天モバイルと同様、データ容量使い放題です。
THE WiFiは、100GBのプランとデータ容量を使った分だけ料金を支払うプランから選択できます。大容量のデータを消費する方から、月によってデータの消費量に差がある方など、幅広い方におすすめです。
MUGEN WiFiは、100GBのみのシンプルなプラン設定なので、さまざまなプランから自分に最適なプランを選択するのが面倒な方も安心できます。
ポケット型Wi-Fiではめずらしく、最大10,000円の高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているので、お得に契約したい方は是非検討してみてください。
まとめ:しっかりネットを使いたい人はテザリングよりポケット型Wi-Fiがおすすめ
今回は、ポケット型Wi-Fiとテザリングの違いやメリット・デメリットなどを紹介してきました。
どちらにもメリットやデメリットはありますが、インターネットをよく使う方には、ポケット型Wi-Fiがおすすめです。
テザリングすると、スマホで加入しているデータ容量を消費してしまうので、テザリング以外の日常での使用に影響が出る可能性があります。
その点ポケット型Wi-Fiは、100GB以上の大容量プランや無制限プランを提供している事業者も多いため、気兼ねなくデータを消費できるのが大きなメリットです。
自分はポケット型Wi-Fiの方が合っていると感じた方は、記事内で紹介したおすすめのポケット型Wi-Fiから選んでみてください。