SIM

データ通信専用のおすすめ格安SIM7選|メリット・デメリットも解説

このサイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題とする「誇大な宣伝や広告」とならないよう配慮しコンテンツを制作しておりますので、安心してお読みください。問題のある表現が見つかりましたら お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。

インターネット通信専用のSIMカードとなるデータ通信専用SIM。

通話機能が無い代わりに、月額料金が非常に安く使えるので使い方次第で非常に便利なものです。

とはいっても、あまりデータ通信専用SIMのことを詳しく知らない……という人もいらっしゃいますよね。

本記事ではデータ通信専用SIMの特徴や、選び方のポイント、おすすめ格安SIM、メリットとデメリットなどについてまとめました。

データ通信専用格安SIMの契約を検討している人の参考になれば幸いです。

たすみ
たすみ

データ通信専用の格安SIMは、気軽に契約できるのがポイント。

他にもどのような特徴があるか、見ていきましょう。

【この記事でわかること】
・データ通信専用SIMの特徴
・選び方のポイント
・おすすめデータ通信専用格安SIM
・メリットとデメリット
・おすすめできる人
・よくある質問と答え

\当サイトおすすめの格安SIM 3選/

サービス名

 

ahamo
ahamo
LINEMO
LINEMO
楽天モバイル
楽天モバイル
月額料金(税込)2,970円~990円~1,078円~
通信プラン20GB/100GB3GB/20GB3GB/20GB/無制限
最大通信速度4.1Gbps3.0Gbps2.8Gbps
詳細ahamoの詳細を見るLINEMOの詳細を見る楽天モバイルの詳細を見る

※ 料金はすべて税込
※ Aプラン(タイプA)はau回線、Dプラン(タイプD)はドコモ回線、SプランはSoftBank回線
※ 楽天モバイルはMNO(キャリア)の情報を記載
※1 au回線は2022年8月末で申し込み受付が終了

  1. データ通信とは?
  2. データ通信専用の格安SIMの特徴
    1. 音声通話ができない
    2. SMS機能がない場合もある
  3. データ通信専用の格安SIMを選ぶポイント4つ
    1. SMS機能の有無
    2. 月額料金
    3. 通信回線
    4. サポートの評判・口コミ
  4. データ通信専用のおすすめ格安SIM7選
  5. データ通信専用のおすすめ格安SIM7選の特徴を解説
    1. 楽天モバイル:対象エリア内なら上限なしで利用可能
    2. mineo:数少ないトリプルキャリア対応の格安SIM
    3. OCNモバイルONE:バースト転送機能で通信制限時も快適
    4. IIJmio:数少ないeSIMの取り扱いがある格安SIM
    5. LIBMO:料金が最安クラスで利用可能
    6. イオンモバイル:1GB刻みのプランから選択可能
    7. BIGLOBEモバイル:エンタメフリー・オプションで特定サービス使い放題
  6. データ通信専用の格安SIMのメリット3つ
    1. 月額料金が安い
    2. LINE通話はできる
    3. 契約期間の縛りがない
  7. データ通信専用の格安SIMのデメリット2つ
    1. 音声通話やSMSが使えない
    2. 緊急通報が利用できない
  8. データ通信専用の格安SIMがおすすめな人の特徴3つ
    1. データ通信専用でサブのスマホを持ちたい人
    2. タブレットでネットのみ利用したい人
    3. 通話はLINE通話で事足りる人
  9. 格安SIMデータ通信に関するよくある質問
    1. データ通信無制限の格安SIMはある?
    2. 最安のデータ通信SIMはどれ?
  10. まとめ:データ通信専用の格安SIMは「OCNモバイルONE」がおすすめ

データ通信とは?

データ通信とは?

データ通信とは、一言で表すと“コンピューター同士で情報のやり取りをする”ことです。

私たちが普段使っているスマートフォンやタブレットも、広い意味ではコンピューターの1つ情報をやり取りするデータ通信をすることで、インターネットが使えるようになるのです。

データ通信は、今や日常生活や仕事では切っても切れない関係とも言えますね。

たすみ
たすみ

データ通信が無ければ何か調べものすることも、SNSでコミュニケーションも、地図アプリで行先を調べることもできませんよね。

私たちの暮らしを支える大切なインフラ機能の1つです。

データ通信専用の格安SIMの特徴

データ通信専用の格安SIMの特徴

格安SIMには大きく分けて、“データ通信専用SIM”と”通話SIM”の2つに分かれます。

通話SIMは、電話機能もデータ通信もSMS機能もすべて利用できるSIM。データ通信専用SIMは、“音声電話機能”が無いSIMのことです。

データ通信専用格安SIMの特徴をまとめました。

たすみ
たすみ

一言で表すと、“インターネット専用のSIMカード”ですね。

音声通話ができない

データ通信専用SIMの1つ目の特徴は、“音声通話ができない”ことです。

名前の通り“インターネット通信のみ”使える格安SIMなので、090や080、070といったキャリア発番の電話番号を使った音声通話の利用はできません。

そのため、他社から電話番号を引き継いで乗り換えることができない契約タイプですね。

データ通信専用といっても、インターネット専用の電話番号が発番されます。電話番号を見ても、音声通話可能の電話番号と見分けがつきません。

LINE通話やSkypeといったインターネット回線を使った通話なら、“キャリアから発番された電話番号”を使いません。そのため、データ通信専用SIMでも問題なく通話が可能です。

電話番号を使った通話はできない分、毎月の月額料金が安いのがデータ通信専用SIMの良いところですね。

SMS機能がない場合もある

データ通信専用SIMの2つ目の特徴は、“SMS機能がない場合もある”ことです。SMSは、“ショートメッセージサービス”の略で、電話番号同士でメッセージのやり取りができるサービスですね。

LINEや他のメッセージアプリが普及しているので、メッセージのやり取りでSMS機能をあまり使わない人が多いですが、大切な役割を担っています。

SMSは、“二段階認証”や”SMS認証”といった認証関係でよく使われていますね。

例えば、LINEを登録する際に”SMS認証”が使われるので、SMS機能がないデータ通信専用SIMの場合、認証できません。

また、各種サービスにログインする時に、確認コードが指定された電話番号宛にショートメッセージとして送られてくる場合もありますよね。

不正ログイン対策のために、SMSを使った認証をするサービスが増えています。そのようなサービスを使う時には必須と言えますね。

データ通信専用SIMの種類によっては、SMS機能がない場合があるので、契約する際には注意が必要です。

データ通信専用の格安SIMを選ぶポイント4つ

 

データ通信専用格安SIMを選ぶポイント

データ通信専用の格安SIMを選ぶには、ポイントがいくつかあります。

“SMS機能の有無”、”月額料金”、”通信回線”、”サポートの評判・口コミ”の4つですね。

選び方のポイントを押さえて、契約するSIMを間違えないようにしましょう。

たすみ
たすみ

データ通信専用SIMも、事業者やプランによってサービス内容が違います。

何の目的で契約するかを考えた上で、選択しましょう。

SMS機能の有無

1つ目の選ぶポイントは、“SMS機能の有無”です。

SMS機能がいらない場合は無くても問題ありませんが、必要な場合は有無を事前に調べておく必要があります。

【SMS機能が不要なケース例】
・SIMフリーのポケット型Wi-Fiやタブレットに挿して使う
・1つのスマートフォンの中に別の音声通話SIMが入っている(デュアルSIMとして使う)
・SMS認証をする電話番号は別である
【SMS機能が必要なケース例】
・LINEアカウントをもう1つ作りたい
・普段使っている電話番号でSMS認証機能を使いたくない
・SMSのやり取りを、メインで使っている電話番号と別の番号でしたい

既に他のSMS利用可能な電話番号を持っていて、データ通信専用SIMでは使わなさそうな場合は不要と言えます。

また、LINEのアカウントを2つ作りたい、SMS専用番号として使いたい場合はSMS機能が必須ですね。

使用目的に応じて、SMS機能の有無のどちらが良いか判断しましょう。

月額料金

2つ目の選ぶポイントは、“月額料金”です。

各事業者でデータ通信専用SIMの月額料金は異なります。もちろん、契約ギガ数によっても料金は変わりますよ。

事業者によっては、“SMS機能付きデータ通信専用SIM”のみサービス提供している場合があります。SMS機能がないデータ通信専用SIMよりは高めに設定されている傾向がありますね。

1番安いプランで500円前後からサービス提供をしている事業者が存在します。1GBや2GBといった小容量プランなので、1つの例として、お子様のスマートフォン用として契約しても良いですね。

また、複数キャリアの回線を使える格安SIM事業者がありますが、回線によって料金が変わることはありません。

事業者によっては大容量プランも提供されていますが、割高な傾向があります。
大容量プランを考えている場合は、ポケット型Wi-Fiや光回線など他の方法を検討した方が良いですね。

データ通信専用SIMを契約する時は月額料金をしっかりと比較して、納得のいく料金で提供している事業者から契約しましょう。

通信回線

3つ目の選ぶポイントは、“通信回線”です。どこのキャリア回線を使っているかですね。

格安SIMは、au・ドコモ・SoftBankのいずれかの回線を借りてサービスを運用しています。MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と言われるものですね。

一番多いのがドコモ回線を使っている格安SIM。次に多いのがau回線を使っている格安SIMです。SoftBank回線を使っている格安SIMは少ないですが、存在します。(例:mineo)

また、ドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応している事業者が増えてきていますよ。

エリアは、都心部はどのキャリアを選んでも大差はありません。しかし、山間部やキャンプ場などで使うことが多いならキャリアによって対応状況が異なる場合があるので、事前に調べておくと良いですね。

また、使っているスマートフォンに挿して使いたい、キャリア版のタブレットで使いたい場合も通信回線はどこかをチェックしておきましょう。

音声SIMでは対応しているキャリアが、データ通信専用SIMになると対応していない場合があります。
申し込む前に必ず確認しておきましょう。

サポートの評判・口コミ

4つ目の選ぶポイントは、“サポートの評判・口コミ”です。特に初めて格安SIMを使う人は、サポートがしっかりしている事業者を選ぶと、何かあった時でも安心できますね。

また、実際に使っているユーザーからの評判や口コミも、参考になる情報ですよ。

データ通信専用SIMを運営している事業者は、通信業界の老舗企業であったり、大手企業のグループ会社であったりすることが多いので信頼できますね。

気になるデータ通信専用SIMを見つけたら、SNSでサポートがどうなのかという口コミを探してみると良いですよ。

データ通信専用のおすすめ格安SIM7選

データ通信専用おすすめ格安SIM

データ通信専用のおすすめ格安SIMを7社、紹介します。

au回線、ドコモ回線がメインですが、中にはSoftBank回線の扱いができる格安SIMも存在しますよ。

\ 当サイトおすすめのデータ通信専用格安SIM /
格安SIM名楽天モバイル
楽天モバイル
mineo
mineo
OCNモバイルONE
OCNモバイルONE
IIJmio
IIJmio
LIBMO
LIBMO
イオンモバイル
イオンモバイル
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル
通信回線楽天、auau、ドコモ、SoftBankドコモau、ドコモドコモau、ドコモau、ドコモ
※1
プラン


【Rakuten UN-LIMIT VII】
※従量制
3GBまで:980円
20GBまで:2,178円
無制限:3,278円
※楽天エリアのみ
【マイピタ】
1GBプラン:880円
5GBプラン:1,265円
10GBプラン:1,705円
20GBプラン:1,925円
【SMS対応SIM】
3GB/月コース:990円
6GB/月コース:1,320円
10GB/月コース:1,760円
【SMS対応】
2ギガプラン:820円
4ギガプラン:970円
8ギガプラン:1,470円
15ギガプラン:1,780円
20ギガプラン:1,980円
【データ通信専用SIM】
ライトプラン:528円
なっとくプラン(3GB):858円
なっとくプラン(8GB):1,320円
なっとくプラン(20GB):1,991円
なっとくプラン(30GB):2,728円
【さいてきプラン】
データ6GBプラン:1,188円
データ7GBプラン:1,298円
データ8GBプラン:1,408円
データ9GBプラン:1,518円
データ10GBプラン:1,628円
【SMS機能付き】
3ギガプラン:1,122円
6ギガプラン:1,727円
12ギガプラン:3,102円
20ギガプラン:5,082円
30ギガプラン:7,557円
【マイそく】
スタンダード
(最大1.5Mbps) :990円
プレミアム
(最大3Mbps):2,200円
【データのみ】
8ギガプラン:1,400円
15ギガプラン:1,730円
20ギガプラン:1,950円
【さいてきプラン MORIMORI】
データ20GBプラン:1,738円
データ30GBプラン:2,838円
データ40GBプラン:3,983円
データ50GBプラン:5,038円
【データ通信のみ】
6ギガプラン:1,595円
12ギガプラン:2,970円
20ギガプラン:4,950円
30ギガプラン:7,425円
【eSIM】
8ギガプラン:1,100円
15ギガプラン:1,430円
20ギガプラン:1,650円
最大通信速度下り最大:400Mbps
上り最大:75Mbps
Aプラン:最大150Mbps
Dプラン:最大112.5Mbps
Sプラン:最大172Mbps
※4Gの場合
下り最大:988Mbps
上り最大:75Mbps
タイプA
下り最大:958Mbps
上り最大:112.5Mbps
タイプD
下り最大:1,288Mbps
上り最大:131.3Mbps
ライトプラン:200kbps
その他:情報なし
au回線
下り最大:958Mbps
上り最大:112.5Mbps
ドコモ回線
下り最大:1,288Mbps
上り最大:131.3Mbps
タイプD
下り最大:1,288Mbps
上り最大:131.3Mbps
タイプA
下り最大:958Mbps
上り最大:112.5Mbps

※ 料金はすべて税込
※ Aプラン(タイプA)はau回線、Dプラン(タイプD)はドコモ回線、SプランはSoftBank回線
※ 楽天モバイルはMNO(キャリア)の情報を記載
※1 au回線は2022年8月末で申し込み受付が終了

たすみ
たすみ

格安SIM事業者によって、データ容量が違います。

必要なデータ容量プランがある事業者を選ぶようにしましょう。

データ通信専用のおすすめ格安SIM7選の特徴を解説

おすすめ格安SIMの特徴を解説

先ほど表で紹介した、データ通信専用のおすすめ格安SIMの特徴を解説します。

事業者によって特徴があるので、どの格安SIMが自分に向いているかを確認していきましょう。

たすみ
たすみ

データ通信専用SIMで何をしたいのかを考えて、実現できそうな格安SIMを選ぶと満足度が上がりますね。

楽天モバイル:対象エリア内なら上限なしで利用可能

楽天モバイル

楽天モバイルは、“最大3,278円でデータ通信が上限無く使えて、従量制プランの採用で使わなかった月もお得”なことが特徴です。

2022年8月時点で楽天モバイルは自社回線を有している”キャリア”扱いになりますが、格安SIMと同水準の月額料金でサービス提供されています。

【楽天モバイルのメリット】
・楽天市場で買い物すると、最大16倍のポイント倍率アップ
・従量制プランが採用されているので、使わなかった月は1,078円(3GBまで)でお得
・音声通話に対応しているので、サブ回線にもおすすめ
・楽天エリア内であれば、上限なしで利用可能
【楽天モバイルのデメリット】
・建物内、地下などでは圏外になる場合がある
・楽天エリア外(パートナー回線)使用中の場合は上限なしではない
・楽天経済圏ではない人はあまりお得感がない
・使いすぎると速度制限がされる可能性あり

楽天モバイルの1番のメリットが、最大3,300円程度でデータ通信が上限なしで利用できることですね。

エリアが楽天回線のみという条件がありますが、楽天エリア圏内に住んでいる場合はコスパが良いと言えます。

また、楽天モバイルユーザーの場合、楽天市場での買い物時に倍率がアップしやすくなるので、普段から楽天で買い物する人もおすすめですね。

データ通信SIMとして考えると、サービス面でも充実していると言えますよ。

mineo:数少ないトリプルキャリア対応の格安SIM

mineo

mineoは、“au、ドコモ、SoftBankのトリプルキャリアに対応している”ことが特徴です。

eo光を運営している関西電力のグループ会社である『株式会社オプテージ』が提供しています。

【mineoのメリット】
・SoftBank回線に対応している数少ない格安SIM
・ユーザー同士でパケット(データ容量)を分け合える
・au回線では、SMS機能が無料で使える
・テザリング機能が無料で利用可能(対象機種のみ)
【mineoのデメリット】
・SMS機能がドコモ回線(132円/月)、SoftBank回線(198円/月)と有料
・支払いは基本的にクレジットカードのみ
・混雑時に通信速度が遅くなる傾向あり(特に平日お昼時)
・料金が最安水準ではない

mineoの一番の特徴は、“SoftBank回線も選択可能”なことです。SoftBank回線が使えるデータ通信専用SIMは珍しいですね。

データ通信に関して独自サービス、プランを提供しているmineo。プランはデータ通信量から選ぶ『マイピタ』と、最大通信速度で選ぶ『マイそく』の2つが用意されています。

マイそくでは、最大通信速度が1Mbpsの『スタンダード』と、3Mbpsの『プレミアム』があります。高速通信ではありませんが、LINEやメールなどの文字中心のやり取りがメインの場合は十分使える速度です。

速度が遅めではありますが、データ通信量の上限がないのがポイントですね。

最大通信速度1.5Mbpsでデータ通信が使い放題の『パケット放題 Plus(385円/月)』というオプションが人気です。
月末の速度制限に悩んでいる人は、1つの選択肢として考えても良いですね。

キャリア回線で上限なしのデータ通信をしたいと考えている人に、おすすめです。

OCNモバイルONE:バースト転送機能で通信制限時も快適

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、“バースト転送機能で、速度制限がかっても最初の数秒は高速通信が可能”なことが特徴です。

【OCNモバイルONEのメリット】
・月に1回コース変更が可能
・バースト転送機能を使えば、低速時にも快適に利用できる
・格安SIMの中でもスピードが安定している
・OCN光を使っていれば、毎月200円の割引あり
【OCNモバイルONEのデメリット】
・au、SoftBank回線には非対応
・SIMカード手配料が事務手数料と別途発生
・月額料金が最安水準ではない
・料金プランが10GBまでしか設定されていない

OCNモバイルONEは、NTTが運営している格安SIMです。運営元の信頼性はバツグンですね。

便利な機能の1つに『バースト転送機能』があります。節約モード使用時や、通信速度の低速化の時に、”データ通信量が150KBを超えるまでは高速通信が可能”になる機能です。

つまり、データを読み込んで一定の時間は速度制限にかかっていると思えないほどの高速通信が可能ですよ。

特に、文字がメインのWebサイトの閲覧や、メールの送受信時に便利さが実感できる機能ですね。

また、無料で使えるオプションの『MUSICカウントフリー』では、対象音楽配信アプリのデータ消費量がカウントされません。実質音楽が聴き放題になるので、音楽好きの人にはたまりませんね。

総合的に見るとOCNモバイルONEは、通信制限時に少しでも快適に通信したい人におすすめと言えます。

IIJmio:数少ないeSIMの取り扱いがある格安SIM

IIJmio

IIJmioは、“データ通信専用SIMでもeSIMが利用可能“なことが特徴です。

【IIJmioのメリット】
・eSIMの利用ができ、料金が安い(ドコモ回線のみ)
・eSIMの場合、2GBが440円からと最安水準
・速度制限時の最大通信速度が300kbpsと、他社より速い(ギガプランの場合)
・IIJmioひかりとのセット契約で実質0円から利用可能
【IIJmioのデメリット】
・eSIMの『データプラン ゼロ(eSIM)』は割高
・支払方法はクレジットカードのみ
・最速水準のスピードではない
・2ヶ月間の最低利用期間が設定されている

IIJmioは、通信業界の老舗である『株式会社インターネットイニシアティブ』が運営しています。

物理カードではなく、端末にSIM情報を直接ダウンロードして使用するeSIM。SIMトレイが1つしかない機種でもデュアルSIMを使えるので、人気がありますね。

音声SIMであれば対応している事業者はありますが、データ通信専用SIMとしてeSIMに対応している格安SIMは数少ないです。

デュアルSIMで運用したいと考えている人に、特におすすめと言えますよ。

IIJmioはau、ドコモ回線のマルチキャリアに対応していますが、eSIMとしての利用は”ドコモ回線”のみです。
※SIMカードはau回線のみ対応

LIBMO:料金が最安クラスで利用可能

LIBMO

LIBMOは、“月額料金が最安クラスで使える”ことが特徴です。

【LIBMOのメリット】
・月額料金が528円からと安く利用可能
・20GBが2,000円以下で使えるのでコスパ良し
・キャンペーンで事務手数料が0円
・利用して貯まる『TLCポイント』が多様なポイントに交換可能
【LIBMOのデメリット】
・手動で高速・低速通信の切り替えができない
・速度制限時の最大通信速度が最大128kbpsと他社より遅い
・支払方法がクレジットカードのみ
・au、SoftBank回線での利用は不可

LIBMOは、静岡県に拠点を置く『株式会社TOKAIコミュニケーションズ』が運営しています。ドコモ回線を使用している格安SIMですね。

1番の特徴は、月額料金が最安クラスであること。

最安プランのライトプランでは最大通信速度が200kbpsではありますが、毎月528円で使えます。通常の速度で使える3GBプランでは858円で使えますよ。

3GBプランの相場は900円台なので、相場より安く設定されていますね。

バースト機能や高速・低速切り替えといったサービスは提供されていませんが、コスト重視の人にはおすすめですよ。

イオンモバイル:1GB刻みのプランから選択可能

イオンモバイル

イオンモバイルは、“1GB刻みでプランの選択ができる”ことが特徴です。

【イオンモバイルのメリット】
・全国のイオンで契約受付が可能
・1GB刻みで10GBまで選択可能で、月ごとに変更も可能
・小容量~中容量なら月額料金が安め
・余ったデータ容量が翌月に繰り越し可能
【イオンモバイルのデメリット】
・速度制限後に3日で366MBを使うと更に速度が低下する
・au回線の場合、3日で6GB制限あり
・ドコモ回線の場合、SMS利用料が毎月154円と有料
・通信速度が最速水準ではない

イオンモバイルは、スーパーでおなじみの『イオンリテール株式会社』が運営している格安SIMです。

契約がイオンの店舗でできるので、対面でスタッフとのやり取りが可能なことが特徴です。

そして、もう1つの特徴が10GBまでは1GBずつプランを選べること。他社で良くある「3GBじゃ少なすぎるし、5GBじゃ多すぎる」といった場合でも対応ができますね。データ容量の変更は、毎月何度でも無料です。

1GBあたり110円ずつの変動なので、10GBまで増やしても1,628円と非常に安く使えます。

10GB以降は、20GB、30GB、40GB、50GBの中から選べますよ。

対面で契約したい人や、月によってデータ通信量が変動する人に、イオンモバイルはおすすめです。

BIGLOBEモバイル:エンタメフリー・オプションで特定サービス使い放題

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、“エンタメフリー・オプションで特定サービスが使い放題”が特徴です。

【BIGLOBEモバイルのメリット】
・エンタメフリー・オプションで動画、音楽配信アプリが使い放題
・支払方法が口座振替にも対応(データSIMのみ)
・家族割(毎月220円)がデータSIMにも適用される
・ビッグローブ光とセットで使うと毎月220円の割引あり※家族割と併用不可
【BIGLOBEモバイルのデメリット】
・月額料金は平均的で最安水準ではない
・エンタメフリーで高画質動画の視聴時、速度が遅くなりがち
・データ通信専用で利用する場合、3GBからの契約になる
・解約手続きが煩雑(別途『ベーシックコース』の解約が必要)

BIGLOBEモバイルは、プロバイダでおなじみの『ビッグローブ株式会社』が運営している格安SIM。KDDIの子会社でもありますね。

月額料金は平均的ではありますが、独自のオプションサービス『エンタメフリー・オプション』がポイントです。

月額1,078円で、YouTubeやU-NEXTなどの動画視聴、YouTube MusicやApple Musicなどの音楽視聴に対してのデータ消費量がカウントされません。

2,068円(3GB)からエンタメコンテンツが楽しみ放題なのは非常にコスパが良いと言えますね。

エンタメコンテンツをよく楽しむ人に、BIGLOBEモバイルはおすすめです。

SMS機能付きデータSIMは、2022年8月31日をもって申込受付を終了します。
BIGLOBEモバイルでSMS機能付きのデータSIMの契約を検討していれば、早めに契約しましょう。
※終了後はデータ通信専用SIMとしてau回線の申し込みができなくなります。

データ通信専用の格安SIMのメリット3つ

データ通信専用格安SIMのメリット

音声通話SIMではなく、あえて通話ができないデータ通信専用格安SIMを契約するメリットはいくつかあります。

“月額料金が安い”、”LINE通話可能”、”契約期間の縛りがない”の3つです。

メリットを魅力的に感じたら、データ通信専用SIMの契約を前向きに検討しても良いですね。

たすみ
たすみ

とにかく料金が安いのがデータ通信専用SIMのメリットですね。

月額料金が安い

1つ目のメリットは、“月額料金が安い”ことですね。音声SIMに比べると、音声通話機能が省かれているので安く料金設定されています。

安いプランであれば、およそワンコインで使える事業者も存在しています。

サブ回線で持ちたいけどメイン回線と同じ料金であれば躊躇する……という人にとっては、大きなメリットと言えますね。

データ通信専用SIMの月額料金の安さは、非常に魅力的です。

LINE通話はできる

2つ目のメリットは、“LINE通話はできる”ことです。データ通信専用とはいえ、通話は一切できないわけではありません。

LINE通話やSkypeのような“インターネット回線を使った電話”なら、データ通信専用SIMでも利用可能です。

通話料が発生する通常の電話より、無料で使えるLINE通話を利用している人が増えてきていますよね。

LINE通話ができれば問題ないという人にも、安く使えるデータ通信専用SIMは使うメリットがあると言えます。

契約期間の縛りがない

3つ目のメリットは、“契約期間の縛りが基本的にない”ことです。

一部の事業者は最低利用期間を設けていますが、基本的にデータ通信専用SIMでは契約期間の縛りがありません。

契約期間の縛りが無ければ、お試し感覚で契約して、微妙そうだったら解約できますよね。

手軽にデータ通信専用SIMを試せるのがメリットと言えますよ。

データ通信専用の格安SIMのデメリット2つ

データ通信専用格安SIMのデメリット

データ通信専用格安SIMには、デメリットもあります。

“音声通話が使えない”、”緊急通報が利用不可”の2つですね。

スマートフォン用として契約するには音声通話が使えないと不便ですし、メイン回線で使いたい人にはあまり向いていませんね。

たすみ
たすみ

最大のデメリットは音声通話ができないこと。

メイン回線としては不向きと言えますね。

音声通話やSMSが使えない

1つ目のデメリットは、“音声通話やSMSが使えない”ことです。

LINE通話のようなインターネット回線を使った電話は可能ですが、090や080、070から始まるキャリア発番の電話番号を使っての電話はできません。

SMSは、SMS機能付のデータ通信専用SIMを契約すれば使用できますが、データ通信のみのSIMに比べると月額料金は上がります。また、格安SIMによっては、別途料金が発生することもありますよ。

音声通話やSMS機能を利用する予定があるなら、音声通話SIMを契約する方が無難ですね。

メイン回線が別であるなら契約するのはありですが、データ通信専用SIMをメイン回線にするのは熟考するべきですね。

緊急通報が利用できない

2つ目のデメリットは、“緊急通報が利用できない”ことです。

緊急通報はスマートフォンのロック画面でも“110(警察)”、”119(消防)”、”118 (海上保安本部)”に発信できる機能です。

音声通話機能を使って発信するので、音声通話機能が無いデータ通信専用SIMでは利用できません。

何か不測の事態に陥った時に、通報できなければ困りますよね。

デメリットをカバーするためにも緊急通報が利用できるよう、音声通話SIMの契約を1回線はしておいた方が安心です。

データ通信専用の格安SIMがおすすめな人の特徴3つ

データ通信専用格安SIMがおすすめな人

データ通信専用の格安SIMがおすすめな人には、特徴があります。

“サブのスマートフォンを持ちたい人”、”タブレットで利用する人”、”通話はLINE通話のみで十分な人”の3つです。

いずれかの特徴に当てはまれば、データ通信専用SIMの利用が向いていると言えますね。

たすみ
たすみ

基本的にサブ利用として検討している人向きですね。

データ通信専用でサブのスマホを持ちたい人

データ通信専用SIMがおすすめできる人の1つ目の特徴は、“データ通信専用でサブスマホを持ちたい人”です。

スマートフォン1台で調べものや道案内、電車の時間を調べたり支払いの決済ができたりと、本当のさまざまなことができますよね。

しかし、何でもできるが故に気になるのが、バッテリーとデータ通信容量の残り

1台のスマートフォンにすべて集約させてしまうと、どちらかが消費しきってしまう可能性があります。

そこで、昔使っていたスマートフォンや中古スマートフォンにデータ通信専用SIMを挿し、2台持ち状態にします。

メインのスマートフォンのバッテリーやデータ通信量の残量が無くなってしまっても、サブスマホがあれば対応できますね。

メインスマホが速度制限にかかってもバッテリーが残っていれば、サブスマホのテザリング機能で引き続き快適通信もできますよ。

活用の幅が広がるサブスマホ。データ通信専用で持ちたいと考えている人におすすめです。

タブレットでネットのみ利用したい人

データ通信専用SIMがおすすめできる人の2つ目の特徴は、“タブレットでネットのみ利用したい人”です。

SIMフリーや、SIMロック解除したタブレットにデータ通信専用SIMを挿すと、Wi-Fi環境が無くてもタブレットでインターネットが使えます。

キャリアから契約すると、解約しない限りタブレット単体でインターネットができますが、料金が格安SIMに比べると割高です。

特に外出先でよくタブレットを使う人は、契約を検討しても良いと言えますね。

大容量プランの場合は、格安SIMではなくキャリアスマホとセットで契約している方がお得な場合もあります。
事前に料金のシミュレーションをしておきましょう。

通話はLINE通話で事足りる人

データ通信専用SIMがおすすめできる人の3つ目の特徴は、“通話はLINE通話で足りる人”です。

例えば、小中学生のお子様に当てはまります。家族や学校の友達としか電話しないという場合は、LINE通話でも十分な場合があります。

子どもでもスマートフォンを持つ時代になっていますが、子ども1人1人にスマートフォンを契約するのは家計にとって厳しいですよね。

データ通信専用SIMなら、通信費が非常に安く済ませることができるので、負担を減らすことが期待できます。

お子様と相談してLINE通話のみでも問題なさそうなら、データ通信専用SIMの契約でも不便なく使えると言えますね。

格安SIMデータ通信に関するよくある質問

データ通信専用格安SIMに関するよくある質問と答え

格安SIMデータ通信に関するよくある質問と答えをまとめました。

“データ通信無制限の格安SIMはあるのか”、”最安のデータ通信SIMはどれか”の質問に回答しています。

気になる質問があれば、参考にしてみてくださいね。

たすみ
たすみ

疑問は事前に解消しておきましょう。

データ通信無制限の格安SIMはある?

データ通信無制限の格安SIMは、条件付きなら存在します

条件とは、“通信速度が制限されている”か”エリア内の場合”ですね。

【データ通信無制限の格安SIM】
・楽天モバイル(楽天エリア内のみ)
・mineo​​(『マイそく』プランの申し込みか『パケット放題Plus』オプションに加入の必要あり)
・パケット放題Plus(3日で3GB制限あり)

また、特定サービスのデータ消費量がカウントされない格安SIMもあります。

【特定サービス利用が無制限】
・BIGLOBEモバイル(エンタメフリー・オプション対象サービスはデータ消費量がゼロ)
・OCN モバイル ONE(MUSICカウントフリーで対象音楽配信サービスのデータ消費量がゼロ)

完全な無制限の格安SIMはありませんが、条件に当てはまる場合は実質無制限と言えますね。

最安のデータ通信SIMはどれ?

2022年8月時点で、最安のデータ通信SIMは『165円(100MB)のLinksMate』です。

ですが、データ通信量によって最安のデータ通信SIMはどれなのかは変わります。

一目でわかるよう、データ容量別で最安のデータ通信SIMをまとめました。

【データ容量別の最安データ通信専用SIM※SMS機能なし】
・1GB:日本通信(290円/月)
・2GB:LinksMate(418円/月)
・3GB:LinksMate(550円/月)
・4GB:LinksMate(726円/月)
・5GB:y.u mobile(800円/月)
・6GB:LinksMate(990円/月)
・7GB:HISモバイル(990円/月)
・8GB:Links Mate(1,254円/月)
・9GB:Links Mate(1,353円/月)
・10GB:nuroモバイル(1,320円/月)
・20GB:リペアSIM(1,580円/月)

1GB以外のデータ容量は『LinksMate』中容量は『HISモバイル』や『nuroモバイル』が最安ですね。

使いたいデータ通信量に応じて、契約する事業者は選びましょう。

まとめ:データ通信専用の格安SIMは「OCNモバイルONE」がおすすめ

データ通信専用格安SIMのおすすめはOCNモバイルONE

さまざまなデータ通信専用の格安SIMを紹介してきましたが、中でも『OCNモバイルONE』がおすすめです。

OCNモバイルONEのおすすめポイントはこちら。

・NTTが運営している大手格安SIM
・ドコモ回線なので広いエリアに対応
・バースト転送機能で、低速時にも一定時間高速通信可能
・MUSICカウントフリーで対象音楽配信サービスが聴き放題

OCNモバイルONEに限らず、データ通信専用の格安SIMは、使い方次第でいくらでも通信の可能性を広げられます。

データ通信専用SIMを上手に活用して、インターネットをより楽しみましょう。

たすみ
たすみ

使用するデータ通信量や回線、独自サービスを比較して自分に合ったデータ通信専用の格安SIMを見つけてくださいね。