2022年7月2日より86時間に渡って発生したauの通信障害。auの電波が繋がらない原因としては、通信障害も一つですが、中には、様々な原因があることが事実です。
auサービスを提供するKDDIも、携帯電話の電波がどこでも繋がるように誠心誠意努力していますが、中には、電波が繋がらないこともあり得ます。
今回は、auの電波が繋がらない原因について、見ていきたいと思います。
※「ahamo大盛り」オプション加入時
・auの電波が繋がらないときの対処法とは?
・auの電波が繋がらない場合にとれる対策とは?
・予備回線におすすめの格安SIM3社について
・予備回線を持つメリットとデメリットについて
・auの電波が繋がらないときに関するよくある質問
auの電波が繋がらないんだけど…
原因は多岐に渡りますので、この記事を参考にして下さい。
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auの電波が繋がらないときの原因は?
auの電波が繋がらない原因として、以下の原因が挙げられます。
具体的には、au側で通信障害が発生している点、通信エリア外にいる点、モバイルデータ通信の設定が「オフ」になっている点、通信制限にかかっている点となります。
基本的には、4つの原因がauの電波が繋がらないときのほとんどの原因となっていますので、まずは、この原因を疑ってみて下さい。
基本的にこの4つが主な原因です。
au側で通信障害が発生している
auの電波が繋がらないときには、au側で通信障害が発生しているのも原因に挙げられます。
最近では、通信障害の頻度は減ってきたものの、auサービスを提供するKDDIのネットワーク設備の都合で、通信障害が発生する場合もあります。
通信障害に関しては、原因は多岐に渡ります。そのため、通信障害発生時には、どのような事象が起こるかはわかりません。
具体的には、スマートフォンで電波表示が正常でもインターネット接続や電話をかけることができなかったり、逆に、スマートフォンの電波表示がおかしくなったにもかかわらず、電話やインターネットが正常に行えたりと、様々なことが発生します。
ただし、通信障害が発生したと感じたときは、駅やカフェなどのフリーWi-Fiで、KDDIのサイトを見るか、auショップに行ってみることをおすすめします。
通信障害発生時は、KDDIの公式サイトもしくはTwitterで確認できます。
通信エリア外にいる
通信エリア外にいるときは、当然ながらauの電波は届きません。
auの電波を発する携帯電話基地局は、日本全国津々浦々、東京や大阪の都市部から、地方の住宅地、山間部と様々な場所に設置されています。
そのため、登山や釣りといったアウトドア活動をしないユーザーなら、ほとんどの場所で携帯電話が利用できるようになっています。
最近では、鉄道路線の沿線やイオンモールといった商業施設には、エリア対策が柔軟になされているので、それらの場所でauの電波が利用できないということはありません。
しかし、電波の特性上、屋内基地局がない地下などでは圏外となってしまうため、auの携帯電話は利用できません。
どちらにしても、通信エリア外にいるときには、auの電波は繋がらないと考えていただいて問題ありません。
なお、auのエリアマップは、KDDIの公式サイトでも公開されていますので、通信エリアが気になる方は、そちらも参照して下さい。
エリアマップで通信可能エリアを見ることもおすすめします。
モバイルデータ通信の設定が「オフ」
スマートフォンでモバイルデータ通信の設定が「オフ」になっている場合は、auの電波が届いていても、インターネット接続はできません。
よくある事例として、iPhoneで特定のアプリだけインターネット接続ができないことがありますが、こちらは、iPhone側で特定のアプリでのモバイルデータ通信の設定がオフになっていることが原因です。
このモバイルデータ通信の設定がオフとなっているのは、案外パワーユーザーでも気づかないことも多いので、もし、auの電波が届いていてもインターネット接続ができない場合は、こちらを疑って下さい。
また場合によっては、Androidでもモバイルデータ通信の設定がオフになっていることも考えられます。通信障害を疑う前にこちらも確認して下さい。
特にiPhoneでは特定のアプリだけインターネットに繋がらないときは、上の原因もあります。
速度制限にかかっている
auの電波が繋がらないと考えている場合、速度制限にかかっていることも原因かもしれません。
速度制限は、4G契約の方だと、契約プランによっては、毎月利用できるデータ容量が定められています。それを超過すると、プランによっては、128kbpsという低速に落とされてしまいます。
128kbpsでも、インターネット接続は可能ですが、画像が多用されているWebサイト、YouTubeといった動画の閲覧に支障をきたすほどの速度です。
速度制限にかかっている場合、インターネットに接続することはできますが、読み込みの速度が遅いと感じるはずです。
あくまでも、速度制限では、完全にインターネットに接続することができない訳ではないので、通信障害に当たりません。
速度制限は通信制限ではありません。
auの電波が繋がらないときの対処法は?
auの電波が繋がらないときの対処法は、以下の通り挙げられます。
具体的には、通信対応エリア内にいるかを確認すること、端末を再起動してみること、SIMカードを抜き差ししてみること、最悪の場合は端末を修理するか買い換えることも検討して下さい。
この方法は、auだけでなく、ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルでも有効です。スマートフォンでデュアルSIM機能を使って予備回線を使っている場合でも、こちらを試してみて下さい。
いずれの対策方法はかなり有効です。
通信対応エリア内にいるかを確認する
もし、auの電波が繋がらないと感じたときは、通信対応エリア内にいるかどうか確認して下さい。
通信対応エリアについては、KDDIの公式サイトにて掲載されています。日本全国の地図に利用可能なエリアが塗りつぶされていますので、こちらを確認して下さい。
特に、登山や釣りといったアウトドアが趣味な方は、事前に山間部などに行く前に、KDDIのサイトから利用可能エリアをチェックすることをおすすめします。
しかし、最近では、都市部に関しては、ほとんど通信対応エリアになっているため、地下にいる場合を除いて、どこでもau携帯電話が利用できるようになっています。
そのため、都市部でメインに使う場合は、エリアに関して、あまり気にしなくても良いと思います。
地方ではエリアでない場所もあります。
端末を再起動してみる
auの電波が入らないと感じた場合、端末を再起動してみて下さい。
やはり、auの電波を使う携帯電話では、精密機器かつコンピューターと同様のものとなっているため、一度再起動すると改善されることもあります。
また、iPhoneで使われるiOSや、AndroidのAndroid OSにあたって、何らかのバグが発生していることも考えられ、バグの影響で一時的にインターネット接続や電話が利用できないこともあり得ます。
スマートフォンによっては、直接再起動の操作ができるものもありますが、再起動ができない場合は、一度電源を落として、再度電源を入れなおすことで、再起動が完了します。
もし、再起動ができない場合は、機内モードのオン・オフも有効ですので、こちらも試してみて下さい。
再起動ができない場合、機内モードのオンオフも有効です。
SIMカードを抜き差ししてみる
auの電波が繋がらないと感じたときには、SIMカードの抜き差しも有効です。
ただし、SIMカードの抜き差しを試す場合には、本体の電源を切った状態で行うことと、SIMカードの金属部分には絶対に触れない点には注意して下さい。
SIMカードは、小型の部品となっているため、なくさないように気をつけることも重要です。
もし、SIMカードを紛失した場合は、auショップに行き、SIMカードの再発行を行って下さい。ただし、再発行手数料も発生しますので、注意して下さい。
最近では、ソフトウェアでSIMカードの機能を実現する「eSIM」も登場していますが、「eSIM」では、そもそも物理的なSIMカードとなっていないので、SIMカードの抜き差しはできません。
SIMカードはなくさないように注意して下さい。
最悪の場合は端末を修理するか買い換える
再起動やSIMカードの抜き差しを実施しても改善されない場合、ハードウェアに問題がある場合も考えられます。
その場合、auで購入した端末なら、auショップに持ち込み、スタッフの方に相談してみて下さい。
場合によっては、端末の修理で治ることもありますし、古い機種なら、新しい機種に買い替えたほうが良い場合もあります。
スマートフォンの補償サービスに加入していれば、無償で修理もできるケースもありますので、一度、修理に出すことも検討して下さい。
修理に出す際には、auショップで代替機も借りることも可能ですので、極力、携帯電話を使えない期間を短くできます。
買い替えは、auショップだけでなく、家電量販店でもできますので、万が一、欲しい機種の在庫がauショップになければ、ヤマダデンキやヨドバシカメラの家電量販店にも足を運んで下さい。
買い替えも有効です。
auの電波が繋がらない場合にとれる対策は?通信障害前にできること2つ
auの電波が繋がらないときに取れる対策として、予備回線を契約しておくという点、インターネット環境を整えておく点が重要です。
どちらにしても、今は、スマートフォンで複数枚のSIMカードを使うことで、2回線の同時利用が可能な他、自宅だけでなく、スターバックスやドトールといったカフェや駅のフリーWi-Fiを利用できる時代ですので、auの電波が繋がらないときの対策が容易になりました。
万が一のときは、フリーWi-Fiも使って下さい。
予備回線を契約しておく
auの電波が繋がらないときに備えて、予備回線を契約しておくのも良い対策方法です。
具体的には、「楽天モバイル」や「LINEMO」、「ahamo」をソフトウェア型のSIMカードの「eSIM」で契約すれば、日本で大人気のiPhoneでも、au回線と同時で利用することができます。
特に、LINEMOや楽天モバイルなら、普段使わない場合でも、月額1,000円程度で維持できますので、auの電波が繋がらないときの保険としては非常に有用です。
ただし、auのスマートフォンを契約しているのにもかかわらず、au回線を使う「povo」や「UQ mobile」、「mineo」のAプランなどを予備回線として用意しておくのはおすすめできません。
あくまでも、予備回線は、auスマートフォンユーザーなら、au回線を使わない回線にして下さい。
auユーザーなのに、予備回線でUQ mobileなどの契約は本末転倒です。
インターネット環境を整えておく
auの電波が繋がらないときにもインターネットが使えるように、Wi-Fiでのインターネット環境を整えておくのもベターです。
最近では、スマートフォンは、4Gもしくは5Gに加えて、Wi-Fiでのインターネット接続ができるようになっています。
当然ながら、Wi-Fiは、携帯電話のネットワークを使わないため、万が一のauの電波が繋がらないときの利用には最適です。
中でも、自宅では、auひかりやビッグローブ光などをベースにしたWi-Fi機器を設置すれば、auの電波が繋がらないときには最適です。
また、外出先では、スターバックスやドトールなどのカフェ、駅や空港などの公共交通機関で利用できるフリーWi-Fiは、基本的にauの電波が繋がらないときでも利用できますので、そちらも使ってみて下さい。
ただし、フリーWi-Fiを利用する際には、VPNを使うなどのセキュリティ対策を最低限実施すべきです。
フリーWi-FiでVPNを使わない場合、第三者から通信内容を傍受される恐れもあります。
auの電波が繋がらない?予備回線におすすめの格安SIM3選
今回、auの電波が繋がらないときの予備回線におすすめの格安SIMを3つ選んでみました。
選んだのは、「LINEMO」、「楽天モバイル」、「ahamo」となります。
回線名 | LINEMO | 楽天モバイル | ahamo |
料金プラン(月額料金+データ容量) | 月額990円(3GB) 月額2,728円(20GB) | 月額1,078円(〜3GB) 月額2,178円(3GB〜20GB) 月額3,278円(20GB〜) | 月額2,970円(20GB) 月額4,950円(100GB)※ |
通信速度(実測値) | 70.75Mbps | 48.78Mbps | 126.77Mbps |
通信回線 | ソフトバンク | 楽天モバイル(自社回線・au回線) | NTTドコモ |
通信対応エリア | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 |
オプション | 通話定額オプション・フィルタリング・セキュリティオプションなど | 通話定額オプション・セキュリティオプション・電話番号選択サービス | 通話定額オプション |
セット割 | なし | 楽天ひかり(1年無料) | なし |
※「ahamo大盛り」オプション加入時
LINEMOは、ソフトバンクが提供するオンラインブランドの格安SIMです。当然ながら、ソフトバンク回線を使っているため、繋がりやすさも通常のソフトバンクのスマートフォンと同じです。価格も、月額990円で利用できるため、普段はau回線を使う場合でも問題ありません。
楽天モバイルは、今話題の格安SIMです。楽天モバイルでは、基本的には楽天モバイルの自社回線を使いますが、地方や都市部の屋内・地下街では、au回線(パートナー回線)をローミングとして使用しています。そのため、au回線のバックアップ用途としては、気になるところもありますが、最近では、楽天モバイルの自社回線が増えているので、問題なことが大半です。
ahamoは、NTTドコモのオンラインブランドです。もちろん、ドコモの回線を使えるため、地方でも最強のカバレッジの回線を使えます。ただし、月20GBからのプランとなっているため、普段からau回線をメインで使っている方には、料金的に高いと感じることはあるかもしれません。
楽天モバイル:段階制の料金プランのため、使う月使わない月でメリハリをつけられる
ahamo:高額だけれども、auの電波が繋がらないときの用途には最強
いずれの3社もeSIMが利用できます。
LINEMO:au回線のバックアップ用途には非常に最適
au回線のバックアップ用途には、LINEMOが非常に最適です。
LINEMOは、ソフトバンクが提供するソフトバンクのオンラインブランドのため、日本全国で既に完成されたソフトバンクのネットワークを利用できます。
それにもかかわらず、月3GB(ミニプラン)を月額990円で使えることから、普段はauスマートフォンを無制限プランで使っている場合でも、バックアップ用途には維持しやすい価格帯と言えます。
2022年7月現在展開されているキャンペーンでは、ミニプランの新規契約で、月額990円×最大6ヶ月分の利用料金相当分のPayPayポイントがもらえます。
当然ながら、オンラインブランドのため、ソフトバンクショップや家電量販店では契約できず、インターネットからの申し込みのみですが、eSIMの発行で申し込むと、数時間程度で利用開始となります。
eSIMで契約すれば、人気のiPhoneでも、au回線と同時利用ができますので、eSIMでの契約をおすすめします。
iPhoneでのデュアルSIM運用には最適です。
楽天モバイル:段階制の料金プランのため、使う月使わない月でメリハリをつけられる
次に、auスマートフォンのバックアップ用途なら、楽天モバイルもおすすめです。
楽天モバイルは、楽天市場などでお馴染みの楽天グループが手掛ける携帯電話サービスです。
楽天モバイルでは、新規参入事業者ということもあり、1から日本全国で基地局を立ち上げ、ネットワーク整備を行っています。そのため、自社回線では繋がりづらいエリアがあったり、そもそも、楽天の自社回線ではなく、補完的に使われているパートナー回線(au回線)に接続されることもあります。
しかし、auスマートフォンで電波が繋がらないときの補完的な用途としては、月3GBまで月額1,078円で利用できるので、維持費としても問題ないレベルだと思います。
また、段階制のプランですので、楽天モバイルの回線を使うときと使わないときのメリハリをつけられるのも特徴です。
データ用の回線利用にも有効です。
ahamo:高額だけれども、auの電波が繋がらないときの用途には最強
登山や釣りなどで山間部へ行く方に、auの電波が繋がないときのバックアップ用途としておすすめなのは、NTTドコモのオンラインブランドのahamoです。
ahamoは、楽天モバイルやLINEMOと比較して、月3GB程度の低容量プランはありませんが、NTTドコモの回線を月20GB利用できます。
ドコモの回線は、au回線と比較して、山間部や海上エリアのカバレッジが広いことに定評があります。普段は、au回線を使いながらも、アウトドア活動をする際には、ahamoに切り替えることも可能です。
特に、ahamoでは、海外では、月20GBまで無料で国際ローミングサービスが利用可能で、海外渡航が多い方には持っていても損ではないサービスです。ただし、海外では、渡航後14日間までしか高速通信が利用できないため、使用する際には注意して下さい。
また、ahamoでは、eSIMの発行もできますので、au回線で通信障害が発生した際や、海外に急に行くことになった際なども、クレジットカードがあれば数時間程度で開通します。
ahamoの無料での国際ローミングだけを目当てに使うのもアリです。
予備回線を契約するのはおすすめ?メリットとデメリットをそれぞれ解説
予備回線を契約するにあたって、メリットとデメリットをそれぞれ解説します。
メリットとしては、通信対応エリアを拡大できる点、用途ごとに使い分けられる点が挙げられ、デメリットとしては、毎月の通信費が上がるという点と、管理に手間がかかる点が挙げられます。
しかし、仕事で携帯電話を使っている方なら、毎月の通信費が上がっても、万が一のメインのau回線が繋がらないといった際でも、スムーズに仕事を続けられるので、予備回線の契約をおすすめします。
仕事で携帯電話を使うなら、予備回線はあると便利です。
メリット①:通信対応エリアを拡大できる
予備回線を契約することで、メインのau回線に加えて、通信対応エリアを拡大できることがメリットとして挙げられます。
最近では、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社がそれぞれ地方でもエリア拡大を積極的に行っているため、全体的な繋がりやすさは、変わりがなくなってきています。
しかし、山間部や海上エリア、離島などでは、特定の携帯キャリアの電波が入らなくても、違うキャリアの電波が入ることが多々あります。
そのため、予備回線を契約しておくことによって、全体的な通信対応エリアを拡大できるというメリットが増えます。
やはり、登山などを趣味にしている方なら、予備回線を契約しておくのはベストだと思います。緊急時にも役に立ちますし、普段のSNSなどの利用にも、非常に快適になります。
アウトドアが趣味な方には、予備回線はあると良いです。
メリット②:用途ごとに使いわけられる
予備回線を契約することで、用途ごとに使い分けられるというのもメリットです。
例えば、au回線をプライベート用の回線にし、ahamoやLINEMOなどを予備回線で仕事用の回線にすることも可能です。
最近では、iPhoneやAndroidのSIMフリースマートフォンでは、複数枚のSIMカードを利用できる機種も増えてきています。そのスマートフォンで、仕事用とプライベート用のSIMカードをそれぞれ挿入すれば、1台で仕事とプライベートの回線を使い分けられます。
または、au回線ではかけ放題プランを利用し、普段の通信は楽天モバイルを使うことで、安価な料金で電話とインターネットを利用できるようにすることも可能です。
プライベート用と仕事用の回線を分けられるメリットがあります。
デメリット①:毎月の通信費が上がる
予備回線を契約することで、毎月の通信費が上がるというのもデメリットです。
auで無制限プランを契約していて、予備回線にLINEMOや楽天モバイルを契約すると、人によっては、月額1万円程度の料金が発生することもあり得ます。
もちろん、auスマートフォンを仕事に使っていれば、経費にすることも可能ですが、プライベート用途ではキツいことも考えられます。
そのため、予備回線を契約するなら、LINEMOや楽天モバイル、ドコモ回線を考えているなら、「IIJmio」のギガプランのeSIMも含めて検討して下さい。
やはり、登山といったアウトドア活動や仕事で使っている方なら、予備回線の契約は絶対におすすめです。背に腹は代えられないという言葉の通り、毎月の通信費よりもメリットが上回ることが大半です。
予備回線の料金は保険だと思うと安く感じるかもしれません。
デメリット②:管理に手間がかかる
予備回線を契約すると、管理に手間がかかる点がデメリットとして挙げられます。
2回線持っていると、それぞれの利用できるデータ容量を把握しなければならない他、料金の請求も当然ながら、別々に発生します。
さらには、デュアルSIMのスマートフォン(iPhoneなど)で使っている場合には、データ通信を利用するSIMカードを選んだり、複数台のスマートフォンを持っている場合には、スマートフォンの電源管理などに手間がかかります。
もちろん、複数回線を利用するのは、回線の冗長化といった点からメリットが大きいのですが、スマートフォンをシンプルに使いたい方にとってみれば、苦痛に感じることもあるはずです。
できれば、デュアルSIMのスマートフォンでSIMカードを複数枚使うのが、複数回線を管理しやすいと言えますので、極力、予備回線を利用するには、DSDV端末で使って下さい。
予備回線を使うなら、デュアルSIMのスマートフォンで管理がベターです。
総評:仕事で携帯電話を使っている方に、予備回線をおすすめ
予備回線を持っていれば、利用可能な通信エリアが広がる上、万が一の通信障害発生時にも、仕事の通話ができます。
もし、予備回線を契約するなら、auスマートフォンをメインで使っていれば、au回線を使う「UQ mobile」や「povo」、「mineo」のAプラン以外を選択して下さい。
海外によく行かれる方なら、ahamoを契約すれば、国際ローミングの費用の節約にも繋がります。
場合によっては、auのプランをかけ放題にして、楽天モバイルをデータ通信のみの利用にすれば、auで無制限プランを使っていたときよりも安価に料金が済むこともあり得ます。
仕事で携帯電話を使っている方なら、予備回線を契約することで、これらのメリットを享受できます。
仕事で携帯電話を使うなら、予備回線は必須です。
2台持ちにするならおすすめの組み合わせは?
auが繋がらないときなどに備えて、2台持ちにするならおすすめの組み合わせは以下の通りです。
具体的には、「大手キャリアの音声SIMとデータSIM」、「格安SIMの音声SIMとデータSIM」、「AndroidとiPhone」がベターです。
まだまだ2台持ちは主流と言える使い方ではありませんが、格安SIMなどが普及したこともあり、ポテンシャルがある使い方と言えます。
格安SIMの普及で、2台持ちの維持費が安くなりました。
大手キャリアの音声SIMとデータSIM
大手キャリアの音声SIMとデータSIMでの2台持ちは、料金が高額になる使い方ですが、回線の冗長化といった点から、メリットが非常に大きい方法です。
大手キャリアの音声SIMでは、かけ放題のプランを契約できるため、通話が多い方におすすめです。そこで、データSIMを別途契約すれば、非常に安価な料金で予備回線として使えます。
大手キャリアの料金は非常に高額ですが、格安SIMの通信品質に不満があったり、家族割を組んでいる方などは、大手キャリアの音声SIMを契約するのがベターです。
データSIMは、LINEMOや楽天モバイルでも大丈夫ですし、場合によっては、格安SIMの「IIJmio」や「mineo」も良い選択肢になり得ます。
ただし、予備回線は、メイン回線と違うキャリアを選択するようにして下さい。
メイン回線と予備回線が同じ携帯電話会社の回線だと、冗長化してることになりません。
格安SIMの音声SIMとデータSIM
格安SIMの音声SIMとデータSIMの組み合わせは、リーズナブルながらも、予備回線としての冗長化がしっかりできることから、ランニングコストを気にしながらも安定した通信を使いたい方におすすめの方法です。
格安SIMの音声SIMでは、日本通信SIMの「シンプル290プラン」などを選択すれば、大手キャリアよりも、通話料金が安く済みます。ただし、かけ放題料金は高額になる格安SIMのもありますので、通話はたまにかける方に、格安SIMの音声SIMをおすすめします。
データSIMは、大手キャリアの無制限プランを選択するのも手です。
auの無制限プランを利用していれば、NTTドコモ回線が多い格安SIMの音声SIMとの相性もばっちりとなります。
日本通信SIMの「シンプル290プラン」は、維持費も安く便利です。
AndroidとiPhone
2台持ちをするなら、AndroidとiPhoneの使い分けもベストです。
やはり、Androidでは、XiaomiやOPPOといったメーカーなら、数万円程度で購入できるため、iPhoneで使っているau回線が繋がらない場合でも、Android端末でテザリングするためだけの用途でも、基本困りません。
もちろん、AndroidとiPhoneでは、ベースとなるOSが異なるため、どちらかのOSで動かないアプリもあります。
日本市場では、現在、AndroidとiPhoneしかスマートフォンはありませんので、その2つを持っていれば、使いたいアプリを利用できるのも確実です。
特にゲームアプリは、Androidでは動かないものもありますので、iPhoneを持っていれば確実にできる保証があります。
ゲームをプレイする方なら、AndroidとiPhoneの2台持ちはベターです。
auの繋がらないに関するよくある質問は?
auの繋がらないに関するよくある質問に回答します。
回答するのは、「auで電波障害が起きたときの問い合わせ先はどこ?」という質問、「auの電波状況を確認する方法は?」という質問、「auのお問い合わせフォームはどこ?」という質問になります。
いずれも、auのコールセンターで対応が可能な他、場合によっては、auショップの店員さんに通信障害の有無について聞くのもアリです。
ただし、auショップは代理店の運営が大半ですので、通信障害が発生したからと言って、auショップの店員さんに無茶な要求をするのは厳禁です。
通信障害発生時に、auショップの店員さんができることは限られています。
auで電波障害が起きたときの問い合わせ先はどこ?
auの電波障害が発生したときの問い合わせ先は、auの公式サポート窓口になります。
auを展開するKDDIでは、My auアプリのメッセージで問い合わせができる他、LINEでも問い合わせができる体制を整えています。急ぎの場合には、電話窓口も用意されているため、そちらにかけて下さい。
しかし、電波障害だけでなく、全般的な通信障害発生時はコールセンターが混む傾向にあります。
もちろん、auショップでも電波障害などが発生しているかどうか尋ねることはできますが、あくまでもauショップは代理店が大半ですので、KDDIから情報が降りてきていないこともあり得ます。そのため、期待以上の対応を受けることは難しいです。
そのため、電波障害などを疑ったときには、KDDIの公式サイトの「通信障害等に関するお知らせ」ページや、auの公式Twitterを参照して下さい。
電波障害発生時は、KDDIの公式サイトなどを確認して下さい。
auの電波状況を確認する方法は?
auの電波状況を確認する方法は、KDDIの公式サイトから、エリアマップを見る方法がベターです。
エリアマップでは、日本全国の地図に、利用可能エリアが特定の色で塗りつぶされている形で表示されています。
ただし、基地局の都合で、利用可能エリアで必ず、au携帯電話が使えるとは限りませんが、あくまでも目安として利用可能です。
また、電波状況については、スマートフォンの電波ピクトからも当然ながら確認できます。さらには、専用アプリを使えば、詳しい状況を表示できるものもありますので、そちらも使ってみて下さい。
しかし、仕事で携帯電話を使っている方は、利用可能エリアでもau回線が使えないこともあるので、au回線に頼り切るのはリスキーです。ドコモもしくはソフトバンク回線を予備回線として契約するのをおすすめします。
エリアマップは、KDDIだけでなく、携帯各社も提供しています。
auのお問い合わせフォームはどこ?
auでは、インターネット上のWebサイトにお問い合わせフォームを用意していません。
そのため、何か問い合わせることがある場合、電話もしくは、LINE、My auアプリのメッセージから問い合わせて下さい。
場合によっては、auショップで対応可能なこともありますので、auショップが近くにある方は、auショップに行くのも手です。
また、不明な点などがあった場合は、Google検索で第三者が展開するWebサイトやTwitterでの検索で解決することも十分あり得ます。
もちろん、auの公式サポートを受けるのが一番ですが、通信障害発生時は、コールセンターは繋がらない傾向にあるので、TwitterなどのSNSも参照して下さい。
auのサポートは、電話がメインです。
まとめ:auの電波が繋がらない原因はさまざま|対処法をもとに解決しよう
auの電波が繋がらない原因は様々あります。具体的には、通信障害が発生していたり、通信エリア外にいたり、スマートフォンのモバイルデータ通信の設定がオフになっていたりと多岐に渡ります。
やはり、携帯電話は精密機器かつコンピューターと同等品ですので、再起動などの対策を行って下さい。
また、予備回線をLINEMOや楽天モバイルで契約するのも十分アリです。
携帯電話を仕事で使っている方なら、断然、予備回線も含めて検討して下さい。全体的な通信料金が高くなりますが、背に腹は代えられないという言葉がまさにぴったりと当てはまります。
やはり、予備回線はあると便利です。
参考サイト・文献・ガイドライン
※インターネット回線をご契約の際には、各社ホームページに記載されている注意事項や利用規約をご自身でご確認の上お手続きください。
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