最近話題のポケット型Wi-Fi。iPadやモバイルノートパソコンをWi-Fi経由でインターネット接続できるようになることから、最近人気が高まっています。
しかし、ポケット型Wi-Fiを提供する事業者は多数あり、どこが一番良いのかわからないことがあるかもしれません。
今回は、ポケット型Wi-Fiを提供する30社の比較などを紹介します。
この記事でわかることは以下の通りとなります。
・ポケット型Wi-Fiを提供する30社の比較
・ポケット型Wi-Fiの選び方について
・ポケット型Wi-Fiの用途別のおすすめ回線について
・ポケット型Wi-Fiでよくある質問について
ポケット型Wi-Fiのおすすめ30社完全比較表|回線種別のおすすめWi-Fiは?
ここでは、ポケット型Wi-Fi30社を比較していきます。
ポケット型Wi-Fiの提供事業者では、利用できる容量、料金や契約期間の縛り、解約金などが違います。
また、事業者の中でも、利用できる容量を選択できることもありますので、利用ニーズに合わせて選択してみて下さい。容量の変更にあたっては、事業者ごとに手続きが異なりますので、詳細はサポートセンターへ問い合わせることをおすすめします。
キャリア系ポケット型Wi-Fi7社の完全比較表
今回比較するのは、「どこよりもWiFi」、「最安値保証WiFi」、「ハッピーWiFi(ドコモ)」、「ハッピーWiFi(ソフトバンク)」、「365WiFi」、「モナWiFi」、「SAKURA WiFi」です。
回線名 | どこよりもWiFi | 最安値保証WiFi | ハッピーWiFi(ドコモ) | ハッピーWiFi(ソフトバンク) | 365WiFi | モナWi-Fi | SAKURA WiFi |
月額料金 | 月額3,400円 | 月額3,608円 | 月額2,470円 | 月額3,740円 | 月額4,268円 | 月額6,028円 | 月額4,048円 |
容量 | 無制限(1日4GBまで) | 100GB | 20GB | 100GB | 100GB | 100GB以上通信可能なことも | 無制限 |
実測値(上り・下り) | 上り18.45Mbps・下り31.66Mbps | 上り データなし・下り13.07Mbps | 上り1.69Mbps・下り12.19Mbps | 上り1.69Mbps・下り12.19Mbps | データなし | 上り31.23Mbps・下り12.5Mbps | 上り23.91Mbps・下り20.6Mbps |
使用回線 | NTTドコモ | NTTドコモ | NTTドコモ | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク | ソフトバンク |
利用可能エリア | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国・海外(U3のみ) | 日本全国 | 日本全国 |
端末情報 | FS030W | JT-101 | FS030W | FS030W | FS030W・U3 | 602HW | FS030W |
初期費用 | 3,300円 | 0円 | 1,000円 | 1,000円 | 0円(オプション登録必須) | 5,500円 | 3,300円 |
縛り期間 | 2年 | なし | なし | なし | 3年 | なし | なし |
解約金 | 9,500円 | なし | 0円 | 0円 | 10,780円 | 0円 | 0円 |
キャンペーン | なし | 最安値保証 | 学割 | 学割 | なし | なし | 安心全額返金保証 |
比較してみた結果、利用できる容量が多いのは、どこよりもWiFi、モナWiFi、SAKURA WiFiの3社です。
いずれも、利用可能な容量が設定されていませんが、極端にテラバイト単位の通信が原則としてできない他、モナWiFiでは、100GB以上通信した場合、どの程度で通信制限がかかると名言されていません。大容量通信を利用したい方は、7社のポケット型Wi-Fiはおすすめできません、
一方、実測値が速いのは、モナWiFiですが、速度データを集めているサイトでは、母数となるユーザーがあまりいないため、必ずしもモナWiFiが速いとは限りません。また、365WiFiについては、データがありませんでした。
ポケット型Wi-Fiが利用する回線については、NTTドコモとソフトバンクから選択できる事業者もありますが、基本的に、NTTドコモとソフトバンクでエリアの違いはありませんので、どちらの回線を使っていても、使いたい場所で使うことは可能と言えます。
モバイルWiMAX11社の完全比較表
今回比較する事業者は、「UQ WiMAX」、「みんなのらくらくWi-Fi」、「カシモWiMAX」、「GMOとくとくBB」、「Vision WiMAX」、「Broad WiMAX」、「BIGLOBE WiMAX」、「So-net」、「EXWiMAX」、「novas WiMAX」、「縛られないWiFi」となります。
回線名 | UQ WiMAX | みんなのらくらくWi-Fi | カシモWiMAX | GMOとくとくBB | Vision WiMAX | Broad WiMAX | BIGLOBE WiMAX | So-net | EXWiMAX | novas WiMAX | 縛られないWiFi |
月額料金 | 月額4,268円(25ヶ月目まで) | 月額4,268円(25ヶ月目まで) | 月額4,455円 | 月額4,158円(25ヶ月目まで) | 月額5,038円 | 月額3,894円 | 月額4,191円 | 月額4,817円 | 月額3,905円 | 月額4,378円 | 月額4,620円 |
容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限(3日10GBまで) | 無制限(3日10GBまで) | 無制限(3日10GBまで) |
実測値(上り・下り) | 上り10.41Mbps・下り49.43Mbps | 上り6.04Mbps・下り30.27Mbps | 上り7.26Mbps・下り33.62Mbps | 上り11.23Mbps・下り71.72Mbps | 上り15.83Mbps・下り55.63Mbps | 上り9.3Mbps・下り39.77Mbps | 上り9.94Mbps・下り69.22Mbps | 上り8.99Mbps・下り47.1Mbps | データなし | 上り22.78Mbps・下り201.3Mbps | 上り6.57Mbps・下り9.11Mbps |
使用回線 | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI | KDDI(5Gは利用不可) | KDDI(5Gは利用不可) | KDDI(5Gは利用不可) |
利用可能エリア | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国 |
端末情報 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | WX06 | WX05・novas HOME+CA | W06・HOME02 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
縛り期間 | なし | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 3年 | 1年 | 3年 | 3年 | 3年 | なし |
解約金 | 0円 | 21,780円 | 最大20,900円 | 最大20,900円 | 最大28,050円 | 最大20,900円 | 1,100円 | 10,450円 | 10,000円 | 最大20,900円 | 0円 |
キャンペーン | なし | JCBギフト券20,000円分プレゼント | 端末代0円 | 端末代0円 | 5,000円キャッシュバック&端末代金0円 | 初期費用無料 | 19,500円キャッシュバック | なし | 初期費用無料&端末代金0円 | 端末代金0円 | なし |
全体的に見ていきますが、主に、au 5Gを利用できる事業者と、従来のWiMAX 2+しか利用できない事業者があります。今後のことを踏まえると、au 5Gを利用できる事業者がベターです。
また、すべてKDDIのネットワークを利用できるため、日本全国で利用することが可能ですが、海外での国際ローミングには対応していない点は気をつけて下さい。
主に3年縛りを締結することが必要な事業者が大半ですが、その代わり、端末代金が0円で利用できる事業者もあるため、端末代を分割もしくは一括で支払いたくない場合、カシモWiMAXなどを検討するのも手です。
従来のWiMAX 2+のみ利用できるポケット型Wi-Fiですが、全体的に、料金が安めの傾向にあります。維持費を安くしたかったり、5Gがいらなかったりする場合はそちらを検討してみて下さい。
クラウドSIM系ポケット型Wi-Fi12社の完全比較表
クラウドSIMを使うポケット型Wi-Fi12社を比較してみましょう。
今回比較するポケット型Wi-Fiの事業者は、「縛られないWiFi」、「縛りなしWiFi」、「SPACE Wi-Fi」、「ゼロ縛りWiFiバウエモ」、「クラウドWiFi」、「AIR-WiFi」、「Mugen WiFi」、「それがだいじWiFi」、「ZEUS WiFi」、「THE WiFi」、「地球WiFi」、「限界突破WiFi」の12社です。
回線名 | 縛られないWiFi | 縛りなしWiFi | SPACE Wi-Fi | ゼロ縛りWiFiバウエモ | クラウドWiFi | AIR-WiFi | Mugen WiFi | それがだいじWi-Fi | ZEUS WiFi | THE WiFi | 地球WiFi | 限界突破WiFi |
月額料金 | 月額3,740円 | 月額3,980円 | 月額4,048円 | 月額4,180円 | 月額3,718円 | 月額3,278円 | 月額3,438円 | 月額3,267円 | 月額3,828円 | 月額3,073円 | 月額3,278円 | 月額3,850円 |
容量 | 50GB | 90GB | 1日2GB | 70GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 100GB | 1日3GB | 1日5GB |
実測値(上り・下り) | 上り6.57Mbps・下り9.11Mbps | 上り6.71Mbps・下り13.51Mbps | 上り8.91Mbps・下り27.11Mbps | データなし | 上り3.64Mbps・下り13.19Mbps | 上り10.51Mbps・下り17.23Mbps | 上り9.59Mbps・下り16.63Mbps | 上り8.36Mbps・下り12.65Mbps | 上り10.04Mbps・下り15.72Mbps | 上り8.14Mbps・下り20.08Mbps | 上り18.58Mbps・下り34.82Mbps | 上り14.49Mbps・下り20.16Mbps |
使用回線 | NTTドコモ・KDDI | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク |
利用可能エリア | 日本全国 | 日本全国・海外 | 日本全国 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 |
端末情報 | D1 | H01・U3 | H01・U3 | U2s | U2s・U3 | U3 | U3 | T6 | H01 | NA01 | U3 | jetfon p6 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 2,200円4 | 3,300円 | 0円 |
縛り期間 | なし | なし | なし | なし | なし | 1年 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 | 3年 | 2年 |
解約金 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 最大7,700円 | 最大9,900円 | 9,900円 | 10,450円 | 10,780円 | 10,450円+割賦残債金 | 19,800円 |
キャンペーン | なし | キャッシュバックあり | なし | なし | なし | なし | 10,000円キャッシュバック | 30日間お試しキャンペーン | なし | THE WiFiポイント5,000円分付与 | なし | なし |
比較してみましたが、全体的に月100GBを使える事業者が多いようです。価格帯も、月額4,000円程度となっている事業者が大半で、長期契約を締結することで、月額料金が安くなる傾向にあります。
さらに、実測値ですが、それぞれの事業者が展開するクラウドSIMに対応するポケット型Wi-Fiの設計最高速度が下り150Mbpsのため、速度があまり速くないというのは注意して下さい。
また、基本的に、クラウドSIM系のポケット型については、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応します。中には、海外で使えるものもありますが、料金体系が日本国内と別になっているため、いわゆる “パケ死” には気をつけて下さい。
ポケット型Wi-Fiの失敗しない選び方|選ぶ前に確認したい5つの基準
ポケット型Wi-Fiの失敗しない選び方については、料金の安さ、利用できるデータ量の多さ、通信速度、使用回線・エリア、利用可能端末の5つを重視する必要があります。
1年しか使わないのに、3年契約のポケット型Wi-Fiを選ぶことは本末転倒ですし、月20GB程度しか使わないのに、月100GBまで使えるポケット型Wi-Fiを選択することも、全体的に損してしまうこともあります。
データ量:自分の使う量を把握した上で選ぶべき
通信速度:動画を見たり、ファイルのダウンロードをしたりするなら、高速のものを選択してみて
使用回線・エリア:仕事で使うなら、クラウドSIM系がベター
利用可能端末:ポケット型Wi-Fiに接続できる端末数も重視すべき
料金の安さ:長期契約の必要性も踏まえて検討すべき
ポケット型Wi-Fiを検討する際には、料金の安さを確認して下さい。
ポケット型Wi-Fiの料金は、プリペイド式ではなく、毎月、所定の料金を支払う形となります。人によっては、毎月、通信費にかけられる費用が決まっている場合もあると思いますが、自分のニーズに合わせて、毎月支払う料金の予算から検討してみて下さい。
また、長期でポケット型Wi-Fiを使用する場合、3年契約などを結ぶことを考えるのもベターです。やはり、長期で使う場合、全体的にお得になることもありますし、端末代金を含めても、ベターになります。
さらに、クレジットカードで支払う場合、余分な費用が発生しない場合もありますので、口座振替でなければならない理由がないときには、クレジットカードで優先的に支払うのもいいでしょう。
データ量:自分の使う量を把握した上で選ぶべき
ポケット型Wi-Fiを選ぶ際には、利用できるデータ量を意識した上で選んで下さい。
特に、月に300GB程度使うなら、WiMAXのポケット型Wi-Fiを選ぶべきですし、外出先でのフリーWi-Fiの補完として使うなら、月20GB程度のポケット型Wi-Fiを選ぶことも考えてみて下さい。
そもそも、あまりデータを使わないのに、大容量のポケット型Wi-Fiを選ぶのは本末転倒と言えるので、毎月、どの程度までデータ容量を使うか、想定した上でポケット型Wi-Fiを選んで下さい。
毎月、利用する容量が異なるなら、従量制のデータプランを用意している事業者を検討するか、毎月の利用容量を随時変更できる事業者も選ぶと良いでしょう。
通信速度:動画を見たり、ファイルのダウンロードをしたりするなら、高速のものを選択してみて
ポケット型Wi-Fiを選ぶのには、通信速度も意識することも必要です。
最近では、WiMAXのポケット型Wi-Fiでは、5Gに対応したことによって、高速通信が気軽に利用できるようになりました。
動画の閲覧を頻繁に行ったり、テレワークなどでリモートデスクトップをよく使ったりする方、オンラインストレージでのファイルのダウンロード・アップロードをしたりする方なら、WiMAXのポケット型Wi-Fiを選択するのがベターでしょう。
一方、たまにしか動画を見なかったり、Webサイトの閲覧が大半だったりするなら、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiを選択してみるのも十分アリです。
さらには、その中間の使い方なら、自分の使うデータ量を把握した上で、月100GBまで使えるキャリア系Wi-Fiの選択も考えてみて下さい。
使用回線・エリア:仕事で使うなら、クラウドSIM系がベター
仕事で外出先でのポケット型Wi-Fiの利用が多いなら、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiがベターです。
クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiは、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、3社のいずれかの電波が届いていれば、インターネット接続ができます。そのため、エリアを重視している方なら、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiがベターです。
一方、WiMAXのポケット型Wi-Fiは、無制限で利用できる回線として、プラチナバンドを除くau 4G LTE、WiMAX 2+、au 5Gですので、クラウドSIM系と比較して、利用できないエリアも生じてきます。
全体的に、NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクがカバーするエリアにほとんど違いはありませんので、キャリア系のポケット型Wi-Fiを考えている方は、あまり意識する必要はありません。
利用可能端末:ポケット型Wi-Fiに接続できる端末数も重視すべき
それぞれの通信事業者で利用できるポケット型Wi-Fiにも注意してみて下さい。
中でも、接続可能端末数も重視することも必要です。というのも、最近では、Wi-Fi接続可能な端末(iPadなどのタブレット、モバイルノートPC、スマートスピーカーなど)が増えてきているため、自宅の固定回線の代替として使うのには、利用したい端末すべてを接続できないことも考えられます。
比較的、WiMAXのポケット型Wi-Fiについては、ハイスペックなため、接続可能端末が多いといえますが、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiは、性能が必要最低限ですので、自宅の固定回線代替には厳しいこともあります。
また、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiでは、最大でも下り150Mbpsしか出ないことが大半ですので、そちらも意識することが必須です。
ポケット型Wi-Fiの利用基準別おすすめ回線|迷ったときはこの中から選べばOK
ポケット型Wi-Fiの利用基準別おすすめ回線について紹介します。
今回紹介する基準としては、「料金が安いポケット型Wi-Fi」、「大容量のデータ通信が出来るポケット型Wi-Fi」、「高速通信可能なおすすめポケット型Wi-Fi」、「利用可能エリアが広いおすすめポケット型Wi-Fi」、「最新端末が使えるおすすめポケット型Wi-Fi」です。
大容量のデータ通信が出来るおすすめポケット型Wi-Fi3選
高速通信可能なおすすめポケット型Wi-Fi3選
利用可能エリアが広いおすすめポケット型Wi-Fi3選
最新端末が使えるおすすめポケット型Wi-Fi3選
料金が安いおすすめポケット型Wi-Fi3選
今回は、料金が安いおすすめのポケット型Wi-Fiを3社選びました。
3社は、クラウドSIM系の「AIR-WiFi」、「Mugen WiFi」、WiMAX回線を使った「EXWiMAX」となります。
回線名 | AIR-WiFi | Mugen WiFi | EXWiMAX |
実質月額料金 | 月額3,278円 | 月額3,438円 | 月額3,905円 |
契約期間 | 1年 | 2年 | 3年 |
使用可能データ量 | 100GB | 100GB | 月100GB(3日10GB制限でフルに使った場合) |
1GB当たりかかる料金 | 32.78円 | 34.38円 | 39.05円(3日10GB制限でフルに使った場合) |
キャンペーン | なし | 10,000円キャッシュバック | 初期費用無料&端末代金0円 |
支払総額 | 118,008円(3年) | 123,768円(3年) | 140,580円(3年) |
いずれも3社とも、最大で月100GBまでの利用が可能です。
表には記載していませんが、クラウドSIM系のAIR-WiFi、Mugen WiFiについては、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、使いたい場所で使える可能性が非常に高いポケット型Wi-Fiです。
一方、EXWiMAXについては、KDDIのWiMAX 2+のネットワークのみの対応ですので、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiと比較して、使いたい場所で使える可能性があまりないことも想定されます。
さらに、EXWiMAXでは、利用できる端末のスペックが下り440Mbpsとなっていますが、クラウドSIM系のAIR-WiFi、Mugen WiFiについては、最大で下り150Mbpsとなっています。通信速度を重視している方は、EXWiMAXをおすすめします。
キャンペーンについては、Mugen WiFiでは、10,000円のキャッシュバックを受けられます。さらに、EXWiMAXでは、端末代金が0円になります。
AIR-WiFi:30日お試しモニター制度あり
AIR-WiFiでは、1年契約が前提となりますが、契約から30日間、お試しモニター制度が導入されています。
他社では、初期契約解除制度が設けられていますが、期間は契約後8日となる一方、AIR-WiFiでは、実際に使用してみて自分のニーズに合うかどうか、30日間試せるので、利用できるエリア・通信速度などを吟味することができます。
契約から30日後は、1年の定期契約となりますが、違約金は7,700円と安い部類に入ります。
AIR-WiFiは、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiですので、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しています。利用したいエリアが広く、個人使用だけでなく、仕事で使うのも十分アリです。
Mugen WiFi:契約で10,000円キャッシュバックあり
Mugen WiFiは、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiです。
NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、利用したい場所で使える可能性が高いポケット型Wi-Fiになります。
Mugen WiFiについては、2年契約となりますが、最大で10,000円のキャッシュバックを受けられます。クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiでは、キャッシュバックキャンペーンはあまりないので、2年以上使うなら、絶対にお得なポケット型Wi-Fiです。
さらに、ポケット型Wi-Fiの端末代は0円ですので、初期費用をなるべく抑えられるのも魅力の一つと言えるでしょう。
こちらも、AIR-WiFiと同じく、30日間のお試し期間が設けられています。契約から30日以内なら、全額返金が可能ですので、気兼ねなく契約できると言えます。
EXWiMAX:端末を自分のものにしたいなら十分アリ
EXWiMAXは、KDDI系のUQコミュニケーションズが提供するWiMAX 2+を利用したポケット型Wi-Fiとなります。
ポケット型Wi-Fiは、NEC製のWX04となっていて、品質面でも安心して使えます。さらに、端末の最高速度は下り440Mbpsとなっていて、速度面でも満足できるはずです。
残念ながら、5Gには対応していませんが、4Gで十分という方には、おすすめできるポケット型Wi-Fiと言えます。
また、ポケット型Wi-FiのWX04は、端末代が0円となっている他、レンタルサービスではないので、端末を自分のものにすることができます。
なお、3日10GBの通信制限が設けられていますが、その範囲内で使うのには、問題ないと思います。
大容量のデータ通信が出来るおすすめポケット型Wi-Fi3選
大容量のデータ通信ができるおすすめポケット型Wi-Fiを3社紹介します。
今回紹介するのは、「SAKURA WiFi」、「UQ WiMAX」、「限界突破WiFi」となります。
回線名 | SAKURA WIFi | UQ WiMAX | 限界突破WiFi |
使用可能データ量 | 無制限 | 無制限 | 1日5GB |
通信制限の条件 | 回線元の判断 | 回線元の判断 | 1日5GB超過後 |
通信制限時の速度 | 128kbps | 名言なし | 1日5GB〜10GB:下り4Mbps・上り1Mbps 1日10GB〜:128kbps |
通信制限の時間 | 名言なし | 名言なし | 1日 |
SAKURA WiFiは、原則として無制限のデータ通信を使えます。公式サイトにも「どんだけ使っても大丈夫!」とあるように、100GB以上の通信が可能なようです。ただし、テラバイト単位の通信は、回線元の判断で通信制限がかかってしまうこともあるようなので、注意して下さい。
UQ WiMAXは、KDDI系のUQコミュニケーションズが提供するサービスですが、こちらも無制限で利用が可能です。5G端末を使えば、実測値100Mbps以上の速度で通信ができますので、自宅の固定回線の代替としては、良い選択肢になるはずです。
一方、限界突破WiFiは、1日に利用するデータ量が決まっていれば、良い選択肢になります。1日5GBまでは快適に通信できるとしていて、5GB超過後、10GBまでは、下り4Mbps・上り1Mbpsに制限されます。4Mbpsでも、ファイルのダウンロードさえしなければ、問題ない数値ですので、実質、1日10GBが目安と言えるはずです。
SAKURA WiFi:ソフトバンク回線を使用
SAKURA WiFiは、ソフトバンク回線を利用したポケット型Wi-Fiのサービスとなります。
クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiと異なり、1キャリアのみの展開となりますが、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiでありがちな、SIMの読み込み時間がないため、ストレスなくインターネット接続が利用可能です。
さらに、契約期間の縛りがない上、解約金もかからないので、気軽にSAKURA WiFiを試せます。
もちろん、無制限で通信ができるとしていますが、固定回線の代替としてテラバイト単位で使った場合には、回線元の判断で通信制限がかかる場合もあるそうなので、注意して下さい。
また、3日間で使った量によっての速度制限もないので、ファイルのダウンロードや動画サイトの閲覧が多い方でも安心して使えます。
UQ WiMAX:安心感と無制限が両立
UQ WiMAXは、KDDI系のUQコミュニケーションズが直接提供するサービスで、大手企業が運営しているという安心感があります。
さらには、WiMAX+5Gブランドで展開されている「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」などを使えば、5Gのハイスピードを享受できます。具体的には、条件が良ければ、300Mbpsも出ることもあります。
少し料金はお高めですが、今後のことを考えて、5G端末を選ぶのもベターです。
さらに、完全に無制限で利用できるので、固定回線の代替として選ぶこともできます。こちらも、動画サイトの閲覧やファイルのダウンロードなどが多い方は、選択肢に入れることをおすすめします。
なお、端末代は別に発生するため、端末代が0円にしたい場合、「GMOとくとくBB」などを選択することを考えて下さい。
限界突破WiFi:最大でも1日10GBは使えると考えてOK
限界突破WiFiは、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiとなります。NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、使いたい場所で使える可能性が高いです。
その一方、1日5GBまでの通信なら、高速で通信可能です。1日5GBを超過し、10GBなら、下り4Mbps・上り1Mbpsに低速化してしまいますが、データ通信を利用できます。
下り4Mbpsといっても、4K動画さえ見なければ、YouTubeも十分対応できる数値ですし、ファイルのダウンロードをしなければ、4Mbpsで困らないと思います。実質的に、1日10GBまで利用できるポケット型Wi-Fiと考えても、OKです。
もちろん、クラウドSIMを使うポケット型Wi-Fiで挙げられる特徴の一つとして、海外で使える利点もあるので、海外に渡航を考えている方は、海外専用のポケット型Wi-Fiのレンタルサービスを利用する必要もなく、限界突破WiFiのポケット型Wi-Fi一つで、グローバルに使えます。
高速通信可能なおすすめポケット型Wi-Fi3
高速通信可能なおすすめポケット型Wi-Fi3社を紹介します。
今回、「モナWi-Fi」、「GMOとくとくBB」、「novas WiMAX」を比較します。
回線名 | モナWi-Fi | GMOとくとくBB | novas WiMAX |
実質最高速度(上り) | 31.23Mbps | 11.23Mbps | 22.78Mbps |
実質最高速度(下り) | 12.5Mbps | 71.12Mbps | 201.3Mbps |
実質Ping値 | 38.5ms | 60.49ms | 44.4ms |
5Gの対応可否 | × | ○ | × |
モナWi-Fiは、ソフトバンクが展開するポケット型Wi-Fiの「602HW」を利用してサービス展開を実施しています。602HWは、設計最高速度が最大で下り612Mbpsとなっているため、実測値として、30Mbps以上も出るようです。
GMOとくとくBBは、WiMAX+5Gに対応している機種を利用すれば、au 5Gにも対応します。そのため、実測値としては70Mbps以上出るので、高速さを享受したいなら、断然おすすめです。
novas WiMAXは、GMOとくとくBBと同じくWiMAXのポケット型Wi-Fiですが、5Gは利用できません。しかし、最近は対応するWiMAX 2+のネットワークが充実してきたことにより、利用できるエリアが広くなった他、速度も5G並みとは行きませんが、ハイスピードとなっています。
どちらのポケット型Wi-Fiもレイテンシー(Ping値)は、モバイルネットワークを利用しているため、どうしても、固定回線並みとはなりません。
5GでSA方式(スタンドアローン)が開始すれば、Ping値の向上も見込まれますが、現時点では、対応するポケット型Wi-Fiは発売されていないので、注意が必要です。
モナWi-Fi:ソフトバンクが手掛ける602HWを利用可能
モナWi-Fiでは、ソフトバンクが手掛ける602HWを使えます。
602HWは、ソフトバンクが公式に発売している端末なので、ソフトバンクネットワークにチューニングされている上、速度も最大で下り612Mbpsと高速なので、ハイスピードのインターネットを楽しめます。
さらに、モナWi-Fiでは、原則として100GBまで使えるとしているので、人によっては、固定回線の代替用途として使うことも問題ないはずです。
モナWi-Fiの料金は、月額6,028円と高額ですが、他社のポケット型Wi-Fiは、FS030Wといったスペックの低い端末ではなく、ハイスペック端末の602HWが使えます。人によっては、高額な料金を支払っても、元が取れるかもしれません。
GMOとくとくBB:au 5Gが利用可能
GMOとくとくBBでは、au 5Gに対応したポケット型Wi-Fiが提供されています。
やはり、5Gに対応していると、5Gエリアなら、下り100Mbpsもの速度が出るのが当たり前で、高速さを重視しているなら、断然、GMOとくとくBBをおすすめします。
また、WiMAX 2+のネットワークも利用できるため、こちらでも、高速さを享受できます。
GMOとくとくBBの特徴として、端末代が0円となっているため、初期費用を抑えることも可能です。
もちろん、GMOとくとくBBは、プロバイダを20年以上運営している実績がある上、大手のレンタルサーバーなどを展開する東証プライム上場企業です。こちらも、安心感は抜群と言えるでしょう。
novas WiMAX:価格の安さと高速さが両立
novas WiMAXは、KDDI系のUQコミュニケーションズが提供するWiMAX 2+のネットワークを利用したポケット型Wi-Fiサービスです。
残念ながら、5Gは使えないものの、まだまだ現役のWiMAX 2+に対応しているため、高速通信が可能です。
novas WiMAXが提供するWX05を使えば、最大で下り440Mbpsもの通信ができるので、動画サイトの閲覧はもちろん、通常のWebサイトの閲覧も問題ありません。
料金は、3年契約で月額4,378円と、5Gの料金プランと比較して、安いのも特筆すべき点です。
まだまだ5Gは展開途中ですが、4Gで十分という方は、novas WiMAXを検討するのも十分アリです。
利用可能エリアが広いおすすめポケット型Wi-Fi4選
利用可能エリアが広いおすすめポケット型Wi-Fiを4社紹介します。
今回は、「ゼロ縛りWiFiバウエモ」「ZEUS WiFi」、「限界突破WiFi」、「縛りなしWiFi」となります。
回線名 | ゼロ縛りWiFiバウエモ | ZEUS WiFi | 限界突破WiFi | 縛りなしWiFi |
使用可能エリア | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・海外 | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・海外 | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・海外 | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・海外 |
海外の対応可否 | 〇 | ○ | ○ | ○ |
いずれのポケット型Wi-Fiは、クラウドSIMに対応しています。NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークにそれぞれ使うことができ、海外でもインターネットが利用可能です。
ただし、ユーザー側で利用したいキャリアを選ぶことができない上、格安SIM(MVNO)のSIMカードが端末に読み込まれた場合、通信混雑時間帯に速度低下が発生する場合も考えられます。
海外でも4社すべてで利用できますが、日本国内と料金体系が異なるため、日本にいる感覚でポケット型Wi-Fiを使用すると、高額な利用料金が請求される場合もあります。
また、海外での利用は、あくまでも短期での滞在での利用を想定されているため、留学や企業の駐在で長期に渡って海外に滞在する場合は、現地で携帯電話を直接契約した場合が安くつきます。
4社すべて、クラウドSIMに対応していますが、ポケット型Wi-Fiの電源を挿れると、SIMカードをクラウドサーバーから読み込む時間が発生するため、瞬時にインターネットを使いたい場合は、エリアが狭くなることを承知の上、クラウドSIMを使わない別のポケット型Wi-Fiを検討してみて下さい。
ゼロ縛り WiFi バウエモ : 契約期間がなくいつでも解約可能
ゼロ縛りwifiは、名前の通り契約期間の縛りも解約料もありません。また、自分の使いたい場面に合わせて好きなプランを選択できます。1日利用制限がなく、30GB、50GB、70GBから自分がどの程度利用するかで決められるのは、価格を抑えられるので良いと言えます。
さらに、エリアに応じてNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークから最適な回線が利用可能です。旅行や出先で回線が悪いと感じることは少なるなるでしょう。ゼロ縛りwifiは、海外でも使えるので、旅行好きの人にはお勧めできます。
気になる値段ですが、1年契約で30GBまで使えるプランであれば、2,550円から始められます。費用を抑えて利用することができるので、興味がある方は下記のリンクからご覧ください。
ZEUS WiFi:大手クラウドSIM系ポケット型Wi-Fiで安心感も
クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiなら、ここ!と言えるのは、ZEUS WiFi。クラウドSIMのポケット型Wi-Fiの黎明期より、ポケット型Wi-Fiを展開しているため、老舗という安心感があります。
20GBから100GBまでと使いたい容量を選ぶことができるため、ユーザーの利用ニーズに合わせたポケット型Wi-Fiでのインターネット接続が可能です。
契約期間の縛りや違約金が発生しないプランもあるため、長期の出張や入院などにも対応しています。どんなときもWiFi for レンタルでは高く付く使い方でも、ZEUS WiFIはカバーするので、3ヶ月程度の利用でも、ZEUS WiFiはおすすめできます。
もちろん、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiなので、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応します。テレワークなどの需要にもしっかりと応え、アフターコロナで想定される海外渡航にも、ZEUS WiFiは大活躍間違いなしです。
限界突破WiFi:提供されるポケット型Wi-Fiは、5.7インチディスプレイを搭載
限界突破WiFiは、ZEUS WiFiと同じくクラウドSIM系のポケット型Wi-Fiとなっています。
しかし、限界突破WiFiが採用しているポケット型Wi-Fiは、MAYA SYSTEM社のjetfon p6を採用しています。
見た目はスマホで、機能もスマホのような、地図や翻訳アプリが搭載されています。個人的には、スマホと呼んでもいいんじゃないかな?と思いますが、あくまでも限界突破WiFiでは、ポケット型Wi-Fiとするようです。
しかも、1日5GBまでの高速通信が可能ですので、日本国内で大容量の通信もできますし、海外でも使えるため、jetfon p6の地図アプリなどはとても役に立つはずです。
本体の価格は無料で、通信料金も、月額3,850円と安くなっています。
大容量のポケット型Wi-Fiとしても紹介しましたが、海外で使うことを視野に入れても、限界突破WiFiはおすすめです。
縛りなしWiFi:契約期間の縛りがないため、安心感があり
クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiを考えているなら、縛りなしWiFiも検討してみて下さい。
縛りなしWiFiは、クラウドSIMのポケット型Wi-Fiを選択すれば、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応します。
法人契約も可能ですので、企業が、営業などで外に出る社員に持たせるポケット型Wi-Fiとしても最適と言えます。
もちろん、クラウドSIMを使っていることで、海外での利用にも対応しています。ただし、料金体系は国内と異なりますので、その点は注意するようにして下さい。
もし、縛りなしWiFiのサービスに満足し、長期利用を検討しているなら、キャッシュバックのキャンペーンも適用可能です。
縛りなしWiFiは、名前の通り、契約期間の縛りがないポケット型Wi-Fiです。非常に良いサービスですので、検討の候補に入れてみて下さい。
最新端末が使えるおすすめポケット型Wi-Fi3選
最新端末が使えるおすすめポケット型Wi-Fi3社を紹介します。
今回は、「Broad WiMAX」、「それがだいじWi-Fi」、「THE WiFi」となります。
回線名 | Broad WiMAX | それがだいじWi-Fi | THE WiFi |
利用可能端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | T6 | NA01 |
使用回線 | au 5G・WiMAX 2+ | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク |
実質速度 | 上り9.3Mbps・下り39.77Mbps | 上り8.36Mbps・下り12.65Mbps | 上り8.14Mbps・下り20.08Mbps |
同時接続台数 | 11台 | 10台 | 10台 |
端末費用 | 21,780円 | 実質無料 | 0円 |
Broad WiMAXは、名前の通り、WiMAX回線を使えるポケット型Wi-Fiです。Broad WiMAXでは、最新端末の取り扱いが随時なされており、ユーザーが最新端末をすぐに購入できる体制が整っています。もちろん、5G端末もありますので、高速さを重視するユーザーにはおすすめできるサービスです。
それがだいじWi-Fiは、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiとなりますが、端末は最新のT6となります。最大でも、10台の端末をポケット型Wi-Fiに接続することができるので、家族や友人とのシェアも問題ありません。もちろん、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークにも対応しています。
THE WiFiは、ZEUS WiFiに並ぶ人気のポケット型Wi-Fiです。THE WiFiでは、NA01という最新のクラウドSIMのポケット型Wi-Fiとなっていて、こちらも最大10台までの端末を接続できます。NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークにも接続できるので、使いたい場所で使える可能性も高いと言えるポケット型Wi-Fiです。
Broad WiMAX:最新端末を気軽に使える
Broad WiMAXは、KDDI系のUQコミュニケーションズのネットワークを使ったポケット型Wi-Fiです。
WiMAX回線では、GMOとくとくBBに並んで人気のあるプロバイダで、最新端末の投入が非常に速い事業者です。
Broad WiMAXにおいて、au 5Gにも対応しているGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの他、国産のSpeed Wi-Fi 5G X11も選択可能です。
端末代は2万円程度かかるものの、月額料金が3,894円となっていて、お得さが半端ないプロバイダと言えます。
もちろん、回線品質も、UQコミュニケーションズが直接提供するUQ WiMAXと同様なので、混雑時間帯には速度の低下などは一切起こらないのも特徴の一つです。
それがだいじWi-Fi:最新端末のT6が使える
それがだいじWi-Fiは、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiです。
ポケット型Wi-Fiは、最新端末であるT6を採用しています。こちらも、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、最新端末を使いつつも、広大なネットワークを使えるというメリットがあります。
ポケット型Wi-Fi本体も、レンタルではなく、ユーザーが購入する形ですが、実質無料です。ポケット型Wi-Fiは、解約後、クラウドSIM機能は他社では使うことはできませんので注意して下さい。
利用できる容量は、30GBと100GBで選択可能です。縛りありのプランがデフォルトですが、オプションをつけることによって、契約期間の縛りと違約金がなくなりますので、短期間しか使わない方は、こちらをつけるようにして下さい。
THE WiFi:ポケット型Wi-Fi大手という安心感も
ZEUS WiFIと並んで、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiで人気のTHE WiFi。ポケット型Wi-Fi大手ということで、安心感もあります。
端末は、NA01という最新機種を採用しています。こちらは、下り150Mbpsと物足りない仕様ですが、液晶画面を搭載しているため、ポケット型Wi-Fiの設定がしやすいのが特徴です。これに加えて、10台までの端末の接続ができるため、家族や友人とのシェアしやすいのもメリットの一つです。
また、THE WiFiを契約して一定期間経つと、5,000ポイントの進呈も受けられるため、THE WiFiでは、その他のキャンペーンも含めて、最大21,412円お得になる(2022年5月現在)としています。
ポケット型Wi-Fiを比較した総合ランキングTOP5:選んで間違いない回線は?
ポケット型Wi-Fiを30社から、5社選び、ランキングとしてみます。
1位は、GMOとくとくBB、2位はSAKURA WiFi、3位は限界突破WiFi、4位は縛りなしWiFi、5位はモナWi-Fiとなります。
回線名 | 1位:GMOとくとくBB | 2位:SAKURA WiFi | 3位:限界突破WiFi | 4位:縛りなしWiFi | 5位:モナWi-Fi |
実質月額料金 | 月額4,158円(25ヶ月目まで) | 月額4,048円 | 月額3,850円 | 月額3,980円 | 月額6,028円 |
使用回線 | au 5G、WiMAX 2+ | ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク | ソフトバンク |
使用回線データ量 | 無制限 | 実質無制限 | 1日5GB | 90GB | 100GB以上通信可能なことも |
実質速度 | 上り11.23Mbps・下り71.72Mbps | 上り23.91Mbps・下り20.6Mbps | 上り14.49Mbps・下り20.16Mbps | 上り6.71Mbps・下り13.51Mbps | 上り31.23Mbps・下り12.5Mbp |
利用可能エリア(海外含む) | 日本全国 | 日本全国 | 日本全国・海外 | 日本全国・海外 | 日本全国 |
利用可能端末 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fiなど | FS030W | jetfon p6 | H01・U3 | 602HW |
1位のGMOとくとくBBは、東証プライム上場のGMOインターネットが運営するWiMAXサービスで、安心感がありながらも、無制限かつ安価な料金でインターネットが利用できる観点から選出しました。
2位のSAKURA WiFiは、ソフトバンク回線を使いつつも、実質無制限を実現している上、料金が他社と比較しても、そこまで高くない点が選出理由の一つです。テラバイト単位の通信は難しいものの、常識的な範囲内での利用なら、最強だと考えられます。
3位の限界突破WiFiは、スマートフォンのような高性能のポケット型Wi-Fi・jetfon p6をユーザーに提供している一方、1日5GBまでの高速利用が可能な回線かつ、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているので、使いたい場所でも使えることが多いという点が選出理由です。
4位の縛りなしWiFiは、契約期間の縛りがないものの、一定期間、契約をしていれば、キャッシュバックを得られる点も良いと思っています。さらには、数ヶ月という、どんなときもWiFi for レンタルではカバーが難しい利用期間も、縛りなしWiFiを使えば問題ないので、長期の出張や入院などにもおすすめできるのが、選出理由として挙げられます。
5位のモナWi-Fiでは、月額6,028円と他社よりも高額ですが、ソフトバンクが直接発売している602HWというポケット型Wi-Fiを利用できる上、最高速度が612Mbpsと、4Gでも高速回線が利用できるというのは良いと考えています。さらには、100GBまでの利用を保証していますが、場合によっては、それ以上使うことができるのも、メリットとして考えています。
2位:SAKURA WiFi:実質無制限の通信を安価で利用可能
3位:限界突破WiFi:大容量通信を3キャリアのネットワークで利用可能
4位:縛りなしWiFi:契約期間の縛りがなし
5位:モナWi-Fi:料金は高めなものの、ハイスペック端末を提供
1位:GMOとくとくBB:大手プロバイダ運営の安心感と安さが両立
大容量の通信をお得な料金で使いたいなら、断然、GMOとくとくBBのWiMAXがおすすめです。
月額4,158円で、au 5GとWiMAX 2+の高速ネットワークを無制限で利用できます。さらに、端末代が0円ですので、長期で使う際には、なるべく負担を抑えることも可能です。
もちろん、GMOとくとくBBは、東証プライム上場のGMOインターネットが手掛けるサービスですので、サービスが急に終了するということは基本ありません。GMOインターネットは、プロバイダとして20年以上の実績もありますので、サポート体制もしっかりしています。
GMOとくとくBBでは、その他、キャンペーンが充実しているので、1円でも安くポケット型Wi-Fiを使いたいなら、GMOとくとくBBは断然おすすめのプロバイダと言えます。
2位:SAKURA WiFi:実質無制限の通信を安価で利用可能
SAKURA WiFiは、実質無制限の通信を安価な料金で利用可能な点から、2位に選出しました。
GMOとくとくBBなどが展開するWiMAXのポケット型Wi-Fiは、プランによっては、建物内に電波が届きやすいとされるプラチナバンドの利用には追加料金が発生しますが、SAKURA WiFiでは、プラチナバンドの利用にあたっても料金が発生しません。
残念ながら、SAKURA WiFiは、5Gには対応していませんが、固定回線の代替用途のほか、外出先でのインターネット接続の用途にも、十分フル活用できるはずです。
もちろん、契約期間の縛りがないため、1年未満の短期利用にも対応可能です。長期の出張、入院などにもカバーするため、実質無制限というのは助かるユーザーも多いと思います。
3位:限界突破WiFi:大容量通信を3キャリアのネットワークで利用可能
限界突破WiFiは、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応したクラウドSIMのポケット型Wi-Fiです。もちろん、海外でも使えます。
中でも、1日5GB以上の通信が可能なので、動画サイトの閲覧はもちろん、大容量ファイルのダウンロードなどにも十分対応可能です。1日5GB以上使った場合、さらに1日10GBまでなら、下り4Mbpsの通信ができるので、他社と比較しても、データをヘビーに使う方には、向いていると言えます。
また、ポケット型Wi-Fiは、スマートフォン型の端末・jetfon p6となるので、旅行などでの利用には非常に最適です。
4位:縛りなしWiFi:契約期間の縛りがなし
縛りなしWiFiでは、10GB・30GB・60GB・90GBの料金プランが設定されていて、しかも、契約期間の縛り・解約金なしで利用可能です。
さらには、一定期間の契約でキャッシュバックを受け取れるキャンペーンも展開されているので、ユーザー視点に立ったサービス展開には定評があります。
それに加えて、クレジットカードだけでなく、後払い、法人のみですが、請求書払いも可能です。
やはり、契約期間の縛りがないということで、どんなときもWiFi for レンタルといった一日単位のレンタルでは高くなってしまうケースも、縛りなしWiFiでは柔軟に対応します。
縛りなしWiFiでは、法人契約も可能ですので、従業員に持たせるポケット型Wi-Fiの選択肢としては、十分良いのではと思います。
5位:モナWi-Fi:料金は高めなものの、ハイスペック端末を提供
モナWi-Fiは、料金が月額6,028円と高額なものの、ユーザーに提供する端末は、ソフトバンクの602HWとなります。
602HWは、最大で下り612Mbpsの通信に対応し、他社のポケット型Wi-Fiと比較して、高速さが特徴です。さらには、最大で13台の端末の接続に対応します。
さらに、モナWi-Fiでは、100GB以上の通信を保証しており、場合によっては、それ以上の通信を利用することもできるようです。
また、モナWi-Fiでは、契約期間の縛り・解約金も存在しません。
利用料金が高いことが気になりますが、大容量の通信を契約期間の縛りなしの上、ハイスペック端末で利用できるポケット型Wi-Fiは、他社にはありません。
モナWi-Fiは、Google検索で探すと見つかるクーポンコードを利用すれば、お得になるので、申し込む際には、クーポンコードを利用して下さい。
ポケット型Wi-Fiに関するよくある質問は?
ポケット型Wi-Fiに関するよくある質問について、回答していきます。
「無制限で使える最強のポケット型Wi-Fiはどれ?」という質問、「1人暮らしに使えるおすすめのポケット型Wi-Fiはどれ?」、「一ヶ月の短期利用におすすめのレンタルポケット型Wi-Fiはどれ?」、「口座振替で使えるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?」、「テレワークにおすすめなポケット型Wi-Fiはどれ?」、「ゲームを快適にプレイできるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?」という質問に答えます。
1人暮らしに使えるおすすめのポケット型Wi-Fiはどれ?
一ヶ月の短期利用におすすめなレンタルポケット型Wi-Fiはどれ?
口座振替で使えるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?
テレワークにおすすめなポケット型Wi-Fiはどれ?
ゲームを快適にプレイできるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?
無制限で使える最強のポケット型Wi-Fiはどれ?
無制限で使える最強のポケット型Wi-Fiは、WiMAXのポケット型Wi-Fiです。
WiMAXのポケット型Wi-Fiといっても種類がありますが、5Gに対応したポケット型Wi-Fiでは、現在、無制限での通信が可能となっています。
もちろん、クラウドSIMやキャリアSIMのポケット型Wi-Fiでも、無制限と謳っているポケット型Wi-Fiもありますが、現在、ほとんど無制限で利用できるポケット型Wi-Fiは、WiMAXのみとなります。
WiMAXのポケット型Wi-Fiは、GMOとくとくBB、Broad WiMAXやカシモWiMAXなど多くのプロバイダが取り扱っていますが、端末代金や契約期間の縛りなど、プロバイダによって異なりますので、随時、ユーザー側で確認するようにして下さい。
1人暮らしに使えるおすすめのポケット型Wi-Fiはどれ?
1人暮らしで使えるおすすめのポケット型Wi-Fiは、やはり、WiMAXのポケット型Wi-Fiです。
WiMAXのポケット型Wi-Fiは、電波さえ入れば、大容量の通信を行っても問題ない上、自宅で固定回線の代替として使うのならば、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiを選択する理由はありません。
キャリア系のポケット型Wi-Fiも良いですが、端末のスペックが低い傾向にあるので、自宅で本格的に使うのは、物足りないことも考えられます。
もちろん、固定回線の代替には、ポケット型Wi-Fiもおすすめですが、場合によっては、ホームルーターも検討してみて下さい。ホームルーターですと、ポケット型Wi-Fiのようにバッテリーの残量を気にする必要もありませんので、ポケット型Wi-Fiの管理の手間もありません。
一ヶ月の短期利用におすすめなレンタルポケット型Wi-Fiはどれ?
縛りなしWiFiは、端末をレンタルする形でポケット型Wi-Fiを提供しています。契約期間の縛りもないので、一ヶ月といった短期での利用にも向いています。
もちろん、契約期間を事前に指定する形ではないので、長期の出張や入院などの期間が伸びて、さらにポケット型Wi-Fiを使いたい場合でも、柔軟に対応が可能です。
また、一ヶ月未満の利用の場合は、同じくレンタル型のポケット型Wi-Fiサービスである、どんなときもWiFi for レンタルも検討してみて下さい。
利用期間によって、全体的な料金が変わってくるので、複数の業者を同時に比較して、一番安い事業者を使うようにして下さい。
口座振替で使えるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?
口座振替で使えるおすすめのポケット型Wi-Fiは、Mugen WiFiです。
Mugen WiFiでは、月額550円の口座振替オプションに加入することで、利用料金を口座振替で支払うことが可能になります。
もちろん、クレジットカード払いで支払うことがベターですが、諸事情でクレジットカードを使うことができない場合、Mugen WiFiを検討してみて下さい。
また、保証金をクレジットカード会社に入金して、通常のクレジットカードとして使える「ライフカード」や「Nexus Card」でも、ほとんどのポケット型Wi-Fiでの支払いに対応しています。
もちろん、口座振替でMugen WiFiを使うのも良いですが、オプションの料金が高いため、なるべくオプションを使いたくなかったり、他社のポケット型Wi-Fiが良かったりする場合は、「ライフカード」もしくは「Nexus Card」の利用も検討することもおすすめです。
テレワークにおすすめなポケット型Wi-Fiはどれ?
テレワークでおすすめなポケット型Wi-Fiは、限界突破WiFiです。
限界突破WiFiは、1日5GBまでの大容量通信が可能な上、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクのネットワークに対応しているため、回線の信頼性も高いと言えます。
テレワークでは、最近、リモートデスクトップの利用が多いと思いますが、意外にデータ量を使うリモートデスクトップでも、限界突破WiFiなら、十分に対応可能です。
また、ファイルのダウンロード・アップロードも、仕事ではよく使う方は、通信速度が速いWiMAXのポケット型Wi-Fiの利用も検討してみて下さい。
WiMAXのポケット型Wi-Fiも、最近は5Gに対応しているため、スムーズにデータのやり取りも可能です。
ゲームを快適にプレイできるおすすめポケット型Wi-Fiはどれ?
ゲームを快適にプレイできるおすすめポケット型Wi-Fiは、5Gに対応したWiMAXのポケット型Wi-Fiです。
やはり、ゲームのプレイにあたっては、ダウンロード速度が重要となってきます。4Gのポケット型Wi-Fiでも十分対応可能ですが、タイトルによっては、5Gで利用可能な50Mbps以上の速度も必要になってくることも考えられます。
また、クラウドSIM系のポケット型Wi-Fiでは、最大でも100GBのデータ容量を一瞬にてゲームプレイで使ってしまうこともあるので、無制限で使えるWiMAXのポケット型Wi-Fiを第一候補にするのがベターです。
自宅の固定回線代わりでポケット型Wi-Fiを考えられている方で、ゲームプレイをメインにしたい場合、妥協して光回線を引くことが最適解となる場合もあります。
やはり、光回線に勝るポケット型Wi-Fiは現時点ではありませんので、その点は留意していただければと思います。
まとめ:ポケット型Wi-Fiは利用用途を定めて最適なものを選ぼう
ポケット型Wi-Fiは、利用用途を定めて最適なものを選ぶようにして下さい。
ポケット型Wi-Fiを提供する事業者では、それぞれ強み・弱みが存在します。やはり、人によって、ポケット型Wi-Fiの正解は変わってきますので、ポケット型Wi-Fiを検討している場合、十分な下調べが必要であると言えます。
また、前提として、クレジットカードでの支払いが必須ですので、クレジットカードを持っていない方は、クレジットカードを作ることをおすすめします。